目次
肌荒れの原因
洗顔のしすぎ
肌荒れを起こす原因として、洗顔のしすぎにより、肌に必要な皮脂まで洗い落としてしまうことが挙げられます。特にオイリー肌の人などは皮脂が気になって、一日に何度も洗顔してしまうことがありますが、必要な皮脂まで流してしまうことで、肌を守ろうとさらに皮脂分泌を促してしまいます。
洗顔料を使った洗顔は1日1回と決め、朝は寝ている間についた汚れをぬるま湯で落とす程度にとどめておきましょう。皮脂が気になるとき、あぶら取り紙を使う人も多いですが、あぶら取り紙は必要以上に油を吸収してしまい、肌荒れの原因となることがあります。
あぶら取り紙ではなく、ティッシュでやさしく抑えるだけにしておきましょう。必要以上に皮脂を取り除いてしまう習慣を見直すことが必要です。
乾燥によりバリア機能が低下している
肌が乾燥すると、肌を守るバリア機能が低下し、さまざまな刺激の影響を受けやすくなります。ニキビや肌の赤み、かゆみなどの肌荒れの原因となるため、肌の乾燥を防ぐことが大切です。乾燥を防ぐためには、まずは正しい洗顔やスキンケアを意識し、保湿を心がけましょう。
また、食生活や睡眠、生活習慣などによって、肌は大きく影響を受けます。スキンケアと同時に、普段の生活習慣を整えることで、内側から肌の状態を整えることができます。より効果的に肌の状態を整え、乾燥から守るためには、スキンケアと生活習慣のそれぞれを見直しましょう。
正しいスキンケアと規則正しい生活習慣で、乾燥に負けない肌を目指します。
乾燥肌の原因と対策について更に詳しく知り肌質を改善したいという方には敏感肌のためのケア方法について詳しく解説している以下の記事がおすすめです。
オロナインの肌荒れへの効果
ニキビ・吹き出物が改善される
家庭用の常備薬として広く使用されてきたオロナイン軟膏。ニキビなどの肌荒れのケアにも使用することができます。オロナインは、殺菌、消毒の効果があるため、できてしまったニキビを殺菌し炎症を抑えるなど、ニキビのケアに使用することができます。
ただし、オロナインには油分も含まれているため、ニキビの原因によってはかえって肌荒れをおこしてしまうこともあるので注意が必要です。5~6日使用しても改善がみられない場合は、使用を中止した方が安心です。
効果が出ないのはニキビの原因や症状が人それぞれのためです。また、既に悪化してしまったニキビにはオロナインでのケアでは十分なケアができないということも考えられます。以下の記事ではニキビが悪化して待った際のケア方法について詳しく解説しています。
乾燥が改善される
オロナインには、オリーブ油やワセリンなど、保湿効果のある成分も配合されており、肌の乾燥のケアにも効果的です。肌が乾燥していると、さまざまな肌荒れの原因となるため、肌荒れを防ぐためには、乾燥を防ぐことが大切です。
オロナインは薬であるので、全体的な保湿というよりも、化粧水などの基本的なスキンケアにプラスしたい、気になるところの部分的なケアがおすすめです。特に乾燥が気になる部分に薄く伸ばすなど、気になる乾燥を改善し、肌荒れを防ぎましょう。
オロナインの他に乾燥肌におすすめなのはやはりパックです。以下の記事ではパックの種類や効果的なパック方法について詳しく解説しています。是非お肌ケアの参考にしてみてください。
オロナインの魅力
ドラッグストアなどで簡単に手に入る
オロナインはドラッグストアなど身近なお店で扱っており、ほしいときに簡単に手に入るのがうれしいですね。処方箋なども必要なく、誰でも買うことができるので、家庭で気軽に使用することができます。
店舗ごとに取り扱う商品は異なりますが、オロナインは比較的取り扱っていることが多いようです。家の近くでも探しやすいので、気になったときにすぐ購入でき、早めのケアをすることができます。
リーズナブルで続けやすい
コンパクトなチューブタイプから、たっぷり使えるジャータイプまで、さまざまなサイズで販売されているオロナイン。ドラッグストアなどで比較的低価格で購入することが可能です。リーズナブルなので、コンパクトなチューブは気軽に試すことができ、大容量タイプは、家族で使用できます。家庭でのケアに、価格を気にせずに続けやすいのが魅力です。
皮膚への刺激が少ない
殺菌効果があるため、刺激が強いような気がしてしまいますが、実は皮膚への刺激が少ないのがオロナインの特徴です。ステロイドも配合されていないので、家庭でのケアに安心して使うことができます。肌荒れや傷など、子どもから大人まで安心して使えるので、家族みんなのケアにおすすめです。
防腐剤を使用していない
防腐剤を使用していないので、肌への負担がかかりにくく、安心です。ニキビや乾燥などび肌荒れに、安心して使用できるので、気になる部分のケアにぜひ取り入れたい商品です。防腐剤不使用であることから、開封後は、早めに使い切った方がよいでしょう。
オロナインの成分
消毒液のクロルヘキシジングルコン酸塩液
オロナインの主成分は、クロルヘキシジングルコン酸塩液で、肌の殺菌や消毒といった効果があります。オロナインを塗ることで、できてしまったニキビを殺菌、消毒し、炎症や悪化を防ぐことができます。ニキビなどの肌荒れや傷など雑菌から守り、効果的に治しましょう。
保湿性に優れたワセリン。
オロナインは、殺菌、消毒成分だけでなく、保湿性の高いワセリンを配合しています。そのため肌荒れなど、気になる部分を殺菌、消毒しながら保湿して肌を守り、効果的にケアすることができます。ニキビケアなどは、つい保湿を忘れてしまいがちですが、保湿効果があるので安心ですね。
部分的な乾燥対策にも使用できるので、特に乾燥が気になる部分の集中的なケアが可能です。
乳化作用に優れているポリソルベート80
オロナインに含まれる、ポリソルベートは、界面活性剤の一つであり、乳化剤として用いられているものです。20、40、60、80などとあり、数字が大きいほど油に近く、小さいほど水に近いとされています。
本来混ざりにくい水と油など、他のさまざまな成分をなじませることが目的で使用されているもので、化粧水やクリームなどに使用されることが多いです。
オロナインのおすすめの使い方
オロナインパック
気になる毛穴をケアできると、口コミで話題のオロナインパック。オロナインを塗って、市販の毛穴パックをすると、毛穴の汚れがしっかりとることができます。やり方は簡単!気になる部分にオロナインを塗り、10分程度そのままにする。オロナインを洗い流したあと、パッケージに表示されているやり方で通常通り毛穴パックを行うだけです。
ゆっくり毛穴パックをはがすと、毛穴の汚れがとれているのを実感できます。ただし、毛穴が大きく開いた状態になっているので、冷やしてしっかり引き締め、充分な保湿をしておかないと、かえって毛穴トラブルの原因となることも。
パックをしたあとには、適切なケアが大切です。しっかり冷やして、ていねいに保湿を行いましょう。パックとその後のアフターケア、それぞれを正しく行うことがオロナインパックのポイントです。
水溶きオロナイン
肌荒れや乾燥などの症状が気になるときには、オロナインを少量の水で溶いた、水溶きオロナインを塗ってみましょう。オロナイン適量を手に取り、2~3滴の水で溶くことで、乳液のようなテクスチャーになります。
気になる部分に塗って、なじませていきましょう。保湿効果や肌荒れのケアも期待でき、効果的に肌を整えます。オロナインと水があればできるので、ぜひ試してみたいケア方法です。
夏場にも関わらず最近気になるのが目の下の乾燥と頬のくすみでした。こちらのくすみもどうやら乾燥が原因のように思われます。そこでお風呂上がりに普段使いの化粧水で保湿をした後に、わたしはその2箇所に水溶きオロナインをすり込んでいます。直接塗るだけだと、どうも油分が気になってしまうのですが、水溶き(さっぱり系の化粧水で溶いたこともあります)オロナインだと、ベタつかずしっとりと仕上がるので気に入っています。これをはじめてから化粧のノリも良くなった気もします! 肌荒れにはオロナイン。効果的なケア方法で自信が持てる肌になるさんを0人が応援しています! SNSでシェアすることで、モデルの表示順位がアップします。
日焼けのアフターケア
オロナインの効能には軽いやけどと書かれており、日焼けをしてしまった肌のアフターケアにも使用することができます。日に焼けた肌を基に戻すということではなく、日焼けによりダメージを受けた肌の炎症を抑える目的で使用します。
ただし、日焼けの程度が重度であったり、ひどい肌荒れを起こしていたりする場合には、オロナインは塗らずに、病院を受診することをおすすめします。
オロナインと同様に軽い日焼けには安価で手軽なワセリンによるケアもおすすめです。以下の記事ではワセリンによる日焼け後のケアについて詳しく解説しています。
オロナインを使う際に気をつけること
目に入らないように注意する
オロナインの注意書きには、オロナインが目に入らないように注意することを示されています。オロナインは肌のための薬であり、目には強い刺激となってしまいます。目の周りの使用を避け、オロナインがついた手指などで目をこすらないように気を付けましょう。
万が一、目に入ってしまったときには、水がぬるま湯で洗うこととされています。目が赤くなったり、かゆみ、痛みなどが続く場合には、病院を受診するようにしましょう。
敏感肌には様子を見ながら使用する
さまざまな肌の症状に使用できるオロナインですが、人によっては成分が合わないこともあります。特に敏感肌の人にとっては、オロナインの成分が刺激となってしまうことがあるため、使用には注意が必要です。
初めて使用するときには、まずは目立ちにくい部分で試して、異常がないかどうか確認すると安心です。赤くなる、かゆみがあるなど、いつもと違った症状がみられた場合には、すぐに使用を中止し、はやめに病院を受診しましょう。
また、ニキビや保湿効果など、身近な悩みに効果的なオロナインですが、あくまで薬としての商品です。使用する範囲や頻度は考えて使いましょう。
?洗顔で汚れを落としてから使用する
オロナインの効果をより高めるためには、洗顔で余計な皮脂や汚れを落とすことが大切です。メイクや皮脂、汚れが残っていると、うまく肌に浸透せず、効果が薄くなってしまうことがあります。1回1回の塗布で、より効果的にケアするためには、洗顔をしてからの使用をおすすめします。
化粧前の保湿には使用しない
オロナインを使用する時間に決まりはなく、それぞれの生活に合わせて使用することができます。ただし、化粧する前の使用はおすすめしません。オロナインの油分で崩れやすくなったり、毛穴が詰まりやすくなったりして、メイクにとっても肌にとってもよくありません。
オロナインでのケアは、化粧の前後を避けて行いましょう。夜のスキンケアのときに行うと、メイクの心配もなく、効果的にケアすることができます。
ニキビにオロナインを使う際の注意点
まだ炎症の起きていないニキビには効果がある
ニキビに効果があるとされるオロナインですが、皮脂の過剰分泌によって引き起こされるニキビにはおすすめできません。オロナインの油分により、毛穴が詰まりやすい状態となり、悪化させてしまったり、さらなるニキビを発生させてしまう恐れがあります。
ニキビに使用するときには、まだ炎症が起きていないうちに、早めにケアすることを心がけましょう。オロナインを使用して、ニキビが悪化したり、治りが遅いなどの症状がみられた場合には、すぐに使用を中止し、念のため病院を受診しておくと安心です。
ニキビは触らずオロナインを乗せるだけ
ニキビのケアに使用するときには、ニキビ自体には触らずに、そっとオロナインを乗せるようにしましょう。ニキビを触ってしまうと、雑菌などにより悪化の原因なるため、ケアしたつもりがかえって症状がひどくなってしまうこともあります。
ニキビのケアでは、直接触れないように気を付けましょう。ピンポイントでケアするのが難しい場合などには、綿棒などにつけてケアするのもおすすめです。
ニキビ跡に使ってもあまり効果がない
殺菌や消毒の効果により、ニキビをケアすることができるオロナインは、ニキビ跡には効果が出にくいようです。ニキビができたあとに残ってしまったニキビ跡は、傷跡のようなもので、殺菌や消毒によって改善させるものではありません。
できてしまったニキビ跡を修復するためには、肌を生まれ変わらせるターンオーバーを正常にすることが大切です。ターンオーバーは、普段の食事や睡眠、喫煙・飲酒、ストレスの有無、ホルモンなどによって影響を受けます。
ニキビ跡のケアには、オロナインではなく、睡眠や食生活など、普段の生活習慣を見直すことが大切です。
肌荒れを治すために洗顔で気をつけること
ぬるま湯で洗顔する
肌荒れが起きているときには、洗顔の方法にも気を付けて行いましょう。洗顔で直接的に肌荒れを治すことは難しいですが、正しい洗顔方法を行うことで、結果的に肌荒れの改善へとつなげることはできます。
洗顔に使用するお湯は、熱い温度ではなく、ぬるま湯で行うとよいでしょう。熱いお湯で洗ってしまうと、必要以上に皮脂を流しやすく、また、肌の水分をより蒸発させてしまいます。肌が乾燥してしまうと、さらなる肌荒れを招くことがあるので注意が必要です。
入浴時などに洗顔をする人が多いので、つい身体と同じ温度で洗ってしまいたくなりますが、肌のためにはぬるま湯での洗顔が欠かせません。ぬるま湯の洗顔を心がけ、肌のうるおいを守りましょう。
洗顔料をしっかり泡立てる
洗顔のときには、洗顔料をしっかりと泡立てることで、肌への負担を抑えることができます。洗顔による摩擦は、肌の刺激となりやすく、乾燥や肌荒れの原因となることもあります。洗顔料をしっかり泡立て、その泡で肌をやさしくなでるように洗うことが大切です。
手で泡立てるのが苦手な人は、泡立てネットなどを利用するのも便利です。もこもこの泡で、肌への負担を抑え、肌荒れしにくい肌を目指しましょう。
清潔なタオルで優しく拭く
泡でやさしく洗ったあとは、充分にすすぎましょう。シャワーなどで直接かけるのではなく、ぬるま湯を手のひらでパシャパシャとかけるようにして流していきます。最低でも30回以上はすすぎましょう。肌への負担を抑えながら、残らないようしっかりとすすぐことができます。
しっかりすすいだあとには、清潔なタオルで拭きましょう。肌の刺激となってしまうため、ゴシゴシを拭くのではなく、水分を押さえるようにして優しく拭いていきます。水分が残ったままだと、蒸発するときに肌の水分まで奪ってしまうことがあるため、全体的にしっかりと拭いていきましょう。
水分をしっかりと拭いたあとには、すぐに保湿を行います。化粧水など、最初に使用する保湿剤は、洗顔後すぐに取り出せる場所に置いておくと便利です。
オロナインを上手に活用すれば美肌を手にいれられる
さまざまな肌の症状に使用できるオロナインは、家庭の常備薬として、使用されてきました。使用できる用途も多く、価格もリーズナブルでありながら、ニキビなどの肌荒れにも効果があり、1つ持っておくと安心できるアイテムです。
肌の悩みに高い効果が得られる美容アイテムは、気になる部分を集中的にケアすることができるので、それぞれの悩みに合わせて選ぶことができます。対してオロナインは、ニキビだけでなく、乾燥や肌荒れ、軽いやけどなど、肌のさまざまなトラブルに幅広く、やさしくケアすることができます。
気になる部分に塗るだけでなく、パックなど工夫して取り入れることで、より効果的なケアができ、オロナインの使い方がさらに広がっていきます。ドラッグストアなどで気軽に購入でき、ケア方法も試しやすいオロナインで、肌荒れから抜け出し、綺麗な肌に近づきましょう。