素肌に透明感!美白化粧水の効果と知っておきたい有効成分

2017.07.10

素肌に透明感!美白化粧水の効果と知っておきたい有効成分

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

美白化粧水を効果的に使って、透明感のある綺麗な素肌を目指しましょう。30歳手前から気になる、シミ・そばかす・くすみなどの肌トラブルは、美白有効成分のたっぷり配合された化粧水を使って軽減できます。

INDEX

目次

    美白化粧水の効果

    ニキビ跡の改善

    ニキビ跡の原因は、色素沈着によるシミです。ピーリング効果もある美白化粧水でターンオーバーを促すことで、改善が可能です。ニキビ跡の改善には、メラニン色素に働きかける美白成分、ビタミンC誘導体やハイドロキノンが配合された美白化粧水が有効です。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    ニキビ跡におすすめの化粧水は?タイプ別化粧水成分について解説

    毛穴の黒ずみの解消

    毛穴のくぼみや炎症部分に、メラニン色素が色素沈着している状態をメラニン毛穴と呼びます。メラニン毛穴による毛穴の黒ずみは、美白化粧水で改善できます。ビタミンC誘導体配合の美白化粧水は、高い美白効果と抗酸化作用で、毛穴の黒ずみの解消におすすめです。

    シミやくすみの予防

    美白化粧水は、シミやくすみの予防にも効果的です。美白化粧水は本来、メラニンの生成を抑え、シミやくすみを予防する化粧水です。お肌を元の肌よりも白くできないため、元のお肌の色を保ち、シミやくすみを予防する「予防美白」に最適です。

    予防美白とは

    メラニンが作られる工程を疎外し、シミ・そばかすができる前に予防する美白。

    日焼け後のケア

    美白化粧水は、日焼けして黒くなってしまったお肌の炎症や、メラニンの生成を抑えることもできます。日焼け後のケアには、できてしまった黒ずみ・シミを薄くする「漂白美白」に有効な美白化粧水を選びましょう。日焼け後のお肌は炎症を起こしている場合もあるので、消炎作用のある美白成分、カモミラET配合の美白化粧水をつけるのがよいでしょう。

    漂白美白とは

    できてしまったシミやそばかすを薄くする(漂白・還元)美白。

    メラニンの抑制に有効な認可成分一例

    美白化粧品を選ぶときは、厚生労働省が認可している美白成分(美白有効成分)が配合されている化粧品を選びましょう。高い美白効果と安全性が期待できます。

    美白化粧品は、効果の高いものから「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」という名称で販売されています。医師からの処方がいらない化粧品で、医薬部外品の表示があれば、化粧品よりも高い美白効果が期待できます。

    万能な成分ビタミンC誘導体

    ビタミンC誘導体は、化学の分野では「アスコルビン酸2-グルコシド」など名称が様々ある、厚生労働省が認可したメラニンの生成を抑制してシミ・そばかすを防ぐ成分です。ビタミンCをそのまま化粧品に配合すると壊れやすいので、誘導体にして安定性を高めたものです。

    メラニンが生成される過程を阻害し、なおかつすでに生成されたメラニン色素の還元作用もある、優秀な美白成分です。しかし、乾燥肌の人には刺激が強く、お肌の乾燥が助長されてしまう可能性があるので、乾燥肌の人がビタミンC誘導体配合の化粧水を使用する場合は、保湿成分がたっぷり配合されたものを選びましょう。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    化粧水で肌美人に。悩みを解決してくれるビタミンC誘導体とは

    沈静作用のあるトラネキサム酸

    トラネキサム酸は、お肌の細胞のダメージを改善してくれる美白有効成分で、もともとは止血剤に使用するために開発されました。トラネキサム酸は抗プラスミン薬(プラスミンの効果を阻害する薬)で、プラスミンの作用である炎症を抑え、肝斑や肌荒れを防止する効果があります。

    皮膚科や美容外科では、できてしまったシミや色素沈着を改善するために処方されることもある、ジェネリック医薬品です。

    シミ予防にアルブチン

    アルブチンは、シミの元になるメラニンの生成を抑えてシミを予防する美白成分です。シミやそばかすの原因となるメラニンが黒くなるのは、チロシナーゼという酵素の働き。アルブチンはチロシナーゼの生成を抑制することで、メラニンの黒色化を予防します。

    自然由来のカモミラET

    カモミラETは、植物のカミツレ(カモミール)というキク科の植物から抽出される、自然由来の美白有効成分です。お肌は紫外線の刺激を受けると、エンドセリンという物質がメラノサイトへメラニン生成の指令を出します。カモミラETには、このエンドセリンという物質を抑制し、メラニン生成の指令をストップする効果があります。

    さらに、すでにできてしまったシミにもエンドセリンは多く存在しているため、エンドセリンを抑制することによって、できてしまったシミを薄くする「漂白美白効果」が期待できます。その他、カモミラETには、保湿、血行促進、消炎作用などが期待できます。

    肌のバリア機能アップにリノール酸

    リノール酸は、体内で生成することができない必須脂肪酸の1つです。リノール酸には、保湿や抗炎症作用があり、お肌の角質から水分が蒸発するのを予防し、お肌のバリア機能アップに効果的です。2001年に、厚生労働省に有効美白成分として認可されました。

    リノール酸には、シミの予防、できてしまったシミの還元作用、シミやくすみを薄くする、肝斑の改善、保湿、抗炎症作用があります。リノール酸は不飽和脂肪酸なので、酸化しやすい性質を持っています。そのため、美白化粧水にはリノール酸の酸化を防ぐ成分と一緒に配合されます。

    メラニンの排出に有効な認可成分一例

    豊富なアミノ酸を含むプラセンタエキス

    動物性プラセンタ

    動物性プラセンタは、ヒトや動物の胎盤に含まれる高純度の栄養素を、最新技術で抽出し生成したもの。経口摂取や塗布することで、高い美容効果を発揮します。

    植物性プラセンタ

    胎盤からの抽出物ではないので、厳密にいえばプラセンタではありません。動物性プラセンタとよく似た成分や栄養素、効果が得られる、植物の胎座から抽出された抽出された成分です。

    動物性プラセンタのように、細胞を活性化させる効果は薄いですが、ビタミン・ミネラル・アミノ酸などが豊富に含まれています。また、動物性プラセンタのように、抽出する動物の健康や個体差に左右されにくいため、植物性プラセンタの方が安全性が高いとされ、化粧品によく使用されています。

    海洋性プラセンタ

    海洋性プラセンタは、鮭の卵巣膜から抽出されることの多い、海洋生物から抽出されるプラセンタです。卵巣膜は栄養が豊富で、9種類の必須アミノ酸と約30種類もの栄養成分を含んでいます。動物性プラセンタの中では、馬プラセンタが最多の6種類の必須アミノ酸を含んでいることから、海洋性プラセンタの栄養素が豊富なことがわかります。

    しかし、動物性プラセンタの成分の特徴である成長因子は含まれていません。

    動物性プラセンタに含まれる成長因子とは

    成長因子は「グロースファクター」とも呼ばれており、細胞分裂を活発にし、新陳代謝の促進・代謝向上・体質改善などの効果があり、結果として細胞を若返らせる効果があると言われています。

    哺乳類の胎盤には、細胞分裂を活発にし、細胞を臓器へと作り変えていく働きがあるため、動物性プラセンタ(胎盤抽出物)にも細胞を活性化させる効果があるのです。

    プラセンタは、新陳代謝を活発にして自然治癒力を高めます。美白に有効な効果としては、メラニン色素の産生に関わっているチロシナーゼという物質の働きを抑えて、メラニン色素の過剰な生成を抑制します。また、抗炎症作用や活性酸素除去作用もあり、それによってもメラニンが抑制されます。

    ターンオーバーを整えるエナジーシグナルAMP

    AMPとは、Adenosain monophosphateの略で、アデニル酸のことです。お肌の母細胞の代謝を促し、ターンオーバーをサポートしている成分です。そのAMPに着目し、大塚製薬が研究開発した美白成分の、大塚製薬の商標名が、エナジーシグナルAMPです。ターンオーバーを正常に促し、美白効果を発揮する、アデノシン1リン酸2ナトリウムOTが、エナジーシグナルAMPです。

    メラニン色素を抑制する4MSK

    4MSK(ヨンエムエスケイ)とは、サリチル酸の誘導体で、4メトキシサリチル酸の略です。チロシナーゼという酵素の働きを抑えて、シミ部分で生じている慢性角化エラーに作用し美白。メラニンを排出する効果を持つ、資生堂が開発した医薬部外品有効成分です。

    ハイドロキノンの特徴と注意点

    強い美白作用

    シミ、そばかす、ニキビ跡の改善にも効果抜群のハイドロキノン。強い美白作用で綺麗なお肌になれると人気の美白成分です。厚生労働省からの認可も得ており、その高い美白効果・効能から、「肌の漂白剤」と呼ばれることも。シミの予防だけでなく、できてしまったシミの改善にも有効です。

    その反面、ハイドロキノンは非常に刺激の強い成分でもあります。肌トラブルを起こさないためにも、使用前にアレルギーが起きないかどうか、パッチテストを行いましょう。

    ハイドロキノン入り化粧水のパッチテスト

    1.絆創膏にハイドロキノン入り化粧水を含ませる

    2.二の腕の内側など、皮膚の薄い場所に24時間貼る。

    3.はがしてお肌に炎症や赤味がなければ、問題なく使用できます。

    化粧品に配合されているのは濃度2%まで

    ハイドロキノンはとても強い成分のため、ハイドロキノン入り化粧品を選ぶ際には配合濃度に注意する必要があります。5%までの濃度の場合は、副作用が出にくいと言われていますが、厚生労働省から濃度2%以上のものは認可されていません。濃度が高ければ効果が高いわけではないので、ハイドロキノンの配合濃度が2%までの化粧品を選びましょう。

    2%以上の濃度の場合は医師に相談

    2%以上の濃度のハイドロキノン配合化粧品は、皮膚科医からの処方が必要です。ハイドロキノンの濃度が高ければ、お肌への刺激もその分多くなるので、医師の指導の下使用し、使用量をしっかりと守ることが大事です。

    認可外成分トレチノインとの併用は自己責任

    トレチノインとは、トレチノイン酸のことです。ビタミンA誘導体の1つで、お肌につけると強力にターンオーバーを促し、ニキビやしみの治療に効果的とされています。肌の漂白剤と呼ばれるハイドロキノンとトレチノインを併用することにより、ハイドロキノンがお肌の内部まで浸透しやすくなり、より高い美白効果を得られます。

    しかし、トレチノインは日本では認可されていない成分のため、皮膚科医からの処方が必要で、使用にはリスクが伴います。副作用が起きる確率も高くなるので、ハイドロキノンとトレチノインの併用は自己責任で行いましょう。

    市販美白化粧水おすすめランキング

    価格が3000円未満で、医薬部外品の市販のおすすめ美白化粧水をご紹介します。

    アクアレーベル ホワイトアップ ローション 200ml

    角層をうるおいで満たし、シミ・ソバカスを防ぎながら透明感のあるお肌へ導く保湿・美白化粧水です。美白有効成分にm-トラネキサム酸を配合。メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぎます。

    しっとりなめらかなタイプの医薬部外品。ライトローズの香り。

    キュレル 美白化粧水 III 140ml

    外部刺激に弱い乾燥性敏感肌でも使える美白化粧水。シミ・ソバカスを防いで角層の深部までうるおいで満たし、なめらかに整えます。

    美白有効成分L-アスコルビン酸2-グルコシド(水溶性ビタミンC誘導体)がメラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを予防する医薬部外品。とてもしっとり潤って、透明感のあるお肌へ。

     

    肌ラボ 白潤プレミアム 薬用浸透美白化粧水 170ml

    抗炎症作用のある美白有効成分、ホワイトトラネキサム酸配合。うるおい成分ナノ化ヒアルロン酸やビタミンC誘導体、ビタミンEも配合で、紫外線ダメージを受けたお肌に深くまで浸透、シミ・ソバカスを防いで潤った素肌へ導きます。

    弱酸性・無香料・無着色・鉱物油フリー・アルコールフリー。

    無印良品 薬用美白化粧水 高保湿タイプ 200ml

    岩手県釜石の天然水を使用した、高保湿タイプの美白化粧水です。美白有効成分ビタミンC誘導体・ビタミンE誘導体配合の医薬部外品です。

    シミ・ソバカスを防ぎます。配合されているアンズ果汁、グレープフルーツエキス、ユベリヒユエキスは天然うるおい成分。無香料・無着色、お手頃価格なのも魅力的です。

    ちふれ 美白化粧水 W 180ml

    アルブチンと安定型ビタミンC誘導体の2つの美白有効成分配合で、シミ・ソバカスを予防する医薬部外品です。保湿成分にヒアルロン酸とトレハロース配合でしっとりうるおう。乾燥からお肌を守る、無香料・無着色・ノンアルコールタイプの美白化粧水です。

    肌をきれいするお手入れポイント

    リッチな美白化粧水おすすめランキング

    価格が3000円以上で、医薬部外品のリッチな美白化粧水のおすすめランキングです。

    イプサ ME エクストラ 4 175ml

    脂性肌よりの脂っぽくツヤがあるお肌の方におすすめの美白化粧水。お肌をうるおいで満たし、ふっくらとキメを整えて、明るく澄んだ透明感のあるお肌へ導き、お肌本来の美しさを引き出します。

    m-トラネキサム酸配合の医薬部外品です。

    エリクシール エリクシール ホワイト クリアローション 170ml

    大人のお肌をみずみずしい美白肌に導く、資生堂の美白化粧水。お肌をうるおいとハリで満たし、顔印象まで明るく導きます。美白有効成分4MSK配合の医薬部外品です。

    テクスチャーはさっぱり、しっとり、とてもしっとりの3タイプから選べます。エコな詰め替え用あり。

    DECENCIA サエル ホワイトニング ローション クリアリスト 125ml

    強く美しい角層へ導きながら美白する、薬用美白化粧水です。肌内部にある5種の必須アミノ酸を厳選して複合した「アミノコンプレックス」の効果で、角層細胞1つ1つにうるおいを与えます。

    浸透保湿成分配合で、アスコルビン酸2-グルコシド、グリチルリチン酸2Kなどの美白成分が素早くお肌に浸透。うるおいで満たされた、輝きのあるお肌に導きます。医薬部外品です。

    ディオール スノーブライトニング エッセンスローション 200ml

    透明感あふれるお肌に導く、医薬部外品の薬用美白化粧水。肌荒れや日焼け後のほてりも予防します。ビタミンE(酢酸DL-αトコフェロール)の効果をカプセルに閉じ込めて、お肌に直接届けます。

    雪肌精 薬用 雪肌精 360ml

    和漢植物(ハトムギ・トウキ・メロスリア)エキスの効果で、透けるようなキメの細かい透明感のあるお肌へ導く薬用化粧水。さっぱりとしたテクスチャーで、くすみを防ぎ、透明感のあるお肌へ導きます。

    美白化粧水の効果的な使い方

    美白化粧品の効果的な使い方をご紹介します。

    500円玉2〜3個の量を使う

    美白化粧品は、ケチらずたっぷりと使用しましょう。1回につき500円玉2〜3個分の量が適量です。一度に大量にお肌につけると、お肌に浸透するまでに時間がかかってしまうため、2〜3回に回数を分けてもOKです。手のひらやコットンでしっかりとお肌に馴染ませましょう。

    メーカーが推奨している使用量より少ない量を使用しても、美白効果や保湿効果は得られません。

    しっかりハンドプレス

    美白化粧水の効果を高めたいなら、お肌に塗布した後、しっかりとハンドプレスして角質層の奥まで美白化粧水を浸透させましょう。ハンドプレスをせずに、お肌表面に残った化粧水が蒸発してしまうと、化粧水と一緒にお肌の水分やお肌に入ったはずの美白化粧水も一緒に蒸発してしまいます。

    手のひら全体を使って、優しい力でハンドプレスを繰り返し、お肌にしっかりと美白化粧水を染み込ませましょう。次に使う乳液やクリームなどのアイテムが、お肌に浸透しやすくなります。

    浸透してからクリームや乳液を

    ハンドプレスでお肌に美白化粧水を浸透させてから、クリームや乳液で油分を補給し、美白化粧水を肌内部に留まらせましょう。お肌の表面に化粧水の水分が残ったままクリームや乳液を重ねると、テクスチャーや成分が混ざってぬるぬるとした感触になり、お肌内部への浸透も悪くなります。

    化粧水がお肌に浸透してから、美白効果のあるクリームや乳液を使うと、さらに美白効果アップが期待できます。

    パックやマッサージでスペシャルケア

    美白化粧水を使ったコットンパックやマッサージで、スペシャルケアをするのも効果的です。

    美白化粧水を使ったコットンパック

    1.コットンへの馴染みのよい、さらりとしたテクスチャーの美白化粧水を用意する。

    2.コットンまたは化粧水を浸して使うシートパックに、ひたひたになるまで美白化粧水を含ませる。

    3.コットンは2枚〜4枚に割いて、おでこ、両頬、あご、目元、鼻、フェイスラインに乗せる。

    4.3〜5分でパックをはがし、乳液やクリームなど、次のスキンケアアイテムを使用する。

    美白化粧水を使ったマッサージで美白効果アップ!

    1.美白化粧水を両手のひらで人肌に温めます。

    2.アゴ先から上方向に、お肌を軽く引っ張り上げるように顔全体をマッサージします。

    3.最後にハンドプレスをして、お肌に化粧水を入れ込みます。

    顔全体のお肌の血行がよくなり、肌色が明るく、美白化粧水の浸透もよくなります。お風呂上りにマッサージをする場合は、化粧水の水分をお肌に引き込むブースター効果のある「美容オイル」で同じようにマッサージしてから、美白化粧水を浸透させるのがおすすめです。

    シミ予防にすべきこと

    シミはできる前に予防することが大切です。シミ予防のためにすべきことはこの2つ。

    日焼け止めの使用

    曇りの日や雨の日でも、紫外線は一年中私たちに降り注いでいます。日焼け止めは一年中使用することで、紫外線をカットしシミ予防ができます。短時間でも外に出る際には日焼け止めを使用しましょう。

    また、屋内でも、窓の近くにいることで紫外線ダメージを受けてしまう場合があります。日焼け止めは一日中家にいるときにも、朝からきちんと塗っておく必要があります。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    紫外線は曇りの日でも降り注ぐ。季節や天気に関わらず対策をしよう

    保湿で肌のバリア機能を高める

    うるおいのある、白くて健康的なお肌を保つには、お肌のバリア力を高める必要があります。お肌の表面には、0.02mmの薄さの角質層があります。角質層は、乾燥や紫外線などの刺激から肌内部を守る、バリア機能を持っています。角質層がお肌を外部刺激から守る力が、バリア力です。

    お肌のバリア機能は、保湿で高めることができます。保湿には、お肌のターンオーバー(新陳代謝)を正常なサイクルに整える効果、乾燥予防効果、お肌にうるおいを与える効果があります。角質層を健やかな状態に保つことにより、バリア機能を高めてくれます。

    ターンオーバーが正常に行われれば、古い角質やくすんだ皮膚、メラニンが排出されて、シミ予防になります。

    ストレスはお肌のバリア力を弱める

    エアコンの使用などによる空気の乾燥は、外的ストレスに当たります。また、紫外線ダメージや間違ったスキンケアによるお肌の荒れ・ダメージも外的ストレスです。心因性の内的ストレスは、内臓機能を弱め、免疫力と共にお肌のバリア力を弱めます。

    正しいスキンケアと保湿、UVケアで外的ストレスからお肌を守り、ストレス発散、生活習慣の改善で内的ストレスを溜め込まないようにすれば、ストレスによるお肌のバリア力の低下が防げます。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    ストレスで肌あれトラブルが起こるのはどうして?気になる対処法

    美白肌は改善と予防でじっくり育てて

    美白肌は、できてしまったシミやくすみの改善と、メラニン色素の生成の予防でじっくり育てることが大切です。美白化粧水は、短期的に使って劇的に効果が出るものではありませんが、毎日適量を正しく使用することで、数か月〜数年後には白く美しいお肌に整えてくれます。毎日継続して美白化粧品を使用し、シミやくすみのない綺麗なお肌を目指しましょう。

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