足首が太いのはなぜ?むくみや筋力不足を解消してメリハリのある足に

2017.07.11

足首が太いのはなぜ?むくみや筋力不足を解消してメリハリのある足に

すべて

NADECICA編集部
NADECICA編集部

足首の細さは意識しないものですが、引き締まった足首になると足が美しく見えます。冷え性によるむくみや、運動不足による筋力低下を解消しましょう。足首に効くエクササイズやリンパマッサージ、体の冷えるものを食べない心がけで足首を引き締められます。

INDEX

目次

    足首がきれいな人の特徴

    アキレス腱がくっきり出ている

    足首を後ろから見たときに、すらっとしたアキレス腱が出ていると、引き締まった足に見えます。アキレス腱がくびれていると、運動神経がよい人、スポーツをやっていた人というイメージが湧き、健康的な印象も与えられます。

    アキレス腱がくっきりしている足が好きだという男性もいるので、魅力的な足に見えるポイントなのでしょう。

    足首まわりが細い

    足首まわりが全体的に細いと、ふくらはぎからのラインにメリハリが出るので、ひざ下がとても美しく見えます。意識しなくとも足首が細い人は、普段から階段をよく使ったり、よく歩いたり、つま先立ちの動作をしたり、自然に足首を使っています。

    つま先立ちの動作は高いところのものを取る以外は、日常で行われにくいものです。バレエのポーズやバスケットボールのシュートの動作などで足首が使われるので、やはり体を動かすのが好きな人は足首が引き締まっている傾向にあるでしょう。

    服を綺麗に着こなせる

    アンクルパンツやカットオフジーンズなど、足首を見せることで服を綺麗に着こなすことができます。細い足首が見えているといないのとでは、スタイリッシュさが違います。洋服のメリハリを出すためにも、細い足首は重要なのです。

    足首が太くなりやすい人の特徴

    足先が冷えている

    夏でも足先が冷えている人は、冷え性だといえるでしょう。このタイプは運動不足の場合が多く、ふくらはぎの筋肉が少なくほっそりしていますが、足首は鍛えられていないので、ふくらはぎに近いくらいの幅があります。横から見るとストンとしていて、メリハリがありません。

    下半身の血流は、第二の心臓といわれるふくらはぎが握っています。ふくらはぎの筋肉を鍛えれば、血流が促進し老廃物の排出がスムーズになるので、冷え性によるむくみも改善されるでしょう。

    何もないところで躓く

    何もない平坦なところで躓くのは、足首が固くなっています。足首の関節とそれを支えるアキレス腱は、地面に足をつくときの衝撃を吸収してくれます。そこが適度にしなることで、スムーズに歩けるのです。

    毎日ハイヒールを履いていると、足首が固定されたようになり、柔軟性がなくなってしまいます。地面に足がつくときの衝撃を上手く吸収できないと、ねんざの原因にもなるので、普段から足首をやわらかくしておくとよいでしょう。

    靴のかかとがすり減る

    靴の裏を見て、かかとがすり減っている人は、足を引きずるような歩き方をしている可能性があります。足を引きずって歩くと足首の関節が動かないので、メリハリのない足首になってしまいます。

    歩くときはかかとから着地して、親指で蹴りだすようなイメージで歩くとよいでしょう。通勤時間だけでも、歩きやすい靴を履くことが大切です。

    あまり歩く機会がない

    歩く機会自体が少ないと、当然足だけでなく足首も使われません。歩くのが苦手だからとダラダラ歩いてしまっては、足の筋肉がきちんと働いてくれません。

    運動不足になりがちな人は、動くことが苦手で、極力疲れないようにエレベーターやエスカレーターを使っていることがあります。その場合、階段に切り替えるだけでも、かなり足首を柔軟にすることができます。

    上りよりも下りのほうがバランス感覚が必要になるので、足の筋肉は使われるため、下りの階段だけでも使うようにしましょう。

    足首太い原因

    膝下の骨がアンバランス

    ひざ下から足首の間には、足の前側を通る脛骨(けいこつ)と足の後ろ側を通る腓骨(ひこつ)という骨があり、くるぶしとつながっています。くるぶしとかかとがつながっている部分が関節です。関節を巻くようにしてついているのが靭帯です。

    脛骨と腓骨のバランスがよいと、靭帯はそれほど支える必要はないので薄くなり、足首は細くなります。反対に、脛骨と腓骨のバランスが悪いと、靭帯が支えなければいけないので厚くなり、足首が太くなってしまうのです。

    重心のかけ方が悪い

    脛骨と腓骨のバランスが悪くなる原因は、体の重心のかけ方が悪いからです。足の裏にかかる重心が、外側によってしまったり、内側によってしまったりすると、骨のバランスが崩れてしまいます。

    足裏の重心のバランスが崩れる原因はさまざまありますが、一つには足の裏にタコや魚の目があり、それをかばうような歩き方をするため、バランスの悪い歩き方になるといえるでしょう。

    重心のかけ方がアンバランスな人は、靴のすり減り方が左右で異なるので、自分の靴をチェックすることでもゆがみは発見できます。自覚がなくても、靴を見ればゆがみ具合がわかるので、ゆがんでいないと思っても、一度チェックしてみることをおすすめします。

    O脚やX脚である

    O脚の場合、脛骨が腓骨より少し上になってズレているので、ふくらはぎの外側の筋肉ばかり発達するようになって、靭帯が厚くなります。X脚の場合は、脛骨が腓骨より少し下にズレているので、ふくらはぎの内側の筋肉ばかり発達するようになって、靭帯が厚くなります。

    この2本の骨が上下にズレることで、靭帯がそれを支えるために厚くなるので、足首が太くなるという仕組みなのです。

    血行不良によるむくみ

    冷え性によって足の血行が悪くなると、老廃物や余分な水分が排出されにくくなり、むくみの原因となります。冷え性の人は、新陳代謝も低下していることが多いので、新陳代謝を活性化させるとよいでしょう。

    新陳代謝は筋肉をつけることでアップするので、足首を細くするためにはふくらはぎの筋肉を鍛えることで、新陳代謝もアップし下半身の血流も改善できます。血流がアップすれば老廃物や余分な水分の排出がスムーズになるので、むくみも改善でき細い足首に近づきます。

    骨盤のゆがみ

    人が歩くときは足首の関節ではなく、股関節をしっかり使うことで、筋肉を効率的に動かしています。骨盤がゆがんでいると、股関節の位置に左右差が現れたり、動きが悪くなったりするでしょう。

    股関節を使って歩けば、股関節まわりの筋肉が鍛えられますが、骨盤がゆがんでいることで足首の関節を使って歩くことになり、そのまわりの筋肉が発達します。足首まわりの筋肉が発達することで、足首を太くしてしまうのです。いわゆる筋肉太りの状態です。

    足首が細くなる方法

    足首マッサージ

    1.くるぶしの周りをぐりぐりとマッサージ

    2.アキレス腱に沿って上に5回ほどさすりあげる

    3.手をグーにして足の甲を上下にさする

    4.足首を掴んでふくらはぎの方へ向かって5回さすりあげる

    意識して使わないと固くなりがちな足首は、毎日マッサージするとよいでしょう。特にハイヒールを履くことが多い場合は、足首が固まっているので、帰宅したらほぐしておくと、引き締まった足首に近づきます。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    足首マッサージでむくみ改善。引き締まった足首を手に入れよう

    階段を使ってつま先立ち

    1.両足をつま先側だけのせて、かかとはのせないようにする

    2.両足をそろえてゆっくりつま先立ちになり、ゆっくり元に戻る

    階段などの段差があるところなら、どこでもできるストレッチです。10〜15回を2、3セット行います。足首に上下運動をさせることで、筋肉も使われ柔軟になります。ふくらはぎの筋肉も同時に鍛えられるので、血行促進し冷え性やむくみの改善にもなるでしょう。

    片脚ずつつま先立ち

    1.バランスが不安定な場合、壁やイスなどに軽く手をついておく

    2.片足を90度になるように上げ、反対の足でゆっくりつま先立ちをする

    3.ゆっくり元に戻り反対も同様に行う

    左右10回ずつを2、3セット行うとよいでしょう。慣れない人は、回数にはこだわらず、できる範囲でゆっくり行うのがポイントです。お尻から足裏まで効いてくるので、最初はキツイかもしれません。

    足首を持ってグルグル回す

    1.イスや床に座って、片足を反対足の太ももの上にのせる

    2.乗せた足と反対の手の指を、足の指の間にしっかり入れる

    3.乗せた足と同じ側の手で、その足首をしっかりつかんでおく

    4.指を入れた手で、足をくるくる回して足首をほぐす

    左右同様にし、20回程度行うとよいでしょう。気持ちよくほぐれる程度の力加減で行い、リラックスすることで、より足首まわりもほぐれるようになります。

    つま先立ちスクワット

    1.大きく足を開いてつま先を外に向ける

    2.身体をまっすぐに腰を落とす

    3そのままかかとをあげて5秒キープ

    これは腰を落したまま、足首を上げ下げするので、お尻、太もも、ふくらはぎも使われます。慣れていないと、足が安定しないので回数よりも、ゆっくり行うことを意識しましょう。

    つま先立ちストレッチ

    1.つま先立ちになってかかとをくっつけて背伸び

    2.お腹に力を入れ、ふくらはぎとひざをくっつける

    呼吸を止めないように、自然に息を吸ったり吐いたりしながら、ストレッチすることでより筋肉がほぐれやすくなります。筋肉が柔軟になると、エネルギーも燃焼しやすくなるので、足首についた脂肪が落ちやすくなります。

    エクササイズの注意点

    足だけに力を入れない

    ストレッチなどをするときは、おへそから下をまっすぐにキープしながら行うと、バランスが崩れにくく、安定して動けるようになります。足だけに意識がいってしまうと、バランスがとりにくく、使われる筋肉にも偏りが出てしまうので気をつけましょう。

    転倒に気をつける

    足首を柔軟にしたり鍛えたりするので、どうしてつま先立ちの姿勢が多くなります。特に、階段で行う場合、バランスを崩して転倒してしまうと、ケガの恐れがあるので、十分注意しましょう。最初は、壁などを支えに、手をおいておくようにしてください。

    姿勢よくエクササイズをする

    下半身だけでなく、上半身から一本の軸が通っているようなイメージで行うと、バランスよく筋肉が使われます。無駄な力が抜けて体がゆるみやすくなるため、筋肉がほぐれたり、筋肉の動きがよくなったりします。

    普段の生活から気をつけること

    体が冷える食材を避ける

    足を出したくなる夏は、アイスやかき氷など体を冷やす食べ物がたくさんあります。気温が熱いからといって体の冷える食べ物ばかり食べていると、夏でも冷え性の症状が出ることがあります。

    冷え性でなくても体を冷やすと血行が悪くなるので、新陳代謝を悪くし、むくみの原因となるのです。体が冷えると熱を逃がさないために、自然と動きが鈍くなりますし、動きたくないという気持ちにもなりやすいでしょう。

    体を冷やす食材

    ・夏が旬のもの

    ・地面の上にできるもの

    ・色の薄いもの

    ・暖かい地域で採れるもの

    体を冷やす食材かどうかは、この4つのポイントで見分けられます。体の冷えが気になる人は、食材を買う際に気をつけてみてください。

    体を温める食材

    ・冬が旬のもの

    ・地面の下にできるもの

    ・色が濃いもの

    ・寒い地域で採れるもの

    体を温める食材かどうかは、体を冷やす食材とは正反対の見分け方になっています。ただし、色が濃いトマトですが、熱い地域で採れるものなので体を冷やします。白菜は冬が旬ですが葉物野菜なので、これも体を冷やします。

    なるべく歩く

    足首が太い原因は、元をたどれば運動不足に行きつきます。足は体を支える重要な器官で、何もしなければ年を重ねるごとに衰えてしまいます。足首を細くして、足を綺麗に見せるためには、足を動かすこと。それと同時に健康も手に入れたいものです。

    足首を引き締めるには、やはりたくさん歩いて、足首を使うことです。足首をしっかり使うためには、股関節から歩くことを意識しましょう。

    骨盤のゆがみがあったり、筋肉が固まっていると股関節が上手く動かないので、股関節まわりをほぐしてから歩き始めると、効率よく筋肉を使えるようになります。

    ウォーキングやランニングをすると、有酸素運動なので脂肪燃焼効果があり、足首の脂肪をスッキリさせることができるでしょう。

    リンパマッサージをする

    リンパの流れが滞っていることでも、足がむくんでしまいます。くるぶしの内側で、その少し後ろにはリンパ節があるので、老廃物がたまりやすいポイントとなっています。老廃物がたまってしまうと、むくみだけでなく、足全体のリンパの流れが悪くなってしまうのです。

    よくふくらはぎをリンパマッサージする人もいると思いますが、そのときはくるぶしからマッサージを始めると、ほっそりした足首に近づけるでしょう。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    足首ストレッチでむくみを解消!キュッと引き締まった足を目指そう

    足首に効くツボ

    くるぶしにはリンパ節だけでなく、足首に効くツボも存在します。

    ・太谿(たいけい)

    内くるぶしから真後ろにたどっていくと、くぼみがあるのですが、そこが太谿です。足の冷えを解消してくれるので、マッサージしているとポカポカとしてくるのが感じられるでしょう。

    太谿を押して痛みを感じる人は、体が冷えています。ゆっくりと円を描くようにして、やさしくマッサージしてください。また、腰やお腹が冷えていることが原因で起こる、生理痛の緩和にも効く女性に嬉しいツボです。

    ・解谿(かいけい)

    内くるぶしより前で、足首の前側にある二本筋の真ん中に解谿があります。新陳代謝を高めてくれるので、むくみを解消するツボとして有名です。足首のむくみが原因で、太くなっている人にはおすすめです。また、便秘解消にも効果があるので美肌にもつながります。

    合わない靴を履かない

    自分に合わない靴は、歩き方がおかしくなって、使われる筋肉のバランスが悪くなります。靴を選ぶときに試着をするなら、小さい靴はまず選ばないと思います。靴下を履く余裕をもたせて、大き目の靴を買ったときが危険です。

    スニーカーであれば、ヒモである程度固定できるのでよいですが、パンプスやサンダルなどの場合、大きい靴だと歩くときパカパカしないように、かばった歩き方となります。かかとから着地して親指で蹴り出すという、本来の筋肉の使い方ではなくなるので、外側の筋肉だけ、内側の筋肉だけといった使い方になるでしょう。

    また、慣れていないヒール、高すぎるヒール、ピンヒールなどの靴では、足をくじかないよう無意識に足首を固定した歩き方になります。太めのヒールで安定していも、ヒールが高いだけで足首は動きにくくなるのです。

    勤務中は難しくても、通勤時はスニーカーにして一駅多く歩くなどすれば、足首が動かされるので、細い足首を維持できるでしょう。休日は自分に合った、歩きやすい靴でたくさん歩くようにしてください。

    足首が太くなる原因を知って普段の生活を見直そう

    足が太くなる原因は、主に運動不足。やはり使わなければ足首は固くなりますし、筋肉も鍛えられません。冷え性やリンパの流れが悪いと、老廃物がたまってむくみ、足首が太くなってしまいます。

    適度に足を動かすことで、筋肉がつき血流もよくなり、代謝もアップします。すると、むくみが改善され脂肪も燃焼されやすくなり、引き締まった足首に近づけます。足首に効くエクササイズやリンパマッサージをしてメリハリのある足を目指しましょう。

    当社は、この記事の情報(個人の感想等を含む)及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、正確性、完全性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただくと共に、必要に応じてご自身で専門家等に 相談されることを推奨いたします。

    記事のお問い合わせはこちら

    CATEGORIES

    アイケア&アイクリーム
    EYE CARE & EYE CREAM
    クレンジング
    CLEANSING
    コンシーラー
    CONCEALER
    ボディローション&ミルク
    BODY_LOTION&MILK
    まつげ美容液
    EYELASH_SERUMS
    化粧水
    SKIN_LOTION
    洗顔料
    FACIAL_WASH
    美容液
    ESSENCE
    SNSをフォローして
    最新の口コミをチェック!
    SNS ACOUNT