目次
効果的な日焼け止めの選び方
日焼け止めにはタイプがある
日焼け止めにはいくつか種類やタイプがあり、使用する状況に応じて、適切に使い分けることが重要となってきます。たとえば、オフィスワーク時などの日常使いと、海や山などのアウトドアに使用する日焼け止めでは、まったくタイプが異なってきます。しっかりと適切な日焼け止めを選んで、使用していくことで、紫外線から肌をまもりつつ、日焼け止めによる刺激も最小限に抑えることができるようになるのです。
また、10代から20代に差し掛かってくると、お肌のターンオーバーも以前ほど素早くはなくなり、日焼け後のダメージが残りやすくなってきます。その結果、シミやそばかす、しわができてしまうこともあるのです。そうならないためにも、日焼け止めの適切かつ効果的な使い方は是非知っておきたい知識です。
SPFとPAの意味を理解しよう
市販の日焼け止めにはSPFとPAの表示がされています。実は、日焼け止めを塗ったからと言って、完全に紫外線を防げるわけではありません。
SPFは、サンプロテクションファクターの略で、主としてシミやソバカス・皮膚ガンの原因になる紫外線B波の防止効果を表す目安の数値で、『通常より日焼けを抑制する効果が続く時間』を表しています。この数字が大きいほど日焼けを抑制する効果が長く続きます。
SPF1につき20分効果が続くので、SPF20の場合、
20分×20=400分=6時間40分つまり、6時間40分効果が持続するということです。
PAはプロテクション グレイドオブUVAの略で、主としてシワやたるみの原因にもなる、紫外線A波の防止効果の目安を表したものです。PAの後につく+の数が多いほど、効果が高いものとなります。
▼さらに詳しい解説はこちら
日焼け止めのSPFとPAって何?理解して使って美肌を保つコツ
曇りの日や屋内ではどんなものを選ぶべきか
屋内などそれほど紫外線が多くない場所では、あまり強力すぎる日焼け止めは必要ありません。SPF20、PA+かPA++程度で十分です。強力な日焼け止めはお肌への負担も大きいので、程よいものを選ぶようにしましょう。
▼さらに詳しい解説はこちら
紫外線は曇りの日でも降り注ぐ。季節や天気に関わらず対策をしよう
シーン別で日焼け止めの強さを選ぼう
シーン別の日焼け止めの選び方を見ていきましょう。日焼け止めは強さとタイプをシーン別に使い分けることで、より効果的に使用できます。
まずはオフィス内などお化粧の下に使う場合は、SPF20、PA+かPA++程度の軽い感触のものがおすすめです。化粧下地に日焼け止め効果があるものと、日焼け止め効果のあるファンデーションを重ね塗りしてもよいでしょう。
次に公園などで、数時間程度屋外で過ごすケースです。SPFは50以上PAも+++以上のものを使用し、一度塗りなおすとよいでしょう。塗りなおす場合はスプレータイプやシートタイプの持ち運びできてさっと塗りなおせるものが便利です。ベビーパウダーのようなさらさらの粉上のものもおすすめです。
最後に海・山などのレジャーで徹底的に紫外線対策したいケースです。
とにかくSPFもPAも高いものを選びましょう。SPF50以上、PA++++が望ましいです。また、汗をかいたり水に入っても流れにくいウォータープルーフタイプを選ぶとより効果が持続するでしょう。
日焼け止めの効果的な塗り方
しっかり保湿をしておく
まずは日焼け止めを塗る前にしっかりと保湿をしましょう。通常のメイクと同様にまずはしっかりとスキンケアを行うことで、日焼け止めののりもよくなります。
ムラがないよう万遍無く塗る
日焼け止めを塗る際にはムラがないように丁寧に塗りましょう。塗り残しがあると、その部分だけ日焼け止めの効果が得られず、まだらに日焼けしてしまう場合もあります。顔の場合は、化粧下地やファンデーションを塗るときのように、おでこ・鼻・両ほほ・顎の5点に置いて伸ばしていく方法などをとるとよいでしょう。
2~3時間おきに塗る
日焼け止めの効果を持続させるためには、こまめに塗りなおすことが、とても大切です。ただし、液状の日焼け止めを塗りなおすと、メイク崩れを引き起こす場合もあるので、スプレータイプ又はパウダー状の日焼け止めが使いやすいでしょう。
海などで使用する場合はウォータープルーフの強力なタイプを何度も塗りなおすようにしましょう。
日焼け止めを塗りなおす際は、背中や耳、手の甲のような塗り忘れがちな場所にもしっかりと塗ることが大切です。
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日焼け止めの効果的な塗り方について、まずは自分自身にあっている日焼け止めをさがすこと。 その日の用途に合わせた物を、用いること。 そしたら後は、綺麗な肌に塗るだけです。パッケージの裏に、使用する量が書いてあるのでまずはその量を出し手のひらに広げムラなく塗り込みます。 鼻の頭や、頬骨は特に日に焼けやすいので重ね塗りお忘れなく。 塗り直しはこまめに。 当たり前のことですが、しっかり毎日やるのは大変なことだと思います。 スプレータイプはどうしてもムラになるので、メイク前はクリームやジェルで塗り込むのが一番だと思います。 365日、日焼け止めは欠かさないで塗ることが大事です。
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クリームタイプ日焼け止めの特徴
保湿効果が高い
クリームタイプの日焼け止めは保湿効果が高いものが多いです。乳液のようにしっとりとしたものや、美容液効果があるものもあり、紫外線の強い屋外でも使用できますが、乾燥しやすいオフィス内で使用するにもおすすめ。
朝のスキンケアの一番最後に使用することで、日焼け止め効果だけでなく、保湿効果も期待できるため、取り入れて損のないアイテムです。また、メイクの邪魔にもなりにくいため、今すぐにでも取り入れやすいアイテムでもあります。
汗に強く、落ちにくい
クリームタイプの日焼け止めは一般的にジェルタイプやパウダータイプより、ムラになりにくく、密着力が強いです。汗に強く、白浮きしづらい成分が配合されていることも多く、落ちにくいのも特徴のひとつです。
化粧下地としても使えるタイプがある
クリームタイプの日焼け止めには化粧下地として使用できるものもあります。色つきのものや、光沢のあるものは、肌の色むらもカバーしてくれて、薄いメイクで十分な日はこのタイプの日焼け止めにパウダーだけというのも、肌の負担を軽減できてよいかもしれません。
種類が一番多く、選択肢が多い
クリームタイプの日焼け止めはとにかく種類が多いです。保湿力が高く、軽い付け心地のものは、日常の軽いお出かけの際に、ウォータープルーフの日焼け止め効果が高いものはアウトドアの際にと、使い分けができます。また、使い心地がよいものが多いのもうれしい点です。
おすすめの顔用クリームタイプ日焼け止め
スーパーサンシールドEX
アクセーヌのお肌に優しい日焼け止め。SPF50+・PA++++と日焼け止め効果が高いにもかかわらず、付け心地にもこだわっています。
アトモスフィアCCクリーム
SK-II のCCクリーム。SPF50・PA++++と日焼け止め効果も高く、潤いでキメを整え、肌色を明るくしつつ肌をケアしてくれます。デイソフトオーラホワイトを配合、使い続けることで肌本来の働きを整えてくれます。
UVエクスベールBB
ランコムのBBクリーム。付け心地が軽いのに、お肌を明るくきれいに見せてくれます。SPF50・PA++++と、日焼け止め効果も十分です。軽く付け心地のよいテクスチャーにこだわり、多種類のミネラルピグメントを配合。アーバン シールド テクノロジーを搭載しています。
UVウルトラフィットベースN
セザンヌのプチプラ化粧下地。SPF36・PA++と、オフィスワーク時などに適しています。プチプラでもスキンケア効果、肌色補正、毛穴の凸凹補正の機能を持つ高機能下地です。
その他オススメの顔用日焼け止め
澄肌CCクリーム
米肌(MAIHADA) のCCクリーム。SPF50+・PA++++と日焼け止めとしても効果が高いです。一本でクリーム、日焼け止め、化粧下地、ファンデーション、フェイスパウダーの役割を果たすので、利便性も高くどちらもおすすめです。
メルティーモイストBB
オルビスのBBクリームです。SPF30・PA+++と日常使いに向いています。一本で美容液、日焼け止め、化粧下地、ファンデーション、コンシーラー、パウダーの6役を果たす、とても優秀なBBクリームです。忙しい朝にはこれ1本で済ますこともできるため、ひとつもっていると便利です。
アネッサの日焼け止め
アネッサ独自の効果「アクアブースター」と成分
アネッサには独自の成分「アクアブースター」が入っています。この成分は汗・水に触れると、紫外線をブロックする膜が強くなるため、流れ落ちてしまいやすいという日焼け止めの弱点をカバーしてくれます。
みんなの口コミの評判
アネッサからはたくさんの商品が出ており、状況に応じて使い分けることができます。
以下ではみんなの口コミや商品ごとの評判などを見ていきましょう。
エッセンスUVアクアブースター
SPF50+・PA++++と、日焼け止め効果は十分です。アクアブースター技術も搭載されており、汗・水に強いウォータープルーフタイプですので、アウトドアにも向いています。一方で石鹸で落とせる点もうれしいですね。
パーフェクトUVアクアブースター
こちらもSPF50+・PA++++、アクアブースター技術搭載で汗・水にも強いです。80分間の耐水性テストに耐える強力なウォータープルーフ機能を持つ、アネッサ最強のUVです。
パーフェクトUVアクアブースター マイルドタイプ
SPF50+・PA++++と日焼け止めとしての効果は高いのに、低刺激でベビーやキッズにも使えるサラサラタイプです。
パーフェクトUVサンスクリーンA+N
SPF50+・PA++++と日焼け止め効果は十分です。新スーパーウォータープルーフ技術搭載の高機能日焼け止めです。
パーフェクトフェイシャルUV
SPF50+・PA++++と日焼け止め効果は十分です。美肌エッセンス(バラ果実エキス、ヒアルロン酸、グリセリン)配合。スーパーウォータープルーフ、アクアブースター技術搭載です。
ビオレの日焼け止め
汗に強いビオレのウォータープルーフ『アクアリッチ』
ビオレの『アクアリッチ』は汗・水に強いウォータープルーフタイプです。SPF50+/PA++++と日焼け止め効果も十分ですが、さらっとしたみずみずしい感触で、日焼け止め特有のべたっとした感じがあまりありません。BBエッセンスや、美白のタイプも出ており、タイプに合わせて使い分けることができます。
みんなの口コミの評判
それでは、タイプ別に口コミや評判を見ていきましょう。
口コミなどを参考にして、ご自身に合ったものを選ぶとよいでしょう。
ビオレUVアクアリッチBBエッセンス
SPF50+・PA++++。ヒアルロン酸、ローヤルゼリーエキス配合。化粧下地としても利用できます。
ビオレUVアクアリッチウォータリーエッセンス
SPF50+・PA++++。UVカット成分がぴたっと隙なくカバーしてくれます。使用感はみずみずしく、使い心地のよい商品です。
ビオレUVアクアリッチ美白エッセンス
SPF50+・PA++++。美白成分(カモミラET)がメラニンの生成を抑えるヒアルロン酸、ローヤルゼリーエキス配合です。
敏感肌の方が日焼け止めを使う時に気を付けること
肌への負担が強い高SPF日焼け止め
まずは、とにかく日焼け止めの効果が高いものを求めすぎないことです。必要以上にSPF値が高い日焼け止めを使用していると、肌への負担の方が勝ってしまい、かえってお肌にダメージを与えてしまいます。一日中室内で過ごす日にSPF50の日焼け止めを使用するのは、過剰なので、やめておきましょう。
ガシガシ刷り込まない
スキンケア全般に言えることですが、ガシガシと強く刷り込むと、摩擦で肌を傷つけてしまいます。
紫外線吸収剤の少ないものを選ぶ
紫外線吸収剤は化学合成された成分で、紫外線を吸収することで肌への紫外線吸収を減らす作用があります。ただし、紫外線を吸収する際にわずかですが熱を発する為、肌への刺激になる場合があります。使用感の良さなど、メリットもあるのですが、肌の弱い人は避けたほうが良い成分であると言えるでしょう。
敏感肌にオススメの顔用日焼け止め。
UVイデアXLプロテクションBB
SPF50+・PA++++と日焼け止め効果は十分あります。皮膚科学に基づいて作られた、敏感肌にも使えるBBクリームです。
ホワイトニングセラムUV
アユーラの日焼け止め。SPF50+・PA++++と日焼け止め効果は高いですが、敏感肌でも使えるノンケミカル処方です。
敏感肌へのオススメ日焼け止め
デイリーUVケア キスフォータウン
SPF20・PA++と日常使いに適しています。ハワイアン海洋深層水と100%天然植物主成分。赤ちゃんや敏感肌にも使えます。
岡田UVミルク
SPF20・PA++と日常使いに適しています。香料・着色料・鉱物油・防腐剤・紫外線吸収剤・シリコーン・合成ポリマー無添加、植物由来や食品由来の成分で出来ているお肌に優しい日焼け止めです。
エーデルワイスUVプロテクト
オーガニックブランドヴェレダ(WELEDA)から出ている日焼け止めです。SPF33・PA++、天然成分だけでつくられている日焼け止めですので、毎日使っても安心です。
UVミルクEX
ノブのお肌に優しい日焼け止め。SPF32・PA+++と日常使いに向いていて、紫外線吸収剤不使用です。
ママ&キッズサンスクリーンミルク
SPF32・PA+++、紫外線吸収剤不使用、ノンケミカル処方です。
サンスクリーン(R)オンフェイス ビューティ ライト
オルビス(ORBIS) から出ているSPF34・PA+++の日焼け止め、美容液80%以上と日焼け止め以外の効果も期待できます。
シーンごとにあった日焼け止めを適切に選ぼう。
日焼け止めはただ何となく使用するより、使用するシーンに合わせて適切に選び正しい方法で使用したほうが、ずっと効果を発揮するということをお分かりいただけたでしょうか?スキンケアの中で美容液・クリームほど花形ではない日焼け止めですが、女性のお肌を守るためには、とても大切なものです。
ご自身の肌や生活に合った日焼け止めを正しく使って、紫外線からお肌を守り、美肌を目指してください。