「紫外線透過率」は要チェック。紫外線対策にサングラスは必需品

2017.07.01

「紫外線透過率」は要チェック。紫外線対策にサングラスは必需品

スキンケア

NADECICA編集部
NADECICA編集部

みなさんは日々紫外線対策に取り組んでいますよね。ところで目から入る紫外線も日焼けに繋がることはご存じでしょうか。レジャーなどで外出も増える夏、サングラスは必需品です。正しくサングラスを選び、日焼けから目を守り、白肌もキープしましょう。

INDEX

目次

    紫外線をカット 全身に使えるフレグランスUVスプレー

    ヘアケアブランド「Le ment」(ルメント)がスキンケア発想で肌に優しく使えるルメント フレグランスUVスプレーを発売しました。

    紫外線カット力は「国内最高基準値SPF50+/PA++++」。さらに美容成分配合で紫外線による乾燥から全身を守ります。髪も肌の紫外線対策も、これ1本でまかなえます。またシアフローラルの香りがさわやかで、夏場の汗対策にもなります。ぜひ試してみてください。

    体の内側から紫外線ケアはサプリメントで

    美白サプリ「マスターホワイト(医薬部外品)」は、老化の原因となる酸化ストレスに対抗する働きを持つ抗酸化作用成分の「アスタキサンチン」や、シミやそばかすを消すために効果的な「L-シスチン」や「ヒアロコラーゲン(ヒアルロン酸・コラーゲン)」などを配合したインナー美容サプリメントです。

     内側からの美白UVケアを目指したい方におすすめです。2018年7月現在、通常価格10,800円(税込)が980円(税込)でお試しいただけるキャンペーンを実施中です。91%OFFなのでこの機会に試してみてください。

    紫外線とは

    人体に影響がある紫外線は3つ

    人体に影響のある紫外線は「UV-A」「UV-B」「UV-C」です。そもそも紫外線は太陽光の中では波長が短く一番エネルギーが高いです。この3つの分類は波長によって分類されたものです。波長が短いほど肌に与える影響が強くなります。長さの順番はUV-A>UV-B>UV-Cになります。

    こうなるとUV-Cが最も危険な紫外線になります。現時点ではオゾン層に守られて届きませんが、今後オゾン層の破壊が進むと気をつける必要があります。

    雲やガラスを貫通する「UV-A」

    UV-Aは、オゾン層を通り抜けやすくUV-Bに比べると20倍以上も地上に降り注いでいます。しかも、雲や窓ガラスを貫通する性質を持っていますから曇りの日も日当たりの良い家の中でも紫外線対策が必要です。

    曇りの日の紫外線対策をしたことがない人は以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

    UV-Aは肌の表皮を突き進み真皮まで影響を与えます。UV-Bのように日に焼けて黒くなるということはありませんが、じわじわと肌の奥深くまで浸透し、真皮にあるコラーゲンを破壊し、しわ・たるみなど老化の原因となります。

    日焼けを引き起こす「UV-B」

    UV-Bは波長が短い分、UV-Aに比べるとオゾン層や上空の雲に阻まれ、地上に到達する量は全紫外線量の約10%と少量ですがエネルギーが強いので、表皮のDNAや細胞膜を破壊したり、炎症を起こします。いわゆる日焼けをおこすのがUV-Bです。メラニン色素を増加させるのでシミ、ソバカスの原因になりますし、皮膚ガンの原因になることもあります。

    実は肌のトラブルだけでなく目が紫外線を受けることで眼病などにかかることも最近は分かっています。疎かにしがちな目のケアに関しては以下の記事で詳しく解説しています。

    ほぼオゾン層に吸収される「UV-C」

    UV-Cは、紫外線の中で一番波長の短い紫外線です。UV-Bより有害な紫外線ですが現時点ではオゾン層によって吸収され地上まで届きません。ただ、近年のオゾン層破壊によってUV-Cが届いてしまう危険性が危惧されています。

    目への影響が高いUV-Bを防ごう

    UV-Bは、地上に届く紫外線総量の10%にも満たないのですが、エネルギーが強いため、人体に与える影響はUVーAより圧倒的に強く、その有害性はUVーAの600~1000倍くらいといわれます。UV-Bを長時間浴びてしまうと目も日焼けをします。目の日焼けは目の表面の角質が炎症を起こすことです。目の炎症により起こる目の病気もあります。

    また、目からUV-Bを浴びるとお肌にも影響が出ます。角膜が紫外線を感知すると肌を守ろうとしてメラニン色素が過剰に作られシミの原因になります。ですから、お肌の紫外線対策だけしっかりしていても、目の紫外線対策をしないとお肌も日焼けしてしまうことになるのです。

    ですから、目の紫外線対策が重要です。これにはUVカット率の高い色の薄いサングラスが効果的です。帽子とサングラスを併用することで紫外線を90%近くカットできますよ。

    サングラスと透過率の関係性

    紫外線をどれだけ通すかの「紫外線透過率」

    紫外線透過率とは紫外線をどれくらい通すかを表しています。

    「紫外線透過率1.0%以下」「紫外線透過率0.1以下」というのは99%以上の紫外線をカットするということです。

    紫外線透過率は低い方が紫外線をカットしている

    「紫外線透過率1.0%以下」ということは、紫外線が通るのは1%以下ということで、99%の紫外線はカットされるということです。このことから紫外線透過率は低ければ低い方がいいということですね。

    サングラスを購入するときは、サングラスについてるタグやシールなどに記載されているので、確認して買うことをおすすめします。

    紫外線透過率とUVカット率との関係

    紫外線は3種類あり、それは波長により分類されています。

    UV-A 波長 315~380 nm

    UV-B 波長 280~315 nm

    UV-C 波長 200~280 nm

    サングラスを購入する時はUV400以上を目安に購入しましょう。UV-Aまでカットする場合は、UV400のレンズで紫外線カット率が99%、UV380で紫外線カット率90%とされています。UV380もUV400もUV-Aまで防ぎますが、やはりUV400を選びたいものです。

    UVカット率は高いほど紫外線をカットしています。UVカット率は「UV400」と表され400nmまでの紫外線をカットするという意味。紫外線対策としては、UVカット率に加えて紫外線透過率の低いものを選んでみましょう。

    どれだけ鮮明に見えるかの「可視光線透過率」

    可視光線透過率は日差しの眩しさをどれだけ抑えるのかということです。可視光線透過率は0%から100%で表されます。レンズがどれだけ光を通すのかということなので数値が低いものほど光を通さないということになります。

    可視光線透過率は高いほど透明で低いほど暗い

    可視光線透過率が低い(0%に近い)物は眩しさを大幅にカットするので暗くなります。可視光線透過率の高い(100%に近い)物は、眩しさを少しだけカットするので、レンズは透明に近いです。サングラスのレンズの色によっても可視光線透過率が変わってきます。

    眩しくないサングラスを選ぶと暗くなり、車の運転などに支障をきたす場合もあります。サングラスは好みのレンズの色と可視光線透過率のバランスを見て、使う用途も考えて選ぶことが大切です。

    サングラスを選ぶ時に知っておきたい大切なこと

    色の濃いサングラスがいいとは限らない

    紫外線を防ぐ=濃い色のレンズ、と思いがちですが、濃い色のレンズが紫外線を防ぐというわけではありません。レンズの色の濃さは可視光線透過率が低いというだけのことで、眩しくないということに過ぎません。

    紫外線対策のためのサングラスは紫外線透過率とUVカット率をみて選びましょう。レンズの色が薄くてもUVカット率が90%以上のものがあります。

     

    紫外線透過率が高く色の濃いサングラスには注意

    紫外線を防ぐ=濃い色のレンズではないということはお分かりいただけたと思いますが、色の濃いサングラスには注意しなければいけないことがあります。

    濃い色のサングラスを着けると暗いところで物を見ようとするときと同じように瞳孔が開きます。瞳孔が開くと紫外線が目に吸収されるやすくなるのです。そのためUVカット率が同じで、紫外線透過率の低さが同じであれば、色の薄いレンズのほうが目を守る効果は高いです。

    注目すべきは紫外線をどれだけカットするか

    紫外線透過率が低い=紫外線カット率が高い、紫外線透過率の値が低いものほどUVカット効果が高くなります。紫外線防止効果を狙うのであれば、紫外線透過率1%未満のものを選ぶことをおすすめします。紫外線透過率が1%=紫外線カット率は99%、紫外線透過率が0.1%=紫外線カット率は99.9%となりますので、紫外線をどれだけ防ぎたいかによって紫外線透過率を見てサングラスを選びましょう。

    色の濃さは好みで選んでいい

    紫外線を防ぐ=濃い色のレンズではないということから、紫外線対策目的でサングラスを購入する場合はレンズの色の濃さは好みで選んでいいのです。

    どのサングラスを選んでいいかわからない人のために、以下の記事で編集部でUVカット機能を備えるおすすめのサングラスを紹介しています。

    サングラスの必要性

    レジャーなど長時間外で過ごすときは注意

    もともと目には紫外線を防ぐ力があります。日常生活などで多少の紫外線を浴びる分には問題はありません。しかし、長時間強い紫外線を浴びると、角膜や白目を覆う結膜などにダメージを与えてしまいます。目から紫外線を吸収するとお肌に紫外線を直接浴びていないのに日焼けしてしまうこともあります。目の紫外線対策は重要です。

    紫外線により病気が引き起こされる可能性も

    目に紫外線が入ってきても80%以上は角膜で吸収されます。この紫外線は水晶体で吸収されます。網膜まで届いて害を及ぼすのは1~2%です。この1~2%の紫外線が目の病気を引き起こす原因となる場合があります。

    白内障

    白内障は加齢が主な原因の1つですが、強い紫外線を浴び続けると年齢に関係なく、レンズの役割をしている水晶体が傷がついてしまい、それが悪化すると、水晶体が白く濁り視力が低下する「白内障」になることがあります。

    加齢黄斑変性症

    加齢黄斑変性症も加齢が原因で起こる病気ですが、紫外線を浴び続けることで網膜の中心にある「黄斑」に異常が発生し、見えにくくなる病気です。水晶体で吸収されず網膜まで到達した紫外線は、網膜の中心部にある黄斑部を長い年月をかけて変性させ、中高年期以降の失明原因の1つであると考えられています。

    紫外線角膜炎

    強い紫外線を浴びることで角膜に炎症が起こると、目が赤くなったり、痛みが出たりします。このような症状は、急性の「紫外線角膜炎」と呼ばれます。

    このような病気の予防のためにも、紫外線対策をしたサングラスをかける習慣を身に着けることをおすすめします。

    目には紫外線はいい影響をもたらさない

    紫外線が目に入ることで病気の原因になったり、お肌にも悪影響が出たりします。紫外線を浴びすぎることは目には良いことはありません。

    目の細胞が破壊され病気になることがあります。(白内障、加齢黄斑変性症、紫外線角膜炎など)

    紫外線が目から入ると目が日焼けします。

    目の日焼けにより肌も日焼けしやすくなります

    目の日焼けが原因でお肌にシミが出来たり、皮膚ガンの原因になることも。

    お持ちのサングラスの紫外線透過率の調べ方

    インターネットで調べる

    購入した時についているシールやタグに紫外線透過率が記載されていますが、すでに紛失している場合、紫外線透過率がわからなくなってしまうこともあります。サングラスのメーカーや型番がわかればインターネットで検索すれば商品のサイトで確認できることが多いです。

    購入した店舗に問い合わせる

    紫外線透過率を知りたいと購入した店舗に問い合わせをするとわかるはずです。また、身近にUVカットテスターを持っている眼鏡屋さんがあれば持参して調べてもらいましょう。

    専門機関で調べてもらう

    紫外線透過率をどうしても詳しく知りたい場合は専門機関で調べてもらうことは可能です。

    分光光度計という測定機器を用いて行います。

    試料に紫外線を照射して280~400nmの紫外線透過率を測定します。

    試験方法:分光光度計全波長平均法
    紫外線透過率(%)=(透過率/入射光)×100
    紫外線カット(遮蔽)率(%)=100-紫外線透過率

    という試験をするようです。費用は10,000円前後かかります。

    偏光サングラスとは

    余分な反射光のみ防いでくれる

    偏光サングラスとは、偏光グラスや偏光とも呼ばれるサングラスでこれをかけると視界がよくなります。これはレンズに偏光膜がついていて見たい対象物の周りの乱反射を取り除いてくれるからです。

    偏光サングラスを決定する機能/性能が「偏光度」という度数です。例えば、偏光度:99%の場合には、光の乱反射を0.1%通し、残りの99.0%はカット(遮断)するといった形となります。偏光度が高ければ高いほど、偏光レンズとしての性能は上がります。

    テニスや運転などにも適している

    日中、太陽光の反射がひどくて運転しづらい経験はありませんか。偏光サングラスをかけるとこの反射光が減り道路標識や信号もはっきり見えるになります。ダッシュボードの上のものがフロントガラスに写り込むことも軽減されますし、道路のギラツキや対向車のフロントガラスの眩しさも軽減されます。日差しの強い中の運転には偏光サングラスがあると便利ですね。

    テニスや野球、ランニングなど屋外でのスポーツを行う時、眩しくてプレーしづらい時にも偏光サングラスは役にたちます。光って見えない相手側も見えるようになりますし、眩しくて見えにくい道路も見えるようになります。マリンスポーツでの水面のギラツキも偏光サングラスで軽減できます。

    紫外線をカットしてくれるとは限らない

    眩しさを軽減する効果がある偏光サングラスですが、紫外線をカットしてくれるとは限りません。偏光サングラスは、光の乱反射などの雑光を除くだけで紫外線を除くわけではありません。紫外線対策のためには、紫外線透過率や可視光線透過率を確認しましょう。

    小見出し:選ぶ際は紫外線透過率をチェック

    偏光サングラスを使用する場合、ファッションでという場合もあるかもしれませんが、スポーツなどを強い日差しの中で行うことが多いと思います。

    この場合、偏光だけの性能のサングラスでは目へのダメージは避けられません。紫外線透過率:1.0%の場合には、紫外線を1.0%だけ通し、残りの99.0%はカット(遮断)するといった形となります。

    目への紫外線によるダメージは回復に時間が掛かりますしダメージが蓄積されやすいことからさまざまな病気の原因にもなります。偏光サングラスを選ぶ時は偏光度よりも紫外線透過率を確認するようにしましょう。

     

    可視光線透過率も忘れずにチェックを

    偏光サングラスは、単純に言うと可視光線透過率が高いほど明るく、偏光度が高いほど対象物は良く見えます。偏光という性質上、物理的な限界値は偏光度100%で可視光線透過率50%です。

    可視光線透過率20%の場合には、光を20%だけ通し、残りの80%はカット(遮断)するということになります。可視光線透過率が低ければ低いほど眩しい光を遮断する反面、光を通さない代わりにレンズの色は濃くなり暗くなります。光は通さないものの、全体的に暗くなってしまっては、偏光サングラスの見やすくする効果も半減します。

    可視光線透過率15%のサングラスならば夏場の晴天の日で朝の明るくなる時間帯から、夕方の暗くなる時間帯まで約13時間使用可能、可視光線透過率40%の場合は約16時間くらい快適に使用可能です。

    薄暗くなると可視光線透過率の低いサングラスは見えにくくなるため、釣りなどのように長時間使用する場合は可視光線透過率が高め30%~40%の物を選ぶことがよいでしょう。

    きちんと紫外線をカットして楽しいレジャーを

    レジャーで屋外での活動をする場合、紫外線対策は必須です。お肌の紫外線対策だけでなく、目の紫外線対策が大切。目を紫外線から守るためにもサングラスを選ぶ時は、効果を発揮できるものを選んで目もお肌も日焼けから守り、レジャーを楽しみましょう。

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