目次
自まつ毛ごとエクステがとれる2つの原因
まつ毛の生え変わり
まつ毛につけたエクステがとれる際、自分のまつげまで一緒に抜けてしまうことがあります。まつ毛に負担がかかっているように感じ、不安になってしまいますね。まつげ毛には、髪の毛と同じように、生え変わる周期があります。まつ毛が生え変わるときに自然と抜けるものなので、一日3〜5本程度であれは心配ありません。
まつ毛の栄養不足
まつ毛が抜けるもう一つの原因として、まつ毛の栄養不足が考えられます。まつ毛にとって必要な栄養が不足していると、ちょっとしたことでまつ毛に負担がかかり、抜けやすくなってしまいます。
乱れた生活習慣や、間違ったスキンケア方法によって、まつ毛まで十分に栄養が行き届かなくなることがあります。不足している栄養分を補い、正しい方法でケアすることで、抜けにくいまつ毛を育てることができます。
まつ毛について知っておきたい知識
生え変わる周期がある
まつ毛には、髪の毛と同じように、生まれ変わる周期があります。周期によって、新しい毛に生え変わるため、自然と抜けていくのです。毛周期は、30〜100日程度と個人差があります。毛周期によって抜けた毛は、時期がくると自然に新しい毛が生えてきます。
まつ毛が抜けるサイクルがある
まつ毛が抜けるサイクルは、成長初期→成長期→退行期→休止期の4段階です。成長したまつ毛は、退行期で成長がとまり、休止期で自然と抜け落ちます。休止期で自然に抜けたまつ毛の部分には、サイクルとともに、成長初期で新しい毛が生えてきます。
このサイクルが正常に行われることで、太く、強く、健康的なまつ毛を育てることができます。
通常1日に5本ほどは抜けるのが自然
毛周期によって、自然と、古い毛から新しい毛へと生え変わります。健康なまつ毛を保つためには、毎日少しずつ古い毛が抜けて、新しい毛が生える準備をします。そのため、通常1日に数本程度抜けるのは自然なことです。
自然に抜けるまつ毛が、1日に3〜5本であれば心配はいりません。毛周期によって、正常なサイクルが行われているということになります。
毛周期は人によって違う
毛周期には個人差があるため、人によって抜ける時期や本数は異なります。その日だけをみて判断するのではなく、普段の状態と比較してみることで、変化に気づきやすくなります。まつエクをつける前の状態と比較すると、わかりやすいですね。
いつもよりも抜ける本数が多く、それがしばらく続くときには、毛周期やサイクルが乱れていることがあるので、注意が必要です。
まつ毛の栄養不足を補う方法
まつ毛美容液を使う
まつ毛に不足した栄養を補うためには、まつ毛用の美容液を使うと効果的です。マスカラやアイメイクなど、まつ毛には負担がかかりがち。まつ毛美容液は、まつ毛により効果的に栄養分を与えることができるので、ぜひ取り入れたいアイテムです。
まつ毛は、アイメイクやメイク落としなどによって、乾燥したり、ダメージを受けたりと、ハリやコシを失ってしまいます。まつ毛美容液の保湿成分や、ダメージ修復成分、栄養を与える成分などにより、効果的にまつ毛を整えます。
まつ毛美容液で、栄養をしっかり与えましょう。まつ毛の毛周期を正常に整え、刺激に負けにくい健康的なまつ毛を育てることができます。
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おすすめのまつ毛美容液
ディオールショウ マキシマイザー3D 10ml
まつ毛に効果的な栄養成分を配合し、日中はマスカラ下地として、夜はトリートメントとして使える便利なアイテムです。継続して塗ることで、抜けにくく、しっかりとしたまつ毛を実感することができます。簡単に落としやすく、メイク落としの負担も抑えることができるので、毎日のケアにおすすめです。
キングダム ツーステップマスカラE ディープブラック 7.9g
まつ毛にうれしい保湿成分配合で、メイクをしながらまつ毛のケアもできる便利なアイテムです。水に強いウォータープルーフタイプで、崩れにくく汗をかく季節も安心です。両端に、カールキープ効果のある下地と、ボリューム&ロング効果のマスカラがついていて、これ1本で魅力的なまつ毛を目指すことができます。
資生堂プロッフェショナル アデノバイタル アイラッシュセラム 6g
ナツメ果実エキスや、保湿成分グリセリンを配合し、まつ毛の養成に効果的です。ダメージ補修に効果的な、毛髪補修成分により、傷みがちなまつ毛をケアします。先が斜めにカットされた、やわらかいフロッキーチップタイプで、まつ毛の生え際にも安心して塗ることができます。
まつ毛美容液の正しい使い方
まつ毛の根元にさっとひと塗りする
まつ毛美容液は、まつ毛の毛先ではなく、根元を中心につけるようにしましょう。毛根がある根元につけることで、まつ毛の成長をより効果的に促すことができます。また、量は多すぎず、少なすぎず、適量を心がけましょう。
量が多すぎると、液垂れして目の中に入ってしまう恐れがあります。まつ毛の根元にさっとひと塗りする程度にしておきましょう。
コツコツ毎日使う
まつ毛をより健康的に育てるためには、毎日継続して使うことが大切です。まつ毛は毛周期によって成長しているため、数回の使用ではなかなか効果を感じにくいもの。継続して使うことで、今あるまつ毛だけでなく、これから生えてくるまつ毛の成長を促し、健康的に育てることができます。
毛周期やサイクルなどを考慮し、健康的なまつ毛を目指すためには、最低3カ月は継続した方がよいでしょう。まつ毛美容液は、商品によって、1日1回、もしくは1日2回の使用が効果的だといわれています。商品ごとの使い方を確認し、正しい使用方法を守ることが大切です。毎日コツコツ続けていきましょう。
?洗顔後に塗るのがベスト
アイメイクなどの汚れがついていると、まつ毛美容液の浸透が悪くなり、十分な効果を感じることができません。また、充血やかゆみなど、目のトラブルを引き起こすことも。まつ毛美容液を塗るときには、メイクをしっかり落とし、洗顔を行ったあとにしましょう。
まつ毛美容液をより浸透しやすくし、より効果的にまつ毛の成長を促すことができます。清潔な手、清潔な目元を意識しながら、ケアしていくことが大切です。
自まつ毛を傷めないためのポイント
自まつ毛に合った太さ・長さのまつエクにする
まつ毛のエクステをつけるとき、とにかく太いものや長いものをたくさんつけていませんか?自まつ毛に対して、過剰に太いものや長いものを、大量につけてしまうと、自まつ毛に負担がかかってしまいます。
また、まつエクの重みで、自まつ毛ごと下がり、不自然になり、かえって目が小さく見えてしまうことも。自まつ毛への負担を抑えながら、自然に魅力的な目元を目指すためには、自まつ毛に合ったまつエクを選ぶことが大切です。
まつエクは、自まつ毛の長さよりも1.2〜1.5倍程度の長さのものが理想的です。本数は、片目で50本程度だと、負担を抑えながら、まつエクを楽しむことができます。また、サロンごとに付け方が異なるため、相談しながらつけると安心です。
擦り洗いや擦り拭きはしない
アイメイクに力を入れていると、どうしてもメイク落としで落ちにくく、他の部分よりも洗う時間が長くなりがち。擦ったり、力を入れてしまったりと、目元への負担は大きくなります。まつ毛が抜けやすくなったり、目元のシワやたるみなどの原因となったりするため、ていねいな目元のケアが大切です。
アイメイクは、力を入れて擦るのではなく、やさしくなじませるようにして落とします。落ちにくいアイメイクには、ポイントメイク専用のリムーバーを使うとよいでしょう。目元の負担を抑えて、アイメイクをしっかり落とすことができるので、自まつ毛を傷めにくくします。
まつエクを長持ちさせるポイント
泡タイプのクレンジングで擦らず落とす
普段のスキンケア方法によって、まつエクがとれやすくなってしまうことがあります。クレンジングには、泡タイプなどやさしい洗浄力のものを使いましょう。特にオイルクレンジングなど、洗浄力の強いものは、まつエクの接着剤まで落としてしまうこともあります。
オイルフリーで、やさしい洗浄力のクレンジングを選び、擦らず、なじませるようにして落としていきましょう。できれば、まつエクを長持ちさせるためには、落ちにくいアイメイクは避けた方が安心です。
せっかくつけたまつエクを活かすようなメイクを楽しみましょう。
水で濡らしたあとはしっかり乾かす
目元に水分がついた状態が続くと、まつエクが長持ちしにくくなります。入浴や洗顔など、ある程度の生活の中での水分には耐えることはできますが、必要以上に水分がついた状態が長くなると、接着剤がとれやすくなってしまいます。
入浴や洗顔がおわったら、すぐに水分を拭き取るようにしましょう。また、ドライヤーを冷風にして、弱めの風をあてて、さっと乾かすのもおすすめです。
ブラッシングをしっかりしてきちんと整える
まつエクをつけたときには、まつ毛専用のコームでしっかり整えましょう。ボリュームや長さのあるまつエクと、自まつ毛は絡まりやすくなります。絡まってしまうと、取れやすさや、目元の印象にも影響を与えるので、ブラッシングをして防ぐことが大切です。
まつげ専用のコームは、化粧品カウンターやドラックストアなどでも販売されており、比較的低価格で手に入れることができます。ブラッシングは、根元から行うと、まつエクが取れてしまうことがあるので、毛先の方から少しずつ整えましょう。
こまめなケアで、まつエクを長持ちさせ、より魅力的な目元を目指しましょう。
うつぶせで寝ない
まつエクを長持ちさせるためには、寝るときの姿勢も重要です。うつぶせなど、目元に寝具が触れやすい状態で寝ていると、摩擦によってまつエクがとれやすくなってしまいます。仰向けなど、寝具が触れにくい状態で寝るように心がけましょう。
ビューラーはなるべく避ける
まつ毛をより魅力的に整えるためのビューラーも、まつエクが取れてしまう原因に。まつ毛を挟んで引っ張るため、まつエクに大きな負担がかかってしまうのです。基本的に、まつエクをつけている間のビューラーの使用はやめましょう。
まつエクは、カールの形状を選ぶことができるので、目の形やまぶたの状態に合わせながら、つけたいものを選びましょう。しっかりとカールがあるまつエクを選ぶことで、ビューラーをする必要がなくなります。
つけているうちに、だんだんとまつ毛が下がってしまうなど、どうしても使用したいときには、ホットビューラーの方が負担を抑えることができます。
まつエクをするときは自まつ毛をケアして太く強くしよう
忙しい朝など、時間がかかりがちなマスカラをしなくても、目覚めた瞬間から、理想的な目元になれると人気のまつエク。ただし、自まつ毛に直接つけるため、負担がかかってしまうことが心配な点です。
まつエクをするときには、まずは自まつ毛のケアから始めましょう。まつエクは、弱く、細くなったまつ毛にはどうしても負担が大きく、抜けやすくなる原因になってしまいます。まずは、自まつ毛を、太く、強くしていくことが大切です。
自まつ毛を正しくケアすることで、まつエクが取れたあとも、健康的なまつ毛を楽しむことができますね。 まつ毛をより魅力的にするために、自まつ毛のケアを大切にし、太く、強い、健康的なまつ毛を目指しましょう。