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なめらかにメイクを落とすクレンジングミルク
肌への負担が少なく洗浄力が控えめなもの
オイルやジェルに比べ刺激が少なくマイルドな使い心地が人気の商品。乾燥や肌荒れ、敏感肌など肌の弱い人や普段ナチュラルメイクをする人が比較的使用しやすいクレンジングです。なめらかなミルクで洗顔後の肌も突っ張らず潤いを残ししっとりとするので肌の調子が気になる人におすすめ。
リキッドファンデーションや濃いアイメイク、ウォータプルーフのマスカラなどには効果は期待できませんが、BBクリームやCCクリームなどのナチュラルメイク、お湯で簡単に落とせるタイプのアイメイクなら問題なく落とせるのが特徴です。
クレンジングにはオイルやジェル状、拭き取りタイプなど様々なものがありますが、コスメコンシェルジュの目から見ると、一番肌に優しいのはミルクタイプ。界面活性剤もオイルに比べればとても少ないですから、天然保湿因子を剥がしてしまう恐れが少ないです。落ち方はオイルに比べると弱いですが、しっかり丁寧にゴシゴシせずになじませて、その後洗顔ですっきり落ちます。マスカラなどの落ちにくいメイクは先にポイントメイクアップリムーバーを使用しましょう。特に敏感肌の方や乾燥肌の方は、肌への負担を考えるならミルクタイプがベストです。 ナチュラル派にはクレンジングミルクがおすすめ。潤いを保って美肌へさんを0人が応援しています! SNSでシェアすることで、モデルの表示順位がアップします。
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乾燥した肌にミルククレンジング。お肌を労りつつメイクを落とす方法
クレンジングミルクの3つの特徴
1.ミルクをベースにつくられている
比較的純粋な水の精製水と油分の乳化剤を含んだミルクをベースにつくられています。これに加えアロエ・カモミール・トウモロコシなどの植物性油、天然保湿成分のセラミドなどその他数種類の保湿成分が配合。
肌の必要な水分をにがさずなめらかなミルクでスルスルと簡単にメイクがおとせます。洗顔後の肌触りもなめらかです。
2.必要な潤いを残しながらメイクや汚れを落とせる
洗顔後に肌が突っ張ったりかゆくなるのは潤いをまもる皮脂が落ちすぎて必要な水分も失い乾燥するため。クレンジングミルクは数種類の保湿成分配合でその症状を改善するのに効果的、肌に必要な潤いを残しメイクや汚れもしっかり落とします。
洗い流すタイプと拭き取るタイプがありますがどちらも力の加減に気をつけてくださいね。クレンジングのときに肌への刺激をおさえたのに最後でゴシゴシしては意味がなくなってしまいます。
3.肌との摩擦を起こしにくい使用感
肌に刺激を与えることで皮脂が落ちすぎ必要な水分も失うことが乾燥の原因になりますが、続けているとどうなるでしょう。最終的には乾燥によるシワやかゆみによる肌荒れといった症状になってしまいます。それを回避するため油分の力で潤いをしっかりと残しながら肌との摩擦も起こしにくくするのです。
クレンジングミルクは洗顔後も突っ張らない使用感をあじわえます。
クレンジングミルクの成分について
界面活性剤が植物性のものが多い
界面活性剤と言うと聞きなれない言葉かもしれませんが、水と汚れの界面(境い目)・水と油の界面など混じり合わない界面に働きかけ、混じり合う性質にかえる物質のことをいい食器洗剤・洗濯洗剤・シャンプーやハンドソープなどの洗浄剤・化粧品によく使われています。
クレンジングミルクには、この界面活性剤に植物性のヤシ油やココナッツ油などが配合されているものが多くあります。
油分と水分が同量くらいで配合されている
油分が多いと洗顔後にべたつきがきになったり水分が多いとメイクの油汚れを落とすのに力不足。クレンジングミルクはその油分と水分が同量くらいでバランスよく配合されているので肌への負担を気にせずクレンジングできます。
アルコールフリーのものが多い
アルコールは洗浄力が強く短時間でメイクを落とすには効果的な成分の一つですが、その分刺激が強く肌を傷めてしまう可能性もあります。特に、クレンジングミルクはアルコールフリーのものが多いので安心して使用できるアイテムです。
クレンジングミルクが人気の理由
肌への負担が少なくて済む
メイクをしっかり落とそうと、ダメだと分かっていてもついつい力を入れてゴシゴシこすったりしていませんか?指と肌との摩擦で刺激を与えそれが乾燥や肌荒れの原因を引き起こすのです。クレンジングミルクが人気の一番の理由はなめらかなミルクで肌を包み込むように洗い、少しの力でメイクやホコリ汚れをとることができるため肌への負担が少ないことです。
手頃価格やネット・市販で買えるものが多い
いくら肌への負担が少なくても高額なものは手がとどきにくいもの。はじめて使うものならなおさらですね。
でも大丈夫。手頃な価格でネット購入できたり、仕事帰りや買い物のついでにスーパーやドラッグストアなど市販で買えるものがたくさんあります。なかにはお試しサイズで少量のものもあるのでさらにお手頃価格で購入できます。
敏感肌の人でも安心して使える
クレンジングミルクはアルコールフリーのものが多いので、洗顔後に赤い湿疹ができやすい敏感肌の人も安心して使えます。
意外と自分で敏感肌だと気付いていない人も多いかもしれません。湿疹以外にもヒリヒリしたりするときはいつものクレンジング剤をミルクにかえてみてはいかがでしょうか。
保湿力に期待できる
油分と水分に加えハリ・潤いの代表ともいえるヒアルロン酸やヒアルロン酸の2倍の保湿力ともいわれるMCキトサンがたっぷりと配合されているものもあり、抜群の保湿力が期待できます。
その使用感はずっとクレンジングしていたいほどなめらかで使い続けるたびに洗顔後の素肌でもハリと潤いが実感できるほど。
おすすめのクレンジングミルク
1.カバーマーク トリートメント クレンジングミルク 200g
軽く指でのばすだけで肌に負担をかけずにメイクを浮き落とせます。美容液成分が89%も配合されたクレンジングミルクは洗顔後の肌に潤いとモチモチの感動を与えてくれます。柑橘系の爽やかな匂いで気分もスッキリです。
2.ヒフミド クレンジングミルク 120ml
小林製薬のヒフミド。肌の保湿成分であるセラミドを守り、必要な皮脂を残しメイク汚れだけをしっかり落としてもちもちの質感へ。無香料・無着色なので独特な匂いが苦手な人におすすめです。
3.アクセーヌ ミルキィクレンズアップ 120g
角質柔軟成分により乾燥・肌荒れ・くすみの原因になる角質を柔らかくして取り除き洗顔後も突っ張らずしっとりとした肌触りに。スルスルとよく伸びるので無理な力を入れることなくメイクとなじませることができます。こちらの商品も無香料・無着色です。
4.ダマスクローズ クレンジングミルク125ml
ハリ・引き締め効果のあるダマスクローズ(バラ花エキス)、高い保湿効果のあるカモミール、肌荒れ防止に効果のあるカレンデュラの3つの美容液成分に加え19種類もの植物美容成分で素肌を本来の美しさに導きます。
お試しには通常サイズの125ml、リピーターはビッグサイズの250mlをどうぞ。ローズの匂いで毎日の疲れを癒して下さい。
5.アベンヌ クレンジングミルク 200ml
日中、紫外線を受けて熱をもった肌をミネラルたっぷりの温泉水が抑えてくれます。1日の疲れがリフレッシュされる瞬間ですね。クレンジング後は洗い流すか拭き取るかの2パターン。自然を感じるすがすがしい香りも人気の一つです。
一般的なクレンジングとの違い
クレンジング力がマイルドなものが多い
クレンジングといえば、オイル・ジェルなどを使用している人が多くなっているようです。短時間でメイクを落とせるのがメリットなのですが刺激が強いのが気になります。乾燥や肌荒れの人にはあまりおすすめできません。
それに比べ、クレンジングミルクは低刺激で潤いを残しながらマイルドに洗い上げるものが多く比較的安心して使用することができます。また一時的に肌の調子が悪い時にもおすすめです。
リーズナブルに買えるクレンジングミルク
カウブランド 無添加 メイク落としミルク
150mlで1000円を下回る、うれしいお手頃価格。なめらかなミルクが肌を優しく包みこみメイク汚れをしっかり落として洗顔後もスッキリ。でも肌は突っ張りません。濡れた手や肌にも使えるのがうれしいところです。お求めやすい商品をお探しなら試してみてはいかがでしょうか。
日頃からできる乾燥対策
1.毎日のスキンケアを怠らない
仕事で忙しい時、手をぬいて簡単にクレンジングを済ませていませんか?眠い時、ついついそのまま朝まで寝てしまったりしていませんか?
メイクを長時間したままだと肌はストレスを受け続けることになります。またホコリや汚れで毛穴が詰まってしまい肌トラブルの原因に。肌を健康な状態に保つためにも毎日のスキンケアはしっかりとしましょう。
2.22~2時はしっかり睡眠をとる
肌再生を促す成長ホルモンが活発に行われる22時~2時の間に睡眠をとるのがいいと言われています。ですが、この時間になかなか睡眠がとれないという人も多いのが現実かもしれません。睡眠をしっかりとるのは肌にとってとても良いことなので、できるだけこの時間に、そして質の良い睡眠をとることが重要です。
3.1日3食バランス良く食べる
肌のためにも体のためにも1日3食しっかり食べることも心がけましょう。ただ食べるだけでなくバランス良く食べること。そして食べながら仕事や用事を済ませるのではなく座ってゆったりとした気分でおいしく食べるようにしましょう。そうすることで気持ちも落ち着き肌へのストレスを軽減させることができますよ。
4.自分なりのストレス発散法を見つける
誰でも多少のストレスはあるものです。いくらクレンジングをかえて肌の調子をととのえてもストレスがたくさんあっては意味がありません。ストレスがたまることで栄養バランス・ホルモンバランスがくずれ肌荒れの原因になるからです。
たまには自分の好きなこと、音楽をきいたり、体を動かしたり、ショッピングに行ったりと、ストレスをじょうずに発散してなるべくため込まないようにしましょう。ストレスをためないことで体の中からも外からもリフレッシュでき肌荒れ改善の手助けになるはずです。
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ストレスで肌あれトラブルが起こるのはどうして?気になる対処法
最適なクレンジングミルクを見つけ美肌を目指しませんか?
職場環境や紫外線、冷暖房などの影響で肌はいつ乾燥してもおかしくない状態。自分で自覚していなくても意外と肌は乾燥しているものです。乾燥対策を全部するというのは無理があるかもしれません。自分の肌がいまどんな状態なのかしっかり理解し正しい使い方で自分にあうものを見つけてください。
また、クレンジングミルクは一時的に肌の調子がよくないときにも効果的なのでそういうときは一度つかって肌の調子を整えるのも良いかもしれませんね。