オイリー肌向け化粧水とは?悩みや生活習慣改善法・選ぶポイント

2017.07.04

オイリー肌向け化粧水とは?悩みや生活習慣改善法・選ぶポイント

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

オイリー肌の人はテカりやすく、化粧ノリも悪くなりますよね。一日に何度も直すのも大変なものです。そこでオイリー肌向けの化粧水を紹介します。自分の肌質に合った化粧水選びで、油分と水分のバランスを良くして、透明感のある肌を目指しましょう。

INDEX

目次

    オイリー肌の特徴と悩み

    皮脂分泌が多く顔がテカテカする

    オイリー肌になりやすい原因の一つに、皮脂分泌との関係性があります。そもそも皮脂とは、真皮層から毛穴に伸びている皮脂腺によって肌表面に分泌され、保湿・保護・抗菌機能を持っている為、肌にとっては欠かせない存在なのです。

    しかし、生活習慣の乱れ等でホルモンバランスが崩れると、皮脂腺が活発になります。その為、スキンケアだけでは肌はベタつきやすく、肌荒れや化粧崩れの要因に繋がります。生活習慣の見直しと一緒にスキンケアをプラスすることで、オイリー肌の悩みを解消することができるのです。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    テカってしまうメカニズムと、テカリ防止のポイントをご紹介

    毛穴が詰まりやすい

    脂性の人は、皮脂分泌が過剰な為、毛穴詰まりが詰まりやすくなります。なぜなら、皮脂は「糖」と「脂肪」で出来ていて、毛穴に入ると固まる性質を持っているからです。

    特にTゾーンは、元々皮脂が多いので、脂性肌になれば古い角質が毛穴に溜まりやすく、そのまま放置してしまうと黒ずみの原因になります。いちご鼻は顔のパーツの中でも目立ちやすく、ファンデーションでもなかなか隠せない箇所なので、早めにケアが必要になってきます。

    ニキビの原因が揃ってる

    オイリー肌の人はニキビの原因が揃っている場合が多いです。例えば、主な原因とされるのが、アクネ菌です。

    毛穴に詰まった皮脂を栄養にしている常在菌ですが、オイリー肌の人は増えやすくなります。そして、アクネ菌の数が増加することで、異常事態と感知した肌センサーは、過剰に皮脂を分泌しようするので、毛穴が詰まり、ニキビが出来やすい環境になってしまうのです。

    又、毛穴に老廃物が溜まりやすくなり、空気と触れて酸化すると、ニキビが悪化してしまうので注意が必要でしょう。

    オイリー肌の化粧水選びのポイント

    有効な成分が配合されているもの

    オイリー肌ケアには、肌質に適した化粧水選びが大切です。数多く販売されている化粧水の中でオイリー肌の人にお薦めなのは、有効成分が配合されているタイプを選ぶことです。

    なぜなら、脂性の人は肌がべたつきやすい為、抑える成分が配合されている事で早期改善に繋がると言われているからです。ビタミンC誘導体は、皮脂分泌・毛穴の開きを抑える為、ニキビ予防とケアに欠かせないことから、注目されています。

    しかし、刺激性もあるので敏感肌や乾燥肌になることもあります。その為、乾燥肌を防ぐ目的で保湿成分が配合されたクリームや美容液も併用して使うと、肌の状態を保てます。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    化粧水で肌美人に。悩みを解決してくれるビタミンC誘導体とは

    タイプはさっぱりと使えるもの

    本来、化粧水の目的は肌内部の水分・油分を安定させる為のアイテムです。皮脂分泌が多く、テカテカしているオイリー肌の人は、さっぱり使えるタイプが良く、選び方のポイントとして、「しっとり」「さっぱり」「オイルフリー」と記載されている部分をチェックしましょう。

    オイルフリーとは油分が配合されていない化粧水で、ベタつかずにサラッと使えます。ただし、化粧水は蒸発しやすい為、付けた後は油分(クリームや乳液等)で蓋をするようにしましょう。

    医薬部外品のもの

    オイリー肌の人は、医薬部外品(薬用)の化粧水がお薦めです。なぜなら、現在の肌の状態を緩和することが可能な上、医薬品程の副作用の心配が少ないとされているからです。

    特にノンコメドジェニック製品が推奨されており、ニキビになりにくい確認テストが完了しているので、安心して使えるとされています。肌はとても敏感でトラブルになりやすいので、出来るだけ刺激の少ない、副作用の無い医薬部外品化粧水を使った方が良いでしょう。

    オイリー肌の化粧水使用時のポイント

    コットンは使用しない

    脂性肌の場合、化粧水を使う時に注意しなければいけないポイントがあります。化粧水をコットンに含ませて使うのが、昔からの定番方法ですが、これはNGとされています。

    なぜなら、柔らかいコットンでも、肌へのダメージがあると考えられているからです。そもそもコットンは「ふき取る」目的のアイテムなので、保湿として利用するのであれば、特に必要ありません。

    手に取って優しく叩き込むことで、血行が良くなり、肌内部に浸透しやすくなるのでお薦めです。コットンで肌を傷つけて、余計乾燥を招くことが無いように、今日から化粧水はハンドプレスで行うようにしましょう。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    化粧水の正しいパッティング方法。手とコットンはどちらが正解?

    洗顔後にすぐ付ける

    洗顔後は肌がダメージを受けやすい状態になっている為、出来るだけ早くに化粧水を付けることがお薦めです。又、洗顔してから時間が経つと、肌質も硬くなりやすく、化粧水の浸透率も悪くなってしまう恐れがあります。

    その為、洗顔とスキンケアはセットで考えて、洗面台には化粧水や乳液等のスキンコスメを用意しておくと良いでしょう。専用スペースに常備しておくことで、無駄な手間が省けてすぐにスキンケアを始めることが出来ます。

    数回に分けて付ける

    化粧水を使う際、一気に顔にバシャっとかけたくなりますが、数回に分けて付けることが基本です。肌内部にしっかり有効成分が浸透しやすくする為には、多くの量の化粧水が必要ですが、一度に手の中に入れてしまっても、元が水分なので手からこぼれてしまったり、なかなか肌へ浸透しづらい場合があるのです。

    その為、何度かに分けて、肌が馴染みやすい状況を少しずつ作ってあげることが大事でしょう。一度に化粧水を出す量は適量で、目安は500円玉大と思ってください。

    手を使って優しく付ける

    化粧水は一度手に取ってから、肌に付けていきます。手を使って優しく付けることで、軽く温められ、有効成分がしっかりと肌内部に入り込みやすいからです。

    人の手は血管を通して血が通っていますので、化粧水が程よい温度に温まります。手っ取り早くレンジでチンすればいいと思ってしまいますが、それでは大切な成分が蒸発してしまうかもしれません。

    手は化粧水の有効成分を活性化させるには適温で、肌のぬくもりを感じながら、しっかりと内部に浸透していくので、手際よくスキンケアが望めます。

    なじませる時はゆっくりと

    化粧水を何度かに分けて肌に付けていきますが、なじませる時はゆっくりと行います。なぜなら、一つ一つの成分が毛穴を通して内部に浸透しやすくなるからです。

    バシャバシャ叩き込み、短時間で行うスキンケアは一見すると効果がありそうですが、成分がなかなか入り込みません。肌への刺激を考慮すると、乾燥肌になる可能性も高いと言われており、叩くのではなく、肌に乗せる感覚で優しくゆっくりと化粧水を肌に密着させていきます。

    当然、叩くだけでなく、こすり付けるのも肌への負担があるので、止めましょう。

    オイリー肌と保湿の関係性

    水分不足防止のために必要

    オイリー肌はその名の通り、肌内部に油分を多く含んだ状態の肌質の人を指します。その為、乾燥とは縁のない存在だと考えてしまいがちです。

    しかし、油分が多い反面、水分が不足している、いわゆる乾燥状態になっているのです。皮脂が過剰になればなる程、水分が蒸発してしまう為、肌へのダメージは大きくなり、ニキビやその他の肌トラブルを引き起こしかねません。

    そのため、オイリー肌の人は積極的に保湿ケアが必要になります。肌内部の乾燥は目では分かりにくいので、こまめに保湿する必要があり、洗顔のしすぎはかえって助長させてしまう為、注意してください。

    スキンケアしすぎは保湿に悪い

    オイリー肌の人はベタつきやすい為、どうしても洗顔の回数が増えてしまいます。しかし、本来必要な皮脂までも取り除いてしまうと、皮膚の防衛反応によって余計皮脂分泌が上昇します。

    このまま放置してしまうと、ちょっとした刺激でもニキビ等のトラブルを引き起こしてしまうかもしれません。又、肌内部の水分も蒸発しやすくなるので、乾燥肌が続き、保湿機能も低下しやすくなります。

    肌には本来、自然治癒力がありますが、敏感肌の状態が進むと治りにくくなるので、洗顔は1日1、2回程度、その後はしっかり保湿を目指しましょう。

    オイリー肌と乳液の関係性

    乳液の役割

    化粧水の後は乳液を使うのが一般的なスキンケア方法です。なぜなら、化粧水は保湿作用がありますが、蒸発しやすい為、乳液でしっかり蓋(パック)をする必要があるからです。

    これで水分を逃さない、潤いを保つことが出来ます。その為、洗顔後に化粧水、乳液を使うのは一つのセットとして考えると良いでしょう。

    又、化粧水はたっぷり使うのに対し、乳液は少量使用することでベタつかずにスッキリします。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    「乳液の効果」を最大限に活かすコツ。うるおう素肌を手に入れよう

    オイリー肌に与える影響

    化粧水の後に乳液を使うのが一般的なスキンケア方法です。では、乳液は保湿成分が入った化粧水の蒸発を防ぐ目的で使いますが、オイリー肌の人でも使えるのでしょうか?

    脂性肌と言っても、全ての人が乾燥が原因とは言えないので、それによって使うかどうか考慮しなければいけません。例えば、ストレスやホルモンバランスが原因の場合は、肌内部が乾燥していない事もあるので特に使う必要がないとされています。

    一方、バリア機能が低下して肌乾燥が進んでいる場合は、せっかくの保湿成分が蒸発しないように乳液で蓋をします。インナードライの場合だけ乳液を検討してみてください。

    オイリー肌化粧水ランキング

    SK-Ⅱ フェイシャル トリートメント エッセンス 160ml

    SK-Ⅱのフェイシャルトリートメントエッセンスは、35年間多くの人に愛されている薬用化粧水。全体の9割が天然成分(ピテラ)が含まれる為、肌に優しく働きます。

    ピテラは、天然酵母を培養液でゆっくり発酵して、その中から肌に良い成分を抽出したものをギュッと濃縮した成分です。肌内部の潤いを保ちながら、トリートメント効果で肌荒れ防止、スキンケアが望めます。
    SK-Ⅱ フェイシャル トリートメント エッセンス 160ml

    明色化粧水 明色 美顔色 薬用化粧水 80ml

    明治18年から若い人たちを中心に愛されてきたロングセラー薬用化粧水。サリチル酸とホモスルファミン配合で、古い角質を取り除き、アクネ菌増殖防止作用でニキビに優しく働きます。

    又、毛穴をきゅっと引き締めるので、過剰な皮脂分泌を穏やかにします。
    明色化粧水 明色 美顔色 薬用化粧水 80ml

    アルビオン 薬用スキンコンディショナー エッセンシャル 330ml

    生活で変化しやすい肌を、潤いのあるクリアな状態に導く薬用化粧水。肌荒れ乾燥防止が望めるハトムギエキス配合で、しっとり落ち着いた肌に仕上がります。

    ダメージを受けた肌でも優しく作用するので、敏感肌の人でも安心して使うことが出来ます。
    アルビオン 薬用スキンコンディショナー エッセンシャル 330ml

    オイリー肌におすすめの化粧水

    シーボディ VCローション 150ml

    保湿成分(ビタミンA・C・E)を複数配合したローション。さっぱりした付け心地で、肌に触れた瞬間、潤いを実感します。

    シーボディ VCローション 150ml

    無着色・無香料・界面活性剤や鉱物油等が含まれていない無添加化粧品なので、肌質を選ばず使うことができるのが魅力の一つです。

    C10 浸透型ビタミンC誘導体10%ローション 120ml

    ビタミンC誘導体が10%入っている化粧ローション。美顔器の専用液としても使える為、有効成分が肌に浸透しやすくなっています。
    C10 浸透型ビタミンC誘導体10%ローション 120ml

    ルナメアAC スキンコンディショナー (ノーマルタイプ) 120ml

    肌荒れ・ニキビになりにくい成分が配合されているノンコメドジェニック製品。潤い成分と大人ニキビに働く成分をナノ化した「アクネシューター」でトラブル肌を優しくケアします。

    又、抗炎症作用でニキビのできにくい肌を目指せます。
    ルナメアAC スキンコンディショナー (ノーマルタイプ) 120ml

    オイリー肌におすすめのプチプラ化粧水

    無印良品 化粧水・敏感肌用・さっぱりタイプ 200ml

    無添加で低刺激性化粧水。肌保護成分(スベリヒユエキス・グレープフルーツ種子エキス)と保湿成分(リピジュアR)がダメージを受けやすい肌に優しく馴染んでいきます。

    べたつかず、さらっとした付け心地なので、オイリー肌の人にお薦めです。
    無印良品 化粧水・敏感肌用・さっぱりタイプ 200ml

    ナチュリエ ハトムギ化粧水 500ml

    ハトムギエキス配合で乾燥肌を優しくカバー。保湿効果によって肌にスッと入り込んで、必要な水分をしっかり補ってくれます。

    さっぱりした付け心地は毎日のケアを楽しませてくれるでしょう。
    ナチュリエ ハトムギ化粧水 500ml

    ちふれ 美白化粧水 VC 180ml

    ビタミンC誘導体配合の化粧水。肌荒れケア成分・美白成分がメラニン色素沈着を抑え、トラブルによるニキビ跡が出来ない肌を目指します。

    肌に付けた瞬間、スッと馴染みやすく、しっとり落ち着いた付け心地が魅力的です。
    ちふれ 美白化粧水 VC 180ml

    オイリー肌は生活習慣で改善できる

    ストレスを溜め込まない

    脂性肌とストレスの関係は深く、それは自律神経が関わっています。自律神経は、仕事等で活発的に働いている神経(交感神経)とリラックスしている時に働く神経(副交感神経)に分かれます。

    私たちは仕事や人間関係等から、知らないうちにストレスが溜まっていることも多く、その状態が続くと交感神経が盛んになり、疲労回復機能である副交感神経が低下してしまいます。ホルモンバランスが崩れ、男性ホルモンが増えることで皮脂分泌が高まって肌がテカってしまうのです。

    その為、普段からリラックスできる空間を作り、趣味や運動でストレス解消を心がけることが大事です。

    食生活を見直す

    オイリー肌は食生活とも深く関わりがあり、原因として、過剰な皮脂分泌を促す食品と皮脂を抑える栄養素が不足していることが考えられます。その為、これらの食材を把握した上で、普段の食生活を見直すことで、皮脂を抑えることが可能とされています。

    皮脂分泌を促進させる食品は、中性脂肪(皮脂の主成分)と血糖値を上げる(皮脂分泌を促す)食品です。
    中性脂肪が多い食品は、バター・チーズ・砂糖・アルコールで、血糖値を上げる食品は米等の炭水化物・じゃがいも等です。

    逆に皮脂分泌をコントロールしてくれる成分は、ビタミン類(B2・B6・C)で、ビタミンB2は皮膚の新陳代謝を促し、主に豚肉・レバー・納豆に、ビタミンB6は皮脂分泌を抑え、まぐろ・アボガド・鶏ささみに含まれます。そしてビタミンCはアセロラ・レモンに多く含まれているので、これらの栄養素を中心にバランスよく食べるようにしましょう。

    睡眠を十分に取る

    脂性肌は、睡眠とも繋がりがあります。睡眠中は成長ホルモンが分泌されますが、このホルモンにはストレス・疲労回復に導く作用がある為、修復活動によって肌の健やかさを保てます。

    しかし、寝不足になる原因が私たちの毎日の生活の中には多く存在するのです。
    例えば、お酒は適量であれば血行が良くなり、眠りを促しますが、過剰に摂取してしまうと、アルコールに含まれるアルデヒドが交感神経を働かせ、リラックスできない状態になります。

    又、寝ながらPCやスマホをいじるのも、ブルーライトの影響でメラトニン分泌が抑えられる為、睡眠の邪魔をします。そして、たばこはニコチン濃度が脳内に充満して、覚醒作用が高まる為、眠れなくなってしまうのです。

    できるだけ上質の良い睡眠をとるためには、リラックスを促すハーブティを寝る前に飲むと心地よい眠りに導いてくれるでしょう。
    又、日中に適度な運動をすることで、疲労感からぐっすり眠りを誘ってくれます。

     

    化粧水でオイリー肌からおさらばしよう

    オイリー肌からおさらばする方法は、普段の生活の中で多く存在します。
    なぜなら、日常生活が脂性になっている可能性が高いからです。

    その為、食事のバランスや適度な運動、ストレス発散を心がけ、そして、化粧水での保湿ケアが肌内面・表面の修復に欠かせません。数ある化粧水の中から、自分の肌に合ったタイプを選び、潤いのある体質改善を目指しましょう。

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