目次
ハトムギ化粧水の特徴
天然植物成分ハトムギエキス配合
イネ科の「麦」の一種である、ハトムギから抽出したハトムギエキスが配合されています。ハトムギエキスにはターンオーバーを助け、肌のコンディションを整える効果があります。また保湿効果も高く、肌の角質層にたっぷりと潤いを与え、肌のバリア機能の改善も期待できます。
中でも、ハトムギの皮をのぞいた部分から抽出したエキスは「ヨクイニンエキス」といい、漢方にも使われます。ヨクイニンは肌の乾燥を防ぎ、潤いを高める保湿成分が豊富です。
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ハトムギ化粧水とは?気になる美容効果とおすすめの使い方
さっぱりした使用感
しっとりしているのにべたつかない感じで、さらっとしたつけ心地の化粧水です。さらっとしている分、肌なじみもよく、べたつきが苦手な人には向いています。逆に物足りなさを感じる人もいるかもしれません。
さっぱりするのに皮脂を取り過ぎる感じはなく、保湿バランスはいいです。化粧水の主な成分は水なので、手でつけるとこぼれ落ちてしまうので、コットンなどにしみこませて使うと使いやすいです。
低刺激成分
オイルフリー、界面活性剤フリーという特徴があります。肌に低刺激なので、幅広い肌質の人からの人気が高いです。ハトムギエキスに含まれる、コイクセノライドやゲルマニウムといった成分がニキビやアトピー性皮膚炎、乾燥肌、敏感肌に効果的です。
ほかにも配合されている成分は、一般の化粧品にもよく使われている成分がほとんどで、安全な成分ばかりです。そのため肌の弱い人でも安心して使えます。ただ、肌に刺激となる成分も含まれているので、使う前にパッチテストをするとより安心してお使いいただけます。
無香料、無着色
ハトムギ化粧水は保湿に特化した化粧水で、香料・着色料無配合です。肌に負担のかかる成分、刺激の強い成分は、極力配合されていません。どんな肌質の人にも、使いやすいように考えられています。
ハトムギ化粧水にはたくさんの効果がある
ニキビの炎症を防止する
ハトムギには、新陳代謝を活発にする効果があり、余分な水分や老廃物の排出を促してくれます。排出作用により、ニキビの膿みの排出や炎症を抑える効果もあります。
配合されている、グリチルリチン酸2Kには、抗炎症作用があるので、ニキビの炎症やニキビ跡の赤みを鎮静する効果があります。また、ピーリング効果もあるので、硬くなった角質を溶かし、使っているうちにニキビの芯も取れるので、新たなニキビをできにくくする効果も期待できます。
血流を促し余分な水分や老廃物を排出させる
ハトムギ化粧水に配合されている、ヨクイニンという成分には血流やリンパの流れ改善、利尿作用があり、老廃物を排出させる効果があります。体に溜まった余分な水分や、毒素を排出することで、たるみやシミを防ぐことができます。
たるみやシミが改善され、年齢肌を目立たなくする効果も期待できます。また、血流がよくなることで、肌の隅々まで栄養が行き届き、健康な肌が生成されるので、肌にハリや弾力が生まれ、美しい肌がよみがえります。
保湿力を高める
ハトムギには良質なアミノ酸がバランスよく豊富に含まれていて、ハトムギ化粧水にも、同じようにアミノ酸が配合されています。アミノ酸は肌のコンディションを整え、肌本来の保湿力を引き出してくれます。
ヨクイニンエキスが皮脂量を増加させる効果があり、皮脂減少性湿疹など皮脂の減少による乾燥肌の改善に効果が期待できます。また肌への刺激を少なくするため、余計な成分はなるべく配合せず、しっかり保湿することに集中した化粧水です。コスパもよく、気兼ねなくたっぷり使え、保湿を高めるのに役立ちます
肌荒れを改善する、防止する
ハトムギには良質なアミノ酸のほかにゲルマニウムも含まれています。ゲルマニウムはリンパ球やマクロファージといった、免疫細胞を活性化させる作用があります。
免疫を高めてくれる成分が配合されているので、ニキビの炎症を抑えたり、ニキビの元に働きかけて炎症を予防したりします。ゲルマニウムには抗酸化作用や、 新陳代謝促進、抗炎症作用などの効果もあり、肌を丈夫にしてくれると考えられます。
肌のターンオーバーを促進する
ハトムギ化粧水には、コイクセラノイドという抗炎症成分が含まれています。コイクセラノイドは、荒れた肌やニキビ肌を鎮静化し、肌の生まれ変わりを助ける働きがあります。ハトムギに含まれるヨクイニンという成分は、肌に浸透することで血液をさらさらにし、肌の新陳代謝を促進する効果があります。
コイクセラノイドやヨクイニンの働きにより、角質細胞の代謝が活性化され、肌のターンオーバーが促進されます。肌表面の古い角質がはがれ、ターンオーバーが正常になることで、老廃物も排出するデトックス効果が期待できます。
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美肌のもとは「ターンオーバー」。肌の再生機能を助けるケア方法
ハトムギ化粧水に向いている肌質
普通肌から脂性肌の方
ハトムギ化粧水には、ハトムギエキスなどの保湿成分が配合されていますが、エタノールも配合されているため、蒸発しやすいのが難点です。配合されている成分の働きは、保水力よりも抗炎症作用や、新陳代謝促進作用など、肌の調子を整える効果が高い成分が多いのが特徴です。
ハトムギ化粧水を使用する際の注意点
化粧水+乳液or美容液で保湿する
ハトムギ化粧水だけでは水分を保持するチカラがないので、乳液や美容液を併用して、保湿する必要があります。また、ハトムギ化粧水には、ほかの化粧品の有効成分を浸透しやすくする導入効果があり、相性のよい化粧品をつかうと、保湿力がさらに高まります。
肌くすみを明るくする効果のある美容液や、ヒアルロン酸やコラーゲン配合の美容液などを併用すると、肌の角質層にしっかり浸透して、潤いを保ち美肌へと導いてくれます。ハトムギ化粧水の成分も一緒に浸透するので、相乗効果が期待できます。
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ハトムギ化粧水と相性が良い乳液は?プラスアルファで効果をあげよう
イネ科アレルギーの方は使用を控える
ハトムギ化粧水は、イネ科の麦の一種であるハトムギから抽出されたエキスを使用しています。イネアレルギーや、ムギアレルギーのある人はアレルギー反応が出る可能性があります。使用する前に、医療機関に相談するようにしてください。
極度の乾燥肌の方は+保湿化粧品をつける
ハトムギ化粧水には、天然植物成分のハトムギエキスが配合されており、保湿効果が期待できます。しかし、極度の乾燥肌の人には、ハトムギ化粧水だけでは保湿力が足りません。水分だけでは保湿できません。保湿するためには、水分と油分の両方が必要です。
ハトムギ化粧水で水分補給して、保湿化粧品で蒸発を防ぐことで、十分な保湿が可能になります。化粧水をつけたあとは、必ず保湿ジェルや乳液、クリームなどの保湿化粧品をつけるようにしましょう。
アルコール刺激に弱い方はパッチテストをしてから
ハトムギ化粧水には、アルコール成分が配合されています。肌が弱い人や、アルコール刺激に弱い人は、反応することがあります。アレルギーがない人でも、反応が出ることがあるので、使用する前にはパッチテストをしましょう。パッチテストは、皮膚科で受けることができますが、自宅でもできる、簡易的な方法もあります。
まず、テストを行う化粧品を二の腕や、太ももの内側など皮膚の柔らかい場所に、10円玉程度の大きさで塗布します。24時間そのままで放置し、赤みやかゆみが出ないかどうかで判断します。
簡易的なパッチテストなので、使い続けるうちに反応が出るかもしれません。もし、化粧水をつけたときに、ピリピリとした感じがする場合は、アルコールの刺激に反応している可能性が高いので、すぐに使用をやめ医師に相談してください。
オススメのハトムギが配合された化粧水
薬用 雪肌精
薬用 雪肌精は、おすすめのハトムギエキス配合化粧水です。和漢植物のハトムギ、トウキ、メロスリアエキス配合で、さっぱりしているのに、カサついた肌を整えてくれる保湿薬用美肌ローションです。
肌のキメを整え透明感を与えてくれます。医薬部外品として販売されている、美白化粧水です。美白以外にも、くすみや毛穴ケアに効果抜群で、ニキビにも効果的という声もあります。美白化粧品ランキングや、敏感肌化粧水ランキングでも上位にランクインするほど、人気の高い商品です。
ナチュリエ スキンコンディショナー(ハトムギ化粧水)
ナチュリエ スキンコンディショナー(ハトムギ化粧水)は、いまやとても有名な天然植物成分ハトムギエキス(保湿成分)配合の化粧水です。
さっぱりとした使い心地なので、ベタつきは全く気になりません。
肌にヒタヒタうるおうまで浸透させることがポイントです。
おかげでニキビも乾燥も気にならない肌を保てています。
また、フェイスはもちろん全身にも使えます。日焼けした肌にスーッとなじんで気持ちいいですよ。 ハトムギ化粧水と乳液でスキンケア。敏感肌におすすめ美肌ケア方法さんを0人が応援しています! SNSでシェアすることで、モデルの表示順位がアップします。
ハトムギ化粧水のいろいろな使い方
洗顔後の化粧水として使う
基本的な使い方のひとつで、洗顔後に優しくなじませます。ハトムギ化粧水は、とろみがなく、浸透するまでに時間がかかるため、一度にたっぷりとつけても、零れ落ちてしまいます。効率よく浸透させるためには、少量ずつ数回に分けて重ねづけしましょう。
ローションパックをする
パックすることで、ハトムギ化粧水の水分補給効果を最大限に生かしましょう。やり方はとても簡単です。用意するものは、普段使っているコットンを2~3枚です。
1. 最初にコットンを水で濡らして、軽くしぼっておきます。
2. ハトムギ化粧水を500円玉大の分量をコットンにしみこませます。コットン全体に化粧水が行き渡れば大丈夫です。
3. コットンを2枚くらいにさき、顔に貼ります。同じ要領で顔全体に貼っていきます。
4. 3分ほど置いたら、はがします。
ローションパックは、5分以上コットンをつけたままにしないように、注意しましょう。長時間つけたままにしておくと、コットンが乾燥して、肌の水分が奪われてしまい逆効果になってしまいます。また、コットンはさくと繊維が肌に残ることもあるので、フェイスマスクを使うのもおすすめです
ボディローション用に使う
ハトムギ化粧水は、大容量で低価格なので、気兼ねなくたっぷり使えます。肘やかかとなど、乾燥しやすい場所にも惜しみなく使うことができます。
また、火照る肌を冷やし、鎮静する作用があります。日焼け後は特に、肌が熱を持っているので、クールダウンする必要があります。ハトムギ化粧水は、抗炎症成分や、保湿成分が配合されているので、肌の赤みや炎症を抑え、火照り防止にも最適です。冷蔵庫で冷やしておくと、さらに効果的です。
化粧直しのスプレーとして使う
メイクをしたあと、乾燥や過剰な皮脂によるテカリなどが、気になることがあります。メイクの上から、ミスト化粧水を吹きかけて化粧直しをすると思いますが、ハトムギ化粧水が役立ちます。
100均などでスプレーボトルを買って、ハトムギ化粧水を入れ替えておくと、化粧直しに使えて便利です。ハトムギ化粧水には毛穴引き締め効果や、水分油分のバランスを整える効果があり、メイクのノリもよくなります。
寝癖直しのスプレーとして使う
寝癖を直す際、水や専用のスタイリング剤を使うと思いますが、ハトムギ化粧水を使うのがおすすめです。髪の毛の保湿効果が得られ、しっとりさせてくれます。
ドライヤーでブローする際にも、ハトムギ化粧水をつけておけば、髪のパサつきを抑えてくれます。寝癖直しとして使うときも、スプレーボトルに入れ替えておくと、使いやすく便利です。
化粧水とセット使用が効果的な乳液の役割
皮膚の水分蒸発を防いで、成分を逃がさない
ハトムギ化粧水だけではより乾燥しやすくなってしまうので、化粧水で水分補給したあと乳液でふたをします。乳液を上からハンドプレスすることで、保湿効果が高まり水分の蒸発を防ぎます。水分蒸発を防ぐと同時に、肌に浸透したハトムギ化粧水の成分を閉じ込める役割も果たします。
ハトムギ化粧水+ニベアのセット使いの役割
水分補給に優れている
肌にとって重要なのは、水分、皮脂、保湿のバランスです。ハトムギ化粧水は、水分に着目して作られた化粧水です。肌は水分が不足すると、皮脂の分泌や保湿のバランスが崩れ、乾燥などの肌トラブルを招きます。
肌トラブルを防ぐため、しっかりと肌に水分を補給する目的で作られました。ハトムギエキスに含まれている、豊富なアミノ酸には、高い保湿効果が期待でき、肌に浸透することで、水分をしっかり維持できるようになります。
ミネラルオイル、ワセリン、スクワラン、グリセリン、ホホバ油分配合
ニベアは世界中で愛されている、保湿クリームです。成分は、ミネラルオイルやワセリン、スクワラン、グリセリン、ホホバオイルなどです。豊富に配合されている油分は、肌の保護成分でもあり、外部刺激から肌を守り、肌荒れやニキビケアに効果が期待できます。
ニベアは油分が多く、水分の蒸発を防いで、潤いを保持する成分が配合されています。美容成分はほとんど入っておらず、肌の潤いを守る効果に特化しているといえます。
お互いの欠点を補える
ハトムギ化粧水は、水分を補給することはできますが、閉じ込めておく力はありません。一方ニベアは、水分を補うことはできませんが、水分の蒸発を防ぐ効果があります。
ハトムギ化粧水で補給した水分が逃げるのをニベアでふたをすることで、ハトムギ化粧水の水分が効率よく肌に浸透していきます。ハトムギ化粧水とニベアは、お互いの欠点を補いあう、最強コンビといえます。
ハトムギ化粧水+ニベアの使い方
洗顔後、ハトムギ化粧水をたっぷりつける
いつも通りにクレンジング、洗顔後にハトムギ化粧水でしっかり水分補給します。少量ずつ数回に分けて肌につけるか、コットンなどにしっかりしみ込ませて、コットンパックをして、肌にたっぷり潤いを与えます。
十分に水分を補給しておくことがポイントです。肌がモッチリするまで、浸透させます。
上からニベアを塗りこむ
肌に水分が補給できたら、ニベアで蒸発を防ぎます。ニベアは硬めのクリームなので少量ずつ手に取り、手のひらの体温で温めながら伸ばします。温めて伸ばすことで、塗りむらや肌を傷めてしまうのを防ぎます。しっかり伸びたら、優しくパッティングしたり、プレスしたりしながら、肌に乗せ顔全体になじませください。
軽くティッシュオフをする
ハトムギ化粧水で水分補給して、ニベアで水分を閉じ込めたことで、しっとりとした潤いのある肌を実感できます。もし、べたつきが気になるようであれば、軽くティッシュで抑えて、ティッシュオフするといいでしょう。
ハトムギ化粧水+ニベアのミルフィーユ塗り
まず、ニベアを塗る
乾燥が特に気になる人には、ミルフィーユ塗りがおすすめです。基本的な付け方とは違い洗顔後、化粧水よりも先にニベアを塗ることで、肌が柔らかくなり化粧水が浸透しやすくなります。
手のひらで温めて伸ばしたニベアを、丁寧にプレスしながら顔全体に塗ります。ここでもニベアをしっかり伸ばすのがコツです
上からハトムギ化粧水をつける
ニベアを顔全体に乗せたら、次にハトムギ化粧水を少量ずつなじませていきます。コットンパックよりも、手のひらで少量ずつプレスしていくと浸透しやすいです。
その上からニベアを塗る
化粧水が浸透したら、上からまたニベアを少量ずつ、手のひらで温めてのばしプレスしながら顔全体に乗せていきます。
2〜3回交互に繰り返す
ハトムギ化粧水とニベアを交互に、塗り肌がしっとり潤うまで、2~3回繰り返しましょう。特に決まった回数はないので、ゆっくり丁寧に潤いが行き渡るまで続けてください。
最後にニベアを塗る
肌に十分な潤いを感じたら、最後にニベアを塗って終わりです。通常のつけ方と同様、必ず最後は保湿効果を高めるために、ニベアで潤いを閉じ込めてください。
ハトムギ化粧水+保湿ジェルの効果
ビタミンC誘導体成分を含む
ハトムギジェルに配合されている、ビタミンC誘導体には、皮脂分泌を抑える働きがあります。水分補給効果の高い、ハトムギ化粧水と一緒に使うことで、肌の水分と油分のバランスが整い、保湿効果が高まります。
水分をを肌表面にとどめる
ハトムギジェルは、高浸透処方で肌なじみがよく、化粧水よりも粘度が高いので、零れ落ちることなく、肌表面にしっかりとどまります。
水分を浸透させ続ける
潤いをしっかりキープするために、油分に頼らず水の保護膜「マクロジェル層」を形成し、潤いを逃さずキープします。
ハトムギ化粧水+乳液で美肌ライフのスタートを
ハトムギ化粧水をたっぷりと塗り、十分に水分を補給します。肌がモッチリするまで保湿をおこなったら、乳液をまんべんなく塗ります。乳液を塗ることで、ふたをされたように、水分を逃がしません。水分量が豊富で乾燥知らずな肌を作り、美肌生活を始めましょう。