ニキビに効果があるクリームはどれ?効能や正しい塗り方を知ろう

2017.07.13

ニキビに効果があるクリームはどれ?効能や正しい塗り方を知ろう

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

大人ニキビを治すためにクリームを選ぶ際、悩んだことはありませんか?クリームには、市販薬や皮膚科の処方薬などがありますが、どのクリームもあくまで炎症を取るのが目的です。再発する恐れがあることも理解し、自分に合う効果的なニキビ薬を選びましょう。

INDEX

目次

    大人ニキビに効く薬は大きく分けて3つ

    皮膚科処方の塗り薬(クリーム)

    皮膚科で処方される塗り薬(クリーム)には、症状や体質に合わせた効果・効能が期待できるものが多く、市販薬よりも幅広い症状に対応することができます。

    例えば、即効性が期待できる抗生物質が配合されたクリームや、皮脂の分泌を抑えながら余分な角質をピーリングしてくれるクリーム、殺菌作用や抗炎症作用が期待できるクリームなどがあります。

    様子を見てもなかなか治らなかったり、市販の塗り薬では治らなかったりする場合には、皮膚科に相談して症状や体質に合った塗り薬を処方してもらいましょう。

    皮膚科処方の飲み薬・漢方薬

    皮膚科では、塗り薬が肌に合わない人や、体質から改善してニキビができにくくしたいと思っている人に、漢方薬が処方されるケースがあります。また、漢方の他にも、炎症を抑える抗生物質や皮脂の分泌を抑えたりする皮脂分泌抑制剤などの飲み薬も処方されることもあります。

    ホルモンバランスを整えるものや、皮膚の炎症を抑制するもの、血行を良くするものなど種類はさまざまです。どのように調子が悪いのかを皮膚科の先生に相談した上で、自分の体質や肌の調子に合った飲み薬や漢方薬を処方してもらいましょう。

    市販薬、主に塗り薬(クリーム)

    市販薬は、主に塗り薬(クリーム状のもの)が多く、患部に塗布することで炎症を防止します。皮膚科で処方してもらう塗り薬よりも比較的安価で、どこでも買える手軽さがあります。また、炎症が軽度な場合には、市販薬で早期にニキビを改善する効果が期待できます。

    しかし、炎症がひどい場合には、治るのに時間がかかることがあります。市販薬には、どのタイミングでどのくらいの期間使用すれば良いのかなど記載されていますが、指示された期間使用しても変化が見られない場合には、使用を中止して皮膚科に相談した方が良いでしょう。

    市販薬の塗り薬(クリーム)の選び方・注意点

    OTC(医薬品)を選ぼう

    ニキビの塗り薬(クリーム)には、大きく分けて医療用医薬品と一般用医薬品があります。医療用医薬品は医師の診断や処方により使うことができ、一般用医薬品は通称「OTC医薬品」と呼ばれ、ドラッグストアや薬局などで自分で選んで購入することができます。

    ただ、一般用医薬品のうち第一種医薬品の場合は、調剤薬局などで薬剤師からアドバイスを受ける必要がありますし、第二種医薬品の場合は薬剤師や登録販売者が常にいる店舗でしか購入できないので注意が必要です。第三種医薬品の場合は、自分の考えで自由に購入することができます。

    OTC医薬品は医療用医薬品と同じ成分が使われていることから、症状を緩和する有効成分が多く配合されているものが多く、症状を感じた時に病院に行かなくてもセルフケアが可能です。しかし、軽度なニキビの治療には即効性が期待できますが、指定された期間効果が出ない場合は医療機関に相談する必要があります。

    長期使用は避けて

    ニキビの市販薬を自己判断で長期的に使用すると、副作用が出るリスクが高まります。例えば、市販薬の中には抗生物質が配合されたステロイド系のものがありますが、免疫を抑制し炎症を軽減させる一方、皮膚に生息している常在菌が増加しやすくなり、ニキビができるケースがあります。

    市販薬に記載されている指示された期間効果が見られない場合には使用を中止し、皮膚科に相談しましょう。

    1週間使って改善がなければ、皮膚科に行こう

    炎症がなく軽度なニキビは、正しい洗顔方法やクリームの使用などにより3日~1週間程度で治ることが多いです。清潔な肌に有効成分が含まれたクリームを使うことで、早く治る可能性が高まります。

    しかし、1週間毎日クリームを塗っても改善しない場合には、使用を中止して皮膚科に行きましょう。同じ抗菌薬を長期的に使用すると耐性菌ができてしまい効果がなくなってしまうことがありますし、ステロイド系のタイプの場合は常在菌を活発にしてニキビの発生リスクが高くなります。

    適切な理由がない限り自己判断で長期使用を決めずに、皮膚科に相談するようにしましょう。

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      ニキビに効果があるクリームはどれ?効能や正しい塗り方を知ろう
      7608-1:1週間使って改善がなければ、皮膚科に行こう

      医療・美容コンサルタントの滝沢日花里です。ニキビは肌トラブルの中でも医療機関にかかる方は少ないと思います。皮膚科の専門医でも皮膚の構造や治療法に関しては常に勉強をし続けていくくらい、とてもデリケートで難しいのが肌トラブルです。誤った自己治療法の結果、中々治らず跡が残ってしまったり、クレーターになってしまう方は多いです。一時的な疲れ等で出来るニキビは、数日から1週間で治る事が殆どです。それ以上治らない場合は、ケアの方法が間違っていたり、場合によっては内臓が弱っているなど他の疾患が隠れている場合もあります。実際に皮膚科での治療となりますと、保険適用で治療も出来ますので安くで適切な治療が受けれます。(※美容皮膚科などは全額自己負担となりますので、事前に各医療機関にお問い合わせ下さい。)肌トラブルに悩まれている方は、是非1度専門医の元で相談してみましょう。

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    赤ニキビに効く市販薬クリーム

    テラ・コートリル軟膏

    多くの有効成分が含まれているOTC医薬品のテラ・コートリル軟膏。皮膚科で処方される塗り薬とほぼ変わらない効果が期待でき、高い抗菌作用や抗炎症作用によりあらゆるニキビに対応できます。また、ニキビの症状の他、化膿を伴う湿疹や皮膚炎などにも効果があります。

    ペアアクネクリームw

    肌に優しい弱酸性で植物性のほのかな香りで使いやすいペアアクネクリームw。OTC医薬品ではないものの、アクネ菌によるコメドの生成を防止しながら、アクネ菌などの菌を殺菌したり、炎症も抑制したりするため、あらゆるニキビに効果が見られます。

    第2類医薬品なので、ドラッグストアや薬局などで手軽に購入することが可能です。

    ビフナイト

    角質を柔らかくする成分やニキビの赤みや腫れを抑える効果の高いビフナイト。OTC医薬品ではありませんが、皮膚科医が推薦するほど効果が高く人気があります。

    ニキビの赤みや腫れを抑える効果や、アクネ菌を殺菌する効果などから、特に赤ニキビケアに効果的です。

    オロナイン

    昔から万能薬として親しまれ、ニキビや火傷、切り傷などに効果があるオロナイン。昔から人気があるアイテムなので、一家に一個はあることが多く手軽に使えます。

    また、OTC医薬品であることから、皮膚科で処方される塗り薬とほぼ同じ成分が含まれているので、早期のニキビ治療に効果的です。

    白ニキビに効く市販薬クリーム

    白色ワセリン

    第3類医薬品で、多くのドラッグストアや薬局で手軽に購入できる白色ワセリン。手足のヒビやアカギレ、肌荒れ、乾燥に効果があると言われていますが、ニキビの初期段階の白ニキビにも効果が期待できます。

    白ニキビに効果があるとはっきり明記されていませんが、ミネラルオイルで毛穴に余分な皮脂を与えにくく、保湿効果も高いため、乾燥肌の白ニキビケアに使えます。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    大人ニキビはワセリンで治る?使い方をマスターすれば乾燥も怖くありません

    クレアラシル

    殺菌・消炎・皮脂吸収の3つの効果によりニキビケアができるクレアラシル。この効果から、思春期ニキビにも大人ニキビにも効果があると言われており、皮脂を吸収する成分から特に白ニキビケアに有効に働きます。

    肌馴染みが良く伸ばしやすいため、肌がかさつかずに使いやすい点も人気があります。

    クレンジングリサーチソープ

    AHA(フルーツ酸)成分で古い角質を除去することで、ニキビを防止するクレンジングリサーチソープ。皮膚科医がピーリング石鹸として推奨する美容石鹸で、汚れや古い角質をきれいに取り除き、くすみのない触り心地の良い滑らか素肌へ導きます。
    ドラッグストアで手に入るので、手軽にニキビケアができます。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    「AHA洗顔料で簡単ピーリング」フルーツ由来の酸で輝く素肌へ

    皮膚科で処方される塗り薬

    ベピオゲル

    ピーリング・抗菌・漂白作用などによりあらゆるニキビ治療に効果があると言われているベピオゲル。海外では広く使われていたニキビ薬ですが、2015年に日本で認可されたばかりの新しい薬です。

    しかし、赤みやかぶれなどが皮膚にできてしまうこともあるので、使用には十分注意が必要です。

    ディフェリンゲル

    2008年から日本国内で販売が開始されたディフェリンゲルは、ベピオゲルが認可される前まで定番のニキビクリームとして処方されていた塗り薬。皮脂の過剰な分泌を抑制するとともに、角質をピーリングする効果が期待できるため、白ニキビや赤ニキビなどに効果が期待できます。

    デュアック配合ゲル

    抗炎症作用や抗菌作用により、赤ニキビに特に効果があると言われているデュアック配合ゲル。その効果から、世界80か国でニキビ治療に使われています。デュアック配合ゲルの最大のポイントは、他のクリームと比べると耐性菌ができにくいため、長期的な使用ができる点です。

    ただ、耐性菌が全くできないということではないので、肌への負担を考えてできるだけ短期間で集中して治すように心がけましょう。

    アクアチムクリーム

    ニキビの原因菌であるアクネ菌を高い抗菌力と殺菌力で除去することで、ニキビケアができるアクアチムクリーム。アクネ菌などの菌の増殖による炎症を防ぐことができることから、炎症のある赤ニキビに高い効果があると言われています。

    大人ニキビには保湿クリームも有効

    ニベア缶

    保湿成分スクワランやホホバオイルなどが配合され、高い保湿力をキープできるニベア
    缶。保湿効果以外にも、肌を守ったり、肌の調子を整えたりする作用があることから、肌のターンオーバーの促進や、皮脂の分泌のバランスを調整する作用も期待できます。

    この作用から乾燥やターンオーバーの乱れから発生する大人ニキビに効果的です。近年何にでも効果がある万能薬と言われるほど、人気の高いアイテムです。

     ユースキン ユースキンA

    保湿力が高く、程よい水分量で肌の調子を整えるユースキンのユースキンA。ひびやアカギレなどに効くと有名なアイテムですが、ニキビに効く消炎成分や保湿成分、血流改善成分など有効成分も多く含まれています。

    塗り薬の塗り方とスキンケア方法

    洗顔・クレンジング

    塗り薬を効果的に塗るには、まず洗顔やクレンジングで顔を清潔にすることが大切です。肌に余分な皮脂や角質などが残ったままだと、塗り薬の効果が薄くなってしまいます。

    低刺激のクレンジングでメイクをオフした後は、洗顔料をよく泡立てきめ細かい泡でマッサージするように洗顔するようにしましょう。

    洗顔が終わった後は、清潔なタオルでトントンと軽く叩くようにして水分をふき取るようにしてください。

    化粧水や乳液など基本スキンケア

    しっかり洗顔できた後に、化粧水や乳液などの基本的なスキンケアを怠ってしまうと、肌が乾燥してしまい、ターンオーバーの機能が低下してしまう原因になります。

    洗顔後は特に水分や皮脂が少なく、乾燥しやすい状態です。そこで、洗顔で失われた水分を化粧水で補い、肌の内側に水分や美容成分をキープしてくれる乳液を使うことで、肌の潤いを保つことができるのです。

    特に、ニキビができている時にはオイル・アルコールフリーの低刺激なものや肌の炎症を抑える成分などが含まれているものを使うと効果的です。肌タイプやニキビの症状を確認しながら、有効成分や油分量などをもとに化粧水や乳液を選ぶようにしましょう。

    白ニキビ用塗り薬

    白ニキビができている場合には、炎症が少なく化粧水や乳液の刺激などの刺激で肌にしみる恐れがないので、基本的なスキンケアの後に白ニキビ用塗り薬を塗ります。

    スキンケアが終わった後に、患部に薄く塗り込むようにして様子を見ましょう。

    赤ニキビ用塗り薬

    赤ニキビができている場合には、炎症がひどく、浸透力の強い化粧水や乳液が患部にしみてしまう場合がありますので、スキンケアの前に患部を守るために塗るのをおすすめします。

    ニキビ用化粧水や乳液は低刺激な場合が多いですが、炎症がひどい場合には症状が悪化するケースもあるので、しみてしまう場合には患部に使用するのは控えた方が良いでしょう。

    患部に絆創膏をふわっと貼る

    患部に塗り薬を塗った後は、ふわっと絆創膏を貼ると、患部への細菌の侵入を防いだり、塗り薬を触って落としてしまうのを防止したりすることができます。

    ここで、貼る時にぴったり貼ってしまうと、毛穴が塞がれて菌が繁殖しやすくなってしまうので、ふんわりと患部と絆創膏の間に少し余裕を持たせて貼りましょう。

    大人ニキビにはクリームを使い分けよう

    大人ニキビができてしまった時には、症状や体質に応じてクリームを使い分けることが大切です。

    市販薬で効果が出なかったり、塗り薬より飲み薬で体質から改善したかったりする場合には、皮膚科に相談して適切な薬を処方してもらいましょう。

    ニキビ用のクリームの効果・効能や種類を知り、効果的なスキンケアの方法も身につけることで、健康的な肌を目指しましょう。

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