敏感肌におすすめの無添加化粧水。体質に合った商品を選び美しい肌に

2017.07.18

敏感肌におすすめの無添加化粧水。体質に合った商品を選び美しい肌に

すべて

NADECICA編集部
NADECICA編集部

化粧水をつけるとなんだかピリピリと痛む。今までは大丈夫だったのに原因がわからない。そんな悩みを持っている方も多くいると思います。無添加化粧水でもいろんな種類があるので、自分の肌に合わないものを探すことから始め、自分に合う成分まで見つけましょう。自分が使うべき無添加化粧水が見えてきます。

INDEX

目次

    無添加化粧水とは?

    人工的な添加物を含まない

    無添加とは、言葉の意味では「添加物が入っていない」ことです。2001年3月まで厚生省によって定められていた内容は、表示指定成分を使わず、特に肌に影響がある合成剤を使っていない化粧品のことを無添加化粧品と指定していました。

    表示指定成分とは、アレルギーの反応を起こす疑いのある成分102種類のことを指しているので、指定成分以外の防腐剤や色素などは使われている可能性もあります。

    旧指定成分を含まない

    2001年4月以降は、「配合されている成分を化粧品に明記すること」になりました。現在無添加化粧品と呼ばれている商品は、以前からの名残で「旧指定成分を配合していない化粧品」を指しますので注意しましょう。

    無添加化粧水を選ぶ時のポイント

    自分の肌を刺激する成分を知る

    旧指定成分はアレルギー反応を起こす疑いがありますので、どの成分が入っていると自分の肌には合わないのかを知ることから始めます。

    旧指定成分でなくても合成界面活性剤や防腐剤など、肌トラブルになる成分はたくさんあります。根気よく成分表をチェックし、肌が荒れてしまったときの成分表と、荒れなかった時の成分表を見比べて特定していきましょう。

    気長な作業に思えますが、自分の肌に合わない成分がわかるだけで、肌トラブルが劇的に少なくなります。

    全成分表示のルールを知ってチェックする

    成分表は、配合量が多いものから順に記載されています。配合量が1%以下の成分は、順不同になっています。香料として配合されている成分の1つ1つは表示義務がないので、ひとくくりに「香料」と表示されています。

    医薬部外品の成分表示は、強調したい有効成分を先に記載することが許されており、成分の他に別名で表示することが可能です。特例でキャリーオーバー成分は表示しなくてもよいルールになっています。

    植物エキスが製品に配合されているケースを例に挙げてみます。原料の植物などを作る過程で化学物質が残留した場合、キャリーオーバーされて、結果的に製品に含まれるという考えから、表示の義務はありません。

    保湿効果の高い成分が配合されてるもの

    保湿効果が高い成分として、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンがあります。セラミドは肌の角質層で細胞と細胞の中でスポンジのように水分や油分を抱え込んでいるような存在です。

    ヒアルロン酸は、保水力を持っていて、真皮に存在し肌のハリと弾力をつくる役目をしています。分子が大きく摂取しにくいですが、最近は分子を小さくして摂取できるようになってきています。

    コラーゲンは、たんぱく質の一種で細胞同士をくっつける役割をしています。繊維状のコラーゲンが網の目のように交差し、肌のハリと弾力を保っています。

    自分の肌を刺激する成分を知る方法

    皮膚科で試してもらう

    皮膚科でパッチテストを行えば、多数の試料を一度に検査できます。貼付試験を行い、48時間成分を付着させます。

    時間が経過したら、パッチを剥がして15分から30分程度で診断結果がわかります。自分で調べると手間がかかるので、皮膚科で多数の検査を一気にしてみるのも一つの方法です。

    全成分表示のルール

    表示成分は配合されている全成分を記載

    表示成分は、配合されているすべての成分を記載しなければなりません。ただし、キャリーオーバー成分は、表示義務がありません。

    キャリーオーバー成分とは、「有効成分」以外に分類される成分を指します。製品自体の防腐、脱色防止などが各当し、表示義務はありません。

    表示順は配合されている量の多い順に記載

    記載されている表示成分は、配合されている量(体積)が多い順番で表示されています。同じ有効成分を使用していても、順序で全体の割合をチェックできます。

    配合されている量が1%以下の成分は順不同で記載

    1%以下の成分は、量にかかわらず順番は定められていません。1%以下の成分は、使用感にあまり影響を与えないと考えられているためです。

    着色料は末尾にまとめて記載

    着色料は、その配合量にかかわらず、末尾に記載することになっています。色素は安全性のあるものしか配合できないことになっていますが、イメージがよくないため、色素が入っている化粧品はほとんどなくなりました。

    化粧品の主な成分と無添加の代表的な成分

    品質を長く一定に保つために配合される防腐剤

    防腐剤として有名なのが、表示指定成分の「パラベン」です。もう一つ有名なのは、無添加化粧品ブームによって、多く使用されるようになった防腐・殺菌剤の「フェノキシエタノール」です。

    パラベンより刺激が少ないといわれていますが、量が多く入っているケースがあるので、一概にどちらの方がいいとは言えません。

    無添加の代表的な防腐剤は3つの成分

    メチルパラベン、エチルパラベン、フェノキシエタノールの3つです。メチルパラベン、エチルパラベンは、抗菌性が強く、広範囲の微生物に対して効果があります。毒性も低く、他の防腐剤よりも少ない含有量で効果を発揮します。

    フェノキシエタノールは、抗菌力はさほどありませんが、パラペンの効果が出にくいグラム陰性菌に対して有効です。

    水と油を混ぜるためや皮脂などの油汚れを落とすために配合される界面活性剤

    界面活性剤は何千種類も存在します。水と油のように混ざらないものの界面に働きかけ、二つをなじませる物質を指します。

    汚れを取り去ることや、美容成分を肌の角質層まで浸透しやすくすること、クリームが分離しないように安定させることなどがあります。

    無添加の代表的な界面活性剤は2つの成分

    ラウレス硫酸Na PEG-60水添ヒマシ油

    ラウレス硫酸Naはラウリル硫酸Naの刺激性を緩和した成分で、シャンプー等に汎用されています。昔は石油から合成されていましたが、現在はほとんどが植物成分からの合成になっています。

    PEG-60水添ヒマシ油

    水分と油を乳化するので、品質の安定が保たれます。また、安全性も高く、医療にも使用されています。乳液状の化粧水や、乳液、クリームなど伸びをよくする効果があります。

    化粧品や肌に色をつけるために配合される着色料

    化粧品で着色料が使われるときは、商品の見栄えをよく見せるため使用されるケースがほとんどです。保存性を高め、手触りをよくするといった機能的な目的はありません。

    色をメインとして扱うような化粧品の部類には、機能的な着色で使われます。アイメイク、口紅などのメイクアップ系の製品に使われているケースがあります。

    無添加の代表的な着色料は3種類

    無機顔料、有機合成着色料、天然着色料の3種類があります。無機顔料とは、無機物質を発色成分とする顔料のことです。有機顔料に比べて、鮮やかさは劣りますが、耐久性があります。

    有機合成着色料は、高い安全性が認められているものだけが化粧品への配合を許可されています。天然着色料は、安全そうに見えますが、アレルゲンとなる物質が除去しきれていない場合や、農薬が混入してしまうリスクがあります。

    化粧品に香りをつけるために配合される香料

    人工的に作られた合成香料を使うと、アレルギーを引き起こしたりする可能性や、ホルモンの異常を誘発すると可能性があります。香料無添加でよい香りがする化粧品であれば、エッセンシャルオイルなど自然の植物系を由来とした成分で、香りを付けているものがよいでしょう。

    無添加の代表的な香料は2種類

    天然香料と合成香料があります。天然香料は、自然界に存在する動植物を原料とする香料で、「動物性香料」と「植物性香料」があります。天然香料は、香りとして認識しやすい成分を複数調合して、ひとつの香りを作っています。

    合成香料は、天然香料から主成分を取り出してつくった「単離香料」と、化学合成してつくられた「半合成香料・合成香料」があります。合成香料は、天然香料に似せて作るケースが多くなります。

    無添加化粧水の正しい使用方法

    必ず使用期限を守る

    防腐剤など、化粧水自体の成分を安定させる成分や菌を殺す成分が含まれていない場合があるので、使用期限は必ず守りましょう。雑菌が繁殖して毒性を帯びてしまう場合があるので注意が必要です。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    自分に合う「無添加洗顔」で肌荒れのない自信のある美肌へ

    容器の口を触らない

    容器の口を触ってしまうと、手についた細菌などがついてしまい、不衛生な状態になってしまいます。無添加化粧水は、デリケートなものが多いので、細菌が混入しないよう管理には気をつけましょう。

    直射日光や高温多湿の場所に置かない

    直射日光や、高温多湿の場所に置くと、成分が劣化して毒性を帯びてしまいます。細菌の繁殖も促してしまうので、風通しが良く湿気の少ないところで管理しましょう。

    フタをきちんと閉める

    酸素が入ると成分が酸化します。酸化すると効果が弱くなり、腐ってしまう可能性があります。使用するごとにフタをしっかり閉めて密閉させましょう。

    清潔な手で使用する

    手が汚れていると容器も汚れ、化粧水を塗る肌自体にも細菌などの汚れを付けてしまいます。ニキビや、肌荒れの原因になりかねないので、化粧水を塗る前に必ず手を洗うようにしましょう。

    コットンを使うとよい

    コットンを使うと、肌への浸透率も上がります。容器に直接触れずに済むので、清潔な状態で使え大変便利です。

    • 敏感肌におすすめの無添加化粧水。体質に合った商品を選び美しい肌に
      敏感肌におすすめの無添加化粧水。体質に合った商品を選び美しい肌に
      7685-1:コットンを使うとよい

      敏感肌で、化粧水選びも慎重に行っている私は、ハーブ庭園で栽培されたローズゼラニウムエキスが配合された無添加化粧水を使っています。使用の際は化粧水をコットンにとり、十分に浸した後、顔全体に馴染ませます。更にそのコットンを割いて、おでこ・鼻周り・右頬・左頬・あご周りにぴったりとつけてコットンパックをして使用しています。無添加化粧水である為、ピリピリした感覚もなく、とても潤いを感じながらリラックスできます。

    敏感肌におすすめの無添加化粧水。体質に合った商品を選び美しい肌にさんを0人が応援しています!

    SNSでシェアすることで、モデルの表示順位がアップします。

    無添加化粧水の注意点

    無添加だからといって子供に使ってはいけない

    無添加を理由に、安易に子供に使ってしまうとアレルギーや肌荒れの原因になります。子供の肌は免疫が未発達です。アレルギーを起こす場合があるので、無添加を理由に使うのはやめましょう。

    無添加だからといって使いすぎたらいけない

    無添加だからたくさん使っていいわけではありません。吸収される割合はだいたい決まっているので、使った分だけ肌に効果があるとは限りません。

    逆に使い過ぎると肌が慣れてしまい、効果がなくなってくる場合もあります。規定量を守り使うようにしましょう。

    保湿効果の高い市販のおすすめ無添加化粧水

    TUNEMAKERS 原液保湿水

    原液を混ぜて作ったシンプルな化粧水です。セラミド、ヒアルロン酸、ハチミツ、コラーゲン、ロイヤルゼリーを独自の潤い比率で調合しています。

    肌の奥まで浸透し、乾燥がきになる肌も潤いを蓄えたしっとり柔らかな肌に導きます。

    オラクル クラリファイング・トナー

    みずみずしく華やかなローズの香りに包まれる贅沢な化粧水です。上質な潤いで、角質を満たして、しっとりとした肌に仕上げます。

    ダマスクバラ、ヒマワリといった植物由来の保温効果のある植物成分を濃密に配合しています。

    アルージェ モイスチャーミストローション

    界面活性剤やパラベンを含まず、低刺激にこだわった化粧水です。スーっと浸透していく、心地よい感触はナノ粒子ならではのつけ心地です。潤いが長時間持続して、肌をすこやかに整えます。

    敏感な肌への負担もないミストタイプ。メイクの上からでも使えます。肌とのなじみのよい天然成分を配合しています。

    エトヴォス モイスチャライジングローション

    天然由来の高保湿成分ホスホリルオリゴ糖Ca・ラベンダー花エキスを配合することで、バリア機能の1つであるタイトジャンクションの形成を促進し、潤いを逃さないお肌へと導きます。

    保湿力をサポートするグルコシルセラミドを配合しています。肌表面でうるおいを守るヒアルロン酸やリピジュア、肌表面と角質層内をダブルで保湿し、お肌を乾燥から守ります。

    エイジング効果のある市販のおすすめ無添加化粧品

    セルキュレイト ホワイズムCミスト

    肌に明るさやツヤを出す、エイジングケア化粧水です。健康で美しい素肌にとって欠かすことのできない美容成分(コラーゲンやヒアルロン酸、プラセンタ等)を配合しています。

    超浸透型ビタミンCをはじめとする他種類のビタミンを高濃度で配合した美容液タイプのミストです。

    素肌レシピ フレッシュスキンウォーター モイスト

    保湿成分シロキクラゲ多糖体配合で、角質層のすみずみまでうるおいを満たすしっとりとした使い心地の化粧水です。

    洗顔後の乾燥しがちな肌に充分なうるおいを与えます。ネロリ(オレンジ花油)のほんのり爽やかな香りです。合成香料は無添加で、配合成分は100%天然由来ででき、全成分の35.4%がオーガニック原料です。

    キャメロン&ガブリエル セラフィム

    睡眠中の肌の再生メカニズムに着目し、若々しい肌に欠かせない8種類のビタミンを贅沢に先進の技術でナノカプセル化し、アスタキサンチンなどの厳選美容液成分と凝縮しています。

    肌本来の美しさを呼び覚まし、目覚めるたびにあふれ出す透明感とハリ、陶器のような滑らかさになっていきます。

    ブルークレール リペアモイストWエッセンス

    18種類の美容成分の追加をはじめ、14種類のオーガニック認証・エコサート認証取得成分、東洋のハーブなど無添加にこだわった自社での独自抽出です。

    3種の有機ローズ成分、2種のペプチド成分、α-アルブチンや持続型ビタミンC誘導体などの透明感を届ける成分など、美容成分のバランスよい高濃度での配合にこだわっています。全成分においてキャリーオーバーしていません。

    KIBIKI プレミアムモイスチャーリッチローション

    抹茶由来の茶葉抽出エキスを配合し、抹茶の有効成分(エピガロカテキンガレート、カテキン、ビタミンC、β-カロテンなど)が肌の奥深くまで浸透し、紫外線やストレスによる肌ダメージをしっかりケアして、しみ・シワ・くすみなどの原因を取り除きます。

    肌の真皮に存在するものと同じ高分子ヒアルロン酸を配合しています。みずみずしく艶のあるとろみ肌に仕上げます。

    Plus Ray グレイトナノローションMore

    アスタキサンチンとセラミドをたっぷり配合したローションです。濃厚配合したアスタキサンチンが肌をつやつやにします。セラミド2、3、6IIが、肌の内側からキメを整え美肌へと導きます。着色料は不使用です。

    アレルギーテスト済みで品質的にも安心の無添加化粧水です。

    自分の肌に合う無添加化粧水をみつけて肌美人になろう

    今まで化粧品の何らかの成分で、皮膚に異常が出てしまった人は、使った化粧品の成分表をみてみて、どの成分が自分に合わないのかを模索しましょう。自分で見つけるのが大変な人は皮膚科を受診し、アレルギーパッチテストを行い一気に調べましょう。

    肌に合う、合わない成分が明確になれば必ず肌の悩みは改善します。無添加化粧水で少しでも肌への負担を減らし1日でも早く肌を改善させ、きれいな素肌を手に入れましょう。

    当社は、この記事の情報(個人の感想等を含む)及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、正確性、完全性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただくと共に、必要に応じてご自身で専門家等に 相談されることを推奨いたします。

    記事のお問い合わせはこちら

    CATEGORIES

    アイケア&アイクリーム
    EYE CARE & EYE CREAM
    クレンジング
    CLEANSING
    コンシーラー
    CONCEALER
    ボディローション&ミルク
    BODY_LOTION&MILK
    まつげ美容液
    EYELASH_SERUMS
    化粧水
    SKIN_LOTION
    洗顔料
    FACIAL_WASH
    美容液
    ESSENCE
    SNSをフォローして
    最新の口コミをチェック!
    SNS ACOUNT