肌の老化ストップ!いつまでも若々しくいたい人がやるべきこととは?

2017.07.11

肌の老化ストップ!いつまでも若々しくいたい人がやるべきこととは?

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

30代になり、最近肌の老化が気になるという女性が増えています。20代の頃は、スキンケアをしなくても肌の調子が気にならず、すっぴんで歩いていたのにと、悩む女性達。今からでも間に合う肌の老化のメカニズムを知って、予防と対策を行っていきましょう。

INDEX

目次

    肌の老化や衰えがはじまる年齢と現象

    老化を実感し始める30代

    どんなに美しい女性でも、30代になると肌の老化を感じることが増えてきます。20代までは気にならなかった、ハリやくすみなど、今までとの違いを感じるようになります。肌の老化を感じた時点で、老化ははじまっています。これまでとは違ったスキンケアをはじめる必要があるのです。

    老化が加速する40代

    40代を迎えると、肌の老化が加速しはじめます。それまで行ってきた、スキンケアの状態でその速度は違いますが、誰もが老化を実感する頃でもあります。もちろん、加齢もありますがスキンケアで変わることもあります。年齢とともに不足する水分などを更に補っていくことが大切です。

    目立つシミができ始める

    肌の老化がはじまると、シミが目立つように増えていきます。これは、紫外線による老化や乾燥などから、肌の生まれ変わり機能が衰えてくるためです。肌のバリア機能が衰えてくる30代以降は、古い角質やメラニン色素などが肌に残ってしまいやすくなるため、シミの原因となってしまうのです。

    加齢とともに紫外線を受ける量が増えていきます。そのため、メラニンが過剰に作られてしまうことになります。当然ながら、メラニンが増えればシミができやすくなるといえるでしょう。

    シワやたるみができ始める

    シミと同様に、シワやたるみが気になることも加齢によるものです。加齢が進むと、肌内部のコラーゲンが減少しシワやたるみの原因となります。人によっては、毛穴がたるんでしまい開いてしまうこともあります。30代になったら、これらを防ぐためにケアをする必要があるのです。

    肌が老化する原因

    皮膚の乾燥

    肌老化の原因のひとつに乾燥があります。肌は、通常つねに新陳代謝を繰り返し、新しい肌に生まれ変わろうとします。この肌の生まれ変わりのことを、ターンオーバーといいます。乾燥がひどくなっていくと、このターンオーバーの乱れが生じます。

    ターンオーバーが正しく行われない場合は、古い角質や汚れなどが落ちなくなってしまい、肌に滞ってしまう原因となります。そもそも、乾燥はどうしておきてしまうのでしょうか。これは、肌に含まれるセラミドという物質の量で決まってきます。

    セラミドの量は、個人差があり体質などでも決まってしまいます。セラミドの量が少なければ少ないほど、肌が乾燥してしまいます。セラミドの量は、加齢によって減少するため、老化へとつながってしまうのです。

    表皮が薄くなっていく菲薄化

    肌の菲薄化とは、肌の表皮が薄くなっていく現象のことをいいます。これは、肌の老化現象のひとつで、加齢とともに肌の内側にあるコラーゲンが減少し、真皮層が薄くなっていきます。肌の弾力が少なくなれば、表皮細胞を作る力も衰えはじめ、角質などの新陳代謝も悪化していきます。

    菲薄化によって表れる症状は、たるみやしわです。肌の内側にあるコラーゲンが減少すると、新しい表皮細胞もうまく作られなくなってしまいます。これが、皮膚が薄くなってしまう原因のひとつです。菲薄化が進めば、肌トラブルも増え、乾燥にもつながってしまいます。

    コラーゲンの減少

    30代後半にもなると、コラーゲンの生産量は減少していきます。40代に入ると、さらに減少していきます。コラーゲンが減少すると、同時に水分量も減ってしまいます。これは、顔の筋肉が衰えたり、たるみやシワの原因につながります。

    コラーゲン減少の原因は、新陳代謝の低下が主な原因です。新陳代謝の低下により、古いコラーゲンが肌に滞っていき、新しいコラーゲンを生成できなくなるのです。加齢による新陳代謝の低下は、どうしても避けられませんが、対策を取ることで改善できる部分もあります。

     

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    肌の酸化

    肌老化の原因のひとつである肌の酸化は、金属がサビるように肌細胞もサビることでおきます。サビの原因は、酸素が変形した活性酸素です。活性酸素とは、人が酸素を取り入れてエネルギーを作るだけで発生します。これを守る働きをするのが、抗酸化酵素や抗酸化物質です。

    しかし、加齢により抗酸化酵素や抗酸化物質の働きが低下をするため、肌がサビやすくなってしまうのです。紫外線が活性酸素を大量に増やしてしまい、コラーゲンを作る働きを弱めてしまうといわれています。これにより、シワの原因になってしまいます。

    肌の酸化は、老化現象であるシワやシミ・たるみの加速化をさせてしまいます。繰り返し浴びてきた紫外線や、加齢によりサビやすい肌を作ってしまうのです。

    紫外線による影響

    太陽光の中にある紫外線は、お肌の大敵のひとつです。肌の老化の原因でもあり、老化に影響を及ぼします。肌の老化は、肌の内部にあるコラーゲンなどが減少することで、ハリを失い弾力が低下していきます。この原因のほとんどは、紫外線にあるといわれています。

    紫外線は、すぐに表れる症状もありますが、長年紫外線を浴び続け蓄積されてしまった紫外線が、肌に残り慢性化してしまうこともあります。慢性化してしまうと、肌の老化につながってしまいます。一度蓄積された紫外線の量は、後から取り消すことができないため、予防対策を早めにはじめなければいけないのです。

     

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    体内の糖化

    肌の老化は、肌表面からだけの影響ではありません。体内から影響を及ぼすこともあります。体の内側が、糖化をすると肌の老化にもつながります。では、糖化とはいったいどんな現象なのでしょうか。糖化とは、エネルギーとして代謝できなかった糖が体内に残り、タンパク質と結びつき糖化タンパク質となる現象のことをいいます。

    皮膚にあるタンパク質のコラーゲンやエラスチンが、体内で余分な糖と反応し「糖化生成物」という物質を作り出してしまいます。糖化が進むと、肌の色が黄色くくすんだような色になってきます。糖化タンパク質は、一度作られてしまうと増え続ける性質を持っています。

    そのため、糖化しやすい食事環境もあり蓄積されやすいといえます。糖化をなるべく予防するには、日常の食生活や生活習慣を見直す必要があります。

    スキンケアを若いころから怠ってきた

    肌の細胞の働きがよい若いころは、スキンケアを怠っていたとしても、特に気にならずに過ごせてしまうものです。肌の老化現象を感じてはじめて、怠慢だったスキンケアを後悔する人も多いはずです。若い頃から最低限のスキンケアを行っていれば、肌老化のスピードの加速を緩められる可能性が高くなります。

    洗顔などのベーシックなスキンケアや、紫外線対策を、若いころから怠らないなどの対策を行っているのとないのとでは、年齢を重ねていくうちに差がでてきてしまうのです。

    過剰摂取すると肌に良くない食事

    砂糖は糖化の大敵

    肌の老化は、体内に摂取する食べ物にも気を付ける必要があります。先程説明した糖化に影響をする砂糖は、糖化の大敵となります。砂糖は、体内への吸収が早いため血糖値を急激に上げてしまい、体内で糖化生成物を作ってしまう要因につながります。

    砂糖がたくさん入っている炭酸飲料は、なるべく摂取を控えるべきといえます。そして、炭水化物も糖分があるため適量摂取を心掛け、食べ過ぎには注意が必要となります。日常の食事は、砂糖の代わりに蜂蜜などを使用することもおすすめです。

    アルコールはほどほどに

    アルコール摂取は、ほどほどであれば問題は少ないですが、大量に摂取することは肌の老化につながります。アルコールの大量摂取は、肝臓などの体内の器官にダメージを与えることがあります。体の内側から受けたダメージは、肌にも表れます。

    アルコールを飲み過ぎた場合、朝起きて、異常に喉が渇いている状態を経験したことはありませんか。これは、脱水症状の一種です。脱水症状は、乾燥の原因にもつながるため、肌へも悪影響を及ぼします。これを続けていると、乾燥によりシワやたるみなどの肌の老化を加速させてしまう原因になってしまいます。

    美味しいけれど揚げ物ばかりはよくない

    好きな食べ物にあがってきやすい揚げ物は、美味しいけれど食べ過ぎはよくありません。揚げ物は、体内で過酸化物質や体内毒素の活性酸素を発生させるものなので、糖化につながります。先程の糖化の説明にあったように、肌の老化を進めてしまう原因となります。

    しかし、まったく食べてはいけないものではなく、工夫をすることによって多少防げることもあります。揚げ物を食べるときは、先に野菜などの糖質の少ない食べ物から摂取するようにしましょう。揚げ物だけを食べるような偏った食べ方はやめ、野菜などを一緒に摂取するなど工夫をするとよいです。

    コーヒーや紅茶は脱水作用がある

    コーヒーや紅茶は、利尿作用が高く脱水作用があります。これは、同時に体を冷やす作用もあり代謝が落ち、肌の乾燥につながるのです。乾燥肌の人は特に、水分補給が重要です。コーヒーや紅茶を含めて水分を摂取している人は、飲みすぎに注意してください。

    コーヒーの飲みすぎは、乾燥肌を招いてしまう可能性があるからです。コーヒー自体は、抗酸化作用に優れた飲み物ですが、飲みすぎは禁物です。

    体重増加につながる人工甘味料

    砂糖が体内の糖化につながることは、お伝えしました。健康を考えて、砂糖の使用を控え、代わりに登場してきたのが人工甘味料です。よくある、糖質ゼロやノンカロリーなどの商品に使われているものです。砂糖の代わりに甘味をだすために使われていますが、良い面がある一方で糖尿病のリスクが上がるなどともいわれています。

    人工甘味料は、腸内のバランスを崩しやすく、過剰摂取は腎臓機能の低下などの病気を引き起こす可能性があるといわれています。こういったことから、肌への老化にも影響がある場合があるので、なるべく控えるように気を付けましょう。

    塩分の摂りすぎは他の健康面にもよくない

    塩分の摂りすぎは、体に害を及ぼすと聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。塩分を過剰摂取していると、体がむくみやすくなりさまざまな健康に害を及ぼします。食塩に含まれているナトリウムと塩素は血液内にあり、体内の水分やイオンバランスを整える役割をしています。

    塩分を過剰摂取することで、体内のナトリウムが増加し細胞内液を奪われてしまいます。そして皮膚の老化につながり、シワなどの原因につながるのです。なるべく塩分を減らし、水分を多く取る習慣をつけるようにしましょう。

    肌の老化予防

    日焼け止めを塗って紫外線対策をする

    紫外線は肌の老化に大きな影響を及ぼすとお伝えしました。肌老化を予防するためには、紫外線対策は重要です。出かけるときには、必ず日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。そして、日焼け止めを選ぶポイントも大切です。せっかく塗っているのに効果が低いものでは、もったいないことになってしまいます。

    紫外線は、波長の長さを表すUVAとUVBがあり、UVBの方がダイレクトに日焼けを起こします。しかし、UVAは室内にまで届く紫外線といわれ、時間がかかっても肌に影響します。そのため、最近ではこのUVA対策が大切だといわれています。

    UVAの効果を確認する際は、PAという表示にあるプラスマークの数でチェックしてみてください。プラスの数が多ければ多いほど効果が期待できるといわれています。

     

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    【紫外線対策】メイク前の日焼け止めと化粧下地でWブロック 

    夜に洗顔して酸化した化粧品や汚れを落とす

    夜寝る前には、必ず洗顔をして、日中ついてしまった汚れやメイクは落とすようにしましょう。洗顔をせずに寝てしまうと、皮脂が酸化してしまったり角質が溜まる原因となります。この結果、肌の老化が加速する原因を作ってしまうのです。

    一日どこにも行ってないし、メイクもしてないから、洗顔もせずに寝ても大丈夫と思っている人はいませんか。肌は、何もしなくてもホコリや汚れが付着しています。どんな状況であっても、寝る前には洗顔を怠らないようにしましょう。

    保湿を心がける

    肌の老化の原因は、乾燥も大きく影響をしています。肌の乾燥は、シワやしみなど多くの老化現象を引き起こす要因です。乾燥対策は、なんといっても保湿を行うことが一番大切です。ベースのスキンケアの最後に必ず保湿ケアを行うようにしましょう。

    保湿ケアをする際は、自分に合ったものを使用するようにして、適量を守るようにしてください。肌質に合っていないものを使用することで、効果を下げてしまうこともあります。

    アンチエイジング化粧品を使う

    肌のツヤやハリを取り戻すためや、持続させるためにアンチエイジング化粧品を使用することもおすすめです。きちんとしたエイジングケアをすることで、改善する可能性が高まります。アンチエイジングは何歳から使うべきかと疑問に思う女性が多いですが、エイジングケアは何歳からでも行えます。

    これは、年齢ではなく肌の状態によるものなので、何歳だから使うべきということではないのです。自身の肌の悩みを改善できる化粧品を選ぶ必要があるのです。先程説明した、肌の老化原因の中から状態を考え、どのようなケアが必要なのか理解して正しいエイジングケアを行うようにしましょう。

    野菜多めのバランスのとれた食事

    肌老化を防止するためには、食生活の見直しも大切です。いくら化粧品などを使ってケアをしていても、食生活が乱れていると効果は低くなってしまいます。肌の老化を進める食べ物を控えて、野菜多めのバランスのとれた食事を心掛けるようにしましょう。

    抗酸化作用のある食べ物を摂取することで、酸化を防止する効果が期待できます。抗酸化作用のある食べ物は、バナナ・カボチャ・ニンジン・大豆などがあります。特に大豆はイソフラボンに含まれる成分が、抗酸化作用が高いといわれています。美容にも健康にもよいといわれる大豆食品の摂取はおすすめです。

    口角を上げて頬を支える筋肉を鍛える

    表情筋を鍛えることも肌老化防止につながります。シワやたるみなどができないように、口角を上げて頬を支える筋肉を鍛えましょう。筋肉の衰えにより、たるみができやすくなることもあります。日常の中で、よくしゃべったり笑ったりすることも効果的だといわれています。

    適度な運動と質のいい睡眠

    肌の老化は、肌だけをケアすればよいものではありません。体内から影響されることも多くあります。体の代謝を落とさないために、適度な運動はとても大切です。運動不足は、筋肉の衰えにより代謝が下がり、体もむくみやすくなります。

    肌のターンオーバーの崩れは、老化につながるとお伝えしました。肌のターンオーバーは夜22時から2時の間に活性化します。睡眠時間がバラバラだったり、睡眠不足を繰り返すと肌の生まれ変わりがうまくできなくなってしまいます。

    質の良い睡眠を取ることは、肌にも健康にも好影響をもたらします。肌の老化を加速させないためにも、生活習慣を見直し、質のよい睡眠を取るように心掛けてください。

    ストレスのない生活を

    ストレスは、精神的にも健康的にもよくありません。そのため、肌にも影響がでます。ストレスによる生活習慣や、行動が肌老化への影響を与えている場合があります。ストレスを抱えそうになったら、ストレスが発散できることをみつけて、なるべくストレスのない生活を目指すようにしてください。

    肌老化を防いでいつまでも若々しく

    肌老化に悩んでいる人でも、改善するポイントをおさえれば、遅すぎることはありません。若いころからのスキンケアはとても大事ですが、今からでも改善することができるのです。年だからと諦めずに、スキンケアや生活習慣を変える努力をしていきましょう。

    いつまでも若々しくいることを目標に、エイジングケアを今から取り組んでいきましょう。無理せずできるところからはじめればよいのです。

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