唇が乾燥してガサガサ・ゴワゴワ。原因を知ってぷるぷる唇になろう

2017.07.01

唇が乾燥してガサガサ・ゴワゴワ。原因を知ってぷるぷる唇になろう

スキンケア

NADECICA編集部
NADECICA編集部

唇が乾燥して皮が剥けてしまうと気になりますし、痛いですよね。皮が剥けては引っ張ってとるを繰り返していると、永遠に唇が治らなくなってしまいます。美しいうるおいのある唇を手に入れるためにも、原因や対策を知って唇のケアをしっかりと行いましょう。

INDEX

目次

    唇が乾燥して皮がむける外的要因

    唇が荒れる1番の原因は乾燥

    唇が荒れてしまう1番の原因は乾燥です。唇の皮膚は粘膜なので、薄くて皮脂腺がありません。皮脂腺がないということは皮脂が分泌されないため皮脂膜を作れなくなり、唇が乾燥しやすくなってしまいます。

    私たちの皮膚は皮脂で守られており、皮脂が幕を作って水分が蒸発しないようにしてくれているため、うるおいが保たれています。さらに唇の皮膚(角質層)は薄いため、水分を唇に留めておくのが難しくなるので、乾燥しやすい部位だと言えます。

    唇のケアや保湿が十分でない

    唇のケアや保湿が十分でない場合は、唇が乾燥して皮が剥けてしまいやすくなります。唇は皮脂が出ないため乾燥しやすい部分になので、他の部分よりもケアや保湿を念入りにしなければなりません。

    スキンケアは丁寧に行なっているのに、唇のケアがおろそかになってしまっている人が多くいます。唇が乾燥して皮向けを起こしてしまうと、治りにくくなってしまいます。皮向けを事前に防ぐためにも、唇のケアや保湿を十分に行うことが大切です。

     

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    唇には保湿対策を。荒れの知らずの魅力あふれるプルプル唇へ

    リップクリームが合わない

    唇の保湿をリップクリームで行なっていても、リップクリームが唇に合わないと乾燥などのトラブルを引き起こしてしまいます。リップクリームには豊富な種類があり、さまざまな違った成分が配合されているため合わない可能性も出てきます。

    特に清涼感のあるメンソールなどは肌への刺激が強いので、唇の乾燥を改善しようと使用していても逆効果になってしまう場合があります。自分の唇に合ったリップクリームを使うことで、乾燥やトラブルが解消されます。

    紫外線によりコラーゲンが破壊される

    唇は粘膜なので明らかに他の肌とは違います。粘膜ということはそれだけ皮膚が薄く、刺激も受けやすくなっています。その弱い粘膜が紫外線を浴びると、普通の肌よりも刺激を受けてしまうことになります。剥き出しの粘膜が紫外線を浴びるということです。

    肌に浴びるだけでも日焼けしてしまうのに、粘膜に紫外線を浴びるとその影響は多大になります。コラーゲンは肌の水分を保ってくれている成分なのですが、紫外線は唇にあるコラーゲンを破壊してしまいます。コラーゲンが破壊されることで水分を維持できなくなり、乾燥してしまうのです。
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    唇が乾燥して皮がむける内的要因

    水分不足も唇に影響する

    成人では体の60~65%が水分でできています。60~65%というと体のほとんどが水分でできているということになります。体の水分が2%失われるとのどの渇きを感じたり、運動能力が低下し始めるなどの症状が現れてきます。

    さらに3%失われるだけで、のどの渇き、食欲不振などの症状が引き起こされます。唇も同様で体内に水分が失われてしまうと、乾燥してきてしまうのです。唇を乾燥させないためにも水分をこまめに補給することが大切です。

    体調不良は唇に出やすい

    体調不良は唇に出やすくなります。唇は粘膜であり、胃と同じ内臓の一部だという認識もあります。消化器官が正常に働かなくなったり、弱ってしまうと唇に症状が現れてしまうのです。特に胃の不調は唇に現れやすいです。

    消化器官の不調は肌や唇に影響を与えてしまい、ニキビや肌荒れ、そして唇の乾燥へと繋がってしまうので、体調不良にならないよう体調管理をするようにしましょう。

    食生活が乱れている

    食生活の乱れは消化器官に影響を及ぼしたり、添加物などで体のバランスを崩してしまうため唇の荒れに繋がります。食べ過ぎたりすると消化器官が疲れてしまい、肌・唇の荒れを引き起こしてしまいます。食が細いのも栄養が十分に取れなくなってしまいます。

    ファーストフードなどに含まれる食品添加物を多く摂りすぎるのも問題です。添加物は体に害を与えますし、添加物が体に蓄積されると有害物質を出してしまいます。有害物質はニキビや乾燥の原因になってしまいます。野菜やフルーツなど、ビタミンやミネラルが多く含まれた食べ物を摂るようしましょう。

    唇の乾燥や皮むけの原因となる悪い習慣

    口呼吸をしてしまう癖がある

    口呼吸をしてしまう癖がある人は要注意です。口呼吸をすると口が常に開いた状態になっているため、空気が出入りして唇が乾燥しやすくなってしまいます。口呼吸をしていると風邪をひきやすくなったり、睡眠の質が下がったり、口臭の原因になってしまいます。

    鼻が詰まっていたり、アレルギーがある、歯並びが悪くて口が閉じにくいなどの理由がある場合は改善が難しいですが、口呼吸が癖になってしまっている人は、意識して鼻呼吸に変えるように努力しましょう。

    唇をなめる癖がある

    唇をなめる癖がある人は意外と多いです。心理学では、唇をなめる癖は緊張していたり、集中している人に見られるそうです。唇をなめると一時的に水分が付着するのですが、すぐに蒸発して乾燥した状態になってしまいます。

    唇が常に乾燥している人も気になってなめる癖ができてしまいます。唾液には保湿効果はないため、唇を唾液でうるおわせてもさらに乾燥させてしまう原因となってしまいます。唇をなめる癖がある人はやめるようにしましょう。

    メイクの落とし忘れ

    口紅を塗るだけで顔の印象がパッと明るくなるリップメイクですが、口紅をしっかりと落とせていないと唇のトラブルを引き起こしてしまいます。口紅は唇に色を付けるためにさまざまな成分が配合されており、着色料が唇に付着したままだと唇が荒れてしまいます。

    アイメイクや口紅などは落としづらいため、ポイントメイク用のクレンジング剤でしっかりと落とすようにしましょう。洗顔をする際も唇は忘れてしまいがちですが、クレンジング剤の落とし残しがないように洗顔を忘れないようにしましょう。

    食後に唇を強く摩擦する

    食後に唇の汚れを落とすためにティッシュなので強く摩擦してしまうと、刺激が加わるため唇が荒れる原因となってしまいます。肌も唇も摩擦を与えてしまうと、荒れる原因となってしまいます。

    食後の汚れが気になる場合はやさしく押さえながら汚れを落とすか、水で洗い流すようにしましょう。汚れを落とした後はリップクリームで保湿ケアをすることが望ましいです。

    刺激の強い食べ物を好む

    刺激の強い食べ物を好んで食べる人は唇が荒れやすい傾向にあります。刺激の強いスパイシーな食べ物はデリケートな唇に大敵です。スパイシーな成分が唇に付着してしまうと、皮剥けや乾燥の原因となってしまいます。

    唇にスパイシーな食べ物が付着するとヒリヒリしてしまいますが、あのヒリヒリ感が刺激になっているのです。刺激の強い食べ物が好きで唇が荒れてしまっている人は、少し控えるようにしましょう。

    唇についての理解を深める

    唇は胃腸や内臓の調子が出やすい

    唇は消化器官の鏡みたいなものなので、胃腸の調子が悪くなってしまうと唇も荒れやすくなってしまいます。暴飲暴食などによって胃腸がキリキリと痛んだり、胸焼けをしたりしているときは要注意です。唇の端が切れてしまうのも、胃腸の調子が悪いときに多く見られる症状です。

    唇のターンオーバーは4日程度

    肌のターンオーバーが1カ月かかるのに対し、唇のターンオーバーは4日程度とかなり早めのサイクルで行われています。ターンオーバーの期間が早いということは新しい皮膚に生まれ変わるのが早いので、それだけ乾燥も治りやすいということになります。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    美肌のもとは「ターンオーバー」。肌の再生機能を助けるケア方法

    唇は皮脂膜が薄く乾燥しやすい

    唇は皮脂膜が薄いため、乾燥しやすい部分になっています。皮脂膜が薄いということは、乾燥しやすいので紫外線の影響も受けやすく、気付いたときにはシミができてしまうということもあります。

    唇は角質層が薄い

    唇は肌の他の部分と違って角質層がとても薄くなっています。皮脂腺がなく皮脂が出ないので刺激を受けやすくバリア機能が低くなっている部分です。唇の角質層は数層ほどしかないため、唇は水分を保存するのに難しい部分といえます。

    天然保湿因子や細胞間脂質が少ない

    水分を角質層の中に閉じ込めるという性質を持っている天然保湿因子や、肌の細胞と細胞を繋いでその間に水分を抱え込む細胞間脂質が少ないのが唇です。天然保湿因子や細胞間脂質が少ないと肌の水分を維持しづらくなってしまいます。

    唇の乾燥を防ぐ方法

    清潔な状態を保つ

    唇の乾燥を防ぐには清潔な状態の唇を保つことが大切です。汚れなどが付着した状態のまま放置しておくと、唇が荒れてしまう原因になってしまいます。食べ物を食べた後などは口をやさしく拭いたり、水で洗ったりするなどして清潔な状態を保つようにしましょう。

    唇をなめないようにする

    唇をなめないように気をつけましょう。唇をなめてしまうと水分が唇に付着してすぐに蒸発してしまうため、乾燥の原因となってしまいます。何回もなめることで唇にダメージを与えてしまうので、唇をなめる癖がある人は気をつけるようにしましょう。

    食事の際、刺激物を控える

    スパイシーな刺激物などは唇にヒリヒリとした刺激を与えてしまいます。唐辛子は刺激が強いため、辛すぎる刺激物を食べると胃腸までも刺激してしまい唇が荒れる原因に。スパイシーな食べ物が好きで唇が荒れている人は、食べ物が原因かもしれないので食生活を見直してみましょう。

    唇にも紫外線対策をする

    唇にも紫外線対策が必要となります。唇は角質層が薄く、ほぼ粘膜なので紫外線の影響を受けやすくシミができやすい部分です。唇の紫外線対策には、UVカット成分が含まれているリップクリームを使用するようにしてみると良いでしょう。

    こまめに水を飲む習慣をつける

    唇の乾燥を防ぐためにもこまめに水を飲む習慣をつけるようにしましょう。体はほとんど水分でできているので水分が足りなくなってしまうと、必然的に唇も乾燥してしまいます。いつでも飲めるように水を持ち歩くと便利です。

    ビタミンBを積極的に摂る

    体の中にビタミンBが不足してしまうと唇のバリア機能が低下してしまいます。バリア機能が低下してしまうと刺激を受けやすく、乾燥しやすい唇になってしまうのでビタミンBを多く含む食材を積極的に摂るようにしましょう。アーモンド、レバー、焼き海苔、うなぎ、納豆などに多く含まれています。

    ビタミンEの過剰摂取を控える

    ビタミンEを過剰摂取してしまうと、唇の皮が繰り返し剥けてしまう「剥脱性口唇炎」という病気になってしまう可能性があります。唇の皮が繰り返し剥けてしまう人は、ビタミンEを過剰摂取していないか確認して見ましょう。毎日飲んでいる健康ドリンクやサプリメントなどに多く含まれています。

    リップクリームをこまめに塗る

    唇の乾燥を防ぐためには保湿が重要になります。スキンケアと違って唇は粘膜のため、化粧水や乳液だけではなく、リップクリームで保湿することが重要となります。口元はご飯を食べたり、話したりするときによく動く部分なのでリップクリームでこまめに保湿するようにしましょう。

    歯磨き粉や口紅を残さない

    歯磨き粉や口紅を残さないように、しっかりと洗顔を行うようにしましょう。歯磨き粉や口紅の成分は強いので、唇に残ったままになってしまうと唇に刺激を与えてしまいます。洗い残しがないように気をつけるようにしましょう。

    寝る前のケアを習慣化する

    寝る前の唇のケアを習慣化するようにしましょう。就寝中はリップクリームで保湿できない状態なので唇が乾きやすくなってしまいます。就寝前にリップクリームをたっぷりと塗って唇の乾燥を防ぎましょう。

    リップクリームによっては、就寝時に使用すると唇に残った成分が刺激となって、唇の荒れに繋がることがあります。就寝時には刺激にならないワセリンなどを使用すると良いでしょう。

    効果的なリップクリームの選び方

    ワセリンが入ったものを選ぶ

    ワセリンが配合されているリップクリームを選ぶようにしましょう。ワセリンは唇の表面を覆って、角質層から水分が蒸発するのを防いでくれる働きがあります。保湿効果が高く副作用が少ないため、安心して使用することができます。

     

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    「ワセリン」でつるつるな唇へ。自宅で簡単にできるセルフケア

    医薬品と表示されたものを選ぶ

    医薬品と表示されたリップクリームを選ぶようにしましょう。化粧品、医薬部外品、医薬品と種類がありますが、化粧品や医学部外品には含めない成分を医薬品には含むことができます。医薬品と表示されたリップクリームの方が、有効成分が多く含まれているということになります。

    UVカット成分配合のあるものを選ぶ

    リップクリームを選ぶ際はUVカット成分配合のものを選ぶようにしましょう。唇は紫外線に弱いため紫外線を大量に浴びるとシミができたり、乾燥してしまったりします。肌に日焼け止めを塗るように、唇にもUVカットのリップクリーム使用して、紫外線対策を行うようにしましょう。

    無香料無着色のものを選ぶ

    リップクリームを選ぶ際は無香料無着色のものを選ぶのが良いでしょう。香料や着色料は添加物なので肌に刺激を与えてしまいます。リップクリームは保湿を目的としているため、色や香りにあまりこだわらないで品質の良いものを使うようにしましょう。

    日中に使えるおすすめのリップアイテム

    ディオール ディオール アディクト リップ マキシマイザー 6ml

    内側からふっくらとボリュームのある唇に導いてくれるリップグロスです。海洋性由来成分を含むコラーゲンとヒアルロン酸を配合。唇を一瞬でうるおいで満たしてふっくらとしたボリュームのある、弾むような唇へと導いてくれます。
    ミントとバニラのアコードがふんわりと香ります。もともとあったピンク色に加えて、限定色アプリコットも登場。瞬時にボリュームを与えてくれる夢のようなグロスで、艶やかな笑顔へと導いてくれます。

    ディオール ディオール アディクト リップ マキシマイザー 6ml

    イヴ・サンローラン・ボーテ ヴォリュプテ ティントインバーム(g表記なし)

    スティックの中央のキスマークがかわいい2層構造のイヴ・サンローランのヴォリュプテ・ティントインバーム。2 6種のボタニカル保湿成分(シアバター、パッションフルーツオイル、ホホバオイルなど)配合でとろけるように唇をケアすることができます。

    外側のバームと中央のキスマークのティントが創り出す、うっとりするほど甘美なリップケアアイテムです。唇の質感さえも透けて見えるほどクリアに、ナチュラルに仕上がります。全12種類のカラーバリエーションです。

    イヴ・サンローラン・ボーテ ヴォリュプテ ティントインバーム(g表記なし)

    ジョンマスターオーガニック リップカーム オリジナルシトラス 4g

    ベストコスメを受賞しているジョンマスターのスティックタイプのリップクリーム。保湿成分にオリーブ果実油やミツロウを配合しており、1度塗ったら長時間うるおいを持続してくれます。滑らかな塗り心地で乾燥した唇にも塗りやすいです。

    唇をしっかりとうるおしてくれるのにベタつかないので、メイク前や就寝前でも使えます。オーガニック認証USDAを取得しており、マンダリンをはじめとするオーガニックアロマの香りを楽しめます。オリジナルシトラス、ラズベリー、バニラ、ペパーミントの4種類から香りを選ぶことができます。

    ジョンマスターオーガニック リップカーム オリジナルシトラス 4g

    オバジ ダーマパワーX リップエッセンス 10g

    美容液のようなリップがオバジのダーマパワーXリップエッセンスです。ダーマパワーXシリーズには保湿美容液、高機能クリーム、高機能アイクリーム、クリームマスクもあり、年齢に応じたうるおいスキンケアをテーマとするシリーズです。

    ビタミンA誘導体、エラスチン、コラーゲン、ヒアルロン酸も配合したこだわりの処方設計の美容液リップです。美容液のようにすっと唇になじむため、うるおいながらツヤでてふっくらボリュームのある唇へと導いてくれます。

    オバジ ダーマパワーX リップエッセンス 10g

    KIEHL’S SINCE 1851(キールズ) バタースティック リップ トリートメント 4g

    本来の唇の色となじむため、唇の血色感を演出してくれるキールズのリップトリートメントです。レモンの皮から抽出したオイルのレモンバターと、生命の木とも呼ばれているココナッツオイル配合。ほのかな柑橘系の香りのレモンバターとココナッツオイルが唇にうるおいを与えて、柔らかく導いてくれます。

    ローズ(SPF25)、ベリー(SPF25)、ヌード(SPF25)、無色のオリジナル(SPF25/SPFなし)の4色のカラーから選ぶことができます。高機能カラーリップトリートメントです。

    KIEHL’S SINCE 1851(キールズ) バタースティック リップ トリートメント 4g

    LITS(リッツ) リップエッセンス 10g

    うるおいラップ効果でうるおいが持続する、SPF20・PA++のリップグロス・美容液です。これ1つでリップグロスとしてもリップベースとしても使用できます。美容成分の効果で唇がうるおうため、リップの持ちも仕上がりも格段にアップします。

    油性セカンドスキンであるセカンドリップスキンを開発し、長時間唇をうるおいで守り続けることができます。これ1本で年齢に応じたうるおいケア、保湿持続、ベース、グロス、UVカットの効果があります。無香料、無着色、石油系界面活性剤フリー、アルコールフリー、パラベンフリーの5つの無添加。

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    はちみつワセリンパックで乾燥対策

    蒸しタオルで数分唇を温める

    はちみつワセリンパックをする前に蒸しタオルで唇を2~3分温めるようにしましょう。蒸しタオルで唇を温めることで、唇の血行が良くなって柔らかくなるため成分が浸透しやすくなります。蒸しタオルで温めるのと温めないのでは効果が違ってきます。

    蒸しタオルはタオルを水で浸してから絞ります。このとき強く絞りすぎないようにして、水分を感じられる程度に絞ってください。電子レンジにタオルを入れて1~2分加熱します。取り出したタオルを広げて唇に乗せられる程度まで冷ましましょう。

    はちみつとワセリンは1:1

    はちみつとワセリンの割合は1:1になるようにしてはちみつワセリンパックを作りましょう。1回のはちみつパックでそれほど量は使わないので、小さじ1程度のはちみつとワセリンを混ぜ合わせます。

    ワセリンは純度の高い白色ワセリンを使うようにしましょう。冬場はワセリンが固まっていてはちみつと混ざりにくい場合もあるので、手の平で温めてみると少し溶けて混ぜ合わせやすくなります。

    ラップで5~10分程パック

    パックをするときにラップが必要になるので、あらかじめ唇くらいのサイズのラップを用意しておきましょう。大きいラップだと鼻まで塞がってしまい息ができなくなってしまうので、ハサミで切って大きさを調節します。

    はちみつワセリンパックが出来上がったら唇にやさしく乗せていきます。そのあと小さく切ったラップを空気が入らないように覆って、5~10分パックしましょう。唇に汚れがついていると汚れをつけたままパックしてしまうことになるので、お風呂上がりや就寝前など唇が清潔なときに行いましょう。

    はちみつワセリンパックの効果

    殺菌・消炎作用がある

    はちみつは賞味期限が2年以上と腐りにくい食材の1つです。消費期限は5年以上にもなるそうで、理由は強力な殺菌効果があるからです。高濃度の糖分が細菌内部の水分を減少させるため、細菌の繁殖を抑えてくれますし、グルコン酸というはちみつに含まれる成分には殺菌消毒作用があります。

    グルコン酸という成分は医療現場で傷口の消毒、医療用具の消毒にも使われています。この殺菌成分は古くから喉の痛み、火傷や擦り傷、湿疹などに使われてきており、殺菌・消炎作用を期待できます。唇に塗ることで殺菌しながら、切れてしまっている唇も消炎してくれます。

    豊富なビタミンやミネラルを含む

    はちみつには豊富なビタミンやミネラルが含まれており、乾燥している唇にも効果的です。ビタミンには免疫力を上げたり、血行を良くしてくれる働きがあります。乾燥して血行が悪くなっている唇も改善することができます。

    ミネラルは体のもととなる成分で骨、血液、髪の毛、爪などの体を作ってくます。はちみつには天然のはちみつと砂糖水を原料とした砂糖水はちみつがありますが、ビタミンやミネラルは天然はちみつに多く含まれているので気をつけましょう。また、加熱処理がされたはちみつもビタミンやミネラルが少ないので、純粋はちみつを選ぶようにしましょう。

    浸透力と保湿力が高い

    はちみつには優れた浸透力、ワセリンには保湿力があるので、うるおいを閉じ込めて逃がしません。そのためさまざまな化粧品に使用されています。はちみつは古くから美容目的で使われていたという文献もあり、長い間人々に愛されてきた美容アイテムともいえます。

    はちみつリップクリームはもちろん、はちみつフェイスパックなども有名です。ワセリンもさまざまな化粧品に使用されています。はちみつとリップクリームを組み合わせた商品は多いので、試してみましょう。

    水分を蒸発しないようにしてくれる

    はちみつは水分を蒸発しないようにしてくれます。はちみつのテクスチャーはねっとり、とろりとしていて、スプーンではちみつを取ろうとしてもなかなか切れません。あのとろみが水分を蒸発しないようにしてくれる秘密です。

    ワセリンには水分を蒸発させないように膜を張ってくれる効果があります。ワセリンとはちみつを一緒に使うことで、水分が蒸発しないぷるぷるの唇へと導いてくれるのです。

    唇の皮むけひび割れを防ぐ

    唇が乾燥してしまって皮むけひび割れができてしまうと、気になりますし痛いです。リップクリームは唇が荒れてしまうのを防ぐためにあるものなので、唇が皮むけしてしまった後に使用しても唇は治りません。ひび割れに成分が入ってしみてしまう可能性もあります。

    唇の皮むけやひび割れが起こってしまった際は、はちみつやワセリンを使ってケアをしましょう。はちみつもワセリンも唇にしみることなく、しっかりと保湿ケアをしてくれます。

    ワセリンを選ぶ際の注意点

    白色ワセリンを選ぶ

    精製度が高く、不純物を取り除いたものが白色ワセリンです。ワセリンにはドラッグストアで簡単に購入できる黄色ワセリンもありますが、黄色ワセリンは白色ワセリンに比べて精製度が低いため、なるべく白色ワセリンを選ぶようにしましょう。

    酸化防止剤不使用のものを選ぶ

    ワセリンは1度開封してしまうと酸化しやすくなってしまいます。そのため酸化防止剤が含まれたワセリンもありますが、酸化防止剤は添加物となるので酸化防止剤不使用のものを選ぶようにしましょう。また、酸化したワセリンは黄色っぽい色になったり油の臭いがきつくなることもあるので、酸化したワセリンは使わないようにしましょう。

    潤いのある唇になるには

    唇の皮を無理にむかない

    唇の皮がむけても無理にむかないようにしましょう。薄い唇の皮をむいてしまうと、唇に傷を作っているのと一緒になります。はちみつワセリンパックなどで保湿するようにして、触らないようにしましょう。

    栄養バランスを整える

    肌も唇も栄養バランスが大事です。普段摂る食事の栄養素から私たちの体はできているので、栄養バランスを考えて食事を摂るようにしましょう。野菜類、海藻類、キノコ類、魚介類などにビタミンやミネラルは多く含まれています。

    納豆やほうれん草には特にミネラルが含まれているので、摂り入れることを意識して献立を立てるようにしましょう。ビタミンやミネラルは唇の乾燥を防いでくれるので、意識して摂ることが大切ですが、摂りすぎは逆効果になるのでバランスを考えましょう。

    こまめな保湿を心がける

    唇は乾燥する部分なので、こまめに保湿するのを忘れないようにしましょう。保湿を怠ってしまうとまたすぐに乾燥してしまいます。リップクリームはいつもどこにでも持ち歩くようにしましょう。

    唇が乾燥する原因を知り自分に合った対策を

    唇が乾燥してしまう原因はいろいろとありますが、気をつければ改善できるものばかりです。唇が乾燥する原因が分かったら改善して、自分に合ったケアをしていきましょう。予防・対策を続けていくことで、ツヤのあるぷるぷるの唇を手に入れられます。

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