「手作り化粧水」自分好みのスキンケアで肌の悩みとサヨナラ

2017.07.18

「手作り化粧水」自分好みのスキンケアで肌の悩みとサヨナラ

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

高い化粧水から安い化粧水まで化粧水にはいろいろな種類がありますが、自分の肌に合った化粧水を探すまでにお金を使ってしまいます。未だに自分に合った化粧水を探し出せずにいる人も多いです。化粧水に含まれている成分も安全なのか不安になりますよね。

INDEX

目次

    化粧水を手作りすることのメリット

    混ぜるだけで簡単に無添加化粧水が作れる

    手作り化粧水と聞くと、作るのが難しいのではないか、材料を探すのが大変なのではないかと思ってしまうかもしれません。しかし材料はドラックストアで手軽に手に入れることができますし、混ぜるだけで簡単に作れます。

    化粧水を作るのにそれほど時間もかからないので、気軽に自分の肌に合った化粧水を作ることができるのです。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    敏感肌におすすめの無添加化粧水。体質に合った商品を選び美しい肌に

    肌質に合わせて調合を変えられる

    手作り化粧水の良いところは肌質に合わせて調合を変えられることです。肌質は季節によって変わったりしますが、手作り化粧水の調合を変えるだけでその季節の肌に合った化粧水を作ることができます。

    質のいいものをたくさん使える

    手作り化粧水はコストがあまりかからないため、肌に良い質の良い成分をふんだんに配合することができ、たくさんの量を作ることができます。乾燥肌には乾燥肌に良い成分、オイリー肌にはオイリー肌に良い成分など自分なりに加えて化粧水を作ることができます。

    コストがかからない

    市販の化粧水は材料費以外の容器代やブランド代のコストが上乗せされて、材料費以上の値段になってしまって高く売られています。自分で化粧水を作ると材料費と安い容器代だけで済むので、コストがあまりかからず質の良い安い化粧水を作ることができます。

    シンプルで安全性が高い

    手作り化粧水の場合肌に有害な成分は取り除くことができますし、売られている化粧水と違って保存料などを配合する必要がありません。無駄な成分を排除したシンプルで安全性の高い化粧水が作れるので、安心して毎日使うことができます。

    敏感肌でも安心して使える

    敏感肌には保存料などの成分が刺激を与えてしまって肌がかぶれたりしてしまう場合があります。手作り化粧水を作ることで必要のない成分を自分で取り除くことができるので、敏感肌やアトピー肌の人でも安心して使えます。

    化粧水を手作りする時の注意点

    光毒性のある精油は使わない

    光毒性のある精油を肌につけたまま紫外線を浴びると、皮膚がダメージを受けてしまいます。光毒性のあるベルガモット、レモン、グレープフルーツ、ゆずなどの柑橘系の精油は使わないように注意しましょう。柑橘系のエッセンシャルオイルをつけて、日光に当たってしまうと炎症を起こしたりシミになってしまう危険性があります。

    特にベルガモットには強い光毒性があるので、使用しないようにしましょう。肌に使う化粧水には光毒性のある精油は向いていません。

    ベースに水道水を使わない

    ベースに水道水を使わないようにしましょう。水道水を化粧水のベースに使うことで雑菌が発生しやすくなってしまう可能性があります。化粧水作りに適した水を使うようにしましょう。

    2週間以内に使い切る

    手作り化粧水は防腐剤など、無駄な成分は一切配合していないためとても腐りやすいです。2週間を目安として使い切るようにしましょう。化粧水を作る時点で2週間分だけ作っておくと、化粧水を余らせずに使い切ることができます。

    2週間以上経ってしまったものは腐ってくるので、必ず使わないように捨てることが大切です。腐った化粧水を使ってしまうと肌のトラブルを引き起こしてしまいます。

    使用前には毎回軽く振る

    手作り化粧水を使用する前は必ず容器を軽く振るようにしましょう。手作り化粧品は成分が容器の底に沈没してしまっていたりするので、容器を振って水と肌に良い成分を混ぜ合わせます。水と成分がしっかりと混ぜ合わさることで、肌をしっかりと保湿してくれる化粧水になるのです。

    細菌が増えないように冷蔵保存

    手作り化粧水は腐りやすいので早く使い切るのも重要ですが、腐らないように冷蔵庫に保存することがおすすめです。化粧水を手作りすると痛みやすいので、冷蔵庫で冷やして保管することで少しでも化粧水を長持ちさせることができます。

    夏はもちろん冷蔵庫に保管するのが大切ですが、冬も冷蔵庫にしっかりと保管しましょう。冬だと化粧水が凍ってしまう可能性があります。そうでなくても、気温の変動によって化粧水が腐りやすくなってしまいます。

    肌に異常が出たら使用をやめる

    無添加な手作り化粧水でも肌に異常が出る場合があるので、異常が出たらすぐに使用をやめるようにしましょう。化粧水の何かの成分が肌に刺激を与えている可能性があるので、配合を変えて化粧水を作り直してみましょう。

    化粧水作りに必要な材料

    精製水かミネラルウォーター

    手作り化粧水を作るときは精製水かミネラルウォーターを使うようにしましょう。水道水は雑菌が発生しやすいため使用は避けましょう。純度が高く、濃度も高い精製水が1番おすすめです。純度が高い水は肌にやさしく雑菌も発生しにくいのですが、腐りやすいのが特徴です。

    エッセンシャルオイルを含むフローラルウォーターでも代用可能です。フローラルウォーターとは芳香蒸留水のことで、赤ちゃんや敏感肌の人も安心して使えます。

    キャリアオイルかグリセリンの保湿成分

    天然グリセリンを保湿の目的として化粧水に配合しましょう。グリセリンは肌の上にバリアを作ってくれ肌しっかりと保湿してくれます。グリセリンを配合しすぎると逆効果になってしまうので気をつけましょう。

    キャリアオイルとは植物から抽出された100%天然の植物油のことです。刺激が強いので直接肌に塗ることはできませんが、化粧水に配合することで保湿の効果を発揮します。ホホバオイル、ココナッツオイル、ライスオイルなどがあります。

    なるべく耐熱素材の容器

    手作り化粧水を作るときはなるべく耐熱容器を用意するようにしましょう。耐熱容器でなくても化粧水を入れられるのですが、耐熱容器は熱湯消毒をすることができます。ガラス製も熱湯消毒が可能です。

    容器を消毒するには熱湯消毒が1番効果的です。消毒がしっかりとできていない容器に化粧水を入れると雑菌が発生しやすくなり、化粧水が痛みやすくなってしまいます。プラスチック製を熱湯消毒すると変形してしまうので避けてください。

    好きな香りの精油

    手作り化粧水だと自分の好きな香りの精油を配合することができます。好きな香りを嗅ぐことでリラックスでき、ストレスも解消することができます。精油にはさまざまな種類があるので試しに嗅いでみてから選びましょう。

    特に人気なのはラベンダーやジャスミンです。カモミールやローズマリーなども化粧品によく使われる香りです。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    アロマ化粧水は手作りしよう。コスパ良しのオリジナルコスメで美肌へ。

    保湿を高めたい時は尿素

    化粧水の保湿力を高めたいときは尿素を配合してみましょう。尿素は角質を柔らかくして保湿を行ってくれるため、ふっくらとした柔らかい肌へ導いてくれます。角質を柔らかくしてくれることで肌のターンオーバーが促進されます。

    ターンオーバーが促進されると肌は新しく生まれ変わるのでシミが消えたり、くすみが
    なくなったりと女性に嬉しい効果があります。

    防腐剤を添加したいときはエタノール

    エタノールは基本的に肌に刺激を与えてしまうため、控えた方が良いですが、防腐剤を追加したい場合は無水エタノールを使いましょう。化粧水が痛むのを抑えてくれます。エタノールの肌への刺激が気になる場合はフェノキシエタノールという、エタノールより少し刺激の弱いものを使いましょう。

    化粧水の基本の作り方

    爪を切り手を清潔に洗う

    手作り化粧水を作る前は手を清潔にしておかなければなりません。手作り化粧水に雑菌が入ってしまうと痛みやすくなったり、肌にトラブルが起きる原因になってしまうからです。

    爪の中には雑菌がたくさん潜んでいるので、爪を切って手を洗って、できればアルコール消毒をしてから手作り化粧水を作り始めましょう。手を拭くときのタオルも清潔なものを使うことが重要です。

    容器を熱湯消毒する

    耐熱容器かガラス瓶の容器を熱湯消毒しましょう。容器に雑菌が付いていたりすると化粧水を早く痛ませてしまう原因になってしまいます。熱湯消毒は鍋に容器と水を入れて1分ほど沸騰させれば良いだけです。

    水の量は容器が完全にかぶるくらい入れましょう。熱湯消毒した後は清潔なタオルの上に置いて自然に容器の中が乾燥するのを待ちます。タオルやティッシュで中の水分を拭き取ると雑菌が入ってしまうのでやめましょう。

    容器にオイルかグリセリンを5ml投入

    熱湯消毒して乾かした容器に保湿効果のあるオイルかグリセリンを5ml投入します。しっとりとした仕上がりにしたい人は少し多めに入れます。逆にさらっとした仕上がりにしたい人は少し少なめに入れましょう。

    精油を入れてベースの水をゆっくり45ml加える

    精油を3滴入れてから棒などで丁寧に混ぜ合わせます。その後ベースになる精製水やミネラルウォーター、フローラルウォーターを加えていきましょう。精油は水に溶けにくいのでこのときに分離されてても問題ないので、慌てないようにしましょう。

    蓋をしてから良く振って出来上がり

    蓋をしてから縦によく振って、水分と精油、グリセリンがよく混ざり合うようにしましょう。化粧水として肌に塗るためには全ての成分がよく混ざり合っている必要があります。

    毎回化粧水を使う前にも容器を振るようにしましょう。化粧水の成分が分離して容器の底に成分が沈没してしまっている場合があります。

    化粧水作りにおすすめのアロマオイル

    ニキビや頭痛に効くラベンダー

    1番人気でアロマオイル初心者でも使いやすいのがラベンダーのアロマオイルです。ラベンダーの香りは緊張や不安をほぐしてリラックスさせてくれる効果があり、ストレスを解消してくれるのでストレスニキビにも効果的です。さらに頭痛も改善してくれる効果もあります。

    ストレス解消にイランイラン

    とても濃厚で良い香りがするのがイランイランのアロマオイルです。好みが別れる香りですが好きな人にはとても良い香りのアロマオイルです。リラックスさせてくれる香りでストレス解消や不眠症にも効果的です。仕事や人間関係のストレスで不眠になってしまった人はイランイランを使ってみましょう。

    疲労回復効果のあるカモミール

    カモミールの香りはハーブをベースにフルーティーな香りがするアロマオイルです。深く心を落ち着かせてくれる作用があるので、仕事や家事で忙しくて疲れが溜まっているときなどに効果的です。作用が穏やかなので肌が敏感な人におすすめです。

    鎮静作用のあるサンダルウッド

    落ち着いた香りの中に甘みを感じられるのがサンダルウッドの香りです。お香の原料としても使われているのでお寺のような香りもします。鎮静作用で心を沈めてくれるので緊張したり、悩み事があって落ち着かないときに最適です。

    抗酸化作用のあるローズマリー

    清涼感のあるクールな香りで人気が高いのがローズマリーのアロマオイルです。抗酸化作用があるので肌に透明感をもたらしてくれます。ローズマリーは刺激がある香りなので、やる気を出したい時や、仕事を早く終わらせたいときなどに効果のあるアロマオイルです。仕事場に持っていくとやる気が出るので、昼間用の化粧水として使うのもおすすめです。

    リラックス効果の高いジャスミン

    古来より人々を魅了してきた魅惑的な香りで、他のアロマオイルより高価なアロマオイルがジャスミンです。リラックス効果も高くゆったりと気分を解放させてくれる香りなので、自信を取り戻したいときなどに効果的です。ジャスミンの香りはとても強いので化粧水を作るときは量を調整しましょう。

    自分好みの化粧水を完成させよう

    手作り化粧水を作ると、保湿の加減や香りまで全て自分好みに作ることができます。自分でどの成分を入れると良いのかを調べるのはワクワクします。アロマオイルにもたくさんの種類があるので、ぜひ自分好みの香りを見つけて自分だけの化粧水を作ってみましょう!

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