ボディーソープで乾燥肌を根元から改善。うるツヤお肌はお風呂から

2017.07.15

ボディーソープで乾燥肌を根元から改善。うるツヤお肌はお風呂から

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

自分では誰よりも保湿に気を使っているつもりなのに、なかなか改善しない乾燥肌。その乾燥は、ケアをする前の段階、バスタイムから始まっているのかもしれません。ボディソープや洗い方を見直し、頑固な乾燥肌の改善を目指しましょう。

INDEX

目次

    乾燥肌の原因とは

    角質の水分低下

    肌の表面には「角質層」という0.02mmほどの角質の層があります。普段の生活の中で外部と接する一番外側にある部分で、外部からの刺激をやわらげ、肌を守る役割を担っています。

    角質層は「バリア層」とも呼ばれ、外部刺激から肌を守るだけでなく、水分を逃がさないようにする機能にも優れています。同じ厚みの食用ラップほど水分を通しづらいと例えられます。

    角質の水分が低下すると、バリア機能が低下し、肌の新陳代謝がうまくいかなくなり、乾燥肌を引き起こします。

    皮脂の機能低下

    皮脂は、体内の水分が蒸発しすぎるのを防ぎ、水分量を調節してくれるフタのような役目があります。皮膚や髪に潤いや柔軟性を与えてくれるため、ハリやツヤなどをもたらす効果も。

    皮脂の分泌が正常に機能していれば、皮脂が肌の環境を守り、潤いを保つことができます。しかし、皮脂の分泌量は年齢とともに減少。水分が蒸発して乾燥しやすくなります。

    セラミド成分不足

    潤いのある肌は「皮脂膜」、「天然保湿因子」、「セラミド」の3つの成分により水分が一定に保たれています。中でも細胞同士の隙間を埋める役割のあるセラミドは、水分を抱え込む力が非常に強く、約80%もの水分を守ってくれています。

    しかし、誤った肌ケアのせいや加齢などが原因でセラミドが減少してしまうと、細胞との密度が低下し、隙間だらけに。隙間があると細胞の間から水分が逃げ出してしまうので、水分の保持力が低下。乾燥した状態が慢性的に続きます。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    超乾燥肌はセラミドで潤い肌に。加齢でなるカサカサ肌を改善しよう

    乾燥肌の保湿の仕方

    植物性セラミドや高保湿の化粧品を使用する

    植物性セラミドのメリットは、肌への浸透力が高いことです。普段から食事で摂取する穀物などから抽出されているため、肌への刺激が少なく、敏感肌でも安心して使用できるのが特徴です。

    低刺激な肌ケア用品に数多く取り入れられています。また、保湿力の高い商品を利用することで、乾燥しがちな肌を改善に導けます。

    乾燥肌保湿ボディソープのおすすめ

    コラージュフルフル 泡石鹸

    低刺激性で弱酸性と肌に優しく、細菌やカビを抗菌できる薬用石鹼です。汚れをすばやく浮き上がらせてくれるため、強く擦る必要がなく、肌への負担を軽減。

    石鹸成分も落ちやすく、デリケートな部分にも問題なく使えます。加齢臭の元であるノネナールも洗い流してくれるため、体臭の気になる方にもおすすめです。

    メルサボン アニュボディウォッシュリッチモイスチャー

    無鉱物油「米ぬかオイル」仕込みの低刺激の優しい泡でしっかりと潤いをキープしながら汚れを洗い流す「生ボディウォッシュ」です。米ぬかオイルは皮膚膜に似たうるおい成分でできています。

    肌への浸透がよく、なじみやすいのが特徴です。早摘みリンゴポリフェノール配合で、みずみずしいお肌に導いてくれる効果もあります。

    ニベア クリームケア ボディウォッシュ

    ニベアから発売されているクリームケアボディウォッシュ。ニベアクリーム成分と呼ばれるラノリンアルコール、グリセリンの保湿成分配合で、しっとりと潤いのある保湿肌を目指せるボディウォッシュです。

    うるおいを守るように濃厚な泡が肌を優しく包み、適度な洗浄力で保湿しながらもすっきりと洗い流せるため、乾燥の元である洗浄摩擦から肌を守れます。

    レイヴィー オイルボディシャンプー

    アルコールフリーにこだわったボヌヴィエールのオイルボディシャンプー。天然オイルが余分な皮脂などの汚れをしっかりと落としながらも、肌を潤してくれるのが特徴です。

    ノンアルコール、アレルギーテスト済の商品。石油系洗浄成分やアルコールシリコン、着色料などを使用しておらず、弱酸性で肌に負担の少ない製品です。

    乾燥肌必見おすすめランキング

    ボタニストボタニカルボディソープライト

    必要な分の皮脂まで洗い流してしまわないよう、クリーミーな泡が肌の潤いをしっかりとキープしてくれます。90%以上が植物由来成分でできており、硫酸系成分フリーにたいへんこだわったボディソープ。鉱物油や紫外線吸収剤も使用しておらず、洗顔までできる肌に優しい製品です。

    ミノンベビー全身シャンプー

    ミノンのベビー全身シャンプーは、100%アミノ酸系の洗浄成分で、健やかな肌と同じ弱酸性のボディソープです。汚れを落としながらも潤いを守り、しっとりすべすべした洗い上がりにしてくれます。アレルギーテスト済の商品で、0歳から使える低刺激のボディソープなので肌に余分な負担がかかりません。

    リボーテスキンケア しみずの無添加ボディソープ

    2種類の天然セラミド配合で、惜しげなく肌に潤いを与えてくれるしみずの無添加ボディソープ。乾燥肌に適した弱酸性の低刺激性製品で、刺激に弱い肌をオーガニックアロマエッセンスがしっかりと包み込みます。

    ダメージを受けた肌を整える効果のあるビチオンという成分が配合されており、健やかに保てる肌作りをサポートしてくれます。

    オードフルール フレグランスボディシャンプー

    オードフルールのフレグランスボディシャンプーは、保湿成分の浸透型コラーゲン配合で、贅沢な潤いが全身を包み込み、しっとりと洗い上げてくれます。

    保湿成分のヤグルマエキスも配合されているので、保湿を重視したい方にはうってつけの製品です。積み立ての花のように香りもよく、バスタイムをエレガントな時間にできます。

    アトピーにも使えるおすすめランキング

    CeraVeil スキンウォッシュ インデュース

    ヒアルロン酸配合で、敏感肌に配慮しながらも保湿効果が期待できます。無着色で体とともに洗顔にも使用できるほど低刺激な、ボディソープ兼洗顔料です。

    皮膚に残り、刺激を与える成分を徹底的に排除し、無添加にこだわることでアレルギーを起こす危険性にも配慮したうれしい製品。少量でもよく泡立ち、さらりと流せる心地よい洗い上がりです。

    ハウス オブ ローゼ ラ・ローゼ ボディソープ RG

    うるおい感のあるなめらかな洗い上がりに導いてくれるラ・ローゼ ボディソープRG。ローズ水保湿成分配合のボディソープで、豊潤できめの細かい泡が優しく汚れを落としてくれます。

    鉱物油不使用で、無着色、肌に優しいのに豊かな香りのする商品。ヒアルロン酸、グリセリンも配合で保湿性に優れているので、乾燥肌にはてき面です。

    アトピーにも使えるおすすめランキング

    ヒューマンフローラ プレミアムボディソープ

    「整菌スキンケア」を提案しているヒューマンフローラから販売されているプレミアムボディソープは、洗う時から肌の善玉菌をサポートし、肌を清浄な状態に。年齢や性別問わず全身に使えるボディソープです。

    炎症を治める効果が高く、抗アレルギー作用も期待できるグリチルリチン酸2kが配合されているので、アトピー肌にはもちろん、ニキビや炎症などのトラブル肌に強いのもポイントです。

    プチプラ乾燥肌のおすすめ石鹸

    尊馬油 馬油石鹸

    馬油製造販売の老舗、薬師堂から販売されているソバーユ石鹸は、馬油を使用して作られた石鹸です。100%天然油脂の自然派石鹸で、エデト酸やパラベンなどの成分もすべて無添加の純石鹸分99%で、デリケートは肌にはもちろん、赤ちゃんにも使用できます。

    ワンコインほどで買えるのに肌のうるおいはそのまま、汚れはしっかりと洗い落としてくれます。頭の先からつま先まで使える優れた石鹸です。

    コレグ 自然派よもぎせっけん

    ヨモギエキスをふんだんに使用して作られている「自然派よもぎ石鹸」。ヨモギに含まれるタンニンは抗菌効果や抗炎症効果が高いので、バスタイムだけでなく、外出から帰った際の手洗いでウイルス予防なども期待できます。

    ウールやシルクなどまで幅広く洗えるので、肌の弱い方の衣服もよもぎ石鹸で洗えば、着衣の際に洗濯で落としきれなかった洗剤などから起きる肌トラブルを避けられます。

    青森ひば油 与作の石けん

    青森産の「天然ひば油」を使用した与作の石けん。天然ひば油には、菌力や抗菌力に優れいて、肌を清浄に保つ効果の高い天然ヒバのヒノキチオールがたっぷり含まれています。

    皮膚の傷を引き締め、細胞を増強させる作用もあるので、トラブル肌の改善をサポートする役割も期待できます。泡立ちがきめ細かく、ツッパリ感もなく肌を保湿、保護。爽やかな洗い心地で、乾燥肌や敏感肌、赤ちゃんにも安心して使用できます。

    乾燥肌にはこのボディクリームがおすすめ

    ミューラグジャス ボディクリーム

    オーガニック成分を中心に配合されているミューラギジャスのボディクリーム。保湿効果の高いセラミド、プラセンタエキス、ヒアルロン酸を含む5種類の保湿成分が含まれています。伸びの良いテクスチャーなのでコスパもよく、上質でフルーティーな甘い香りが全身を包んでくれます。

    パニエデサンス ハニーボディバター

    バス&ボディーケアブランド、パニエデサンスから販売されているハニーボディーバターは、オーガニック由来の保湿成分を配合した高保湿ボディーバターです。

    保湿もできて抗炎症作用もあるプロポリスエキス、吸水性が高く保湿性の高いはちみつエキスに加え、保湿だけでなくお肌の保護にも優れたシアバター保湿成分入りで、肌に溶け込むようなリッチなうるおいをもたらしてくれます。

    チューンメーカーズ 原液保湿クリーム

    保湿効果の高いセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸、アルガンオイル、スクワランの5種類の原液を、独自の「うるおい比率」で調合したチューンメーカーズの原液保湿クリーム。

    皮膚の奥まで吸い込まれるように浸透し、オイル原液が肌をやわらかくし、潤いをコーティング。ふっくら潤い素肌を目指せる商品です。

    乾燥肌の味方キュレルおすすめ

    キュレル 泡ボディウォッシュ ポンプ

    乾燥性敏感肌を研究し、セラミドに着目したキュレルの泡ボディウォッシュ。潤いには欠かせない成分のセラミドを守りながら洗浄し、乾燥や肌荒れを防いでくれる泡タイプのボディソープです。

    滑りの良い泡が肌への摩擦を軽減し、優しく洗って肌トラブルの元となる汗や汚れをすっきりと落とすマイルド洗浄を実現してくれます。しっとりと滑らかな洗い上がりが乾燥肌のケアに最適な商品です。

    人気のケアセラ乾燥肌ボディソープ

    ケアセラ 泡の高保湿ボディウォッシュ

    「セラミドケアバリア」の考えに基づき、肌の潤いとは切っても切れないセラミドを守る商品を手掛けるセラケアの乾燥肌ボディソープです。肌に不要な汚れだけを落としながら、7種類のセラミドを配合した天然型マルチセラミドと3つの植物キスがしっかりと潤いをキープ。

    セラミドを損なわないように洗浄する「洗濯洗浄技術」で肌の潤いを失わせないようにします。1プッシュの泡の量が多く、少ないプッシュでホイップクリームのようなやわらかくふわふわの泡を使えるのも楽でうれしい商品です。

    乾燥肌の洗浄の違いで保湿が失われる

    強く身体をこするのはNG

    少しでもきれいな肌にしたい気持ちからゴシゴシと体を擦ってしまっていませんか?強く体を洗うのは、傷んだ肌をかきむしっているのと同じです。

    バリア機能が乱れてしまい、保湿には欠かせないセラミドが外へと流れやすくなります。セラミドが不足すれば水分を保持できない肌になるので、いくら保湿ケアをしても乾燥肌は改善しません。

    洗浄力が強すぎるのはNG

    あまり擦らなくても良いようにと思うと、洗浄力の強い製品を選んでしまいがちに。洗浄力の強い商品は、保湿にとって重要な成分まで洗い流してしまうため、余計に乾燥の原因になってしまいます。

    シャンプーも洗顔も石鹸も、ほどよい洗浄力で汚れ以外を極力洗い流さないような製品を選ぶことを心がけることが乾燥防止に繋がります。

    すすぐ時はぬるま湯ですすぐ

    熱いお湯ですすぐのはサッパリと心地よい気がしますよね。しかし、熱いお湯ですすぐと、保湿に必要な成分も一緒に流れ落ちるだけではなく、肌への負担も大きくなります。

    ゆるま湯が一番肌への負担が少ないとされていますので、36度前後の人肌程度を目安に丁寧にすすぎましょう。洗浄成分を肌に残して肌荒れや乾燥の原因を作らないように、しっかりとすすぐのもポイントです。

    保湿性クリームを塗り保湿を保つ

    乾燥から肌を守るために保湿クリームは必要不可欠です。保湿クリームは水分を逃がさないよう蓋をする、という認識の人も多いかもしれませんが、それだけではなく、潤いや栄養を肌に与えてくれる乾燥肌の心強い味方です。

    セラミドやヒアルロン酸など、保湿効果の高い成分が配合されている、刺激の少ない製品を選ぶのがおすすめです。香りなども自分好みだったり、保湿以外にも肌に有効な成分が配合されていたりなど、使い心地の良い製品と出会えれば保湿ケアも楽しくなります。

    ボディソープはなるべく泡立てる

    直接使うと肌に負担がかかる

    ポンプから出した液状のボディソープをそのまま肌に塗って体を洗っていませんか?そのまま体に塗りつけることは、いくら低刺激のソープでも肌への負担になり、かゆみやカサつきの原因です。

    泡立てずに使うと濃度が濃すぎるため、洗浄力が十分に発揮されず、汚れが浮きづらいまま洗浄することにもなります。乾燥肌に有効な成分が含まれていても十分な効果が発揮できません。

    なるべくポンプ式やネットで泡を立ててから使う

    ボディソープを泡立てると、表面に凹凸ができて面積が増えます。より汚れに触れる部分が増えるので、汚れを浮き上がらせて包み込む効果が十分に発揮できる状態に。

    多くの空気が含まれているため、摩擦による肌への刺激を和らげてくれる効果も。ちょうどいい濃度になり、保湿や抗菌などに作用する肌に必要な成分まで落としてしまわないようにするためにも、泡立てて使うことは大切です。

    長時間お湯に当ると水分が失われ肌トラブルになる

    肌の潤いに欠かせないセラミドは、高温のお湯につかるとすぐに外部に流れ出てしまいます。乾燥肌やトラブル肌だとセラミドのある角質層にダメージがある状態なので、高温のお湯でなくても天然保湿因子が溶け出しやすい状態にあります。

    加えて、肌が濡れた状態が続くとふやけた状態になり、さらに外部に流れ出やすい状態に。水分が失われ、同時に水分保持能力も低下するため乾燥などの肌トラブルを引き起こします。

    乾燥肌の改善にボディソープを活用

    乾燥肌の原因は多岐に渡ります。生活改善からスキンケアの手順まで、すべて完璧にしようと思うと疲れてしまうでしょう。体を洗うのは誰にでも共通する生活習慣です。まずは入浴法や、ボディソープを変えてみてはいかがでしょうか?

    フィットする商品に出会えたら、季節ごとに見直しを行いましょう。ほんの少しの油分の差で、肌の質感は変化します。アレルギー性のかゆみやカサつきから解放されると、スキンケアがどんどん楽しくなってきますよ。

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