目次
繰り返される体ニキビの原因とは
ニキビができるメカニズム
思春期ニキビと大人ニキビ、できる原因は違いますが皮脂分泌が多くなり毛穴が詰まる点では共通しています。思春期にはまったくニキビができなかったという人も成人後にニキビで悩んでいるということは、よくある話です。
ニキビができるメカニズムをしって、予防法を実践してみましょう。
毛穴に詰まった汚れ
毛穴には酸化した皮脂やその皮脂が固まった角栓が、汚れとして詰まっていることがあります。普段メイクをしない人にもできてしまうニキビは、乾燥によりかたくなった毛穴と、毛穴に詰まった皮脂汚れが原因です。
メイクの落とし残り
きちんと日中のメイクを落としたつもりでも、毛穴の中にはメイク汚れがたまったままということはよくあります。毛穴を開いてからするクレンジングなどが効果的です。温感で毛穴を開かせるクレンジング剤もありますし、蒸しタオルを使ったクレンジングもおすすめです。少し面倒かもしれませんが、メイク落としと洗顔をお風呂の一番最後に行うと毛穴が開いていて効果があります。
便秘は”ニキビ”の見えない大きな原因
便秘はニキビの原因の一つです。便が溜まったままだと便の毒素が血流に乗り、肌荒れを引き起こします。腸内環境と肌はとても密接な関係と言われています。腸内美人を目指すことでニキビを予防することができます。
髪の毛が当たると雑菌が顔につく
髪の毛が頬や額に触るだけでも雑菌はつきます。髪には整髪料やシャンプー、リンスなどが残っている場合もありニキビにとっては刺激物です。ニキビが気になる時は髪型をアップスタイルにするなどして直接肌に触れないようにしましょう。
寝てる時も汗をかくパジャマもこまめに替えよう
私たちは寝ている間もコップ1杯分ほどの汗をかいています。汗を餌にして増える雑菌が背中ニキビを悪化させることも考えられます。最低でも1週間に2~3回くらいはパジャマも洗濯をしましょう。
汗をかいたときはこまめに拭こう
かいた汗をそのままにしておくことは肌にとって、とても負担になります。ごしごし擦るのではなくトントンと優しく、清潔なタオルで拭き取ってあげましょう。
悩みすぎ、治らないのがストレスに
次々とできてくるニキビにうんざりしてしまいますが、悩み過ぎるのも禁物です。ストレスは肌を敏感にしてしまい、バリア機能を低下させます。バリア機能の低下した肌はニキビができやすいのです。
気になるニキビ、触るともっとひどくなる
つい触ってしまうニキビ、手の汚れでニキビの原因菌が増える
痛みやかゆみを伴うニキビもあるので、つい手が伸びて触ってしまうもの。実は人の指先は色んな所を触っているので雑菌がたくさんいます。その雑菌が肌につくことで
常在菌とのバランスが崩れ始めるとニキビのできやすい状態になりますので、触らないようにしましょう。
つぶしてしまうとまたすぐニキビが
ニキビをつぶして中のたまった皮脂やアクネ菌を一時的に外に出したとしても、保湿ケアを怠ってしまうと、乾燥してかたくなった毛穴ではすぐにまたニキビはできてしまいます。
一時的に毛穴の腫れは治まるかもしれませんが、自分でニキビをつぶすことは周りの皮膚も傷つけてしまう可能性が高いです。色素沈着のリスクもあるのでつぶさないほうが良いでしょう。
つぶしたニキビの跡が消えない
自分でつぶしてしまったニキビでも、つぶしていないニキビでも、跡が残る場合があります。それはニキビの症状の段階が進んでしまい、膿を持ったニキビができてしまった場合です。この状態のニキビは炎症を起こしています。
炎症はまわりの皮膚にも広がり周辺組織や真皮にまで及ぶ場合があります。例えニキビが治ったとしても跡が残ってしまうのです。
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ニキビ跡がぼこぼこになる
ぼこぼこしているのは、ニキビの炎症が肌の奥まで達していたということです。肌のターンオーバーを正常化することにより、新しい皮膚ができてきます。ホームケアで十分に改善できることなのでこれからご紹介する正しい方法を、日常生活の中に取り入れてみましょう。
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ニキビの原因になる食べ物
甘くなくても入ってる糖質
糖質=甘いものというイメージは誰でも持っているものです。しかし、実際に甘くなくても糖質と呼ばれるものはあります。炭水化物です。多く含まれているのはお米やおイモ。
糖質が体内で分解されるときに消費されるのがビタミンB群です。ビタミンB群と言えばニキビや肌荒れ予防に有効な栄養素として有名です。そのビタミンB群を糖分の代謝だけに消費してしまってはニキビ予防はかないません。
辛いものは”刺激物”取りすぎ注意
刺激物である唐辛子などの辛いものを取り過ぎるのも注意が必要です。刺激物は胃や腸などの粘膜を傷つけ、消化不良を引き起こします。その結果、肌荒れを招いてしまうのです。
脂肪の取り過ぎは体にもよくない
脂肪を摂りすぎると、第一には太るということがありますが、ニキビ予防としても気をつけなくてはいけません。脂肪の摂りすぎは皮脂の過剰分泌につながります。皮脂でベタベタした肌にはニキビができやすくなってしまいます。
コーヒーや紅茶もカフェインはニキビの原因
覚醒作用がありダイエット効果もあると言われているコーヒーですが、紅茶も同様にカフェインを多く含んでいます。カフェインには利尿作用があるので、ニキビ予防に欠かせない栄養素であるビタミンB群やビタミンCも体外に排出してしまいます。結果として皮脂の分泌量が増えニキビができてしまうというわけです。
体ニキビの部位別の原因
背中ニキビは乾燥がほとんどの原因
背中ニキビで悩んでいる方は多いと思います。原因は肌の乾燥。乾燥した肌は毛穴まわりが固くなってしまい、ニキビの元である角栓ができやすくなります。角栓でフタをされた毛穴の奥がだんだん炎症を起こして悪化して行くこともあるのです。
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胸ニキビはたばこや生理不順が多くの原因
喫煙はビタミンCを破壊します。せっかく摂った美肌成分、特にニキビの予防に効くビタミンCを喫煙で壊してしまうのはもったいないこと。ニキビ予防のためにも禁煙をしてみるのもおすすめです。驚くほど肌がきれいになることでしょう。
生理不順はホルモンバランスの乱れによるものです。ホルモンバランスが乱れると代謝も悪くなりがち。その結果肌荒れやニキビを引き起こしてしまいます。
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お尻のニキビはあっていない下着のサイズが原因に
サイズが小さすぎる下着は体を締めつけます。締めつける下着は蒸れやすいですし、肌にこすれて刺激にもなってしまいます。その結果、角質が固くなりニキビができるという仕組みへ。
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耳は毛穴が多く皮脂の分泌量が多いからニキビができやすい
耳に痛いニキビができたことのある人も多いはず。耳は毛穴が多く皮脂分泌も盛んです。本来ニキビができやすい場所だということを忘れないケアをしましょう。
体ニキビの部位別対処法
背中ニキビは保湿が大事
乾燥が原因でできる背中ニキビには保湿がなによりも大事。ビタミンC誘導体配合のローションや美容液で、お風呂上がりにやさしくケアしてあげましょう。日中汗をかいた時は乾いた清潔なタオルで汗を拭き取っておくことも大事です。
胸につける下着はサイズが合っているもので洗い方もやさしく
下着も締めつけすぎるような小さいサイズはNG。自分の体にあったものをつけましょう。デリケートな部分なので、ごしごし洗いはせずに肌との間に泡のクッションが入るような洗い方で優しく洗いましょう。
目の届きにくいお尻ニキビはローションなどでお手入れを
ざらざらしているニキビ肌だと水着を着るのにも抵抗が。ニキビ用や肌荒れ防止に良いとされるグリチルリチン酸ジカリウム配合のローションなどで、毎日のお手入れをしてあげましょう。
スプレータイプのものもありますので、手の届きにくい部分のケアにはとても便利で効果的です。
耳のニキビは毎日枕カバーを清潔に
皮脂分泌が多い耳。耳が触るところと言ったら枕ですね。枕カバーの洗濯も最低でも1週間に2~3回はしておきたいものです。
洗い忘れが多いのも耳です。お風呂で耳を洗うのも忘れないようにしましょう。
体ニキビに効く薬やおすすめ化粧品
どろ豆乳石鹸 どろあわわ
「どろあわわ」をご存知の方は多いと思います。モコモコの濃密泡で洗顔するのはとても気持ち良さそうですよね。そんな「どろあわわ」がニキビ予防にとても効果があるんです。
1.ニキビの原因を除去
「どろあわわ」とは沖縄産の泥クチャから作られたマリンシルトと国産ベントナイトと呼ばれる泥が配合された洗顔料です。泥には汚れを吸着する性質があり、ニキビの原因にもなる古い角質層をやさしく落とし、透明感のある肌へと導いてくれます。
2.ターンオーバーを整える
古い角質がたまった肌はターンオーバーが正常に働いていません。年齢にもよりますが28日周期が肌の生まれ変わりの一般的な期間です。そのターンオーバーを整えることでニキビを予防します。
3.コラーゲン配合
その上、贅沢にもコラーゲン配合。同じく配合されているヒアルロン酸をささえハリのある肌へと導きます。
ペネアクネクリーム W
有効成分がニキビの元になるアクネ菌によるコメドの生成を抑え、赤ニキビの炎症も抑えてくれます。
1.もともと病院で処方されていたニキビ用薬
病院処方の成分配合なので、高い効果が得られます。
2.皮脂分泌を抑え 炎症も抑えてくれる
皮脂分泌が抑えられると次にできてくるニキビ予備軍のような小さなコメドもできにくくなります。その上、赤ニキビの痛い炎症も抑えてくれるのでできてしまったニキビの治療薬としても一つは持っておきたいお薬ですね。
3.市販で手に入る
効果を実感できる病院処方の配合成分が市販で手に入るのも、便利なポイントです。
クリアボディ スムースローション
背中やお尻など手の届きにくいところでもシュッと一吹き、ニキビを防いでくれます。
1.スプレーバージョンなので手の届きにくいところにも届く
スプレータイプなので、手の届きにくい背中でも簡単にケア出来ます。
2.ニキビケア専用
ニキビケア専用のボディローションはバリア機能を整えてくれたり、出来てしまったニキビをケアする薬用成分も配合されていて安心です。
3.無油分、無香料
肌への刺激になるような油分や香料は無配合。毎日使うものだから肌へのやさしさは第一です。
チョコラBBプラス
TVCMでも有名な「チョコラBBプラス」。体の中からニキビ予防、ニキビケアをしたいならビタミンB群は必須です。
1.背中ニキビによく効くと人気
しつこく繰り返す背中ニキビにビタミンB群はとても効果があります。新陳代謝がアップしターンオーバーが整います。ニキビ予防としてもできてしまったニキビにも有効な成分です。
2.ビタミンB群が豊富に配合
美肌作りには欠かせない栄養素であるビタミンB群。その中でもB2、B6、B1が高配合されています。これらの栄養素が元気な細胞で肌を満たしてくれるのです。
3.ドラッグストアで簡単に手に入る
ドラッグストアで安価で手に入るのも人気の理由です。
アロボディ ACクレンジングソープ
AHA配合のニキビ用薬用ボディソープです。
1.無香料 無鉱物油
香料、鉱物油が無配合でお肌をいたわりながらもすっきり洗浄してくれます。
2.口コミが圧倒的人気
口コミサイトでは背中ニキビに効果ありと話題に。
3.ニキビ専用の薬用ボディソープ
気になるボディのニキビ専用の薬用ボディソープだから安心です。
ニキビ予防にしっかり保湿でたっぷり使える化粧水「ハトムギ化粧水」
話題のコスメ「ハトムギ化粧水」。すでに使ってらっしゃる方も多いのでは。
1.低価格 大容量でたっぷり体全体に使える
500mlで650円はとてもコスパが良いと言えるでしょう。
2.無着色料
人工の着色料を使っていません。
3.無香料
香料も無配合で敏感肌の人にもやさしい処方。
体ニキビに効果的な栄養素
糖質の代謝に効果的な手軽に取れるビタミンB群
ビタミンB群は豚肉や納豆、カツオ、レバーなどに多く含まれています。毎日の献立に取り入れやすい食材が多いのも特徴です。足りないと感じたら、サプリメントで補うことも可能です。
ニキビ跡の原因色素沈着を予防してくれるビタミンC
美白作用を持つビタミンCは色素沈着予防だけでなく、ニキビそのものをできにくくしてくれます。 カラーピーマン、アセロラ、いちごなどに多く含まれていますが、熱に弱いので生で食べられるものはそのままサラダなどで食べるのが良いでしょう。
肌のターンオーバーを助けてくれるビタミンA
皮膚の生まれ変わりを助けてくれるのがビタミンA。色素沈着を起こしてしまったニキビ跡でも、メラニン排出を促してくれるのでぜひ摂っておきたいところです。
レバーや乳製品に含まれているビタミンAを上手に摂取することで、ターンオーバーが正常化しニキビ予防につながります。
新陳代謝の促進のお手伝いをしてくれるコラーゲン
肌の弾力や潤いを支えているコラーゲンは、新陳代謝をしながらコラーゲン繊維を柔軟な状態に保っています。美肌成分であるコラーゲンは鶏肉に多いのも特徴。上手に取り入れたいですね。
体の中の老廃物を出しやすくしてくれる食物繊維
ニキビ予防には便秘対策がとても大事です。体の中の老廃物が腸に溜まったままだとその毒素が血流に乗り肌荒れを引き起こしてしまいます。野菜や果物に多く含まれる食物繊維をメニューに加えることをお忘れなく。
私は体質上、脂っこいものや甘いものをたくさん食べてしまうとニキビが出来やすく、それは顔だけでなく身体に出来てしまうこともあります。そのようなニキビへの対処方法として日頃から茹で野菜を冷凍保存して、いつでも食べられるようにしています。ブロッコリーやカリフラワー、キャベツの他、食物繊維の多いごぼうも常備しています。ごぼうはそのままだと食べにくいので、ささがきにしてサラダにしたり、同じく食物繊維の多い豆類と一緒に煮物にします。野菜を冷凍保存する場合は食べやすく、調理しやすい大きさにカットした上で保存袋に入れて保存すると、かさばりにくいのでおすすめです。 繰り返すしつこい体のニキビを徹底予防。変えるのは身近なところからさんを0人が応援しています! SNSでシェアすることで、モデルの表示順位がアップします。
体ニキビを直してすべすべキレイな肌を手に入れよう
体ニキビも顏と同様、スキンケアの方法、お手入れするアイテムの選び方、食生活の見直しで改善できるものがほとんどです。気になるニキビを予防して、なりたい肌へ。誰にでもできるニキビ予防への第一歩です。