目次
ダイエットをすると胸から痩せやすい理由
胸の9割は脂肪
見た目にも分かるように胸の大半は脂肪でできています。それは割合にして胸のおよそ9割だといわれています。ダイエットは脂肪を落とすことが目的です。そのため胸の脂肪も必然的に体が落とすべき脂肪だと認識してしまい、ダイエットを始めるといち早く落ちてしまうのです。
ダイエットすると脂肪から落ちる
もともと胸の位置は心臓に近いため温度が高く燃焼しやすい脂肪なのです。ダイエットを行うことにより体はより脂肪を燃焼させようとするため、脂肪の多い胸から真っ先に脂肪が落ちてしまうのです。このように、胸は気を付けていないとサイズダウンにつながってしまうためダイエットの際には対策が必要です。
女性ホルモンの低下
ダイエットの方法にもよりますが食事制限を取り入れる場合、食事制限による栄養不足によって女性ホルモンを作り出すために必要なたんぱく質やビタミンと言った栄養源が作られなくなってしまいます。女性ホルモンが減ってしまうと、乳腺が衰退して胸のサイズダウンにつながる可能性があります。食べ過ぎを予防することはダイエットでは欠かせませんが、極度に減らしてしまうのは体調面にも悪い影響を与えかねないため注意が必要です。
ダイエットと同時にバストアップを意識する
ダイエットを行う際にバストサイズをキープ、またはバストアップを行いたいのであれば、胸の脂肪を落とさないための対策やNG行動をしっかりと理解しておく必要があります。ダイエットを行ったことによってスタイルが崩れてしまったというような残念な結果を招かないよう、維持するべき部分を守りながら行うダイエットを心がけて下さい。
胸が痩せてしまうダイエット
過度な食事制限
先ほど触れたように、過度な食事制限は女性ホルモンを作り出すために必要な栄養源が正常に作られなくなってしまいます。それと共に血液の流れも悪くなり、女性ホルモンが十分に胸まで運ばれなくなって、サイズダウンにつながってしまいます。過度な食事制限はそれだけでなく、血液の流れまでも悪くしてしまい胸にとっても体にとってもよくない状態になってしまうのです。
ジョギング
ジョギングは有酸素運動のため、体内の脂肪を燃焼させやすくダイエットにはとても効果的です。ただ、ジョギングの振動によって胸が揺れてしまうことはサイズダウンの原因となります。体を動かすことで脂肪が落ちるのと同じように、胸も振動によって揺れることで脂肪が燃焼され落ちていってしまいます。
また、胸には乳腺がありそれを支えているクーパー靭帯というものがあります。クーパー靭帯はジョギングなど激しい運動で胸が揺れる際に伸びてしまったり、切れてしまったりすることがあるため胸が垂れてしまう可能性もあるのです。胸が揺れる運動はNGだということをしっかり理解する必要があります。
縄跳び
縄跳びをダイエット目的で行う場合、足だけではなく腕や肩など全身の筋肉を使い、全身の脂肪を揺らすためとても効果的なのですが、ジョギング同様胸も揺れてしまうため対策なしではサイズダウンにつながってしまう運動といえます。胸が揺れる激しい運動はNGなのですが、脂肪燃焼のためにはとても良い運動のため、胸をしっかりと固定できるものを着用するなど工夫をした上で行うことが大切です。
胸を小さくせずに痩せるポイント
胸を揺らさない
運動を行う際には胸を衝撃や振動から守ることで揺れてしまうのを防ぐしかありません。そのためには運動時はスポーツブラをつけるなどして、胸をしっかりと固定し大きく揺れてしまわないようにさせるのがおすすめです。乳腺を支えているクーパー靭帯は一度伸びたり切れたりしてしまうと元に戻すことができないため、あらかじめ対策が必要です。
胸周辺の筋肉を鍛える
ダイエットを行う際に少しでも胸を小さくしないために、大胸筋を鍛える方法があります。大胸筋は胸の土台となっています。そのためここを鍛えることにより胸のたるみを予防したり、形の良いバストを保つことができるのです。振動によって脂肪が燃焼してしまったり、形が崩れてしまうのを予防するためには外から固定するだけではなく、中の筋肉から土台をしっかりと作ってあげることが効果的です。
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胸が大きくなるツボを押す
胸を大きくするためにはツボを押すという方法もあります。体にはバストアップに効果的なツボがいくつかあるので紹介していきたいと思います。1つめは鎖骨より、親指1本分ほど下にある中府(ちゅうふ)というツボ。ここは肩こりとバストアップに効果的で痛きもちい程度の強さで刺激するのがオススメです。
2つめは乳頭と乳頭のちょうど中間に位置するだん中(だんちゅう)というツボ。不安やストレスを和らげてくれるツボでもりバストアップ目的でない方にもオススメのツボです。
3つめは神封(しんぷう)という谷間から乳頭方向に向かって親指2本分ほどの位置にあるツボ。ここは痛みを感じる人も多いツボなのですが、胸の形状やハリ感を保つ効果のあるツボなので無理のない強さでしっかりと押してあげると良いでしょう。
4つめは乳頭から指2本分ほど真下におりたあたりにある乳根(にゅうこん)というツボ。ここを押すことで女性ホルモンの分泌が促されるため、生理不順の方にも押していただきたいツボです。
最後は天溪(てんけい)という乳頭と脇の下の中間部分あたりにあるツボです。ここを押すことで乳腺の発達が促されます。胸の小さい方や最近たるみが気になるといった悩みを抱えている方におすすめのです。
以上のツボを気持よい強さでじっくりと押してあげて、バストアップを目指しましょう。
プロテインを飲む
バストアップ目的のためプロテインを飲むことも効果的です。胸を大きくするためにはタンパク質を摂取することが大切です。しかし普段の食事だけでは十分なタンパク質を摂取することが難しいため、足りない分をプロテインから取り入れてあげるのです。
良質なタンパク質を十分に摂ると女性ホルモンの生成や分泌が盛んになり、乳腺へと行き渡る女性ホルモンも多くなるのです。足りない分を補うためにプロテインは大切な役割を担ってくれるのです。
ナイトブラや育乳ブラを使う
ナイトブラや育乳ブラは胸を正しい位置や形に固定し、補正をするための道具です。人は寝ている時胸の脂肪が横に流れてしまったり、型崩れを起こしてしまいます。せっかくボリュームのあるバストでも脂肪があるべき場所からズレてしまうと胸の型崩れやサイズダウンにつながってしまいます。
眠っている間でも対策ができるナイトブラや普段から使用できる育乳ブラを使用して、理想的な形に固定してあげるのもバストを維持するためのおすすめの方法です。
バストアップのサプリを飲む
先ほども触れたように、普段の食事からは摂取しきれないバストアップに必要な要素を補うためにはプロテインやサプリを使用することもおすすめです。それらには女性ホルモンと似た成分や女性ホルモンを分泌させるために必要な成分が含まれているため、バストアップにつながります。
たくさんの種類のサプリメントがあり、迷ってしまうかもしれませんが、注目されている成分としてプエラリア・ミリフィカというものがあります。胸を大きくするといわれている成分に植物性エストロゲンというものがあり、これは大豆にも含まれているのですが、プエラリア・ミリフィカはその植物性エストロゲンが大豆の約40倍含まれているのです。
サプリメントを選ぶ際には成分を確認するのもポイントです。
姿勢を改善する
一見関係のないように思われがちですが、姿勢とバストは大きく関係しています。猫背だと胸が下に流れるため美しいバストラインを保てません。また、姿勢が悪いと血液の流れも悪くなってしまいます。すると栄養がちゃんと運ばれないためバストのサイズダウンにつながり兼ねません。
正しい姿勢を保つことで代謝も良くなり、栄養も運ばれやすくなるためバストアップの効果が期待できます。姿勢を意識することは誰にでもすぐに行える対処法なのでぜひ心がけてみてください。
バストのマッサージをしてリンパのつまりを解消
バストに女性ホルモンを届けるためにはツボを刺激することや、マッサージをすることがとても効果的です。バストまわりをマッサージすることでリンパにつまった老廃物を流したり、血流アップにつながるため女性ホルモンがバストに行き渡りやすくなります。
せっかく作られた女性ホルモンもリンパにつまった老廃物に邪魔をされたり、血流が悪く正しく届けられないと胸までたどり着けません。ちゃんと届けるために、バストを無理のない強さでほぐすようにマッサージをしたり、ツボを押すなど刺激を与えてあげるのがよいでしょう。
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食事で気をつけること
運動のみや食事のみのダイエットはだめ
ダイエットの方法で間違ってしまいがちなのは、運動をしたくないから食事制限だけしようという人や、食べることを制限したくないので、運動だけ行おうといった人です。この方法をとってしまうとリバウンドをしてしまう可能性がとても高くなります。
食事制限のみ行う人も運動だけ行う人も、仮に目標体重まで落とせたとしてもその後前の生活に戻してしまえばカロリーは消費されないからです。過度な食事制限などはバストのサイズダウンにもつながってしまうため、食べ過ぎないことを心がけてちゃんとした食事を摂る必要があります。運動、食事、マッサージをルールを守って行うと効果的です。
たんぱく質を摂る
たんぱく質がバストアップに欠かせない理由は、女性ホルモンの分泌を促してくれるからのです。女性ホルモンが分泌されるということは乳腺の発達につながるためバストも大きくなるのです。たんぱく質を多く含む食材は肉、魚、乳製品などで、特にオススメなのは鶏のササミです。鶏のササミは高タンパクな上、低カロリーなので女性にはとても嬉しい食材なのです。バストアップに関わらずたんぱく質は貧血や疲労感にも効果のある要素なので積極的に取り入れたいですね。
納豆などの大豆製品を食べる
女性ホルモンの中には乳腺を発達させてくれる成分のエストロゲンといわれるものがあります。このエストロゲンによって乳腺の発達やバストアップが期待できるのですが、納豆などの大豆製品の中にはこのエストロゲンと非常によく似た成分のイソフラボンが含まれているのです。そのため植物性エストロゲンともいわれています。
イソフラボンはバストアップ効果だけでなく、血管や骨を強くしてくれたり、コラーゲンを作り出して肌にハリや潤いをもたせてくれたりと女性にとって嬉しい働きを促してくれるのです。普段の食事からも取り入れやすいので効果も期待できそうですね。
ダイエットが成功して喜ぶ反面、あれ、こんなに胸無かったかなと悲しくなった経験があります。ほぼ脂肪なので一番に落ちていく部分なので、意識して対策を取らないといけないと思います。対策として、私は納豆を食べることをオススメします。イソフラボンが効果的に働いてくれるうえに、納豆に含まれるナットウキナーゼは新陳代謝を高め痩せやすい体にしてくれるので一石二鳥です。 胸のサイズを変えないダイエット方法。バストが痩せにくいやり方とはさんを0人が応援しています! SNSでシェアすることで、モデルの表示順位がアップします。
植物エストロゲンを含んだ食べ物を食べる
エストロゲンとは乳腺を発達させる働きや、ボディーラインを女性らしくしてくれる働きを持つ成分です。もともと胸が大きかったり、女性らしい体型の人は体内のエストロゲンのバランスが良いとされているのです。納豆や豆腐などの大豆製品には植物エストロゲンとも言われるこのエストロゲンと似た働きをするイソフラボンが豊富に含まれているのでバストアップに効果的なのです。
食材からだけではなく、サプリメントなどにも植物エストロゲンが入っているものもあるのでそれらを摂取するのもおすすめです。
食事制限はしない
ダイエットの際に食べ過ぎないことや高カロリーなものを控えることは大切ですが、過度の食事制限は栄養不足になってしまい、体にとって必要なエネルギーや栄養分も作られなくなってしまいます。女性ホルモンや十分な血液も作られなくなってしまうため栄養不足は胸が小さくなる原因になるのです。
食べ過ぎないことを心がけることは必要ですが必要以上に食事制限をすることは体のためにも、胸を小さくしてしまわないためにも控えたほうがよいといえます。
寝る前は食べない
食事制限とは、全く食べないことではなく、食べるタイミングを考えると認識した方がよいでしょう。例えば、寝る前に何かを食べてしまうとその後体は睡眠に入るため動かすことがなく寝る前に食べた分のカロリーは消費されないため肥満につながってしまうのです。
また、寝る前に何かを食べてしまった場合、胃は消化しようと働き出すため体は睡眠状態であっても体内は活動していることになり、睡眠を妨害してしまうことになり体調面にも悪影響となってしまいます。寝る前の2~3時間はなにも食べないように注意しましょう。
胸が痩せにくいダイエット
糖質ダイエットをする
胸の脂肪を落とさずにダイエットをするためには女性ホルモンの分泌を減らさないということが重要になってきます。そこで効果的なのが糖質ダイエットです。
糖質制限ダイエットは控えるものが糖質のみなので女性ホルモンを作り出すのに必要な脂質は摂取できるのです。米やパン、麺類などの糖質を制限すれば体は痩せていきますが、他で補っている栄養分によって女性ホルモンは作られ続けるため、胸を落とさずにダイエットが可能なのです。
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フラフープでくびれを作る
はじめにも触れたように、強い振動や衝撃で胸が揺れてしまうダイエットはバストダウンに影響してしまいます。しかしフラフープは足腰はバランスをとるためにしっかりと筋力を使いながら行いますが、胸への振動が少ないためバストダウンを予防できるのです。腰を回すためウェストラインにくびれを作ることもできますし、女性らしい体を作るためにはおすすめの方法です。
ヨガで気軽に運動
ヨガは激しい動きがなく、胸への衝撃もないためこのところとても注目を集めている運動です。ダイエット意外にも姿勢の改善や肩こりなどにも効果を得ることができたり、基礎代謝をあげることもできるため痩せやすい体へと変えていけるのです。初心者でも始めやすく、ゆったりとリラックスしながら行うことでストレス解消にもなるので趣味にもできて効果も期待できる嬉しいダイエットなのです。
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すぐに始められるウォーキング
ウォーキングは特別な道具も使わずに行えるので誰でもすぐに始められる運動です。ジョギングのように胸が激しく揺れてしまう恐れもないので安心して始められます。通常脂肪の燃焼が始まるのは運動開始後20分あたりからだといわれているため、40分から1時間くらいを目標に歩くようにしましょう。継続して行うことで効果が期待できるため、地道に続けていくのがよいでしょう。
家事をしながらダイエット
忙しい家事の中でもながらダイエットならば時間を使わずに運動が行えます。ながらダイエットとは家事をしながら、運動を取り入れる方法です。
例えば掃除機をかける際にただ歩きながら行うのではなく、掃除機の動きに合わせて腰を落とすイメージで膝を曲げながら進みます。これによって足腰の引き締めに効果が期待できてなおかつ掃除も行えるという一石二鳥のダイエット法なのです。他にもさまざまなながらダイエットがありますので、自分の脂肪を落としたい部位に効果的なながらダイエットを調べて取り組んでみてはいかがでしょうか。
筋トレでカロリーを消費
筋トレは余分な脂肪を落としてくれるだけでなく、筋力をつけることで全体的に引き締まった体型に改善していけるため、ダイエットにも最適です。お腹周りが気になる場合は腹筋を、腕がきになる場合は腕立て伏せをなど気になる部分の筋トレを行うことで効果的に脂肪を落とせます。
大胸筋などを鍛えれば胸の土台をしっかりと作ることができて、バストラインを美しい形で保つことにもつながります。筋肉をつける目的だけでなく、ダイエット目的でも筋トレは効果的です。
豆乳ダイエット
豆乳には大豆たんぱく質が含まれています。これは体に吸収されるのが遅く満腹感を得やすいため、食事の前に飲んでおくと摂取カロリーを減らすことができます。これは豆乳ダイエットといわれています。そして、豆乳にも大豆イソフラボンが含まれています。これは女性ホルモンと似た働きをしてくれるため、バストアップや美肌にしてくれる効果が期待できます。
タイミングは食事の前にコップ1杯豆乳を飲むのがベストだと言われています。ただし豆乳の飲みすぎは月経不順につながるので注意しつつ、習慣づけてゆくとよいでしょう。
キャベツダイエット
キャベツダイエットの方法は食前に1/6個キャベツを食べるというもので、食べすぎを防ぐことを目的とした方法です。それに加え、キャベツにはボロンというエストロゲンの分泌を促してくれる成分が含まれておりこれにより胸を大きくしてくれる効果も期待できるのです。注意しなくてはならないのは、ボロンは熱に弱いため摂取する際には生のままサラダなどにして取り入れるとより効果的だと言えます。
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キャベツダイエットで健康的に痩せよう。目標はリバウンドなしの体型
腕立て伏せをする
腕立て伏せをによって効果がみられるのは腕だけではなく、胸を大きくする効果もあります。それは腕立て伏せを行う際に大胸筋が鍛えられるため、胸の土台が厚くなりたるみ予防や、上向きの形状になるよう支えてくれるため胸を理想的な状態に近づけてくれるからなのです。腕立て伏せでカロリーを消費できるだけでなく、バストにとっても嬉しい効果が期待できるのでぜひ行なっていただきたい筋トレです。
バストサイズを下げずに痩せよう
せっかく痩せることができてもバストが落ちてしまったり形が崩れてしまっては女性らしいボディーラインを失ってしまいます。バストサイズを維持したまま痩せるためには、胸にとって悪影響な運動を避けたり、胸を衝撃から守ってあげたりすること、そして必要な栄養分をしっかりと取りながら女性ホルモンをたくさん作ってあげることが重要です。運動も食事もバランスよく取り入れて理想のスタイルに近づけるよう心がけましょう。