毛穴の脂でできる角栓。お手軽ケアですっきり毛穴を手に入れよう

2017.06.21

毛穴の脂でできる角栓。お手軽ケアですっきり毛穴を手に入れよう

スキンケア

NADECICA編集部
NADECICA編集部

毛穴に角栓がたまって酸化してしまうと肌の黒ずみになってしまいます。黒ずみを作らないためにも角栓はケアして取り除いてあげる必要がありますが、間違った方法で取り除いてしまうと逆効果になることも。正しいケア方法を知りすっきり毛穴を目指しましょう。

INDEX

目次

    毛穴の角栓の正体と原因

    角栓は皮脂と古い角質が混ざったもの

    角栓は特に、鼻の頭や小鼻の毛穴など皮脂がたまりやすい場所にできてしまうことが多いです。皮脂がたまりやすい場所にできると聞くと、角栓は皮脂からできていると思う方が多いでしょう。

    しかし、角栓は皮脂のみからできているわけではありません。毛穴にたまった皮脂と角質が老廃物になりできてしまったものが角栓です。実際角栓は角質が70%、皮脂は30%でできていて、皮脂よりも角質の割合のほうが多いといわれています。

    老廃物からできていると聞いてしまうと、角栓は肌に悪いものという印象を受けがちですが、角栓には毛穴を細菌の侵入などから保護しているというメリットも持っています。しかし、メリットがあるといっても、過剰に角栓が肌にある場合はケアをして取り除かなければなりません。

    間違ったスキンケア

    洗顔のしすぎや保湿不足なども肌のターンオーバーを早めてしまうので、未熟な角質が角質層を占めてしまいます。そのため古い角質が剥がれにくくなり、皮脂と混ざり合って角栓ができてしまいます。

    間違ったスキンケアは角栓ができる原因になってしまうので、正しいスキンケアを行うことが大切です。

    乾燥やターンオーバーの乱れ

    肌はターンオーバーと呼ばれる新陳代謝を繰り返して、新しい細胞を成長させています。成長した新しい細胞が古くなった角質を押し出して、入れ替わることで健やかな肌を保っているのです。ターンオーバーは肌の乾燥や生活習慣、加齢によって周期が乱れてしまいます。周期が乱れてターンオーバーが正常に行われなくなると、古い角質が剥がれ落ちなくなるので、皮脂と混ざり合って角栓となりたまってしまうのです。

    また、ターンオーバーも乱れは肌の乾燥を引き起こしてしまいます。肌の乾燥は毛穴が開きやすくなったり、つまりやすくなったりしてしまうので角栓ができる原因のひとつです。

     

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    美肌のもとは「ターンオーバー」。肌の再生機能を助けるケア方法 

    メイクや乳液などの多用

    メイクをした日はクレンジングをして落としますが、ファンデーションなど化粧品の固形物はどんなに綺麗にクレンジングをしても残ってしまいます。

    メイク汚れが残ってしまうと、皮脂や角質と一緒に毛穴をつまらせてしまい、角栓ができてしまいます。そのため仕事の日だけではなく、休日まで毎日のようにメイクをしていると角栓ができる原因になってしまうのです。

    また、乳液は肌の水分を維持するために必要ですが油分でできているので、多用しすぎると皮脂や角質とともに毛穴をつまらせてしまいます。このように毎日メイクをすることや、乳液などの多用は角栓ができてしまう原因になってしまうことがあります。

    毛穴の角栓によって起こる肌トラブル

    ニキビを引き起こす

    ニキビはつまった毛穴にアクネ菌などの雑菌が繁殖して、炎症を起こしてしまうことでできてしまいます。肌にはバリア機能という、肌を保護する機能を兼ね備えています。バリア機能のおかげで、多少の雑菌が繁殖しても炎症のトラブルは引き起こすことがあまりありません。

    しかし、毛穴に角栓がたまっている状態はターンオーバーが乱れていて、バリア機能が低下している状態なので、炎症などが起きやすくニキビができやすい状態です。そのため、角栓がたまっているとニキビを引き起こしやすくなります。

     

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    間違った洗顔方法はニキビの原因に?正しい洗い方で肌トラブル改善 

    角栓が酸化して起こる毛穴の黒ずみ

    毛穴の黒ずみは皮脂が酸化してしまうことが原因です。角栓は皮脂と角質が混ざり合ってできているので、角栓が毛穴にたまりとどまり続けると酸化して黒ずみになってしまいます。

    黒ずみはTゾーンと呼ばれる、額から鼻にかけてのラインができやすいといわれています。Tゾーンは皮脂腺や汗腺が集中している場所で、ベタつきやすく皮脂や汚れがたまりやすいからです。乾燥肌でも皮脂を分泌する機能は兼ね備えているので、皮脂が外に出られず毛穴の中でつまって角栓ができ、黒ずみになってしまうことがあります。

    また、?やフェイスライン、顎などにも黒ずみはできてしまいます。これらの場所はファンデーションなどのメイク汚れが毛穴につまって角栓ができていることや、無意識のうちに触ってしまい肌が敏感になっていることで黒ずみができてしまっていると考えられます。

     

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    毛穴の黒ずみをケアする正しい知識と方法 

    毛穴の黒ずみから毛穴のシミへ

    毛穴の角栓が酸化すると、メラニンという成分が肌で過剰に分泌されるようになります。メラニンが分泌されても、通常の肌はターンオーバーの機能によって、古い角質とともに排出されてしまいます。しかし、角栓ができている場合はターンオーバーが乱れている状態。そのため分泌されたメラニンが排出されず、色素沈着を起こしてしまいます。メラニンの色素沈着がシミの原因なので、シミは黒ずみが悪化した状態なのです。

    また、紫外線はメラニンを分泌する細胞を活性化させてメラニンの生成を促したり、皮脂の酸化を促したりしてしまいます。メラニンの色素沈着につながるので、紫外線のダメージも毛穴の黒ずみを悪化させてシミができてしまうのです。

     

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    毛穴の角栓の間違った取り方

    指やピンセットで取る

    角栓を取る方法として、ピンセットを使用して角栓を取り出す方法が1番効果的だと思いがちです。角栓を取り出すと毛穴がすっきりすると思いますが、ピンセットを使用するのは間違った角栓の取り方です。

    角栓を取るときにピンセットを毛穴に入れてしまうと、肌を傷つけてバリア機能や粘膜にダメージを与えてしまいます。ダメージを受けた肌は乾燥肌や肌荒れを引き起こしたり、ピンセットの圧力で毛穴が開いてしまったりするので、角栓ができやすい肌にしてしまうのです。

    また、指で角栓を取る方法もよく見かけると思いますが、爪が肌を傷つけてしまったり肌に圧力をかけてしまったりするので、あまりオススメの方法とはいえません。

    ブラシ洗顔を行う

    ブラシ洗顔で角栓を取る方法は、角栓が盛り上がっている状態には有効だといわれています。しかし、角栓が毛穴の奥にある状態でブラシ洗顔で角栓を取ろうとすると、肌を傷つけてしまうので避けるようにしましょう。

    また、ブラシ洗顔を長時間行なってしまうと肌に刺激を与えてしまい、バリア機能を低下させてしまいます。バリア機能を低下させるだけではなく、皮脂の分泌が増えて角栓ができやすい肌にしてしまうので、長時間のブラシ洗顔はあまり良い方法ではありません。

    鼻パックで剥がす

    鼻パックは毛穴の角栓だけではなく、周りの角質層まで剥がしてしまいます。そのため肌が刺激を防ごうとしたり、角質層を厚くしようとしたりするので角栓ができやすくなってしまいます。

    また、バリア機能が低下するので紫外線のダメージを受けやすくなり、シミやシワもできやすくなったりするのです。さらにアクネ菌が増殖しやすくなりニキビができてしまったり、毛穴が開き汚れがたまりやすくなったりするので、角栓ができる悪循環に悩まされるようになります。鼻パックは角栓を取る方法の中でも、1番良くない方法といわれているので避けるようにしましょう。

    スクラブ洗顔を行う

    スクラブ洗顔は肌に与える刺激が多いといわれています。角栓をスクラブ洗顔で取り除こうとして、ゴシゴシこすってしまうと肌を傷つけてバリア機能を低下させてしまうのです。そのため皮脂の分泌が過剰になり、角栓ができやすい肌になってしまいます。

    また、角栓ができていると毛穴が開いてしまっていることがあるので、スクラブが毛穴につまってしまうことがあります。スクラブが毛穴につまってしまうことで、皮脂や角質が排出できなくなり角栓ができてしまうことがあるので、スクラブ洗顔で角栓を取る方法はあまり良くありません。

    クレンジングを必要以上に行う

    メイク汚れが残っていると、毛穴をつまらせて角栓ができる原因になってしまいます。しかし、メイク汚れを綺麗に落とそうとしてクレンジングを必要以上に行なってしまうと、肌に必要な皮脂まで落として肌が乾燥してしまいターンオーバーが乱れるので、結果的に角栓ができやすくなってしまうのです。

    また、クレンジングは肌に負担をかけ刺激を与えてしまうことがあります。刺激を受けた肌もバリア機能が低下して、角栓ができる原因になってしまうので、必要以上のクレンジングは行わないようにしましょう。

    オリーブオイルを使った角栓の取り方

    オリーブオイルを使う時の注意点

    オリーブオイルは肌にやさしいので、マッサージに使用することは良いといわれています。しかし、肌を傷めてしまう原因になることもあるので、使用するときは注意が必要です。

    毛穴の角栓を取りたいからといって、ゴシゴシこすってしまうと肌に刺激を与えてしまうので、黒ずみやシミの原因になってしまうことがあります。オリーブオイルで角栓を取るときは、ゴシゴシこすらないようにしましょう。

    また、オリーブオイルの洗い流しがあったり、オリーブオイルを洗い流した後に保湿をしっかり行わなかったりすると、アクネ菌などの雑菌が繁殖してしまいニキビができてしまったり、肌が乾燥して皮脂の分泌が過剰になってしまったりします。オリーブオイルを使用するときは、しっかり洗い流すこと、洗い流した後はしっかり保湿を行うことが大切です。そして、オリーブオイルは毎日使用してしまうと、肌の調子が悪くなってしまうことがあるので、1週間に1~2回ほど使用するようにしましょう。

     

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    オリーブオイルで角栓除去。肌に負担をかけずに角栓をとるコツ 

    オリーブオイルを使って毛穴の角栓を除去する手順

    1.オリーブオイルを手の平で温める

    オリーブオイルを角栓が気になる部分に塗る前に、手の平で少し温めます。オリーブオイルを温めることで、オイルの伸びが良くなるので、ゴシゴシこすらなくてもオイルを塗ることができるようになります。

    2.気になる部分に塗り1分ほど待つ

    手の平でオリーブオイルを温めたら、薬指や中指、人差し指の腹で角栓が気になる部分に塗っていきます。特に角栓はTゾーンにできやすいので、鼻や額から塗っていくことがオススメです。気になる部分にやさしく塗ったら、角栓や汚れを浮かせるために1分ほど待ちましょう。

    3.下から上にマッサージ

    オリーブオイルを塗って角栓や汚れが浮いてきたら、下から上に向かって指の腹でくるくるとマッサージして、角栓や汚れを落としていきます。やさしくマッサージすることを意識して、こすらないようにしましょう。

    4.コットンで押さえながら拭き取る

    オリーブオイルは洗い流しがあると肌に悪影響を及ぼしてしまうので、洗い流す前にコットンを使ってオイルを拭き取ります。ゴシゴシこすって拭き取るのではなく、コットンをオイルでオイルがついた部分を押さえつけるようにして拭き取ることがポイントです。

    5.やさしく洗顔をしてぬるま湯で流す

    オリーブオイルをある程度コットンで拭き取ったら、洗顔料を使用して洗顔をしてぬるま湯で洗い流します。できれば洗顔料は無添加のものなど、肌にやさしい洗顔料を使用してあげることがベストです。洗顔するときや洗い流すときも、ゴシゴシこすらないように注意しましょう。

    オリーブオイルを洗い流した後は保湿成分まで洗い流されているので、化粧水や美容液、保湿クリームなどを使用して、しっかり保湿を行うようにしてください。

    洗顔するときのポイント

    蒸しタオルを使った角栓の取り方

    蒸しタオルは毛穴ケアに有効

    タオルを蒸して作った蒸しタオルの適度な熱は、肌の血流を促して肌の代謝を高めてくれるので、エイジングケアの効果が期待できるといわれています。また、蒸しタオルの蒸気になった水分が熱と一緒に肌全体に行き渡るので、角質をやわらかくして毛穴を開いてくれます。毛穴が開くことで溜まった角栓や汚れを落としやすくしてくれるので、蒸しタオルは毛穴ケアに有効だといわれているのです。

    温度や回数に注意する

    熱と蒸気が毛穴を開かせて角栓や汚れを落としやすくしてくれるからといって、熱すぎる蒸しタオルを使用してしまうと、火傷をしてしまったり赤ら顔になってしまったりすることがあります。使用する蒸しタオルの温度に注意して、熱すぎる蒸しタオルは使用しないようにしましょう。

    また、蒸しタオルを頻繁に使用してしまうと、肌を乾燥させてしまったり赤ら顔になってしまったりすることがあります。蒸しタオルを使用する回数も注意するようにしましょう。週2回がベストな回数です。

    蒸しタオルで毛穴を開く方法

    1.小さめのタオルを水で濡らして軽く絞り巻く

    蒸しタオルを作るときはフェイスタオルなど、小さめのタオルを使用しましょう。大きめのタオルを使用してしまうと、温めたときにうまく熱がタオル全体に行き渡らなくなってしまいます。また、広げた状態でも温まる範囲が偏ってしまいます。温めたときに熱がまんべんなく伝わるように、タオルを水で濡らして軽く絞ったら巻いた状態にしましょう。

    2.電子レンジで温める

    タオルを水で濡らして絞り巻いた状態にしたら、清潔なお皿に乗せラップをかけないで電子レンジで温めます。温める時間の目安は500~600Wの電子レンジで1分ほどです。しかし、温める時間は使用する電子レンジやタオルの水分の量で変わります。少し短めの時間で温めて様子を見ながら、加熱時間を調整するようにしましょう。

    3.適温に冷ました蒸しタオルを3分ほど顔に乗せる

    タオルを温めて蒸しタオルができたら、顔に乗せる前に広げて冷まします。火傷や赤ら顔の原因になってしまうことを防ぐために、適温になるまで冷ましてください。蒸しタオルが適温まで冷めたら、毛穴を開かせるために顔に乗せて3分ほど待ちましょう。

    4.蒸しタオルを外したらすぐに保湿する

    蒸しタオルの熱で温まった顔をそのまま放置していると、肌が乾燥してしまいます。蒸しタオルを外した後は必ず、化粧水や美容液、保湿クリームなどを使用して、保湿するようにしましょう。

    また、蒸しタオルで温めた肌は毛穴が開き、角質がやわらかくなっている状態です。保湿をするときは角質層を傷つけてしまわないように、やさしく保湿をしてあげるようにしましょう。ゴシゴシこすってしまうと、角質層を傷つけてしまいます。

    綿棒で行う正しい毛穴の角栓の取り方

    綿棒を使って毛穴の角栓を取るメリット

    ピンセットや鼻パックなどで角栓を取ろうとすると、周りの角質を傷つけてしまうので、肌トラブルの原因になってしまうことがあります。しかし、綿棒を使用した角栓ケアは綿棒にオイルを染み込ませて行います。そのためすべりが良くなるので、角栓の周りの角質を傷つけにくくなります。そのため肌にやさしいと言われていることが、綿棒で角栓を取るメリットです。

    また、角栓には毛穴の浅い部分にできている角栓や、毛穴の奥にできている角栓、毛穴の中で固くなってしまっている角栓など種類があります。綿棒で角栓を取ると綿棒に含ませたオイルに反応して、固くなってしまった角栓でも、取れやすくなります。

    そして、綿棒で角栓を取るときに使用するものは綿棒とオイルだけなので、手軽に行うことができます。使用するオイルの種類にもよりますが、他のケア方法より肌にやさしくコスパも魅力のひとつです。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    綿棒で「取れない角栓」のケア。正しく除去して近距離素肌美人へ 

    綿棒で行う毛穴の角栓を除去する手順

    1.綿棒にオイルを染み込ませる

    綿棒に染み込ませるオイルは無香料など、シンプルなものを選ぶようにしましょう。ホホバオイルや馬油などがオススメです。

    2.くるくるマッサージ

    オイルを染み込ませた綿棒を角栓が気になる部分に横にして当てて、くるくる回しながらなでるようにマッサージをします。綿棒のすべりが悪いと感じたら、オイルを足しましょう。くるくるマッサージをするだけでも、角栓がかなり取れてきます。

    頑固な角栓だったりなかなか取れなかったりする場合は、オイルを染み込ませた綿棒同士で角栓を挟んで押し出したりみたり、角栓の横を綿棒で押してみたりしてみてください。

    3.やさしく洗顔をしてぬるま湯で流す

    角栓が毛穴から取れたら、洗顔をしてオイルを洗い流します。洗顔をするときはゴシゴシこすらずに、やさしく洗顔してあげるようにしましょう。また、オイルが肌に残っていると肌トラブルを引き起こしてしまうことがあるので、1度でオイルが落ちていない場合は2度洗顔して、オイルの洗い残りがないように注意してください。

    その他の毛穴の角栓を除去する方法

    オロナインでパックをする

    オロナインを角栓に塗ってパックをすると、角栓が取れやすくなるといわれています。しかし、なぜオロナインを塗ると角栓が取れやすくなるのか、理由ははっきりわかっていません。オロナインには角質を落とすオリーブオイルが入っているので、オロナインを塗ると角栓が取れやすくなるのではないか、といわれています。

    重曹パックを行う

    重曹はスクラブ洗顔と似たような効果があり、スクラブ洗顔より粒子が細かいので、毛穴の奥の角栓や汚れをかき出す効果があります。重曹を水で溶いてパックをすると、角栓を落としたり毛穴の汚れを落としたりできるので、肌がツルツルになるのです。

    重曹は食用と掃除用がありますが、パックをする場合は肌への負担が少ない、食用の重曹を使用するようにしましょう。掃除用の重層だと粒子が大きいので、肌を傷つけてしまうことがあります。また、重層パックを行なって、肌がピリピリしたり刺激を感じたりした場合は、すぐに重曹を洗い流すようにしましょう。

    毛穴体操を行う

    毛穴体操とは

    肌のターンオーバーが乱れるなど、新しい肌の細胞がスムーズに作られないようになると、古い角質がたまってしまい肌が硬くなってしまいます。硬くなった肌はさらに古い角質がたまりやすくなり、角栓ができやすくなってしまうのです。毛穴体操は特に角栓ができやすい鼻の周りの肌をやわらかくして、角栓ができにくい肌を目指すマッサージです。毛穴体操をすると、角栓ができにくくなるだけではなく、すでにできている角栓を取れやすくする効果もあります。

    毛穴体操のやり方

    毛穴体操は両手の薬指と中指の腹で鼻を挟むように持ち、指の力で上下左右に動かしたり、回すように動かしたりします。毛穴体操を行う場合は力を入れすぎると刺激になり肌を傷つけてしまい、シミやくすみの原因になってしまうことがあるので、注意しましょう。

    ピーリングを使う

    ピーリングは古い角質を剥がし、ターンオーバーを促す効果があります。古い角質がたまることでできている角栓はピーリングをして、ターンオーバーを促すことでケアすることができるのです。また、角栓だけではなく黒ずみやシミ、ニキビなどの肌トラブルにも効果があるといわれています。しかし、ピーリングをやりすぎると、肌に刺激を与えてしまうので注意しましょう。

    美容皮膚科やエステに通う

    角栓が毛穴の奥にできていたり、酸化して黒ずみ始めたりしている場合は、美容皮膚科やエステでケアしてもらうこともオススメです。肌の状態を見て、その状態にあったケアをしてくれるので、セルフケアよりも肌に刺激を与えずに角栓を取り除くことができます。

    毛穴の角栓を解消するクレンジングと洗顔

    クレンジングを選ぶ時のポイント

    角栓ができてしまう原因は、肌の乾燥が1番の原因です。クレンジングは肌に負担がかかり、刺激を与えてしまいやすく乾燥肌を引き起こしてしまうことがあります。

    角栓を解消したいときはクリームタイプのクレンジングを選ぶようにしましょう。クリームタイプのクレンジングはオイルタイプのクレンジングよりも、肌が乾燥しにくいといわれています。また、クリームがメイク汚れや余分な皮脂を浮き上がらせるので、綺麗に落とすことができるのです。

    クレンジングを選ぶときは肌にかかる負担が少なく、肌に必要なものを必要以上に奪わないものを選ぶようにしましょう。

    クレンジングをする時の注意点

    角栓を改善したいときはとにかく、肌に刺激を与えないようにしましょう。クレンジングを行うときもメイク汚れを落とすためと言ってゴシゴシこすってしまうと、肌に摩擦が起き刺激を与えてしまいます。やさしくクレンジングを行うことを心がけてください。

    また、必要以上にクレンジングを行うと、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。必要な皮脂まで落とすと、乾燥の原因になり皮脂の分泌が増えてしまうので、必要以上には行わないようにしましょう。

    洗顔料を選ぶ時のポイント

    角栓ができている毛穴はすでに痛んでいます。スクラブ入りの洗顔料などは肌に刺激を与えてしまい、肌の乾燥を悪化させてしまうことがあるので、角栓を改善したい場合は肌にやさしい洗顔料を選ぶようにしましょう。肌と毛穴にやさしい洗顔料を使用してあげることで、洗顔料から受けるダメージが減るので、肌本来の機能が回復したり毛穴のコンディションも改善されてきたりします。

    また、角栓ができる原因の余分な皮脂をしっかり、落としてくれるものを選ぶことも大切です。

    洗顔する時の注意点

    クレンジングのときと同じように、洗顔をするときも肌に刺激を与えずに、やさしく洗うことを心がけましょう。ゴシゴシこすってしまうことは厳禁です。また、肌に摩擦を起こさないように、洗顔料をしっかり泡立てるようにしましょう。

    洗顔料を洗い流すときに、洗い残しがないようにすることも大切です。

    正しいクレンジング

    毛穴の角栓にオススメの洗顔料

    オバジ オバジC 酵素洗顔パウダー 30個

    毛穴知らずのつるんとした肌に洗いあげる洗顔パウダー。ビタミンCと酵素がダブルで配合されているので、毛穴の黒ずみやくすみ、ざらつきに効果があります。肌の再生を促し、後から使用するスキンケアの効果を最大限引き出す洗顔料です。

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    スイサイ ビューティクリア パウダーウォッシュ 0.4g×32個

    毛穴の黒ずみや角栓、ザラつきなどを取り去って透明感のあるつるつるすべすべ肌に洗いあげる酵素洗顔パウダーです。配合されているタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)と皮脂分解酵素(リパーゼ)の2つの酵素と、アミノ酸系洗浄成分(ラウロイルグルタミン酸Na、ミリストイルグルタミン酸Na)が毛穴の黒ずみや角栓、古い角質などを取り除き透明感のある肌へ洗いあげます。

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    コスメデコルテ フィトチューン クリア パウダーウォッシュ 40g

    業界初「炭素×酵素」酵素洗顔パウダーです。炭素と酵素の泡が角質を取り去り、毛穴の奥深くから汚れをかき出してくれます。また、エッセンシャルオイル(香料)が配合されているので、みずみずしく透明感の高いハーバルフローラルの香りがすることも特徴です。
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    毛穴の角栓を解消する保湿ケア

    保湿ケアが大切な理由

    肌は刺激を受けたり負担がかかったりすると、乾燥を引き起こしてしまいます。肌の乾燥は皮脂の分泌が増えたり、バリア機能が低下するので角栓ができてしまうだけではなく、あらゆる肌トラブルの原因になってしまうのです。そのため洗顔後などは素早く、肌を保湿してあげることが必要になります。

    ビタミンC誘導体配合のものを使う

    角栓が黒ずみになり、さらに悪化してしまうとメラニンが色素沈着してしまうので、シミになってしまいます。ビタミンCにはメラニンが色素沈着するのを防ぐので、美白効果があるといわれています。保湿ケアをするときは、ビタミンC融合体が配合されているものを使用することがオススメです。

    セラミド配合のものを使う

    セラミドは保湿成分のひとつです。保湿成分にはいろいろありますが、セラミドが1番化粧品に使用されています。肌の乾燥を改善するためには保湿することが必要なので、セラミド配合のものを使用するようにしましょう。

    毛穴の角栓にオススメの保湿化粧品

    菊正宗 日本酒の美容液 150ml

    うるおいを与えて肌の状態を整えてくれる美容液です。3種のセラミドと2種のビタミンC融合体が配合されているので、透明感とハリのある明るい素肌へと導いてくれます。さらに保湿成分のプラセンタエキス・アルブチンが配合されているので、肌のうるおいを持続させます。顔だけではなく全身に使用できることも特徴です。

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    ハーバー 薬用VC ローション 180ml

    美白有効成分であるビタミンC誘導体にビタミンPをプラスして配合した化粧水です。2つのビタミンがくすみをケアします。また、ナノソーム化したセラミドが配合されているので、スムーズに肌の奥深くまで浸透し、持続性の高い保湿力が乾燥や肌荒れを防ぎます。

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    プラスレイ フラーレストモイストローションプラス 150ml

    肌に浸み込みやすく高級な水溶性フラーレン(RS)や、ノーベル化学賞受賞成分EGF配合されている化粧水。高い保湿力がある水溶性プロテオグリカンや、天然ナノヒアルロン酸、天然ナノコラーゲン、新型ビタミンC誘導体「パルミチン酸」などを配合した、贅沢なエイジング化粧水です。明るくすべすべの肌へと導いてくれます

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    ラフラ コンプリートインゲルクリーム 50g

    厳選した27種のスーパー美容液成分配合のよって、これ1つで美白、乾燥、毛穴、エイジングケア、くすみ、肌荒れ、キメの7つの肌悩みをケアする進化型の美白オールインワンジェルです。美白有効成分「ビタミンC・2-グルコシド」配合。7つの無添加(合成香料・着色料・鉱物油・石油系界面活性剤・パラベン・アルコール・動物性原料無添加)で毎日使用しても安心です。もっちり、ぷるんとした肌に導いてくれます。

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    毛穴の角栓対策に必要な生活習慣

    バランスのとれた食事を行う

    糖質や脂質が多い食事をして食生活が乱れていると、皮脂を過剰に分泌してしまいます。また、ビタミンには美白効果があり、美容に良い成分だといわれています。健やかな肌を取り戻すには、肌のケアだけではなく体の内側からケアしてあげることが大切です。栄養が偏った食事ではなく、バランスのとれた食事を心がけるようにしましょう。

    ストレス発散をこまめに行う

    ストレスは肌の大敵。ストレスがたまると、ニキビなどの肌トラブルを引き起こしてしまいます。ストレスがたまっているな…と感じたときは趣味に時間を使うなどして、こまめに発散するようにしましょう。

    睡眠をキチンととる

    睡眠不足はストレスをかけてしまいます。また、肌のターンオーバーを乱してしまう原因にもなります。肌本来の力を取り戻し、健やかな肌に導くために睡眠は最低7時間とるようにしましょう。

    運動を適度に行う

    運動不足も睡眠不足と同様、ストレスをためてしまいます。適度な運動を行うことで新陳代謝が高まるので、肌の生まれ変わりを促すことができます。適度な運動をするように心がけましょう。しかし、運動をして汗をかいたまま放っておくと毛穴をつまらせてしまうので、汗をかいた後は洗顔をして汗を洗い流し肌を清潔に保つことが大切です。

    自分に合ったケア方法を見つけて毛穴の角栓を改善

    毛穴にできてしまう角栓は皮脂と角質が混ざり合ってできたものです。間違ったスキンケアやターンオーバーの乱れなどで、肌が乾燥してしまうと角栓はできやすくなります。

    角栓をピンセットや鼻パックなどで取ろうとしてしまうと、肌に刺激を与え角栓をさらにできやすくしてしまうので、改善するためには肌にやさしい方法でケアしてあげることが大切です。また、肌の状態は人それぞれなので、自分の肌にあったケア方法を見つける必要があります。

    自分の肌にあった方法で角栓を改善したり、肌が乾燥しないように保湿ケアをして、すっきりした毛穴の美肌を目指しましょう。

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