酸っぱい体臭にはさまざまな原因があった?自宅でできる対処法とは

2017.07.05

酸っぱい体臭にはさまざまな原因があった?自宅でできる対処法とは

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

本来汗は臭わないのに、いやな臭いになるのはなぜなのか。それと体臭がどう関係するのか。これらの原因を説明し、さらにどうしたら体臭がなくなるのかの対策をいろいろ調べて書いています。食べ物、石鹸、運動いろんな角度から説明しています。

INDEX

目次

    体臭が酸っぱくなる原因

    過度な運動による乳酸の蓄積

    運動などにより体内の糖分を利用すると乳酸が発生します。乳酸はもともと汗とは混ざらない物質です。軽い運動なら、乳酸は二酸化炭素と水に代謝されて体の外へ排出されます。しかし、激しい運動などによって乳酸が代謝されるスピードよりも、乳酸が産生されるスピードの方が早くなるので乳酸が皮脂に混ざり酸っぱい臭いの原因になります。

    ストレスによる緊張

    ストレスも体臭の原因の1つです。ストレスがない人は少ないかもしれません。ストレスから身を守ろうとする働きは、自律神経と呼ばれる交感神経と副交感神経が行います。ストレスが溜まりすぎると、自律神経が乱れた状態になります。

    自律神経が乱れると発汗機能が異常になり、急に汗が出てきたり顔がほてって汗が出てきます。精神性発汗は、一気に汗が発汗されることで悪い汗になりやすいのです。さらにストレスにより肝機能低下にもなりやすいのです。

     

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    運動不足による汗腺機能の低下

    運動不足などで、あまり汗をかかない人は汗腺機能が低下します。汗腺機能が低下すると、汗が出にくくなり老廃物を溜め込む体になります。そこで、過度な運動し汗をかくと酸っぱい臭いのする汗がでてきます。

    過度な糖質制限のダイエット

    過剰なダイエットを行うと、体は餓死状態になりエネルギー源となる糖分が補給できなくなります。糖分の不足を補うために、体の脂肪を使ったエネルギーの生産方法をへと変化します。その時に作られるのが「ケトン体」です。このケトン体が血中に混ざることで全身から酸っぱい臭いがします。運動が苦手で食事制限ダイエットをしている人、実は体に負担がかかっています。食事制限はほどほどにしないといけないのです。

     

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    肝機能の低下

    肝機能の低下をすると有害な物質をうまく無害化させることができません。すると体内で発生するアンモニアや乳酸などの老廃物が有害なまま血液に送られ、汗と混ざり臭いの原因になります。肝機能の低下させる原因は何なんでしょう。

    それは、便秘、タバコ、飲酒などによるものです。便秘は、本来定期的に排出されなければならない便が腸に溜まり、そこから腐敗します。その腐敗から有害な物質が発生し、肝機能は常にフル稼働し、機能が低下してしまいます。タバコ、お酒も同様のことがいえます。タバコに含まれるニコチンを分解しようとするし、お酒に含ませるアルコールを分解しようと働き肝機能は低下します。

    靴の蒸れによる雑菌の繁殖

    靴や靴下を脱ぐと臭うことありますよね。足の裏にある「エリクソン腺」というものがあり、そこからかなりの汗が出ます。この汗にバクテリアが繁殖して「イソ吉草酸」という臭いの物質が発生します。これがツーンとした独特な臭いの原因になります。同じ靴を毎日履くと雑菌が増えます。なるべく替えの靴を用意し、毎日交互に履くようにしましょう。飲み会などで靴を脱がなければならないときは、ウエットティシュ、足用の消臭スプレー、予備の靴下などを持っていれば臭いの対策になります。

    糖の代謝異常の可能性

    アセトン臭という言葉を聞いたことありますか?アセトン臭とは、酸っぱい臭いです。よく例えられるのが、リンゴが腐った臭いです。アセトン臭が発生する原因は、体のブドウ糖が不足すると、エネルギー源として脂肪を使い始めます。脂肪酸を代謝した際に発生するのが、ケトン体です。

     

    酸っぱい体臭を抑える対処法

    汗をかいたらこまめに拭く

    汗が出てすぐは臭いません。それが1~2時間で体臭になります。原因は汗を放置して時間がたち、雑菌が繁殖するためです。そうならないためにも、こまめに汗を拭いた方が臭いの対策になります。さらに拭き取るタオルは少し濡らすことが大切です。濡れたタオルだと、汗と臭いの成分両方拭き取れるからです。逆に乾いたタオルだと汗は拭き取れても、臭いの成分は残ったままになります。

    速乾素材のインナーを着る

    最近はいろんな速乾素材のインナーが出ています。速乾素材のインナーは汗を吸収するので常に快適です。汗を吸収してくれるということは、臭いの元がなくなるということです。注意したいのが、汗を吸収したインナーを脱いだまま放置するとそこから雑菌が増え、次着る時に嫌な臭いがするかもしれないのでなるべく早く洗濯し、天日干しをうるようにしましょう。

    お風呂に酢を入れてみる

    入浴剤としてお酢を数滴入れてます。するとお酢に含まれているクエン酸に細菌の繁殖を防ぐことができるのです。さらにお酢には、発汗作用があり、血行促進に加え多くの汗をかくことができ代謝がよくなります。お酢の入った湯船に入ると、酢の臭いが気になるかもしれませんが出る前にシャワーで洗い流すと臭いは消えます。

    弱酸性の石鹸を使う

    毎日石鹸を使いますが、実はその石鹸の種類によって体臭を抑える働きがあります。臭いの原因はアンモニアを多く含む汗です。その汗に弱酸性の石鹸を使うことで、中和されます。特にミョウバンが含まれているものを選ぶとよいです。ミョウバンは世界最古のデオドラン剤と言われています。ミョウバンは雑菌の繁殖を抑える働きがり、かなりの体臭を抑えてくれます。

    市販のデオドラント剤を使う

    市販のデオドラント剤はドラッグストアなどで簡単に手に入りやすいです。いろいろな種類があり、スプレー、ロール、ウエットタイプなどです。デオドランドは汗に含まれる雑菌が増えるのを抑制する効果や殺菌作用のある薬剤が使用されています。ロールタイプは、肌の上に直接転がしながら塗るので臭いを抑えるに効果的です。

    しかし、乾くまで時間がかかり外出先で気軽に塗りなおすのが難しいデメリットもあります。スプレータイプは、持ち運びができ体のいろいろな場所にも気軽にスプレーすることができます。ウエットタイプも、持ち運びができ、首元や腕など汗のかきやすい場所に直接拭き取ることができます。自分に合ったタイプのものを選びましょう。またデオドラン剤に含まれる薬剤で肌トラブルが起きるかもしれないので、肌が弱い人やアレルギーがある人は注意しましょう。

     

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    長引く場合は医師に相談

    体臭対策をしてもまだ臭うということは糖尿病などの病気の疑いもあります。糖尿病は最初は気づきませんが、酸っぱい臭いの体臭で気づくこともあります。一刻も早く病院で受診しましょう。

     

    酸っぱい体臭を解消してくれる食べ物

    乳酸菌の含まれたヨーグルト

    腸内環境がよいと肝機能への負担が減ります。逆に便秘になると悪玉菌が増え腸の働きが悪くなり、腸に入った食べ物が腐敗し、毒素が発生し肝機能も低下します。そうすると、分解されない毒素が血液に流れ臭いの原因になります。腸内の善玉菌を増やすためにも、乳酸菌を多く含んだヨーグルトを食べることがよいのです。

    乳酸菌のエサになるオリゴ糖

    腸内環境がよいと肝機能の負担が減ると説明しました。乳酸菌に含まれる善玉菌を増やすには、オリゴ糖と一緒に摂取することが効率的です。なぜなら、オリゴ糖は乳酸菌のエサになるからです。

    食物繊維の豊富な緑黄色野菜

    食物繊維を摂ると便秘が改善につながると言われていますが、便秘が改善されるということは体臭の原因となる脂質の酸化を抑制する効果があります。体臭が気になる方は、食物繊維の豊富な緑黄色野菜を食べることが大事です。

    ビタミンAの豊富なウナギ

    ビタミンAが不足すると、肝機能が弱くなり体臭がきつくなります。ビタミンAが1番豊富に入っているのがウナギです。またウナギは厚い時期夏バテ予防としても定番な食べ物です。

    ビタミンCの含まれるレモン

    レモンなど酸っぱいものには、クエン酸が豊富です。クエン酸は肉類などのたんぱく質を分解する働きがあるため汗とともに出るアンモニア臭を消してくれます。殺菌や滅菌効果もビタミンCにはあります。また美肌効果もあります。肌のツヤやハリなどが保たれ殺菌効果もある優秀な食べ物です。

    ビタミンEを含むアボカド

    ビタミンEは、ビタミンの中でも最も抗酸化作用が強く、若返りのビタミンと呼ばれています。老廃物を除去して、肌環境を整えてくれます。中でもアボカドが最もビタミンEが豊富に含まれています。サラダなどで食べるのもおすすめです。

    ミネラルの多い海藻類

    ミネラルは血液をサラサラにしてくれたり、腸内環境を整えたり、肝機能をよくする効果があります。ミネラルが特に豊富な食べ物は海藻類です。ワカメなど、意識して摂取してみましょう。

     

    体臭が酸っぱくなるのを防ぐために

    十分な睡眠で体を休ませる

    睡眠はとても大切です。寝不足や睡眠の質が悪かったりすると、肝機能低下の原因になります。それに睡眠不足になるとストレスの原因にもなります。質のよい睡眠を十分とることがおすすめです。

    適度に有酸素運動を行う

    運動不足の人が急な運動をすると体臭がきつくなります。それは運動によい体内の糖分を利用すると乳酸が発生します。軽い運動なら乳酸は二酸化炭素と水に体の外へ排出されますが、急な激しい運動のあとは乳酸の代謝スピードよりも、産生されるスピードの方が早くなるため皮脂と混ざり酸っぱい臭いの原因になります。そうならないためには、日ごろから軽めの有酸素運動がおすすめです。

    例えば、ヨガ、ウォーキングが手軽にはじめられます。こうした普段からの行動で体臭予防になります。いつもエレベーターを使っている人もエレベーターを使わず、階段を使うなどいろんな工夫をしてみるのもよいかもしれません。

    湯船に浸かって血行を良くする

    汗をかくとシャワーですっきりという人も少なくないでしょう。しかし、それだけではだめなのです。湯船に浸かるということが大切なのです。ゆったり湯船に浸かることで、血行がよくなり新陳代謝が高まります。さらに、半身浴をすると汗がたっぷり出てきて汗腺の働きがよくなるのです。湯船に浸かることでリラックス効果もあり、ストレス解消にもなります。

    水分をこまめに補給する

    汗=体臭の原因になると思って、汗をかきたくないために水分補給を控えめにしている人も少なくないかもしれません。しかし汗をかくこと自体が体臭になるわけではありません。水分補給をこまめに取れなければ、血液がドロドロになり老廃物が溜まってきます。この老廃物が出てきて汗と混ざり体臭の原因になります。汗をかく前からこまめに水分補給することによって、血液がさらさらになり無臭な汗につながります。さらに水分不足になると、便秘など体の不調が出てきます。日ごろから水分補給をしっかりとるように意識しましょう。

    1日3食きちんと食べる

    1日3色食べるということは、睡眠と同じくらい大切です。一食でも抜くと肝機能に負担がかかり、臭う汗の原因になります。ただし、お肉ばかりとか偏った食生活でも意味はありません。しっかりバランスの取れた食生活を心がけましょう。

    休養をとって酸っぱい体臭を撃退しよう

    いかがでしたか?酸っぱい体臭をなくすには、腸内環境が大きく関わっています。それには食生活などを見直し、体の内側から改善する必要があります。さらに、汗をかいた時の対策も重要です。こまめに汗を拭いたり、デオドラン剤で臭いを抑えたり。体臭がなくなれば、体も心も健康というサインでもありますね。内側、外側をきれいにする努力が体臭バイバイ生活への一歩につながるのです。

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