目次
トレンドの艶肌メイクとは
頬に艶を持たせるベースメイクの手法
艶肌に大切なことは、肌の光沢感やツヤ感です。肌が光ってツヤツヤしているだけで、明るく若々しい印象になります。
肌の内側から輝くような艶を出したい場合には、メイク下地にオイルを1滴混ぜてみましょう。ほかにも、頬の部分には他の部分と異なる色の、赤みがかった下地などを使用して血色感をプラスすることで、より自然な艶を簡単に表現できます。
韓国の芸能人が取り入れている
美容大国といわれる韓国の女優さんたちは、色白で透明感のあるメイクが特徴的ですよね。そんな、水をまとっているような潤い感に満ちた肌を演出するメイクを「ムルグァンメイク」といいます。ムルは水、グァンは光という意味の通り、ツヤツヤの光沢感を意識したメイクです。
潤いのある質感を表現できる
スキンケアで肌にしっかりと潤いを与えて整え、艶感や透明感を意識したメイクをすることにより、内側から輝くような透明感のある艶肌に近づけます。
ぷるんと潤った肌は、保湿によってキメも整い、毛穴も目立たなくなっています。ハリがあってふっくらした肌に見え、若々しく健康的に見えるのです。
コツを掴めば誰でも簡単にできる
女性が輝いて見える艶肌メイク、なんだか難しそう…と思ってしまいます。実は、ポイントを抑えると誰でも簡単にできてしまいます。潤いを含んだベース肌を作るためには、保湿を意識したスキンケアを毎日丁寧に行います。
メイクでは、肌の潤いを守ってくれる保湿効果のある下地や、若々しい血色感や肌の悩みをカバーするカラーコントロール効果のある下地を使用したり、ツヤっとした光沢感を出すために肌を明るく立体的に演出できるハイライトを使用することもおすすめです。自分の肌質や状態に合わせた化粧品で、憧れの艶肌メイクに挑戦してみましょう。
乾燥肌にもおすすめ
艶肌メイクには、乾燥は大敵です。保湿ケアをしっかりと行って、ベースとなる水分をたっぷりと含んだうるおい肌を保つことが大切です。しっかりと保湿をすることで、肌のバリア機能も整い、新陳代謝が活発になります。肌のターンオーバーが正常に行われることで、肌トラブルの予防にもつながります。
艶肌を作るのに必要なメイクアイテム
微細ラメ入りの下地クリーム
艶肌には、明るすぎないつるっとした光沢感が理想的です。ちょうどよく艶のある肌は、くすみなどを飛ばして明るく健康的な印象にしてくれます。
微細なラメやパールの入った下地クリームを使用すると、ラメなどが反射することにより毛穴やくすみをカバーし、肌を明るく見せることができます。人工的に見えないように、ラメやパールがごく細かいものを選ぶことがおすすめです。
リキッドかジェルタイプののファンデーション
ツヤ感を重視する艶肌メイクには、リキッドやジェルタイプのファンデーションがおすすめです。液状のファンデーションはカバー力が高いため、くすみや毛穴を目立たなくして肌をきれいに見せてくれます。パウダータイプよりも肌に自然に馴染むため、みずみずしい光沢感が出ます。
透明感を出したい場合にはジェルタイプ、カバー力も重視して自然なツヤ感を出したい場合はリキッドタイプを選ぶなど、好みに合わせて選びましょう。
▼さらに詳しい解説はこちら
艶肌メイクはリキッドファンデーションでナチュラルに長持ちさせる
プレストタイプのフェイスパウダー
メイクの持ちをよくするためにも、仕上げにはフェイスパウダーを使用しましょう。フェイスパウダーには、形状などの違いから、ソフトでふんわりと仕上がる「ルースパウダー」としっかりとシャープに仕上がる「プレストパウダー」の2種類があります。
カバー力の高いルースパウダーを選ぶことで、より肌のツヤ感や透明感をアップさせたり、立体感を作ることができます。
▼さらに詳しい解説はこちら
艶肌になれるフェイスパウダー。上手な選び方と使い方で美肌に
ファンデーションブラシ
リキッドファンデーションを肌につける時は、手やスポンジを使用することが多いかもしれません。ですが、ムラができてなかなか上手に塗れなかったり、毛穴が目立ってしまったりしたことはありませんか?そんなときは、ファンデーションブラシを使用することで解決できます。
ブラシを使うことにより、ファンデーションをムラなく均一に伸ばすことができます。ブラシの毛で毛穴にもきれいにファンデーションが密着するため、肌がフラットに整えられてメイク持ちもよくなります。部分的に塗りすぎてしまうことも無いため、全体的にも薄付きに仕上がるためツヤ感もアップ。
フェイスパウダー用のブラシ
パウダータイプのフェイスパウダーを均一に塗るためには、フェイスパウダー用のブラシがおすすめです。肌に均一に馴染ませることはもちろん、気になるところへはブラシを縦にして円を描くように埋め込むことで毛穴がカバーできたり、ポイントで軽くふんわりと馴染ませることで透明感をアップさせたりと細かな調整も可能です。
ブラシの毛の形も丸型や平型など複数あり、毛の素材も合成毛や天然毛などさまざまです。ぜひ自分に合ったブラシを探してみてください。
クリームかリキッドのチーク
チークでほんのりとした血色感をプラスすることで、より透明感のある肌に見せることができます。パウダータイプのものよりも、クリームやリキッドタイプを選びましょう。伸びがよく肌馴染みがいいため、色もちもよく自然に仕上がります。
ハイライトかノーズシャド-
ハイライトは、パウダー状のものが一般的ですが、より艶感を出すためにはリキッドタイプかクリームタイプを選びましょう。パウダーのものよりも、広い範囲を自然にカバーすることができます。
立体感を出すために、おでこと鼻筋をつないだ「Tゾーン」と、こめかみから頬骨にかけて骨が盛り上がっている部分の「Cゾーン」、「顎」の3点にハイライトを施して光を加えるか、ノーズシャドーを使用して影を作り立体的に見せることで、肌のツヤ感もアップして小顔の効果も期待できます。
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私も以前石原さとみさんのような艶感のあるメイクに憧れていた時期があったのですが、サロンモデルの活動をしていた際に美容師の方から”ベビーオイル”を使うと艶感が出ると教わったことがあります。特に夏場は、メイクの仕上げとしてTゾーンにベビーオイルをのせてあげることで艶感の出るメイクになるそうです。実際に私も気分によって艶感が欲しい時にはベビーオイルを重宝しています。
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艶肌を作るメイクの方法
下地を均一に優しく伸ばす
ファンデーションがムラにならずに肌にのるように、下地は均一に伸ばしましょう。くすみをカバーでしたり明るく見せるなど肌の色を整える効果のある下地を使用すると、よりきれいに仕上がります。
パール大のファンデを顔の5か所に置く
リキッドファンデーションは、1度に広い部分に塗ろうとするとムラになりやすいため、細かくパーツで分けながら塗りましょう。パール大の量をおでこ、左右の頬、鼻、顎の5か所のポイントに置き、顔の内側から外側へ放射状に塗っていきます。
塗り終えたら、スポンジやティッシュなどで軽く抑えると、余分な油分がとれて肌とファンデーションの密着度が高まります。
内から外にブラシで薄く伸ばしていく
ツヤ感やナチュラル感を損なわないためにも、ファンデーションは薄く伸ばしていきましょう。ブラシを使い、顔の内側から外側に馴染ませるように塗ります。パーツやカバーしたい程度により、ポイントで重ね付けするなどして調整します。
細かい部分はスポンジで叩いて馴染ませる
小鼻(鼻の両側のわわふくらんだ所)などの細かい部分には、スポンジを使用して叩くように薄く馴染ませます。皮脂の多い部分なので、厚く塗ってしまうと化粧崩れの原因となります。薄く付けることを意識しましょう。
フェイスパウダーを控えめにブラシでのせる
フェイスパウダーは、ツヤ感や透明感を引き立たせるために、パールやラメが入ったものを使用するとより効果が期待できます。明るくしたい、ツヤを出したいと思うあまりに付けすぎてしまうと、人工的に作りすぎた印象を与えます。ブラシで控えめに肌へのせていきましょう。
艶肌作りにプラスしたいメイクのポイント
産毛の処理を事前に済ませておく
きれいな艶肌を作るためには、肌へ化粧品が均一にのることが理想的です。肌のフラットな状態を作るためにも産毛の処理を行いましょう。産毛による影も無くなることで肌のトーンもアップします。
メイク前に十分保湿しておく
ファンデーションやメイクのノリや持ちをよくするためにも、保湿ケアが大切です。十分に保湿することで、肌のキメが整い表面がなめらかになり、毛穴も目立たなくなります。肌の調子が整うことで、メイクの仕上がりもよくなります。
厚塗りしないことを心がける
透明感を出すためには、厚塗りには気を付けましょう。何度も重ね塗りをすることで、せっかくのツヤ感や透明感が損なわれてしまいます。清潔感がないように見えてしまうだけでなく、老けて見えたり、疲れて見えるなどのマイナスの印象を与えかねません。下地やパウダーも併せて上手に使い、ナチュラルなメイクを心がけましょう。
ファンデの後にハイライトを入れる
ファンデーションを塗ったあとに、ハイライトを入れましょう。光沢感などの明るさを強調することで、より透明感やツヤ感が引き立ちます。
おでこと鼻筋をつないだTゾーンと目の周りから頬骨部分のCゾーン、顎や口元にいれましょう。つけすぎてしまうと、白浮きなどして不自然になるため、軽く馴染ませる程度で十分です。
ノーズシャドーで立体感を出す
ノーズシャドーとは、鼻筋に沿って影をいれることで、鼻を高く見せて顔に立体感を出すテクニックです。
まず、目頭の上と眉頭の下のくぼみのところに、三角形の影を不自然にならないように、薄く入れます。次に、眉頭と鼻の根元の脇を目の形に沿うように、柔らかく曲線で影を入れ、目頭の高さから下まぶたのあたりまで、鼻の脇の鼻筋にも細く薄く入れていきます。そして、高くとがった鼻に見せるために、小鼻(鼻の両側のわわふくらんだ所)の上に縦長の影を入れます。入れた影を指の腹でやさしく押さえるように、馴染ませます。
最後にきれいなブラシで余分な粉を落とす
肌の表面をフラットに整えることで、つるんとした美肌に見せることができます。化粧崩れを防ぐためにも、仕上げにブラシで余分な粉を落としましょう。
好みでチークをいれて血色をプラス
チークを入れることで、血色感が増すため、よりナチュラルで透明感のある仕上がりになります。肌馴染みがよく透明感の出るクリームやリキッドタイプ、ふんわりとやさしい印象に仕上がるパウダータイプなど、仕上げたいイメージによって使い分けると印象も変わってメイクも楽しくなります。
色味にも、肌の色に馴染みやすくナチュラルなコーラル系や、かわいくガーリーな印象のピンク系などさまざまなカラーがあるので、自分の肌やなりたいイメージに合ったチークを選びましょう。
さらに艶肌になれるハイライトの入れ方
ハイライトを手の甲に乗せて量を調節する
せっかくきれいに入れたハイライトも、1カ所に付けすぎてしまうことにより効果も半減するばかりか、マイナスイメージに。肌に直接付ける前に、1度手の甲に乗せて、量を調節しながら付けると失敗しません。
目尻側の頬骨の高い位置に入れていく
ハイライトは、顔の高い部分、または高く見せたい部分に入れると効果的です。目の周りから頬骨部分のCゾーンに入れることで、顔に立体感が出て小顔効果も期待できます。
日本人の骨格では、Cゾーンがへこんでいることが多く、明るさやツヤ感をプラスすることで立体感が出ます。ハイライトは、黒目より内側に入りすぎることでテカリに見えてしまったり、こめかみまで広く入れてしまうと顔が膨張して大きく見えてしまいます。付ける範囲も工夫してみましょう。
Tゾーンの鼻筋までいれていく
おでこと鼻筋をつないだTゾーンにも軽くハイライトを入れることで、鼻筋が通った立体的な顔に見えます。鼻先まで入れてしまうとテカリに見えてしまうため、おでこから鼻筋あたりまでにとどめておくことがポイントです。
顎先の狭い範囲に少しだけのせる
顎にも軽くハイライトを入れることで、顔全体が締まって見えます。広く入れ過ぎてしまうと膨張して見えてしまうため、控えめに、狭い範囲に軽く入れましょう。
艶肌メイクの驚きの効果
ナチュラルメイクに見え、実年齢より若く見られる
年を重ねるごとに、肌のくすみやシミ、色ムラや乾燥など肌の悩みがつきものです。隠そうとするほどにファンデーションなどのメイクが厚く、濃くなり質感もマットな印象となってしまいます。せっかくのメイクも老けて見えるなど逆効果に。肌を若々しく見せるためには、ツヤ感を出すことがポイントなのです。
艶肌メイクをすることで、肌にツヤ感や透明感が出ると、ナチュラルで明るい印象になります。みずみずしく若々しい肌に見えるため、実年齢より若く見える効果が期待できます。
肌が内側から光っているように見え、顔色が明るく見える
なめらかな輝きが出るパールの入った下地や、ツヤ感の出るファンデーションなどを使うことで、みずみずしくて肌の内側から光っているような、きれいな艶肌が作れます。
光が反射してくすみや毛穴を目立たなくさせるため、肌そのものや顔色を明るく見せてくれるうれしい効果も。適度なツヤ感は、顔色が華やかに見えるのです。
健康的に見える
健康的な肌とは、肌トラブルがなく、キメが整いふっくらとしていて柔らかい肌のことを指します。肌にツヤが無くなると、立体感やメリハリもなくなり、不健康に見えてしまいます。
人は、「健康な肌に艶は出るもの」と本能的に判断するため、肌の印象からその人に対するイメージも決まるそうです。肌にツヤがあると、それだけでも生き生きとして、健康的に見えるのです。
色っぽさが表現できる
艶肌メイクは女性を魅力的に見せ、血色感をプラスすることでさらに女性らしさが引き立つため色っぽさも表現できます。メイクで作りすぎていない抜け感が、つい触れたくなるような柔らかさや艶っぽさを演出します。
メイク法をマスターしていつでも艶肌に
透明感のあるうる艶肌は、憧れます。一見難しそうな艶肌メイクですが、いくつかのポイントを押さえることで簡単にチャレンジできます。
下地やファンデ、ハイライトなどのポイントメイクを上手に取り入れることで、肌の気になる色ムラやしみをきれいに隠して、誰でもツヤツヤの肌になれるのです。
生き生きと健康的なイメージや、女性らしく上品なイメージを与えるなど艶肌メイクにはたくさんのメリットがあります。スキンケアのポイントやメイク法をマスターして、憧れのツヤツヤ美肌を手に入れましょう。