目次
水クレンジングとは
ローションタイプのクレンジング料のこと
水クレンジングとは、ローションタイプのクレンジング料のことを言います。ローションをコットンに含ませて拭き取るタイプのメイク落としです。含まれている水分が多いことから「水クレンジング」と呼ばれていて、クレンジング剤の種類としてはリキッドタイプに分類されます。
水クレンジングの仕組み
界面活性剤の働きによってメイクを落とせる
水クレンジングの主な成分は水と界面活性剤です。水クレンジングと呼ばれていますが、水によってメイク汚れを落とすわけではありません。一緒に配合されている界面活性剤には油分を包み込んで落とす性質があり、この界面活性剤の働きによってメイク汚れを落とせるのです。
水クレンジングの使い方
水クレンジングをコットンにたっぷり含ませる
清潔なコットンに、水クレンジングをたっぷり含ませます。「ひたひた」になるぐらいしみ込ませてください。含ませる量が少ないと、拭き取る時にコットンと肌の間に摩擦が生じてしまいます。この摩擦により肌に負担がかかってしまうと、肌は傷つき、乾燥や色素沈着など様々な肌トラブルの原因になりますので注意が必要です。
アイメイクの上にコットンをのせ、数秒なじませてからふき取る
濃い目のアイメイクをしている場合は、水クレンジングをたっぷり含ませたコットンをアイメイクの上にのせ、数秒たってから拭き取りましょう。すぐに拭き取らず、メイク汚れとしっかり馴染ませることが大切です。目頭から目じりにかけて、ゆっくりと優しく拭き取ってください。
顔全体をコットンで優しくふき取る
顔の内側から外側に向かって、丁寧に優しく拭き取っていきます。この時もコットンにはたっぷりの水クレンジングを含ませることを忘れないでください。水クレンジングの使い方でとにかく重要なのは「たっぷり含ませる」こと。小鼻などの汚れが気になる細かい部分には、コットンを折って使ってみましょう。スムーズに拭き取れるはずです。汚れを落としたいからと、ゴシゴシこするのはよくありません。
水クレンジングのメリット
界面活性剤の含有量が多いため 洗浄力が高い
「水クレンジング」という呼び名から、汚れを落とす力に不安をもっている方も多いかもしれませんが、水クレンジングは他のクレンジング剤に比べ、洗浄力の鍵となる界面活性剤の含まれる量が多いのが特徴です。界面活性剤の量が多いということは、その分、洗浄力も高くなっているということ。しっかりとメイク汚れを落としてくれます。
洗い流す必要がない
ヒアルロン酸や保湿性ビタミンCなどの保湿成分が含まれている
水クレンジングは拭き取るだけでOKのクレンジング剤です。拭き取るだけで、メイクの汚れだけでなく、毛穴の汚れや肌の古い角質なども取り去ってくれるため、水で洗い流す必要がなく、簡単にメイク落としが完了します。また、保湿成分であるヒアルロン酸や保湿性ビタミンCなどが含まれている製品が多く、メイク汚れを落とす効果だけでなく、肌に水分や潤いをあたえてくれる化粧水の役目も果たしてくれます。
クレンジングは、水クレンジングと洗顔時のオイルクレンジングを使い分けています。お肌のために帰宅後はなるべく早くメイクを落とすようにしているのですが、洗顔する時間がない時には、水クレンジングですばやくふき取るようにしています。また、マスカラなどメイクがなかなか落としづらいところや、しっかりメイクした日には水クレンジングである程度落としてから、洗顔時にオイルクレンジングでさらにしっかり落とすようにしています。 「水クレンジング」おすすめ3選。簡単お手入れでクリアな肌にさんを0人が応援しています! SNSでシェアすることで、モデルの表示順位がアップします。
水クレンジングのデメリット
お肌の乾燥の原因になることがある
水クレンジングは、メイク汚れ(油分)を落とす働きを持つ、界面活性剤の含有量が多いクレンジング剤です。界面活性剤の含有量が多いということは、洗浄力が高いということ。肌が乾燥している人や敏感肌の人は、使いすぎることで肌に必要なうるおいまでもが奪われ、皮膚の角質層が破壊されてしまう可能性があります。様々な肌トラブルを起こす原因になることもあるので自分に肌タイプに合った水クレンジングを使うことが大切です。
シミやくすみなどの肌トラブルの原因となることがある
水クレンジングは、コットンで拭き取る際に、コットンと肌との間に摩擦が生じます。拭き取りによる摩擦が大きいほど肌には負担がかかり、肌を守ろうとする肌本来の働きにより、メラニン色素が生成されてしまうのです。その結果、シミやくすみ・黒ずみなどの肌トラブルの原因になることもあるので、使用する際は、優しく丁寧に拭き取るようにしてください。
どんな人に水クレンジングが向いているのか
簡単に化粧落としができるので、忙しい方やべたつきが苦手な人
水クレンジングは洗い流す必要がありません。簡単にメイク落としができるだけでなく、汚れを落とすと同時に、配合される保湿成分によって、肌にうるおいも与えてくれる化粧水の役目も兼ねてくれるクレンジング剤です。水クレンジングは、仕事や育児に忙しい現代の女性にはぴったりと言えます。使用感もさらっとしているので、メイク落としのべたつきが苦手な方にもおすすめです。
主成分が油分ではなく水なのでマツエクをつけている人
マツエクをしている人にも、水クレンジグはおすすめのクレンジング剤です。マツエクに使われている接着剤は油分に弱いため、オイル系のクレンジングは不向きとされています。水クレンジングの主な成分は水と界面活性剤ですので、油分が使われていない水クレンジングはマツエクをつけている人に向いているクレンジング剤といえるでしょう。
水クレンジング使用時の注意事項
お肌への刺激が強いので、乾燥肌や敏感肌の方はなるべく避ける
水クレンジングは、他のクレンジング剤と比べ、油分を落とす働きのある界面活性剤の含まれる量が高いため、洗浄力も高くなります。洗浄力が高いということは、お肌への刺激がやや強めということです。肌の乾燥が気になる時やデリケートな敏感肌の方は、肌への刺激を考え、なるべく使用しない方がいいでしょう。
界面活性剤の量や種類をチェックする
短時間でしっかり落したい人は界面活性剤の量や種類が多いタイプ
水クレンジングの汚れの落としやすさは、含まれている界面活性剤の量によって差があります。パッケージの成分表示欄には含有量の記載はありませんが、含まれる量の多い成分から順番に記載されていますので、成分表示欄の並び順によって量の多さを読み取ることが可能です。
しっかり落としたい人は、成分表示欄を確認して、界面活性剤の量や使用されている種類が多いタイプを選んでみましょう。
界面活性剤には下記のような種類があります(一部)
・PEG-6(カプリル/カプリン酸)グリセリル
・ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル
・ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム
・セトリモニウムブロミド
・ヘキシレングリコール
・EDTA-2Na
無理せず丁寧に落としたい人は界面活性剤の配合量が少ないタイプ
洗浄力の高さより、肌への優しさやうるおいを重視したい人は、界面活性剤の量が少ないタイプを選んでみましょう。こちらも成分表示欄を確認してみてください。また、保湿成分が多く配合されているものを選べば、メイク汚れを落とした後の肌にしっとりとうるおいが感じられると思います。
おすすめの水クレンジング
ビフェスタ / うる落ち水クレンジング ローション ブライトアップ
化粧水由来のうる落ち洗浄成分を配合した水クレンジングです。保湿成分であるヒアルロン酸を配合しているため、使った後も肌がつっぱらず適度なうるおいが感じられます。保湿型ビタミンCや乳酸が毛穴の黒ずみなどを落とすだけでなく、濃い目のバッチリメイクも包み込んでしっかりと落としてくれる洗浄力の高い水クレンジングです。拭き取ることで古い角質が除去できるため、透明感のある肌に近づけてくれます。香料無添加、無着色、無鉱物油、ノンアルコール、パラベンフリーです。
ビオデルマ / セビウム エイチツーオー D
メイク汚れをしっかり落とすだけでなく、うるおいも与えてくれる水クレンジングです。使い心地はかなりさっぱりしていますが。肌と同じ弱酸性なので、肌に負担をかけずにメイク汚れを落とすことが出来ます。デリケートな敏感肌にも使うことができ、皮脂トラブルも防いでくれる水クレンジングです。液体は青色ですが有効成分本来の色で着色料は使用されていません。アルコールフリー、オイルフリー、無防腐剤です。
エリクシール シュペリエル メーククレンジングローション N
みずみずしくなめらかにのびるので、肌に優しく負担をかけずにメイク汚れを落とすことが出来きます。コラーゲンとエラスチンエキスGLを配合しており、肌の表面にあるごわついた角質を柔らかくほぐしながら、うるおいも守ってくれる水クレンジングです。拭き取り後もつっぱらず、みずみずしい感触が続きます。心が落ち着くアクアフローラルの香りです。
メイク落としから化粧水まで簡単お手入れでクリアな肌に
メイク汚れを落とす仕組みや、水クレンジングを使うことでのメリットとデメリット、使い方などを紹介しました。メイクを落とすだけでなく、化粧水の役割まで兼ねてくれる水クレンジグなら、仕事や育児に忙しい女性でも、簡単にお肌のケアができると思います。ぜひ日頃のスキンケアに役立てて、クリアな肌を手に入れてください。