目次
まつげを生やす習慣
アミノ酸とたんぱく質をしっかり取る
目元を美しく印象的に見せるためにまつげのメイクに力を入れるという人は多いです。でも気をつけないとそのメイクがまつげを痛めてしまってまつげが抜けてしまうことがあります。
まつげを生やすためには、育毛を促進する栄養素を摂取することが大切です。劇的にまつげが増えるということではありませんが、まつげを生やすために必要な栄養素を含む食べ物を積極的に摂ることで、まつげの成長をサポートすることができます。
まつげはアミノ酸で構成されているケラチンというたんぱく質が主成分。タンパク質を含む食べ物を食べると体の中でアミノ酸に分解され、再びタンパク質に合成されてケラチンがつくられるという仕組みです。ケラチンの合成に必要な必須アミノ酸も食べ物から摂取することが大切です。必須アミノ酸はコラーゲンの生成も助けるため、まつげの成長だけでなく美肌にもアプローチします。
▼さらに詳しい解説はこちら
アミノ酸ダイエットのメリットは?効果的な摂取方法とサプリメントも
アミノ酸とタンパク質が摂取できるおすすめの食べ物
まつげの成長に必要なアミノ酸とタンパク質が含まれている食べ物は、肉類、魚類、レバー、にんにく、乳製品、卵、大豆食品、小麦麦芽など。
他にもまつげの成長をサポートする栄養素は色々とあります。例えば、ビタミンBの1種であるビオチン。卵黄に含まれている栄養素で美容効果が高いと言われています。タンパク質と一緒に摂取すると発毛を促進すると言われているのがヨード。海藻類に含まれている栄養素です。
大豆、大豆の発酵食品、きのこ類などに含まれているポリアミンは、ターンオーバーを早める栄養素。まつげ用の美容液やまつげサプリメントにも含まれています。まつげを生やすために必要な栄養素を意識しながらも、バランスが取れた健康的な食生活をすることが基本です。食生活に気を配ることがまつげのケアへとつながります。
ストレスを溜めないようにする
ストレスを溜め込んでいることがまつげが抜ける原因になっている可能性があります。ストレスで円形脱毛症になる人は多くいますが、まつげも体毛の1種なのでストレスが原因で抜けてしまうことがあります。
ストレスと共に、まつげのためによくない他の原因が重なっていたらまつげの脱毛がよりひどくなるかもしれません。最近まつげが抜ける量が増えたという人は要注意。もしストレスが溜まっていたら発散しましょう。
▼さらに詳しい解説はこちら
カラオケダイエットで楽しくストレス発散してカロリーを消費しよう
汗や涙はこまめに拭き取り清潔に保つ
汗や涙を放置しているとまつげによくありません。その理由は、汗や涙には皮脂を分解するナトリウムという成分が含まれているから。ナトリウムが皮脂を分解すると目元が乾燥してまつげが抜けてしまいます。
汗や涙はこまめに拭き取り目元を清潔に保つことがまつげの脱毛の予防になります。
質の良い睡眠をとる
睡眠の質の悪さもまつげの成長を妨げる原因です。睡眠中は成長ホルモンが多く分泌されています。1日の中でも特にまつげが成長しているのが睡眠中です。夜の10時から2時の間は新陳代謝の働きが活発になる時間帯となり、まつげや肌のターンオーバーが最も顕著になります。つまり、まつげの成長のためにその時間帯は深い眠りについていることが重要です。
健康的なまつげだけでなく美肌のためにも成長ホルモンの分泌は大切なことです。そのために質の良い睡眠を心がけましょう。
▼さらに詳しい解説はこちら
安眠グッズを使えば、なかなか眠れない夜もぐっすり!
どうしても10時から2時に寝ることができない場合の対処法
お仕事の関係など、スケジュール上どうしても夜10時から2時の間に寝ることができないのであれば、睡眠の質を上げるということに重点を置きましょう。睡眠の質を上げるということは浅い眠りではなく深い眠りにつくということを指します。
深い眠りにつく方法としておすすめなのは、半身浴をするなどしっかりと入浴で身体をあたためる、寝る前にストレッチをして身体をほぐす、ホットミルクを飲んでリラックスすること。寝る前にスマホ画面を見ると睡眠の質が悪くなるのでやめましょう。
身体をあたためること、リラックスることが睡眠の質を上げるコツです。
まつげ育毛剤もしくはまつげ美容液を使う
まつげがケアできる商品と言えばまつげ育毛剤もしくはまつげ美容液があります。まつげ美容液はドラッグストアなどで販売されているので一般的に認知度が上がっています。まつげで悩んでいるならまつげケアができる育毛剤や美容液を使用してみましょう。まつげのケアのために開発された商品なので、まつげで悩んでいる人におすすめです。
まつげ育毛剤に期待することは、その名の通り育毛です。まつげ育毛剤は医薬品のため、医師の診断や処方が必要となります。しかし最近はジェネリック薬品や海外からの輸入品で安く購入できるようになりました。手に入りやすくなっていますが、安易に手を出すのは危険です。刺激が強いので初めての使用は医師に相談しましょう。間違った使用方法をすると目のかゆみや充血、色素沈着などの副作用が起こることがあります。
まつげ美容液に期待することはまつげの保護です。まつげ美容液は化粧品なので育毛するためのものではありません。まつげにハリやコシを与える、まつげを健やかに保つ、メイクによるまつげのダメージから守る、といったまつげケアのためのものです。
▼さらに詳しい解説はこちら
まつげ美容液を使ってフサフサでボリューミーな目元に変身!
ビューラーをやめる
まつげがよく抜ける人はビューラーに原因があるかもしれません。ビューラーの使い方が間違っているとまつげにダメージを与えて抜けてしまいます。力を入れすぎている、古いビューラーを使い続けている、目の形やまつげのカーブに合っていない、ビューラーを使う頻度が多い、この中の1つでも当てはまっていたらあなたのビューラーの使い方は間違っています。
正しいビューラーの使い方は、無理に力を入れない、古くなったらゴムを変える、目の形に合うものを使う、使う頻度を少なくすることです。正しくビューラーを使用してもまつげが抜けるのであれば、使用をやめてください。まつげが抜けて悩んでいるならビューラーの使用について考え直してみましょう。
つけまつげやまつげエクステをやめる
つけまつげやまつげエクステはまつげにボリュームを与えてくれる魅力的な方法ですが、まつげにとっては負担になります。もし、つけまつげやマツエクをすることによってまつげが抜けてしまったのであれば、すぐにやめてください。そのまま続けてしまうと、大切なまつげがどんどん減ってしまいます。
つけまつげやマツエクをしていることによってメイクを完全に落とすことができず、それが原因で目元の炎症を引き起こすことがあります。炎症によるかゆみで目をこするとまつげに大きなダメージを与えるので注意しましょう。
まつげを生やすためのおすすめのまつげケア
まつげ育毛剤をつかう
まつげを生やすためにおすすめのまつげケアの1つにまつげ育毛剤があります。まつげ美容液もまつげをケアしてくれる商品ではありますが、美容液は化粧品なので基本的に発育効果はありません。発育効果を期待するなら、まつげ育毛剤を使用しましょう。
ただし上記でも説明したように、まつげ育毛剤は医薬品です。目元を痛める可能性や副作用を起こす可能性があるため、初めて使用するときは医師に相談することをおすすめします。
育毛効果の期待できるまつげ美容液を使う
まつげ育毛剤は医薬品なので手を出しにくいのですが、一方でまつげ美容液は化粧品なので手をつけやすいです。ネットショップやドラッグストアなどで販売されているので、手軽に手に入ります。
まつげ美容液は色々なメーカーから販売されており、それぞれに期待できる効能も違います。まつげが抜けることを気にしているのであれば、育毛効果が期待できるまつげ美容液を使いましょう。
育毛効果期待できる人気のまつげ美容液
シーエスシー リバイブラッシュ 6g
脱毛を抑えつつ育毛環境を向上させるまつ育成分であるキャピキシルが配合されているまつげ美容液です。まつげにハリとコシと潤いを与えてくれます。防腐剤、シリコン、アルコール、オイル、合成着色料など、17種類もの無添加を実現させた目元に優しい成分が配合されています。
水橋保寿堂製薬 EMAKED
保湿成分のヒアルロン酸、抗酸化作用や血行促進作用を促すイチョウ葉エキス、肌を保護するブドウ種子エキスなど、まつげに優しい成分を配合したまつげ美容液です。寝る前にまつげの生え際にひと塗りするという行動を続けるだけで、傷んだまつげを補修して美しいまつげを育みます。
口コミが良く、まつげに優しい成分で安心して使えるという声が多いです。
リバイタラッシュ リバイタラッシュアドバンス
エクステ並みのロングまつげを実現させるためのまつげ美容液。3.5mlも入っている嬉しい大容量もポイントです。
リバイタラッシュアドバンスにはアメリカ生まれとリバイタラッシュアドバンスジャパンという日本生まれの商品があります。アメリカの正規品と日本で販売されているものは入っている成分が全く違い、サイズも違います。
アメリカの正規品はダメージを受けたまつげをケア。アメリカの眼科医が知識と経験のもとに開発したもので、まつげにいい美容成分を配合、パラベンフリー、無香料なので安心して使用することができます。
アンドビューティー プレミアムアイラッシュエッセンス
寝ながらまつ育ができるまつげ美容液です。使うごとにまつげにハリとコシが出て目力がアップ、そして強くて美しいまつげになります。
保湿力のあるビルベリーエキスとセイヨウナシエキス配合、元気なまつげの味方となる昆布エキスと海藻エキス配合、コラーゲンに働きかけるアロエベラ配合など、強く美しいまつげをつくるための美容成分をたっぷりと配合しています。
アヴァンセ ラッシュセラム EX
まつげのサイクルに着目したマスカラタイプのまつげ美容液です。ヒアルロン酸・ニンジンエキス・シルクエキスが潤いを与え、濃くつややかなまつげになります。まつげの成長をサポートする成分なので育毛効果が期待できます。
界面活性剤不使用、無香料、無着色、無鉱物油で、デリケートな目元に優しいです。
資生堂プロフェッショナル アデノバイタル アイラッシュセラム
つけまつげやマツエクをしている人でも使用できる美容液です。ナツメ果実エキス・グリセリンのまつげ養成成分とアルギニンの毛髪補修成分を配合で育毛効果が期待できます。ダメージを補修してハリとコシを保ち、より長く、濃く、美しく、印象的なまつげに見せることができます。
コスパがいいという口コミが多く使用後の満足度が高いです。
まつげの毛周期サイクル
皮膚の中で成長が始まる成長初期
まつげの毛周期(体毛が生え変わるサイクル)は、大きく分けると成長初期、成長期、退行期、休止期と4段階に分かれます。
成長初期とは皮膚の中で成長し始める時期のことを言います。この時期の毛はデリケートで、弱くコシもないためエクステなどまつげに負担がかかる行為は避けましょう
まつげが皮膚の表面に出てくる成長期
成長期とは、まつげが皮膚の表面に出てきて太く長くなって伸びていく時期です。まだまつげは短いのですが、だんだんとコシが出てきます。
この時期にまつげ美容液を使用すると成長のサポートになって、より丈夫なまつげになります。
まつげの毛細細胞が消滅し成長が止まる退行期
退行期とは、まつげの毛細細胞が消滅して成長が止まる時期のことです。まつげは完全に皮膚の上に出ていて眼球を守っています。これ以上成長することはないのでエクステをしたい人はこの時期がおすすめ。
毛が抜け次の毛が生える準備をする休止期
休止期とは、毛が抜けて次の毛が生える準備をする時期のことです。
早い人で30日遅い人で100日程度
まつげの毛周期は、30日と早い人もいれば100日と遅い人もいます。サイクルに個人差はありますが、まつげは1年に何度も生え変わるものです。
そして毎日数本は自然に抜けています。数本抜けているのに見た目が変わっていないのは成長期や休止期など、毛周期の時期が混在しているからです。抜けるまつげもあれば生えるまつげもあります。まつげ全体の量に変化がないと思うのはそのためです。
しかしまつげの量が減ってきたと感じている人はトラブルが起きているかもしれません。自然に抜けたまつげでもすぐに生えることはないので様子を見ないとわかりませんが、まつげがダメージを受けていたとしたらなるべく早く対処しなければいけません。
もしまつげの抜け毛が気になってきたら、美容液を使いながら様子を見ましょう。それでも抜け毛がひどくてボリュームが気になるようであれば、まつげ育毛剤を使用するなど他の対処法を検討しましょう。
まつげ美容液を活用してまつげを増やそう
まつげのメイクにこだわりすぎて負荷をかけてしまった、まつげエクステ(マツエク)をしすぎてまつげが抜けてしまったなど、まつげのトラブルに悩んでいる人はまつげ美容液を活用してまつげを増やしましょう。
まつげ美容液は化粧品ですので、使用したことがなくても気軽に手にできます。まつげ美容液を活用することでまつげの悩みを解消できたら、これからはもっとメイクをすることが楽しくなりますよ。