クレンジングのやり方で肌は変わる。明日のキレイを作るための秘訣

2017.07.05

クレンジングのやり方で肌は変わる。明日のキレイを作るための秘訣

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

私たちの肌には健康で美しくあろうとする力、自らを守ろうとする機能が自然と備わっています。肌荒れの原因は様々ですが、その大半は洗いすぎによるものです。高いスキンケア用品をそろえる前にクレンジングのやり方を見直し、美しい健康な肌へ導きましょう。

INDEX

目次

    クレンジングの役割を知る

    メイクなどの油性汚れを落とす

    クレンジング料にはメイクの汚れを肌から浮き上がらせる効果があります。ファンデーションや肌から分泌される皮脂は時間とともに酸化し、複雑な汚れとなっているので、普通の洗顔料ではなかなか落としきれません。落ちないからといって何度も洗ったり、逆にゴシゴシするようでは、洗いすぎてしまい肌を傷つけるだけです。

    汚れは肌を刺激し、老化や肌荒れなどのトラブルの原因となります。まずはこれらの汚れを肌からやさしく浮き上がらせることが重要です。そのためには自分の肌質に合ったクレンジングで、優しく汚れを浮き上がらせましょう。

    メイクの落とし忘れは肌荒れの原因に

    仕事から帰ってきて、うっかりメイクを落とさずに寝てしまい、そのまま朝を迎えてしまった経験はないでしょうか?汗をそんなにかいていないからと言っても、空気中には花粉やPM2.5など、目には見えないちりやホコリがたくさん飛んでいます。そんな環境に肌をさらしてしまっているので、夜には肌は雑菌だらけになっています。

    メイクを落とさずに寝てしまうということは、雑巾を顔に被ったまま寝てしまっているのと同じ状況なのです。そんな状態で長時間放置してしまうと、肌荒れを起こすことは無理もない話ですよね。どんなに時間がなくても、1日の終わりには洗顔をして寝るようにしましょう。

    クレンジングはベースメイクや肌質で選ぶ

    クレンジングにはオイルクレンジングからクリームタイプのクレンジング、そしてダブル洗顔不要のクレンジングまで、さまざまな種類があります。その中でも一番汚れを落とす効果があると言われているのは、オイルクレンジングです。しかし肌への刺激が強く、必要な油分まで落としてしまうため乾燥肌の人には向いていません。

    クレンジングの中でも一番肌に優しいと言われているタイプはクリームクレンジングと言われていますが、界面活性剤の量が少ないためウォータープルーフマスカラには向きません。このようにクレンジングを使う際にはベースメイクや肌質に合ったものを選ぶことが必要になってきます。

     

    クレンジングは目的に合ったものを選ぶ

    乾燥肌におすすめクリームタイプ

    乾燥肌の方におすすめなクレンジングは、クリームタイプです。クリームクレンジングは界面活性剤の量が一番少ないので、皮膚への刺激も少なく、優しくメイクを落とすことができます。クリームの持つ自然な洗浄力で、必要以上に皮脂を奪うことがないので、メイクや皮脂汚れを浮き上がらせる効果があります。

    アイメイクや口紅などの落ちにくいポイントメイクには、クレンジングクリームを含ませたコットンやティッシュなどでなじませ、そっと拭き取るときれいに落とすことができます。

     

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    肌に優しい化粧落としはクレンジングクリーム。使い方と選び方。

    敏感肌におすすめミルクタイプ

    ミルクタイプのクレンジングはクリームクレンジングの次に肌への負担が少ないクレンジングになります。一見ミルクタイプの方が肌への負担がなさそうですが、それは大きな誤解です。界面活性剤の量はクリームクレンジングの倍近くの量ではありますが、それでも油分の力を借りつつ優しくメイクを落とすことができます。

     

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    ナチュラル派にはクレンジングミルクがおすすめ。潤いを保って美肌へ

    しっかりメイクにおすすめオイルタイプ

    油分の量も界面活性剤の量も一番多く含まれているオイルタイプのクレンジングは、しっかりメイクを落とす際にはおすすめです。しかし洗浄力が高いので皮脂を奪いすぎてしまい、毎日使いには向きません。また乾燥肌の人も使用しないほうが良いでしょう。

     

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    スピーディーに落とせるローションタイプ

    ローションタイプのクレンジングとは、コットンにローションをたっぷりと染み込ませて、メイクを拭き取って落とすタイプのクレンジングです。成分に水分が多いので、ウォータークレンジングとも呼ばれています。ローションタイプのクレンジングには油分の少ないものが多く、保湿成分も多く含まれています。特にマツゲエクステをしている人にオススメなクレンジングです。

    メイク汚れをコットンで拭き取った後も保湿成分は肌に残るので、すすぎ洗いや、その後の洗顔、さらに化粧水もつける必要がないと言われるものもあり、とてもスピーディーに汚れを落とせるクレンジングです。

    潤い保つジェルタイプ

    ジェルタイプのクレンジングにはオイルクレンジングほど油分や界面活性剤は含まれていません。クリームタイプやミルクタイプのクレンジングより洗浄力は高いので、乾燥肌や敏感肌の人の毎日使いには向きません。しかしオイルタイプのクレンジングよりは洗浄力は控えめになっていますので、水性のクレンジングの中では肌に優しいタイプと言えます。

     

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    クレンジングジェルランキング決定版。自分に合うものを見つけよう

    おすすめのクレンジング

    コスメデコルテ AQ ミリオリティ リペア クレンジング 150g

    洗いあがりがエステ後のお肌になると話題のこちらの商品。こっくりとしたクリーム状で肌の状態に関係なく優しく洗い上げることができます。ダブルペプチドやエモリエント成分などの美容成分が21種類も入ったクレンジングなので、つるんと潤った、くすみレスな肌になると話題です。

    クリームの伸びも良いので、素早くメイクを浮かせてくれ、ポイントメイクを落とす際にも時間がかからずに済みます。肌荒れやニキビが出来てしまった肌にはぜひ使っていただきたいと言われるほど、肌に良い栄養成分がたくさん入ったクレンジングクリームです。天然香料も使用されているので、とてもやさしいフローラルの香りです。お値段が少々お高めですが、敏感肌や乾燥肌の人でも使えるとても優秀なクレンジングクリームなので、どんな肌質のタイプの方でも安心して使用することができます。

    イッテンコスメ つぶつぶクレンジング 150g

    新感覚のクレンジングで話題のつぶつぶクレンジング。弾けるオイル粒と美細こんにゃく粒が配合されたクレンジングミルクです。ダブルのつぶつぶ効果で、口紅やアイメイクなど落ちにくいメイクもすっきり落としてくれます。しかもクレンジングをしながらマッサージと毛穴ケアができる一石二鳥なタイプ。

    濃厚でマイルドなミルク処方に加え、コラーゲンやヒアルロン酸などの36種類もの保湿成分が配合されているので、毛穴レスでしっとりとした洗いあがりに導いてくれます。しかも無香料、無着色、パラベンフリー、ノンアルコールなので肌にもやさしいクレンジングです。
    イッテンコスメ つぶつぶクレンジング 150g

    シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイル 150ml

    シュウウエムラを代表するオイルクレンジングです。こちらはオイルクレンジングなのにダブル洗顔は不要です。8つの植物オイルとセラミド配合で、メイクや皮脂汚れはしっかり落としてくれて、洗いあがりはしっとりと全然突っ張りません。使用続けることで毛穴レスにも効果があるとのことなので、毛穴の黒ずみやくすみにお悩みの方にはぜひおすすめしたい商品です。
    シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイル 150ml

    ビオデルマ サンシビオ エイチツーオーD 100ml

    こちらはコットンに含ませて使う、拭き取りタイプのローションクレンジングです。拭き取りタイプなので乾燥肌や敏感肌の方は嫌厭しがちですが、無香料、無着色、無鉱物油、パラベンフリー、ノンアルコールなど、肌に優しい成分になっています。スピーディーにメイク汚れを落とすことができるので、時間がないときや今すぐに寝たいときなどにおすすめです。
    ビオデルマ サンシビオ エイチツーオーD 100ml

    ドクターシーラボ VC100 ホットピール クレンジングゲル 150g

    こちらもダブル洗顔不要のホットクレンジングゲルです。コラーゲン、ヒアルロン酸、コエンザイムQ10、などの美容成分が92.6%も配合されており、中でも注目すべきはビタミンC誘導体配合という点です。そのほかにも無香料、パラベンフリー、無鉱物油、ノンアルコールなど、敏感肌の人でも使っていただける優しいホットクレンジング剤になっています。

    角質柔軟成分や植物由来のピーリング成分も配合されているので、メイク汚れを落としながら毛穴ケアまででき、さらにエイジングケアもできるという優れたクレンジングゲルです。まるで高級美容液でクレンジングしたように、洗いあがりもしっとり。ホットクレンジングを使用したことない方は、一度こちらの商品を試してみてはいかがでしょうか。
    ドクターシーラボ VC100 ホットピール クレンジングゲル 150g

    ディセンシア つつむ ジェントル クレンジング 100g

    つつむジェントルクレンジングはクリームタイプのクレンジングです。クリームタイプなのに、肌に触れた途端オイルのようなテクスチャーのクリームに代わるのが特徴。スキンケア効果のある角層保護成分クパス(テオブロマランジフロルム種子から抽出した天然の油)配合で優しく汚れを落とし、洗いすぎて必要な皮脂まで奪ってしまうことを防ぎます。6回のすすぎをオススメしている新感覚のクレンジングです。
    ディセンシア つつむ ジェントル クレンジング 100g

    D.U.O. ザ クレンジングバーム 90g

    口コミで話題のダブル洗顔不要のバーム状のクレンジングです。バームということなのでこってりしたタイプのクレンジングと思われがちですが、肌にのせるとスルスルと伸び「とろけるクレンジング」とも呼ばれています。クレンジング・洗顔・角質ケア・マッサージケア・トリートメントの5つの機能を取り揃えた優秀なクレンジングバーム。

    肌にも負担なく汚れを落としてくれるので、洗いあがりは乾燥もせず、さっぱりしっとりとした質感を残してくれます。コラーゲン、ヒアルロン酸、ビタミンCが配合されており、さらに無香料、無着色、無鉱物油、ノンアルコール、パラベンフリーの乾燥肌や敏感肌にもやさしいクレンジングです。

    D.U.O. ザ クレンジングバーム 90g

     

    洗顔料の種類

    正しいクレンジング方法

    クレンジング方法6ステップ

    1.手を洗って清潔に

    手には目に見えない雑菌が大量に付着しています。そのまま雑菌が付着した手で洗顔を行うと、肌にその雑菌が入り込みニキビや肌荒れの原因になってしまいます。クレンジングを行う前だけでなく、メイク前など肌に触る際には手を洗って清潔な手で行いましょう。

    2.クレンジングは乾いた手で使用

    濡れた手でクレンジングを行うと、メイクの油分とクレンジングの油分が上手く混ざらず、洗い残しが発生してしまいます。クレンジングを行う際には乾いた手で行いましょう。

    3.Tゾーンから顔全体へ

    皮脂の多く分泌するTゾーンから洗いましょう。その次に両頬、顎におきます。顔全体に伸ばしたら、汚れをクレンジング剤に溶かしこむようになじませて、浮き上がらせます。力は入れる必要はありません。優しくマッサージするように、なめらか指を滑らせる感覚で行いましょう。比較的力の弱い中指と薬指を使うと、微妙ン肌の状態もキャッチしやすくなるので最適です。このとき髪の毛の生え際まで丁寧に洗います。

    4.ぬるま湯で洗い流す

    指触りに重さを感じたら、汚れが浮き始めたサインです。強くこすらず優しくマッサージしましょう。2分程マッサージすれば十分汚れは浮き上がってきます。敏感肌の方は、指触りに重さを感じたらすぐにマッサージを終了してください。この時にお湯を使うと皮脂を過剰に洗い流してしまい、乾燥肌を招いてしまいます。体温くらいのぬるま湯でさっと洗い流しましょう。

    クレンジングの注意点

    ケチらず使用量を守る

    肌と指の摩擦を最小限にするために、クレンジングの量は使用量を守りましょう。ケチって少量でクレンジングを行うと、肌との摩擦力が増し、刺激を与えてしまいますので、肌が炎症を起こしてしまい、赤ら顔や色素沈着を招いてしまいます。

    ポイントメイクはしっかり落とす

    落ちにくい口紅やアイメイクなどのポイントメイクは、肌への密着力が高いので洗い残しが発生しやすい箇所と言えます。洗い残しがあると肌荒れや、場合によっては色素沈着を起こしてしまいますので、時間をおいて丁寧に洗い流しましょう。

    ポイントメイクにクレンジングクリームをなじませ、少し時間を置きます。このときゴシゴシ擦る必要はありません。時間をおくことでメイクが浮き上がり、ウォータープルーフマスカラなども落ちやすくなります。

    肌をこすらず優しく落とす

    ゴシゴシと擦ることでメイクを落とそうとするのではなく、クレンジングに含まれている油分とメイクの油分をなじませ、汚れを浮き上がらせる感覚で洗いましょう。顔の皮膚は腕や足などに比べて薄いので、少し触れるだけも大きな負担を与えてしまいます。肌には外的刺激から自力で守ろうとする機能がありますので、刺激を多く受ければ受けるだけ、皮脂を多く出し角質層は厚くなってしまいます。大切な洗顔は無理なく優しくが前提です。

    長時間の使用は乾燥や荒れの原因に

    汚れが残るとダメだからと思い長時間のクレンジングを行ったり、ゴシゴシとこするのは逆効果です。肌の角質層を傷めてしまい、必要な皮脂まで洗い流してしまうので、乾燥や肌荒れの原因になってしまいます。1~2分程優しくクルクルとこすれば十分に汚れは浮き上がっています。強くこすらず優しく洗い流しましょう。

    洗い残しがないよう丁寧に洗い流す

    髪の毛の生え際や小鼻の脇などは洗い残しが発生しやすい箇所なので、丁寧に洗い流しましょう。ヘアバンドで髪の毛が顔にかからないようにすると便利です。

    クレンジングオイルは乳化させてから使う

    クレンジングオイルは油分と界面活性剤が一番多く含まれている分、肌への刺激が強いクレンジング剤です。しかし乳化させてから使えば、肌への負担を軽減することができます。

    乳化とは水分と油分が混ざり合って白く濁る現象のことを言います。乳化をさせてから使うことで、擦らずにメイクとオイルが混ざって汚れが落ちやすくなることで、肌への摩擦を軽減することができます。その分すすぎ時間も短縮できます。

     

    クレンジング後は忘れずに洗顔を

    クレンジングで落とせない汚れを落とす

    クレンジングでメイクなどの油性汚れを落としたあとは、洗顔で水性の汚れを落としましょう。クレンジング洗顔をした後の肌には、クレンジング剤で浮き上がらせた汚れが少し残っています。洗顔の目的は、これらの汚れを洗い流す仕上げになります。

    しっかり泡立て丁寧に洗う

    きめが細かくて、クリーミーで弾力のある泡が理想的です。泡には浮き上がった汚れを吸着する力がありますので、再び肌に汚れが付着するのを防いでくれる効果があります。きめが細かい泡の方が汚れを吸着する面積が広くなるので、汚れを良く落とすことができます。

    また弾力のある泡には、洗顔時にクッションの役割をしてくれますので、摩擦による肌への負担を軽減してくれます。そのため角質層を剥がしすぎることを防ぎ、優しく洗顔をすることができます。

    スキンケアで保湿する

    洗顔後は化粧水や美容液によるお手入れを行い、肌の水分量を増やしましょう。洗顔後の肌は時間がたてば自然に皮脂を分泌し、肌を守るようにできています。しかし、乾燥した空間が増えた現代においてはスキンケアを行い、保護を強化する必要があります。肌が育つ良い環境を作ることが美肌への第一歩になります。

     

    オススメクレンジングランキング

    自分に合ったクレンジングや使用方法を見つけ明るい肌へ

    今日ではたくさんの種類のクレンジング剤や洗顔方法があります。自分の肌としっかり向き合い、自分の肌質に合った洗顔方法を見つけて、トラブル知らずの肌へ導きましょう。そのためには毎日行う洗顔方法から見直していくことが大切です。

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