乳液クレンジングで乾燥を防ぐ。今よりももっとモチモチ素肌に

2017.07.10

乳液クレンジングで乾燥を防ぐ。今よりももっとモチモチ素肌に

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

普段、乾燥や洗顔後の突っ張り感を感じている方は、一度、クレンジングを見直してみてください。乾燥肌や敏感肌の方におすすめな乳液クレンジングには、水分、油分、保湿成分が含まれており、乾燥を防ぎモチモチ肌へと整えてくれます。

INDEX

目次

    乳液クレンジングの原理

    乳液には油分が含まれているから

    メイク用品には鉱物油などの油分が含まれているものがほとんどで、油の性質上、油汚れを落とすには油同士を馴染ませて落とすことが一番とされており油汚れを落とすためには油分が必要です。乳液には油分が含まれており、メイクの油分と乳液の油分が馴染むことでメイクを落とすことができるといわれています。

    乳液クレンジングには限度がある

    乳液クレンジングには、落とせるメイクの濃さに限度があります。濃いめのメイクは乳液の油分だけでは落としにくく、メイクが肌に残ってしまう場合があります。そのメイク残りは、ニキビやくすみ、乾燥、色素沈着などの肌トレブルの原因になってしまう場合もあるため、自分のメイクの濃さを確認してから乳液クレンジングを試してみるか判断する必要があります。

    アイメイクやしっかりメイクには不向き

    ベースメイクは軽めでもアイメイクはバッチリしている方や、カバー力の強いベースメイクを使い、アイメイクもバッチリしているという方は少し注意してください。

    アイメイクやカバー力の強いベースメイク用品にはより多くの油分が含まれている場合が多いため、乳液の油分ではしっかりと落としきれず、肌トラブルを招く原因になります。そのため目元だけはアイメイク専用のクレンジングを使い、ベースメイクを乳液クレンジングにする、ベースメイクやアイメイクが軽めの日だけ乳液クレンジングにするなどの工夫が必要となってきます。

    乳液クレンジングのメリット

    低刺激で肌にやさしい

    乳液クレンジングは、オイルクレンジングやジェルタイプのクレンジングに比べ、洗浄力は落ちますが、低刺激で肌になじみやすいため肌負担が少ないといえます。また、水分、油分、保湿成分がバランスよく含まれているため、クレンジングしながらの保湿もでき、乾燥肌の方や敏感肌の方におすすめといえます。

    モチモチ肌になれる

    乳液には保湿成分が多く含まれているため、不必要な油汚れは落とし同時に保湿をしてくれます。したがって、洗い上がりがいつもよりしっとりモチモチしていると感じる方が多いです。肌の乾燥を感じる方やクレンジングの後に突っ張り感を感じる方は、乳液クレンジングを試してみてもいいかもしれませんね。

    しかし、しっかりメイクの場合は洗い残しが肌トラブルに繋がる場合があるため、ベースメイクが軽めの日に試してみるようにしましょう。

    ?ダブル洗顔が不要

    乳液クレンジングができる物の中にはダブル洗顔が不要のものが多く出ています。なぜかというと、通常のクレンジングオイルでは落とすことのできないホコリや排気ガス、汗などの水性の汚れも落としてくれるからです。

    低刺激で肌に優しい乳液クレンジングは不必要な汚れや油分を取り除き、保湿成分で肌に必要な油分は残してくれます。そのため普通肌、乾燥肌や敏感肌の方はダブル洗顔による必要な皮脂を洗い流してしまうということが防げ、よりモチモチとした肌に近づけます。しかし、オイリー肌の方はダブル洗顔をしないと少し脂っぽいと感じる方もいるかもしれません。そんな場合は、軽く泡洗顔をして不必要な皮脂を洗い流してください。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
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    乳液クレンジングのデメリット

    時間がかかる

    オイルクレンジングなどと比べると洗浄力が弱いためしっかりと乳液とメイクと馴染ませる必要があり、時間がかかります。乳液クレンジングを多めに手に取り、指の力を抜いて優しく撫で1分程度でなじませてメイクを落としてください。乳液の量が少なすぎて手と顔の間の摩擦が強かったり、洗い上がりにメイクの油残りがあると肌トラブルに繋がってしまいます。

    ガッツリメイクは落とせない

    アイメイクやカバー力の強いリキッドファンデーションなどには油分が多く含まれており、濃いめのガッツリメイクは洗浄力の弱い乳液クレンジングでは短時間では落としきれません。そのため、乳液クレンジングをするときは、軽めのメイクの日に試してみましょう。

    乳液クレンジングのポイント

    使う乳液をけちらない

    低刺激で肌に優しくても使用量が少量であればメイクと十分に馴染まず、落としきれなかったり、手と肌との間での摩擦が大きくなったりします。そして、そのことによるくすみ、たるみ、シワ、乾燥など多くの肌トラブルを助長させてしまいます。

    使用量が書いてある場合はその量に従い、書いてなければ、少し多すぎたかなと思うくらいしっかりと手に取り、顔全体にいきわたる量で優しくクレンジングするのがモチモチ肌に近づくポイントです。

    低価格の乳液をえらぶ

    乳液クレンジングでは、しっかりとメイクを落とすためには多めの量を使います。価格にかかわらず、自分の肌に合ったものを使用するのが肌には一番に良いですが、使用量が多いとやはり価格は気になりますよね。

    商品それぞれにメリット、デメリットはありますが、低価格でも肌に刺激を与える不必要な成分があまり含まれておらず、保湿成分や美容液成分などが含まれている商品がドラッグストアなどにも多数販売されています。その中から自分の肌にあった物を選ぶことをおすすめします。

    こすらない

    低刺激の乳液クレンジングだからといってゴシゴシこすってメイクを落としていては、乾燥やたるみ、シワといった肌トラブルを助長させてしまいます。ポイントは、しっかりと多めの量の乳液クレンジングを手に取り、優しく桃を撫でるように顔を撫でてメイクになじませてあげることです。

    コットンに乳液を含ませてメイクを落とす方法もありますが、どうしてもこすり落としてしまうため肌との間で摩擦が強くなります。できれば手に取り1分程度で素早く優しくなじませ、メイクオフすることをおすすめします。

    乳液クレンジング おすすめ

    カバーマーク トリートメント クレンジングミルク(COVERMARK)200g

    ノンアルコールで美容液成分がたっぷりと配合されているため、洗い流した後もしっとりとふっくらとした感触です。肌への優しさに加え徹底したクレンジング力で肌なじみがよく、スルスルとファンデーションなどのメイクが落ちていく感覚で乾燥肌や敏感肌の方にはおすすめです。また、トリートメント力にも徹底的にこだわっているいるため洗い上がりの肌表面には水のベールを作ってくれているような感覚です。

    ダマスクローズ クレンジングミルク(テラクオーレ)125ml

    オリーブオイルと、オリーブ石鹸の働きで油性、水性、どちらの汚れも優しく落としてくれるダブル洗顔不要のミルクです。ベースとなるとダマスクローズエキスとアロエベラ葉エキス、カミツレエキスなど19種類の植物成分が含まれており95.98%がオーガニック成分です。旧指定成分である鉱物油、着色合成料、合成香料は無添加な低刺激のミルクです。

    肌馴染みもよく、植物性の美容液成分も含まれているため、メイクを落とし素肌の肌荒れを防ぎ、しっとりと透明感のある肌へ整えてくれます。ノーメイク時の洗顔料としても使える商品です。

    ミルキィクレンズアップ(ACSEINE) 200g

    低刺激性で無香料、無着色、アルコール(エタノール)フリーでアレルギーテスト済み(すべての方に、肌トラブルが起こらないというわけではない)の商品です。肌には優しいですが、メイクはきちんと落としてくれるクレンジングケア商品です。角質柔軟成分を配合しているため、余分な古い角質を取り除きやすくしてくれ、洗い上がりはもっちりとしています。

    クレンジングミルク(ケサランパサラン)200g

    肌の上で優しく馴染ませるだけでメイクが浮き上がり、洗い残さず流せます。美容液成分である、MCキトサンを配合しており、洗い上がりはしっとりとした肌に仕上げてくれます。キューブ状のクレンジング成分が少ない摩擦でメイクに馴染み、水を加えるとナノサイズに変化します。そのため、すっきりと洗い流すことができます。

    乳液クレンジングの効果をアップさせる方法

    蒸しタオルを使う

    メイクを落とす前にややぬるめの蒸しタオルを顔にあて、毛穴を開かせてからクレンジングを行うことは余分な皮脂を落とすことができるといわれています。

    熱すぎる蒸しタオルを顔に置くと、乾燥の原因になってしまうので、少しぬるめの蒸しタオルを30秒〜1分程顔にあて優しくクレンジングを顔全体に馴染ませてあげてください。忙しい日々の中では、毎日するのは難しいと思うので1週間に1回程度スペシャルケアとして行うといいでしょう。

    顔をマッサージする

    乳液クレンジングを行っている最中に、小鼻回りやあご回りを優しくマッサージしてあげることは、毛穴に詰まった余分な皮脂を取り除きやすくするといわれています。

    頬や目元は皮膚が薄いため、優しくメイクを馴染ませてあげる程度にし、皮脂分泌が活発で頬や目元と比べると少し皮膚が厚いTゾーンやUゾーンは薬指を使い丁寧に優しくマッサージしてみてみましょう。マッサージした日は、メイクを落とした後の小鼻回りやあごのざらつきが少し変わるかもしれません。

    クレンジング後に洗顔する

    ダブル洗顔不要と書かれていないものや、洗顔が必要とパッケージに書かれているものは軽く泡洗顔を行って不必要な汚れを洗い流すようにしましょう。洗顔が必要のない製品でも、乳液クレンジングの場合は水分、油分のほかに保湿成分が含まれているため、洗い上がりが少し膜が張ったような感じがする場合があります。

    この感覚が気になる場合や、特にオイリー肌の方は軽く泡洗顔して余分な汚れを洗い流してください。乾燥肌や敏感肌の方の場合は、洗顔により過剰に皮脂を洗い流してしまう場合もあるので、商品の使用方法や肌の状態に合わせ調節しましょう。

    週1回程度やる

    モチモチ肌を目指すために、乾燥肌、敏感肌の方は乳液クレンジングを取り入れてみてください。濃いめのメイクは落とすことが難しいので軽めのメイクをしている日や時間のある時に週1回からでも取り入れてみましょう。乳液クレンジングを続けていくうちに洗顔後の突っ張り感やモチモチ感が変わってくると思います。

    乳液クレンジングが習慣化している方は、乳液クレンジングの効果をアップさせるために、蒸しタオルを使ったり、マッサージをするなどのスペシャルケアも週1回程度、優しく丁寧に行いよりモチモチ肌を目指しましょう。

    綿棒をつかう

    目元のアイメイクを落とす時、濃いめのメイクの場合は、まずアイメイク専用リムーバーを使い大まかに落とします。その後、目のふちや細かなところの残ったメイクを落とす場合は、乳液クレンジングを綿棒に浸し丁寧に落としてください。外出先でのアイメイク直しにも使えるため、綿棒に乳液クレンジングを浸してラップを巻いて密閉容器や密閉袋で密閉し持ち歩くと便利です。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    「綿棒で毛穴ケア」の効果は?今日からできる正しい方法と厳選オイル

    乳液クレンジングで美肌をめざそう

    一年中の冷暖房や紫外線、大気汚染などの影響により乾燥などのさまざまな肌トラブルが引き起こされています。それに加え、ダブル洗顔やオイルクレンジングをすることにより、必要な皮脂まで洗い流してしまい、慢性的な肌の乾燥を招いています。

    乳液クレンジングは洗浄力は弱く、濃いメイクには不向きですが、低刺激で保湿成分が含まれているいため、軽めのメイクなら落とすことができ、保湿成分が含まれていることにより、必要な油分を肌に残してくれます。そのため、洗顔後はモチモチとした肌触りになり、過剰な肌の乾燥を防ぐことができます。乾燥肌や敏感肌の方にはピッタリな乳液クレンジングでモチモチ美肌を目指しましょう。

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