目次
美白美容液を選ぶ時のポイント
メラニンの生成を抑える成分が含まれているもの
美白には、美白効果のある成分を欠かせません。美白成分には、さまざまな種類があります。メラニンの生成を抑える働きがあるアルブチンやルシノール、トラネキサム酸や、メラニンの 生成を抑える働きの他に、できてしまったメラニンによるシミを薄くする働きを持つビタミンＣ誘導体やハイドロキノンなどです。
今以上にシミを増やさないようにする予防的な効果か、できてしまったシミを薄くしていく効果を期待するかで、選ぶ成分が変わってきます。それぞ れの成分の特徴を知って、美白成分を選びましょう。
肌質に合わせて保湿成分が必要かを選ぶ
肌の調子を整えるために、保湿は欠かせません。肌に潤いが充分にあることで、肌本来の機能も正常に保たれます。皮膚を新しく生まれ変わるターンオーバーも順調に行われるためシミや くすみの原因となるメラニンの色素沈着を防いでくれます。表面を保護するバリア機能もきち んと働き、紫外線などの外部の刺激からも肌を守ることができます。
また、潤っている肌は皮膚がやわらかく弾力があるため、美白成分が浸透しやすくなります。とくに乾燥しやすい肌の場合には、保湿成分のセラミドやヒアルロン酸、アルギニンなどが含まれているものを選ぶといいでしょう。
なるべく無添加のもの
美白美容液などのスキンケア商品は毎日使用するものです。そのため、添加物の少ないものを選ぶことで安心して使用することができます。添加物の少ない化粧品を使うことで、肌本来のバリア機能やターンオーバーのサイクルなどを乱すことなくケアすることができます。肌表面のバリアを壊してしまう合成界面活性剤や、防腐や抗菌効果のあるパラベン、フェノキシエタノールなどが少ないものを選びましょう。
香りやテクスチャーが好みのもの
好みの香りや、使い心地のものを選びましょう。香りには癒しの効果があります。好きな香りや使い心地のものを使用することで、リラックス効果を得ることができて精神的にも落ち着きます。毎日使うもののため、心地よく使えるものを選ぶことが大切です。
長い期間続けられる価格帯のもの
美白美容液は、ある程度の期間継続して使用することで効果が実感できます。そのため、手に入れやすい価格帯のものを選びましょう。価格が高いものが効果があるという訳でもありません。価格の高いものを選び残量を気にしながら使用量も抑えてしまうのでは、効果も出ない上に本末転倒です。自分に合った価格帯のものを選びましょう。
テスターや試供品を試してみる
化粧品にはさまざまな成分が含まれています。自分の肌に合うかどうかを試してから購入することがおすすめです。売り場に置いてあるテスターや、数日分で小分けされているトライアルキットや、１回分のサンプルなどをまず最初に使用してみましょう。テクスチャーや使用感などを確かめることができます。
2～3日ほど使用してみることがおすすめですが、肌にかゆみが出たり、赤くなったりするなど異変が現れた場合にはすぐに使用をやめましょう。
メラニンの生成を抑えるおすすめの美白成分
コケモモや梨から抽出されたアルブチン
アルブチンは、シミを予防する効果が期待できる美白効果の高い成分です。シミやくすみのもとになるメラニンが作られる際に必要な、チロシンやチロシナーゼの活性化を抑える働きがあります。メラニンが黒色化することを防ぐことにより、シミを予防する効果が期待できます。また、できてしまったシミにも、それ以上濃くならないように抑える働きがあります。
アルブチンには、コケモモや梨などの植物に含まれていて独自の技術でハイドロキノンにブドウ糖を結合させたαアルブチンと、ウルワウルシなどのツツジ科のハーブに含まれている天然植物の抽出物であるβアルブチンの2種類があります。この2種類のアルブチンを比べると、αアルブチンのほうは美白効果が高く、肌に合いやすいといわれています。化粧品にはαアルブチンが配合されていることが多くなっています。
麹由来成分であるコウジ酸
コウジ酸は、酒造りなどに使用される麹に含まれているコウジ菌から作られる美容成分です。コウジ酸には、メラニンの生成を抑制する効果があります。紫外線などの刺激から肌がダメージを受けると、肌を守ろうとして表皮の奥にあるメラノサイトからメラニンが生成されます。メラニンにチロシナーゼと呼ばれる酵素が働きかけることで、メラニンが黒色化して日焼けやシミの原因になります。コウジ酸には、このチロシナーゼの活性化を抑制する働きがあります。メラニンが黒くなることを防ぐことで、シミの予防や、シミが薄くなったり肌が白くなったりする効果が期待できます。
他にも、体内でたんぱく質と糖が結びつくことを糖化(とうか)と呼び、この時に作られる物質が蓄積されることによって肌が黄色っぽくくすんでしまう「黄ぐすみ」が起こります。コウジ酸には、抗糖化作用があり、黄ぐすみのもとになる物質の生成を抑える働きもあります。
天然フェノール系の物質であるエラグ酸
エラグ酸とは、ザクロやラズベリー、イチゴなどの果物に含まれる天然ポリフェノールの1種です。シミのもととなるメラニンを活性化させるチロシナーゼの働きを押さえる効果があるため、美白効果が期待できる成分です。
他にも、抗酸化作用や炎症を抑える効果、アンチエイジング効果などさまざまな効果があり、サプリメントや化粧品、食品添加物など幅広い分野で使用されています。天然成分のため、副作用が少なく安心して使用できることも魅力です。
植物油から抽出されるリノール酸
リノール酸は、体内で作ることができない脂肪酸のひとつです。身体の成長などに欠かせない物質のため、必須脂肪酸とも呼ばれます。メラノサイトに働きかけて、シミのもととなるメラニンの生成を抑制する働きがある上、メラニン色素を対外へ排出させる効果もあるため、美白効果が期待できます。他にも、保湿効果や抗炎症作用、老化防止作用などのスキンケア効果もあります。肌の調子を整えて、バリア機能を正常にする働きがあります。
胎盤から抽出されたプラセンタエキス
さまざまなアミノ酸やビタミン、ミネラルなどを含んだプラセンタエキスにも、美白効果があります。プラセンタは若返りの成分とも呼ばれ、肌のターンオーバーを促進させてハリを与え、いきいきと保つ働きがあります。
古い角質がはがれ落ちやすくなり肌細胞が活性化することで、肌にハリが出るとともに、シミの元となるメラニンも肌の表面へ押し上げられて排出されやすくなり、メラニン色素が沈着しにくくなるなどの効果が期待できます。他にも、肌にハリをもたせてシワを目立たなくさせる働きのあるコラーゲンの生成を助けたり、活性酸素の働きを抑えて老化を防いだり、血行を促進するなどの効果があります。
カミツレの葉から抽出した成分のカモミラET
カモミラETは、カツミレというキク科の植物の葉から抽出した成分で、シミの改善効果が期待できます。紫外線を浴びて肌がダメージを受けるとメラノサイトを刺激してメラニンの生成を促すために発生するさまざまな伝達物質の中の1つにエンドセリンがあります。カモミラETにはこのエンドセリンを抑制して、メラニンを生成する指令を阻害する働きがあります。これにより、シミのもととなるメラニンが生成されるのを防ぐことができます。
他にも、肌のターンオーバーを促進させる働きがあるため、シミのもととなるメラニンが古い角質とともに排出されやすくなります。抗炎症作用や保湿効果も備えているため、美白にとても効果的な成分です。
効果があると話題のおすすめ美白美容液
ハーバー 薬用ホワイトレディ 60ml
美白に効果のあるビタミンC誘導体を6％、ミネラル豊富な笹のエッセンス「チシマザサ水」を8％配合して、2つの相乗効果により日焼けによるシミ、ソバカスを防ぎます。ヒアルロン酸などの保湿成分が乾燥が原因で起こる肌の悩みにも対応します。無添加、天然由来成分配合で、水溶性のためサラッとした使い心地です。
ホワイトショット ホワイトショット SX 20g
肌のセルフクリア機能と過脂化メラニンキャップに着目し、美白、保湿成分のルシノールや、オリジナル美容成分SCリキッド、m-シューター、クリアノール、C-RNAエキスを配合して、効果的にシミ、ソバカスを防ぎます。気になる部分に密着し、美白有効成分をシミのもととなるメラニンを生成するメラノサイトへじっくり届けます。コクのあるクリームが、気になる部分に密着し、長時間留まります。
HAKU メラノフォーカス3D 45g
メラニンの生成を抑制する3D美白美容液です。美白有効成分の4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)、m-トラネキサム酸を配合し、メラニンの生成を防いでシミ、ソバカスを予防します。明るく澄んだ、透けるような肌へと導きます。
DHC 薬用ホワイトニングセラム UV 30g
ノンケミカルで無着色、無香料の肌にやさしい処方です。敏感肌でも使用でき、美容効果が高い薬用UVケアです。UVケア成分と美白成分配合で、日焼けによるシミの予防とケアが1本で同時に可能です。美容液、乳液、化粧下地、ＵＶけあの4つの機能を持つため化粧水のあとにはこれ１本でもOK。ノンアルコール、パラベンフリーなところも魅力です。
トランシーノ トランシーノ 薬用ホワイトニングエッセンスEX 50g
製薬会社のシミケア研究から生まれた美白美容液です。美白有効成分のトラネキサム酸に加えて、肌を整える成分や、保湿成分の透明感サポート成分も配合。キメを整えて、肌のうるおいをキープし透明感あふれるみずみずしい肌へと導きます。肌にやさしい無着色、無香料です。
トランシーノ トランシーノ 薬用ホワイトニングエッセンスEX 50g
SHISEIDO ホワイトルーセント マイクロブライトニング スポッツコレクター 50ml
顔全体に現れるシミ、ソバカスを防ぐ薬用美肌美容液です。肌の生まれ変わりをサポートし、日中の乾燥や紫外線によるダメージを防ぎます。美白有効成分の4MSKや、m-トラネキサム酸に加え、マイクロターゲティングコンプレックスが、肌のキメの乱れを整えて、輝くような美透白肌へ導きます。ヨモギエキスなどの保湿成分も配合し、うるおいにあふれた肌を保ちます。
SHISEIDO ホワイトルーセント マイクロブライトニング スポッツコレクター 50ml
初心者におすすめのリーズナブルな美白美容液
ホワイトラベル 贅沢プラセンタのもっちり白肌美容水 180ml
国産プラセンタを100%使用した、美容液と化粧水を1本に凝縮した美容水です。肌にうるおい とハリを与えて、もちもちな肌へ導きます。とろりとしたコクのあるテクスチャーですが、ベ タつかずに肌にスッと馴染みます。無香料・無着色・ノンパラべン・無鉱物油の無添加処方も 魅力。
ホワイトラベル 贅沢プラセンタのもっちり白肌美容水 180ml
メンソレータム メラノCC 薬用しみ集中対策液 20ml
活性型ビタミンCとビタミンE誘導体が美容成分の浸透を助けて、肌の奥まで届きます。うるお い成分のアルピニアホワイトも配合して、透明感のある肌へと導きます。ニキビ予防に効果的な成分も配合されているので、気になるニキビ跡にもおすすめです。
無印良品 敏感肌用薬用美白美容液 50ml
岩手県釜石市の天然水を使用したスキンケアシリーズです。ビタミンC誘導体を配合、シミや ソバカスを効果的に防ぎます。とろりとしたテクスチャーで、しっとりとした使い心地です。 無香料、無着色、無鉱物油、弱酸性、パラベンフリー、アルコールフリーで肌にやさしい処方です。
無印良品 薬用美白美容液 50ml
ビタミンCやビタミンE誘導体を配合し、紫外線によるシミやソバカスを防ぎます。カロット液汁やアンズ果汁が肌を整えます。
ちふれ 美白美容液 W 30ml
美白有効成分のアルブチンと安定型ビタミンC誘導体を配合した薬用美白美容液です。メラニ ンの生成を抑えて、シミやソバカスを防ぎます。保湿成分のヒアルロン酸やトレハロースを配合、うるおいを与えてみずみずしい肌へ整えます。無着色、無香料、ノンアルコールで肌にやさしい美容液です。
ちふれ 美白美容液 W 30ml
ニキビ跡を改善するおすすめ美白美容液
ランコム ブラン エクスペール メラノライザー AI アドバンスト 50ml
肌の鎮静、色素沈着、炎症の3つのポイントにアプローチする美白美容液です。美白有効成分のエラグ酸やL-アスコルピン酸、2-グルコシドを配合し、平坦なシミや盛り上がったシミのどちらのタイプにも効果を発揮し、メラニンの生成を抑えて、シミやソバカスを防ぎます。複雑なシミの要因へ着目し、透明感のあるなめらかな肌へと導きます。肌に素早く浸透するみずみずしいテクスチャーです。
ランコム ブラン エクスペール メラノライザー AI アドバンスト 50ml
ソフィーナ ホワイトプロフェッショナル 35g
メラニンの発生源の増殖と、活性をダブルでブロックする美白美容液です。シミができやすい 、増えやすい、濃くなるなどのお悩みの肌に効果的にアプローチします。美白有効成分が、メラニンの生成を抑えてシミ、ソバカスを防ぎます。新美白成分のローマカミツレエキスを配合し、メラニン発生源により早く浸透して効果を発揮します。
アクアレーベル シミ対策美容液 45ml
うるおいで角層を満たし、透明感と輝きのあふれる肌へと整えます。美白有効成分のm-トラネキサム酸を配合、シミやソバカスを防ぎます。保湿効果の高いヒアルロン酸も配合し、うるおいの溢れる、みずみずしい肌へ導きます。無着色、無香料。
ビーグレン Cセラム 15ml
高濃度ビタミンCを配合、超微小カプセルに包み込まれたピュアビタミンCがつけた瞬間からほのかな温感を伴い角層の奥へと届きます。シミやしわ、たるみなどでお悩みの肌へ作用します。ニキビやニキビ跡、くすみなどにも有効。皮脂バランスを整えながら、透明感のある明るい肌へと導きます。無着色、無香料、ノンアルコール、パラベンフリーのお肌にやさしい処方です。
オルビス クリアホワイトエッセンス?25ml
3つの薬用成分とビタミンC誘導体を配合、美白とニキビケアを同時に叶える美容液です。パンテノールや薬用成分がニキビで荒れがちな肌を整えて、健やかな環境に導きます。持続性ビタミンC誘導体が黒色メラニンの生成を抑えて、シミやソバカスを予防します。グリチルリチン酸ジカリウムがニキビを予防して、透明感あふれる肌に整えます。
フォルミュール アクネミン QQ 30ml
跡が残りがちな、大人ニキビにアプローチする集中ニキビケア美容液です。3つ有効成分やビタミン類を配合し、ニキビをケアしながら健やかな肌へと導きます。無香料、無着色、パラベンフリーのため肌にやさしく、刺激が少ないためニキビのもとになりにくい処方です。
美白美容液の使い方のポイント
こすりすぎず優しくつける
美容液をつけた際、肌に浸透させようとこすったり、肌にすりこんだりすることは止めましょう。肌は、とてもデリケートです。こすることによって、摩擦が起き皮膚の表面を傷つけてしまいます。肌を擦って摩擦を起こしていると色素沈着やシミができる原因となります。美容液は、こすらずにやさしく肌へ馴染ませるようにしましょう。
コットンではなく手でつける
コットンを使用すると、摩擦が生じるため肌を傷つけることがあります。肌は柔らかくとてもデリケートなため、どんなに上質なコットンを使用していても肌には異物になります。コットンによる摩擦いはとても小さいものですが、ダメージは蓄積していきます。肌の表面の小さな傷はシミやしわ、色素沈着などの肌トラブルにもつながるため、刺激の少ない手のひらでつけるようにしましょう。
効果を実感するために毎日続けて使う
美白美容液は毎日継続して使用することで、より美白効果は高くなります。美白効果のある成分には、紫外線などの毎日のダメージからシミとならないように予防する働きをするものや、肌のターンオーバーのサイクルに働きかけるものなどさまざまあります。そのため、たまにパックなどで使うよりも、毎日使うことで効果が実感できます。
開封してから半年以内に使いきる
化粧品の使用期限は、未開封の場合一般的には製造から約3年となっています。未開封であれば、3年以上品質が保たれる化粧品も多いため、開けてみて特に臭いや変色、中身の変化等がなければ、使ってもとくに問題は無いでしょう。開封した化粧品は、長くても半年以内には使い切るようにしましょう。
使用するたびに、空気に触れることで化粧品の酸化が起こり雑菌が繁殖しやすくなります。また、化粧品を出すときに手で直接触ることなどでも雑菌が繁殖してしまいます。そのまま使用していくことで、雑菌を肌につけてしまっている場合もあるため、開封後に時間が経ってしまった化粧品は、捨てたほうがいいと言われています。
化粧水と混ぜて使わない
美容液は、化粧水の後に使用します。油分の多い美容液が先に肌につくことで、水溶性の割合 が多い化粧水は肌に浸透しなくなってしまい、効果が少なくなってしまいます。化粧水で肌を 整えた後に、美容液をつけるようにしましょう。
常温で保存する
化粧品は、一般的には常温で保存できるように作られています。冷蔵庫などで保存してしまうと、配合されている成分が分離してしまうことがあります。油分や乳化されている成分は、温度によって変化しやすいため注意が必要です。中には、冷やすことで結晶化してしまい、つけたときに肌を傷つけてしまう成分もあります。
肌にダメージを与えてしまう可能性もあるため、とくに明記がないようであれば、化粧品は常温で保存しましょう。あまり温度が高くなる場所では品質などに変化が出てしまう可能性があるため、直射日光を避けてできるだけ冷暗所に保存しましょう。
毛穴が開いた状態で使う
入浴後や、蒸しタオルを使用することにより、熱と蒸気によって肌が柔らかくなり毛穴が開いた状態になるため、成分が浸透しやすくなります。美白美容液は、毛穴が開いた状態で使用することで、肌の奥まで美容成分を届けることができ、より効果が実感できます。
美白美容液の効果を上げる習慣
日焼け止めは一年中塗る
美白効果を高めるためには、日ごろの対策や予防も大切です。日焼け止めは、夏に塗るといったイメージが強いですが、紫外線は1年中降り注いでいます。冬のやわらかな日差しにも、紫外線は含まれているため、シミやシワ、たるみの原因となります。日焼け止めは1年を通して塗るようにしましょう。
食事でメラニン還元効率を上げる
紫外線などのダメージからメラニンが作られるときに、外側から化粧品などで効果的な成分をつけてケアすることも大切ですが、内側から食事などで美白に効果的な成分を摂取してサポートすることも効果的です。メラニンを還元する働きや、抗酸化作用のあるビタミンCや、メラニンの生成を抑えて肌を整えるビタミンEなどがおすすめです。
ビタミンCとビタミンEは、お互いに作用しあうことでより力を発揮するため、一緒に摂取するようにしましょう。ビタミンCは、レモンやオレンジなどの柑橘類や、トマト、パプリカなどに多く含まれています。ビタミンEは、脂溶性のビタミンで、アーモンドなどのナッツ類、アボカドなどに多く含まれています。
小物を使って紫外線を防ぐ
紫外線対策として、日傘や帽子、サングラスなどを使用することも効果的です。最近では、効果的に紫外線を防ぐ加工を生地などに施しているものも多いため、そういった「UVカット加工」がされているものを選ぶこともおすすめです。UVカット加工には、素材の表面に紫外線を防ぐための加工がされているものと、素材自体に紫外線を防ぐ効果があるものと、2種類あります。
UV加工を施しているものは、使っていくうちに剥がれ落ちてしまうという特徴があるため、1年程度を目安に買い替えることが理想です。また、「UPF」という、衣類の紫外線遮断効果を数値化した値が明記されている商品もあります。UPF40～50で、UVカット率が90％以上と言われています。購入の際には確認してみるといいでしょう。
睡眠をしっかりとる
肌は、寝ている間に修復されます。細胞を作り出す成長ホルモンが、睡眠中に分泌されることにより肌のターンオーバーが正常に行われることで、シミのもととなるメラニンが剥がれ落ち、新しい肌に生まれ変わります。ターンオーバーとは、肌の生まれ変わる周期を指しますが、ターンオーバーが正常に行われないと、肌の細胞を新しく作ることができずに代謝が悪くなり、様々な肌のトラブルが起こりやすくなります。睡眠を充分にとることで、肌の調子を整えることができます。
美容液とセルフケアでシミを作らせない肌に
気になるシミを改善するためには、1年を通して日常的にケアをすることが大切です。シミのもととなるメラニンを作らないように、また排出しやすい環境を保つように心がけましょう。美白効果のある成分が配合された美白化粧品を使用したり、日ごろから日傘やサングラスなどで紫外線対策を行ったり、美白効果のある栄養素を含む食材やサプリメントなどを摂取することも効果的です。スキンケアなど外側からだけでなく、内側からもケアすることで効率的にシミのない美白肌を手に入れましょう。
