乾燥肌の原因は生活習慣にある!潤いある素肌になりましょう

2017.07.11

乾燥肌の原因は生活習慣にある!潤いある素肌になりましょう

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

乾燥肌が気になり乾燥対策コスメも使っているのに効果が出ない、何が原因で肌が乾燥しているのか分からないといった方は少なくありません。原因はコスメ以外にも生活習慣や間違ったスキンケアにあるかもしれません。正しいスキンケアを行い、潤い溢れる透明感ある素肌を目指しましょう。

INDEX

目次

    原因を知り肌を改善していく

    乾燥肌の肌の状態

    乾燥肌といば空気が乾燥する秋冬だと思いがちですが、冷暖房などで一年を通じて乾燥肌に悩む方が増えています。乾燥肌とは単純に表面がカサカサしてファンデーションを塗っても粉が吹いた感じになっている、または皮脂分泌が多くメイクをしてもすぐにテカってしまうという肌です。

    表面がカサカサしてる状態は分かりやすいです。見た目からでも肌に水分がなくカサついています。しかし、カサカサした乾燥状態を放置していると、水分が表面に少なくバリア機能が低下している肌を守るため、皮脂腺が活発化し皮脂が過剰に分泌されるようになります。

    結果、表面はテカっているが細胞の中は水分量が減っている「インナードライ肌」になっている状態です。皮脂膜や角質細胞間脂質、天然保湿因子などの保湿成分が角質層から減ってしまい、肌自体に保水力の機能が低下しています。

     

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    乾燥肌になるとバリア機能が落ちる

    皮膚の潤いは通常なら、皮脂が作る皮脂膜、天然保湿因子、セラミドなどの保湿成分によって角質細胞間脂質の保水力が保たれています。ですが、それらの保湿機能が低下すると、肌のバリア機能が落ち、外部からの細菌、ホコリ、紫外線、花粉などの刺激が角層にダイレクトに伝わりやすくなってしまいます。

    常に刺激を受け続けると、ニキビやトラブルが起きやすくなり、普通ならかぶれない化粧品で赤みが出てしまう、敏感肌になりやすくなります。

    また乾燥肌になるとターンオーバーも正常に機能しないため、古くなった角層が自然に剥がれ落ちなくなります。古くなった角層には保水力がないため、バリア機能も低いままになり、毛穴を詰まらせる原因にもなります。

    ひどい症状は自己判断しない

    ただの乾燥肌ではない場合もあります。例えば、アトピー性皮膚炎の症状の1つに、皮膚の乾燥があります。大体は子供の間にアトピーが出て、大人になると症状が治まる方が多いのですが、中には大人になってもアトピー症状が治まらない方もいます。

    かゆみや湿疹をともなう乾燥肌で毎日ケアをしても症状が治まらない方、また症状がひどくなったなどある場合はそのまま放置せずに、皮膚科など病院で一度診てもらうことをお勧めします。

    こんな症状が出たら乾燥肌を疑おう

    自分の肌が乾燥肌なのかどうかを確認してみましょう。洗顔後に肌がすぐに突っ張る、なんとなく肌がかゆくなることがある、唇の皮がむける、化粧水を塗った時ピリピリしみる、肌を触るとごわごわする、朝保湿しても昼には乾燥している気がするなど、これらの症状に思い当たる節があるなら乾燥肌といえます。

    乾燥肌の原因になるもの

    空調が効き過ぎている

    肌の乾燥の原因で最も多いのは会社の空調が効き過ぎていることが挙げられます。会社には多くの人がいるので一個人の判断で空調を調節しにくいのが現状です。夏冬と冷暖房の効き過ぎで一年中、肌から水分が蒸発しやすい環境になっています。

    そのままにしておくと、乾燥肌になりやすくなります。なので最近では、マイボトルを持参し小まめに水分を摂ったり、または加湿器を置くなどして工夫しているオフィスも増えています。

    洗顔のし過ぎ

    テカりやニキビが気になるからといって、洗顔のし過ぎは逆に乾燥肌の原因になります。ごしごし擦って摩擦が起こると肌を傷つけたり、洗顔に時間をかけると必要な皮脂膜まで洗い落としてしまい、バリア機能を弱めてしまいます。

    洗顔で必要な皮脂膜まで洗い落としてしまうと、洗顔後に皮膚が突っ張ったり、化粧水がピリピリするなどの乾燥肌になる原因になります。

    生活習慣が乱れがち

    乾燥肌になる原因の1つには生活習慣の乱れが挙げられます。何故、生活習慣の乱れが乾燥肌に繋がるのか不思議に思われるかもしれません。ですが、生活習慣の中でも睡眠時間が大きな問題になります。

    古き角質を自然に落とし、肌に新しい細胞を作る時間帯のほとんどは睡眠中に行われます。特に角質層に水分を保つ上で重要な保湿成分のセラミドは、ターンオーバーの過程で生成されます。肌のターンオーバーを一定の周期に保つ働きがあるのは成長ホルモンです。

    睡眠に入り約3〜4時間の経過すると成長ホルモンが活発に分泌されます。ですが睡眠時間が短かったり、睡眠の質が悪いと成長ホルモンの分泌も低下し、ターンオーバーが遅れる原因になります。結果、保湿成分は生成されず、乾燥肌に繋がります。

    保湿をあまりしていない

    乾燥肌になると皮脂が過剰に分泌される傾向があります。そうなるとテカりやすく、肌表面は保湿されているような気がしますが、角質層の水分はかなり少なくなっている状態と言えます。

    角質内の水分が減っているために、皮脂を過剰に分泌し肌は外部の刺激から守ろうとバリアを作ろうとしているのです。なので表面には保湿感があるかもしれませんが、内部は乾燥状態にあります。自分の肌はオイリー肌だからあまり保湿しなくても大丈夫だという認識は誤りです。

    気づかすインナードライの肌質の人は、自分はオイリー肌と勘違いして保湿を少なくしてしまうと、逆にさらに乾燥肌になる可能性もあります。皮脂分泌が多いのは内部が乾燥している可能性があるので、あまり保湿しないケアはやめましょう。

    ストレスが溜まっている

    現代社会ではストレスを溜めないようにする方が難しいかもしれません。ですがストレスを溜め込んでしまうと乾燥肌や肌荒れの原因にもなってしまいます。

    ストレスにはホルモンバランスを左右させる働きもあります。体がストレスに反応すると、ストレスホルモンや男性ホルモンが分泌されます。これらのホルモンは皮脂分泌が活発化させる働きがあります。

    皮脂分泌が活発化すると、皮脂で毛穴を詰まらせる原因にもなりニキビができやすくなります。また肌のターンオーバーにも影響が出るので、古い角質が落とされず乾燥肌の原因にもなってしまいます。

     

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    合わない化粧品を使い続けている

    合わない化粧品を使い続けることによって肌は外からの刺激を受け続けることになります。肌に刺激があるものを使い続けると肌のバリア機能が低下し、肌の天然保湿成分が減少してしまう原因になります。

    また合わない化粧品は肌を敏感肌にしてしまう可能性もあります。外部からの刺激に弱くなり、赤みが出たり湿疹が出たりしやすくもなります。使っている化粧品が肌に合わないと感じた場合は使用を中止するようにしてください。

    乾燥肌を改善するために

    皮膚科で診てもらう

    乾燥肌を改善するには自分での保湿ケアが欠かせません、ですがケアをしても改善しない寧ろ肌質が悪くなって湿疹や赤みがある場合はアトピー性皮膚炎の場合もあります。

    アトピー性皮膚炎の場合、自己流のケアでは逆に悪化させてしまう可能性もあります。正しいケアで健全な肌に改善するためにも、自分で判断せずに皮膚科で診てもらうことをお勧めします。

    乾燥肌用の化粧品を使う

    肌に潤いを与えるためにも水分を角質層に届けるケアは重要です。ですが自分の肌の状態を確認し、顔全体の角質層に届けなくてはいけない成分は何を把握しましょう。

    肌のバリア機能が落ちているということは角質層にある、細胞間脂質のセラミドや天然保湿因子が減少している可能性もあります。また肌のバリア機能が落ちていると、刺激に弱いので低刺激の化粧品を使うことも大切です。

    セラミドの成分に注目

    肌の表面にある角質層には水分を蒸発しないようにする細胞間脂質があります。細胞間脂質にはセラミドという保湿成分が存在します。そのセラミドが肌にないと水分を抱え込めない、乾燥肌になってしまいます。

    セラミドは水溶性ではないため化粧水に配合するには不向きな点があります。なのでセラミドを肌に取り入れるには、美容液や乳液、クリームなどの油分が含まれたもので補うようにしましょう。

     

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    生活習慣を正しくする

    肌の角質細胞を新しく生成させるにはターンオーバーが最適です。なので生活習慣を改め、十分に睡眠が取れるようにすることが大切です。

    成長ホルモンは睡眠に入ってから3〜4時間経過してからと言われています。さらに夜10時〜深夜2時の間が最も成長ホルモンが分泌されます。ですが忙しいとなかなか夜10時に就寝するのは難しいですが、できるだけ早く眠るようにすることが大切です。

    また睡眠の質も重要です、眠りが浅かったり何度も起きてしまうとターンオーバーが正常に機能しません。眠る直前までお酒をたくさん飲んでいたり、パソコンで作業をしていると眠りが浅くなったり寝付けなかったりします。

    就寝前はできるだけリラックスして眠れるよう、軽くストレッチをしたり早めに入浴をするなどして質の良い睡眠ができるように心掛けましょう。

    無理なピーリングはしない

    肌のターンオーバーを促進させようと、ピーリングを頻繁に行うと乾燥肌の原因になります。必要以上に角質を落とすことで肌のバリア機能が低下してしまいます。またピーリン剤は肌にとって刺激の強いものなので、できるだけ自然にターンオーバーをするようにしましょう。

    食生活は乾燥肌に関係がある

    偏った食生活も原因に

    極端なダイエットも原因の一員となります。バランスよく栄養面を摂取すれば食生活が原因で乾燥肌を引き起こすことはありません。ですが、カロリーを減らそうとタンパク質を減らしたり、または野菜だけの食事にすると肌に送られる栄養バランスが偏ります。

    細胞間脂質や天然保湿成分の機能を正常に保つためにも、肌には様々な栄養が必要です。ですが新し細胞が作られるために必要なタンパク質が行き届かなければ、肌の保水力を保つ機能が低下します。

    オメガ3系脂肪酸でいい油を補給

    脂質には体の中では合成できない、必須脂肪酸があります。必須脂肪酸は皮膚に限らす、人の細胞の細胞膜の必要な要素です。その必須脂肪酸が不足すると細胞の再生が正常に機能しなくなります。つまり、ターンオーバーが乱れます。

    必須脂肪酸には「オメガ3系脂肪酸」があります。サーモン、イワシなどの魚介類に多く含まれています。ターンオーバーを正常化して健やかな肌を保つためにバランスよく摂取しましょう。

    タンパク質を摂って体の中から肌を修復

    タンパク質は細胞の再生には不可欠な栄養素です。つまり、ターンオーバーを促し、細胞間脂質のセラミドを生成します。セラミドが生成されることで保水力も上がり、肌の再生も正常に行われるようになります。肌の内側から修復を促します。

    ビタミンは肌を綺麗に

    ビタミンは美容ケアには重要な栄養素なのは有名です。ビタミン類が不足すると肌のバリア機能にも影響し、乾燥肌にもつながります。

    特に乾燥肌にとって重要なビタミンAは角質層の天然保湿因子の生成を促し、皮膚や粘膜を正常な状態に保つ働きがあります。不足すると角質層の保水力が低下し乾燥の原因になります。またビタミンCはコラーゲンの生成に必要な要素です。

     

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    肌によいビタミンとは?正しい摂り方を知って高い効果を得よう

    亜鉛は肌の健康を保つ

    亜鉛は体には重要なミネラルで肌、髪の毛、爪などを健康的に維持するのに必要不可欠です。普段の食生活で不足になる心配はありませんが、極端なダイエットまたは未精製の穀物を多く食べることで、亜鉛が排出されやすくなっている場合です。

    乾燥肌の原因と改善方法を知って健康な肌に

    乾燥肌になる原因は間違ったスキンケだけでなく、普段からの生活習慣を乱れや、偏った食生活によってもターンオーバーが乱れ不健康な肌になる可能性はあります。透明感のある肌を目指すためには、睡眠をしっかりとり、バランスの良い食事を摂ることで潤いのある健やかな肌に生まれ変わることはできます。

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