見た目年齢はほうれい線で差がつく。日常生活で出来る改善&予防方法

2017.07.10

見た目年齢はほうれい線で差がつく。日常生活で出来る改善&予防方法

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

いつの間にか目立ってくるほうれい線。鏡の中や電車の窓に映る自分のお顔にハッとしたことはないでしょうか?この小鼻から口元にかけての線が1本あるかないかで、見た目年齢が5歳変わると言われています。同じ年齢でも目立つ人と目立たない人がいたり、20代からできてしまっている人がいたりするのは何故でしょう?日常生活の中でできる改善方法と予防方法を身につけて、見た目年齢を巻き戻しましょう。

INDEX

目次

    見た目年齢を左右するほうれい線の原因

    老化による肌の水分量の減少

    若々しい肌には欠かせないのが、肌の水分量です。水分量の多い肌は、しっとりとしてみずみずしく、表情でできるシワが跡になりにくいですが、残念ながら加齢とともに角質層の保湿成分や肌表面の皮脂分泌量が減少し、肌の水分量が減少してしまいます。

    水分量が減り肌表面も乾燥すると、肌の弾力や柔軟性もなくなってきます。そうなると、乾いた洗濯物にシワが入りやすように、お顔も表情などで出来るシワが刻まれやすくなってしまいます。ほうれい線ラインは、笑った時に表情筋にちょうど窪みができるラインなので、シワが刻まれやすくなってしまいます。特に乾燥が激しい人は20代でもほうれい線が目立ってしまいます。

    頬の筋肉の衰え

    身体でも筋肉が発達していない肌はたるみが目立ちますが、お顔も同じように筋肉があり、表情筋が衰える事によって?の筋肉がたるんできてしまいます。そうすると、?の筋肉が重力に逆らえなくなり垂れ下がってきます。

    そして表情筋の溝になっているほうれい線ラインにシワが出来てしまいます。20代でも筋力がない人は?がたるみ、ほうれい線が目立ってきますが、30代でも表情筋が発達している人はたるみもほうれい線もないお顔を保っています。

    眼精疲労による目の下のたるみ

    ほうれい線と意外な関わりがあるのが眼精疲労です。近距離で物を視続けると、目の周りの筋肉が硬直し、血流が悪くなり、眼精疲労となります。また、パソコンやスマホなどのデジタル機器から発せられるブルーライトは普通の光よりも眩しいため、目の筋肉も酷使され、より眼精疲労を引き起こしやすくなります。

    この眼精疲労が続いたり、疲れが溜まったりすると、老廃物や余分な水分がたまり、これが目の下のクマやむくみを引き起こします。そして、この状態を放置するとそれが目の下のたるみへと繋がり、さらに目の下にある?の筋肉も押し出し式のようにさがり、ほうれい線の原因となってしまいます。

    肩こりによる顔全体の血行不良

    眼精疲労に続き、意外な関わりがあるのが肩こりです。血液は心臓から送られるため、顔への血液は必ず肩を通って届けられます。通過地点である肩が凝っていて流れが悪い状態だと、お顔への血行も滞ってしまい、肌の代謝に必要な酸素や栄養が肌細胞に十分に届けられなくなります。

    それが肌の乾燥やくすみを引き起こしたり、ハリがなくなる原因になります。さらに、いらなくなった老廃物を含む血液やリンパも顔から肩を通って鎖骨のリンパ管へ運ばれるため、肩こりによる渋滞が起きている状態だと、リンパの流れも滞り、老廃物もたまり、むくみやたるみからほうれい線も出来やすくなります。

    紫外線の影響による光老化

    私たちの身体が、自然に老化をしていくのとは別の要因で老化が促進されてしまうものの1つが、紫外線による光老化です。紫外線には表皮のメラノサイトを活性化して肌を黒くするUV-Bと、より深い真皮層まで到達するUV-Aがあります。

    このUV-Aはとても強い紫外線で、真皮層まで到達し、肌の弾力を保っているコラーゲンやエラスチンを攻撃しダメージを与えてしまいます。これにより肌の弾力が失われ、ハリのないたるんだ肌になってしまいます。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    メラニンを徹底解説。メラニンの構造を理解して、適切な対策をしよう

    ほうれい線ができやすい人の特徴

    顔の形が丸くて二重顎

    顔の形が元々丸い人は、残念ながら?に脂肪がつきやすく、筋肉が衰えると?のお肉を支えられなくなり、ほうれい線が出来やすくなります。また、二重アゴの人は不自然な姿勢から首が前に突き出ている傾向があります。このような姿勢が続く事によって顎の筋肉が衰え、二重顎になっています。

    顎の筋肉が衰えているという事は、上にある?の筋肉を支える力も弱いため、頬がたるみ、下がりやすく、ほうれい線が目立つ傾向にあります。

    体重の増減が激しい

    美しくあるためにダイエットに励んでいる女性も多いと思います。ですが、無理なダイエットは禁物です。急激に体重が減ると確かに脂肪はなくなりますが、皮膚の収縮がついて行けずに、たるんだ肌になってしまいます。

    さらに、急激な体重ダウンはリバウンドをしやすい傾向にあります。このリバウンドを繰り返すのもよくありません。一度しぼんだ風船にシワが入ってしまうように、急激にたるんだ肌もなかなか元には戻りませんし、栄養バランスも悪くなるため皮膚の保湿力も弾力も低下し、さらにたるみやすくなります。ダイエットをする時は極端な食事制限などはせずに、栄養をしっかり摂った上で筋トレや有酸素運動で1か月に1〜2キロを落とすペースで行うといいでしょう。

    重度の乾燥肌

    乾燥肌とは、皮膚の一番表面にある角質層の水分が不足している状態です。肌表面のシワの原因でもありますが、乾燥が激しかったり、その状態が長く続いたりすると角質層の下にある真皮層にも影響を及ぼしてしまいます。

    加齢とともに真皮層の弾力も減ってきますので、表皮のシワが真皮層まで食い込みより深いほうれい線になってしまいます。

    頬の筋肉が柔らかい

    元々?の筋肉が柔らかい人は、表情筋が発達しておらず、筋力で?のお肉を維持することが難しい傾向にあります。そのため、加齢や光老化などの影響で真皮層のコラーゲンやエラスチンが減り、肌のハリや弾力がなくなると、頬が下がり、たるみが出てほうれい線が目立ちがちになります。

    同じ姿勢で作業することが多い

    事務職やデスクワークがメインの仕事をしていると、どうしても長時間同じ姿勢が続きます。やってしまいがちな姿勢が顔を前に出してパソコンを見たり、猫背になって首を前に突き出している姿勢です。これが肩や首のコリの原因になり、顔全体の血行不良・リンパの滞りにつながります。また、二重顎にもなりやすい傾向にあるため、表情筋がたるむ原因にもなり、ほうれい線ができやすくなります。

    ほうれい線を悪化させるNG行動

    寝る時の姿勢が横向き

    横を向かないと寝れないという人がいますが、横向きに寝てしまうと下になっている方の頬は押しつぶされた状態になっています。その時ほうれい線の場所にしっかりとシワが寄っているのは容易に想像できると思います。

    若い頃でしたら朝起きれば元通りですが、肌のハリや弾力がなくなってくるとそうはいきません。毎日の癖が少しづつ皮膚に刻まれて、ある日気づくとほうれい線が目立つお顔になってしまいます。上を向いて眠れない人は、骨盤に問題があるかもしれませんので、そちらも見直してみるといいと思います。

    頬杖をよくする

    テレビを見ながらや仕事合間など、ついつい無意識に頬杖をついてしまうことはよくあります。手で顔の皮膚を圧迫することにより、その下にある血管やリンパの流れも圧迫してしまい、顔のむくみやたるみにつながります。

    また、頬杖により顎の骨も圧迫を受けていますから、少しづつ骨が歪んでいきます。骨が歪むと骨に付着している筋肉も当然歪み、たるみにつながります。左右のほうれい線の深さが違う人は頭蓋骨に歪みがあるのかもしれません。

    どちらか一方の歯で噛む癖がある

    利き手や効き目があるように、物を噛む時も左右どちらかで噛んでしまう癖は誰しもあります。そのバランスが偏りすぎると、使ってない方の表情筋が衰え、たるみやすくなります。また、噛み癖の長年の蓄積が骨格にも影響を与えますので顔の歪みの原因にもなり、表情筋がたるみ、ほうれい線が出来やすくなります。

    背筋を伸ばさずに姿勢が悪い

    普段の姿勢が身体に与える影響は意外と大きく、ほうれい線も例外ではありません。猫背になっていると肩凝りの原因にもなりますし、首が前に出る姿勢になるので、ストレートネックになりやすく、顔に繋がる首の筋肉も萎縮して顔全体の血流やリンパの流れが悪くなります。また、顎下の筋肉が緩むため?の筋肉も連動してたるみ、ほうれい線の原因になります。

    タバコの吸い過ぎ

    タバコを1日1本吸うと、25mgのビタミンCが破壊されてしまいます。1日のビタミンC摂取基準は成人で100mgですが、4本吸うと1日分のビタミンCが破壊されてしまうという事になります。ビタミンCはコラーゲンの生成を促進しますので、不足すると真皮層のコラーゲンが減少し、肌のハリ・弾力が失われてしまいます。

    それだけではなく、喫煙をすることで血管が収縮し、一酸化酸素の影響もあり肌細胞に酸素が行き渡らなくなります。肌の新陳代謝も低下し、ターンオーバー機能の低下や乾燥やたるみの原因になります。また活性酸素を発生させる原因にもなり、細胞がダメージを受けてしまいます。たばこは正に老化やほうれい線の促進剤といえるでしょう。

    自分でできるほうれい線の消し方

    肌にハリをもたらすサプリを飲む

    肌の弾力やハリを保つのに大きな役割を担っているのが、真皮層にあるコラーゲンです。加齢や光老化で減少してしまうこのコラーゲンをサプリメントで効率よく摂取するといいでしょう。肌のコラーゲン量が増えると、肌にハリが出て、弾力も取り戻せますので、ほうれい線を消すのにとても効果的です。また、ビタミンCはコラーゲンを生成し、活性酸素から細胞を守ってくれるので美肌作りには積極的に摂りたいサプリメントです。

    顔のツボ押しやリンパマッサージ

    顔のツボを刺激する事で、血流がよくなり、肌細胞の代謝に必要な酸素や栄養がスムーズに届けられます。そしてリンパマッサージでリンパの流れを整えると、老廃物やむくみが取れますので、お顔もスッキリし、肌の代謝アップになります。

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    顔のリンパを流してむくみを解消、すっきりとしたフェイスラインに

    表情筋を鍛えるエクササイズ

    口を閉じたまま下を歯の表面に沿って一周するベロ回しや、大きな口で言う「あ・い・う・え・お」などのエクササイズを行うと、口周りと顎の筋肉が鍛えられ、ほうれい線の改善や予防に効果的です。たるみの改善にもなりますし、表情が豊かになります。また筋肉がよく動くと新陳代謝がよくなるので、肌の潤いやコラーゲンなどを作り出す線維芽細胞の活性にもなります。

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    手軽で簡単な「小顔エクササイズ」。表情筋を鍛えて心まで明るく

    クリームや美容液を使ってしっかり保湿

    角質層の乾燥はほうれい線を際立たせしまいます。角質層の保湿力をしっかり維持してみずみずしい肌を維持するために、化粧水で肌を整えた後には、ヒアルロン酸やNAPCA・リピジュアなどの保湿成分が配合されたクリームや美容液を使用して、肌の水分を逃がさないようにしましょう。

    肌にハリを与える化粧品を使う

    毎日使うスキンケアに、肌にハリを与えるものを使うのもおすすめです。コラーゲンの生成を高め、ターンオーバーを促進するビタミンC誘導体や、肌に弾力やハリをもたらすレチノール・コラーゲンなどが配合されたものがいいでしょう。高い保湿効果とともに、抗酸化作用、肌の代謝促進、エイジンケアにも効果的です。

    ほうれい線を作らせない生活習慣

    毎日6時間以上の睡眠時間を確保する

    美人は眠っている間に作られるといいます。それは、眠りについてから1〜3時間で成長ホルモンが分泌され肌細胞の修復や代謝を行っているからです。つまり、細胞は睡眠している時に生まれ変わっているという事です。

    その細胞の生まれ変わりに必要な睡眠時間が最低6時間と言われています。睡眠時間が短いと、細胞は十分に生まれ変われず、肌の弾力も保湿力も落ちてしまいます。忙しくてもなるべく6時間以上の睡眠時間は確保して肌細胞をしっかりと再生させましょう。

    3食きちんと食べる

    肌細胞は食事からの栄養で作られます。健康な細胞を作る上で一番の土台となるものが栄養です。ダイエットなどで食事の回数を減らしたり、時間がないからといって朝食を抜いたりすると、肌に必要な栄養分が不足して、コラーゲンや皮脂量、肌の水分量が減り、たるみや乾燥を引き起こします。3食バランスの良い食事をして、しっかりと栄養を摂り、健康な肌を作りましょう。

    外出の際はUV対策を怠らない

    少しの外出でも紫外線への油断は禁物です。短い時間でも紫外線は確実に真皮層を攻撃して、コラーゲンやエラスチンを破壊します。少々面倒でも日焼け止めを塗ったり、UV効果のある日傘やサングラスを使用するようにして、しっかりとUV対策をしましょう。

    笑顔を忘れずに表情豊かに日常を送る

    表情筋が活発に動いていることは、たるみのないお顔作りになります。ですが、日本語は他の言語に比べると表情筋を使わないので日本人は表情筋が衰えがちです。

    日常的に表情筋を使うには、笑顔でいる事が一番です。笑顔でいると口角が上がり、顔全体の表情筋が鍛えられ、ほうれい線の改善になります。また、表情筋の動きが活発になる事で、血流もリンパの流れも良くなり、酸素も栄養も老廃物もスムーズに流れて行き、お顔のむくみやたるみが減少します。

    水分をこまめに摂ってむくみを予防する

    むくみは余分な水分や老廃物が溜まっている状態です。リンパがスムーズに流れていれば、滞りなく排出されて行きます。リンパがしっかり流れるには筋肉の動きも大事ですが水分が欠かせません。リンパは非常にゆっくりな流れなので、一気に水分を摂ってもあまり意味がありませんので、1日2lくらいの量の水分を200mlくらいづつこまめに摂る事がポイントです。

     

    ほうれい線を失くせば見た目年齢は5歳若返る

    このように、ほうれい線はスキンケアを少し変えたり、姿勢や生活習慣を気をつけるなど、日常の生活の中で出来ることでかなり改善もできますし、予防も出来ます。こんなにたくさん慣れないことを毎日やるのは難しいかもしれませんが、20日続いたことは習慣になります。少しづつでも取り入れて、ほうれい線を改善し、若々しい見た目年齢を手に入れてください。

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