目次
美白ボディクリームを使うことの利点
メラニンの生成を抑えてシミを予防する
一般的に美白とは、メラニン色素の生成を抑え、シミやそばかすのない透明感のある素肌という意味で使われています。日焼けは、顔だけでなく首や胸、背中、腕、足なども油断することはできません。美白ボディクリームを利用すれば、こうした全身の美白ケアを毎日行うことができるのです。
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メラニンを徹底解説。メラニンの構造を理解して、適切な対策をしよう
肌のターンオーバーを促してシミを解消を助ける
肌細胞が新しく生まれ変わる働きのことをターンオーバーといいます。シミやそばかすを軽減し、改善していくためには、このターンオーバーの働きが欠かせません。全身の美白を手に入れるためには、ターンオーバーを促進してシミの解消を促すことが重要なのです。
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美肌のもとは「ターンオーバー」。肌の再生機能を助けるケア方法
紫外線に奪われた肌の水分を補給する
紫外線は、肌の弾力を保つための成分を破壊します。肌のハリを保つための水分が失われてしまうと、肌には乾燥が引き起こされてしまいます。乾燥は、色素沈着を引き起こす可能性が高いため、肌への水分補給が必要となります。全身に使える美白ボディクリームなら、すばやく水分を補給し、肌乾燥を防ぐことが可能です。
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肌の水分量はどのくらいが理想的?保湿をしてくれる皮膚のしくみとは
メラニンによる毛穴の黒ずみ解消を助ける
日焼けによって大量に生成されたメラニンは、乾燥によって色素沈着を起こします。毛穴が黒ずみ、シミになってしまう前に美白ボディークリームで、黒ずみを解消する必要があるのです。
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毛穴の黒ずみをケアする正しい知識と方法
ニキビ跡の改善をサポートする
美白ボディクリームは、日焼けによるシミやくすみだけに有効ではありません。ニキビの炎症などで残ってしまった、ニキビ跡はターンオーバーの働きによって少しずつ改善されていきます。有効成分が配合された美白ボディクリームは、こうしたニキビ跡の改善にもしっかりと働きかけてくれるのです。
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ニキビの消し方とは?「繰り返しできる」&「残るニキビ跡」の対処法
美白ボディクリームの選び方のポイント
医薬部外品の表記があるもの
せっかく使うなら、効果の高い美白用品を使いたいものですよね。おすすめの美白ボディクリームのポイントは、医薬部外品の表記があるものです。医薬部外品とは、厚生労働省が有効であると認めた成分が必要量きちんと配合されているものだけに明記されています。美白効果を高めるためには、一般的なものよりも医薬部外品のほうが安心して使えるというメリットがあるのですね。
肌の刺激となる添加物が含まれていないもの
化粧品にはさまざまな成分が配合されています。全てが肌に悪いというわけではありませんが、できれば、界面活性剤や鉱物油などどいった添加物は肌に刺激を与えてしまう可能性があります。特に敏感肌タイプの人は、アルコールフリーのものを選ぶのがよいでしょう。
ただし、無添加の化粧品には、防腐剤フリーのものもあります。化粧品の成分が腐らないように配合されている防腐剤が入っていないということは、配合成分が劣化してしまうということ。せっかくのスキンケアが逆効果となって、肌トラブルを引き起こしてしまう可能性もあります。こうした化粧品を選ぶ際には、必ず決められた期限内に使い切ってしまいましょう。
伸びがよくて塗りやすいもの
全身に使える美白ボディクリームを選ぶときは、伸びのよいものを選びましょう。保湿力の高い、少量でもよく伸びる、塗りやすいものがおすすめです。ホホバオイルやオリーブオイル、コラーゲンやヒアルロン酸などが配合されているものは、保湿力も高いのが特徴です。
ボディーケアは乾燥している季節以外は、疎かにしがちな方も多いと思います。
お顔のスキンケアと同じで、顔から下の保湿も大切です。
肌のターンオーバーは顔だけではなく、他の部位も同じです。(ターンオーバーの期間は部位によって、少し変わってきます。)トラブルが起きてからケアを始めるのではなく、年中通してケアをしてあげる事は全てにおいて同じです。
顔から下の皮膚は、皮膚が薄い部分・厚さがある部分と様々です。
全身に共通して言えるのは、いきなりクリームを塗るのではなく、身体にも化粧水を付けてあげる事が大切です。その後に、テクスチャーが柔らかいボディークリームを塗ってあげましょう。
尚、膝や肘・背中やデコルテは、月に1〜2度はスクラブで角質ケアをしてあげると、黒ずみやニキビの改善にも繋がりボディークリームの浸透も良くなります。
ボディークリームを上手に使用して、全身美肌を目指しましょう。
塗った後にベタつきのないもの
美白クリームを塗った後に、身体中がベタついては嫌なものですよね。衣服にベタベタとクリームがついてしまうのも不快なものです。全身に使うボディクリームを選ぶときは、クリームを塗ってもスッと浸透してくれる肌なじみがよく、塗った後はサラサラとしたベタつきのないものがよいでしょう。
美白に有効な市販のボディクリームの成分
メラニンの生成を防ぐビタミンC誘導体
高い抗酸化作用によって活性酸素を除去し、肌の老化を防いだり、肌の調子を整えたりしてくれるビタミンCは、美白にとっても有効な成分といえます。シミやそばかすの元となるメラニンの生成を防ぎ、日焼けによって失われたコラーゲン生成のサポートをする働きがあります。
ビタミンC誘導体は、肌に浸透しやすいようにビタミンCの分子から生成された美容成分です。肌に浸透する際には分子の細かなビタミンC誘導体という成分ですが、体内に浸透すると、ビタミンCに変化し、ビタミンCと同様の働きをしてくれます。美白ボディクリームには欠かすことのできない有効成分といえるでしょう。
メラニン色素のもとを阻害するプラセンタ
プラセンタとは、赤ちゃんがもつ胎盤から抽出された成分です。化粧品に使われている多くのプラセンタは、馬や豚などの胎盤から抽出されたものが使われています。優れた美白有効成分として厚生労働省からも認められているほどです。
プラセンタは、ターンオーバーを活発にするため、メラニンの排出を促進する効果があります。この効果によって、シミやそばかす・黒ずみなどの色素沈着を防ぐ効果があるのです。
抗炎症作用のあるトラネキサム酸
トラネキサム酸は、プラスミンと呼ばれる物質の働きを抑えるための抗プラスミン薬です。さまざまな医療現場で用いられているジェネリック医薬品のひとつで、抗炎症作用に優れているのが特徴です。シミやそばかす・肝斑などの色素沈着を防ぐ効果があり、美白有効成分のひとつとしても注目を集めています。
メラニン色素を除外するアルブチン
日焼けなどによって生成されたメラニンは、チロシナーゼという物質がメラニンを酸化させることによって、シミを引き起こします。
アルブチンは、このチロシナーゼの生成を抑制する効果が高く、シミになる前のメラニンの黒色化を防いでくれます。美白のためのシミ予防として、とても効果的な美白有効成分です。
メラノサイトの増殖を防ぐルシノール
ルシノールは、有名な化粧品メーカー「POLA」によって開発された独自成分です。もみの木から抽出された天然成分で、アルブチンと同様、チロシナーゼとすばやく結合し、メラニンの黒色化を防ぐ働きがあります。アルブチンよりも肌の浸透率が高いため、その効果をより実感することができるのです。
ルシノールは、ビタミンCと一緒に使うことで、その効果がよりアップすることが最近の研究でわかっています。そのため、ビタミンC誘導体とルシノールが一緒に配合されている美白クリームを使うことがより効果的といえるでしょう。
メラニンの生成を抑えるコウジ酸
コウジ酸は、酒造りに使われる麹菌から抽出されている美白有効成分です。三省製薬が、酒職人の手が白いことに注目し、研究開発を行ってきました。
コウジ酸には、シミやそばかすなどの原因となるメラニンの生成を抑える効果があります。また、アルブチンやルシノールと同じように、メラニンを黒色化させるチロシナーゼの生成を抑えてくれます。
メラニンを還元するハイドロキノン
ハイドロキノンは、イチゴや麦芽などから抽出される美白有効成分です。アメリカでは以前から使われていた成分ですが、日本国内では管理の難しさからなかなか認可されず、病院での処方のみで用いられてきました。2001年の薬事法規制緩和によって、民間でも使用が許されるようになりました。現在では、多くの化粧品で高い効果を期待できる美白有効成分として使われるようになっています。
ハイドロキノンには、チロシナーゼの生成を抑制する高い効果があります。また、メラニン色素の生成を行うメラノサイトを減少させることで、シミやそばかすを予防してくれるのです。さらに、ハイドロキノンは、すでにできてしまったシミにも効果的。酸化したメラニンを還元し、少しずつシミを薄くしてくれる効果が期待できます。
人気の美白ボディクリーム
ジュネスボディクリーム
ジュネスボディクリームは、15種類の美容成分が特徴。保湿を促進するチトカタライザーやトリプルヒアルロン酸を配合しています。また、香水のような香りでつけた後も香りが持続します。
ミウ・デフルール
黒ずみが気になる方は、ミウ・デフルール。雑誌のSOUPに取り上げられて話題のアイテムです。無香料、無着色、無鉱物油、界面活性剤不使用、パラベンフリーで肌に優しいです。
イルコルポ ミネラルボディシャインジェル 200g
イルコルポのミネラルボディシャインジェルは、アルブチンやプラセンタなど、27種類もの美容成分が配合されています。色素沈着が起こるメカニズムに着目し、メラニンの生成を抑える成分がしっかりと配合されています。日焼け後のスキンケアとしても全身に使えるボディジェルです。
SK-II ボディ ホワイトニング 250ml
センテラエキスの複合成分ピテラとボディパワーナイアシンの働きで、コラーゲン密度を高め、ハリのある素肌へと導いてくれるSK-II ボディ ホワイトニング。ビタミンC誘導体配合でメラニンの生成を抑え、シミやそばかすのない、クリアで透明感のある素肌をキープしてくれます。スーッと肌なじみのよい質感と大吟醸から作られた爽やかな香りが魅力のボディクリームです。
ハウス オブ ローゼ ブランポート ボディホワイトニング エッセンス n 150ml
ハウス オブ ローゼ ブランポート ボディホワイトニング エッセンスは、美白有効成分、持続型ビタミンC誘導体配合。しっかりとメラニンの生成を抑制し、シミやそばかすのない、みずみずしい素肌に整えてくれます。べたつかないサラっとした付け心地もよく、シトラスフローラルの香りで全身を満たしてくれます。
ハウス オブ ローゼ ブランポート ボディホワイトニング エッセンス n 150ml
マニス ホワイトニングボディクリーム 150g
マニス ホワイトニングボディクリームは、メラニン色素を除外する働きを持つアルブチン配合。日焼けによるシミやそばかすを防ぎ、肌・体ともに全身美白へと導いてくれます。また、エーデルワイスエキスとスクワラン配合で、肌のうるおいをしっかり閉じ込め、なめらかな素肌に整えてくれます。
NOCOR ノコア アフターボディ トリートメントクリーム 150g
美白有効成分、ビタミンC誘導体とプラセンタ配合で透明感のある肌へ導いてくれる、NOCOR ノコア アフターボディ トリートメントクリーム。無着色、鉱物油不使用、界面活性剤不使用、ノンアルコール、パラベンフリーの無添加化粧品です。天然由来成分とオーガニック原料を配合しているので、敏感肌タイプの人にもおすすめのボディクリームです。
NOCOR ノコア アフターボディ トリートメントクリーム 150g
one oneオールインワンクリーム 77g
高配合のエモリエント成分をナノサイズにまで小さくし、肌への浸透率がアップすることにより、高保湿を実現させたone oneオールインワンクリーム。小さな緑色のカプセルには、美白に効果的なあるげエキスやビタミンC・ビタミンEが配合されています。塗ったときに肌の上で弾け、新鮮な美容成分が直接肌へと浸透していきます。また、肌の新陳代謝を促進するプラセンタ配合で、ターンオーバーをしっかりサポート。ヒアルロン酸やコラーゲンといった美容成分が肌のハリをよみがえらせてくれます。
ブノワ スキンクリーム 75g
無香料、無着色、無鉱物油、界面活性剤不使用、パラベンフリーで肌に優しいブノワ スキンクリーム。コラーゲンやヒアルロン酸配合で肌のハリを整えてくれます。また、プラセンタ配合で、ターンオーバーの働きもしっかりサポート。天然の保湿成分が肌をしっかりと保護し、うるおいのあるなめらかな素肌へと導いてくれます。
機能的でリーズナブルな美白ボディクリーム
べっぴんボディ バージンホワイトセラム 30g
無着色のパラベンフリーで敏感肌にも使える、べっぴんボディ バージンホワイトセラム。伸びのよさとべたつかない肌なじみのよさ、そして、本体価格1,000円とコスパのよさで人気です。サクラエキス、ビタミンC配合で、使うたびにシミやそばかすを改善してくれると話題の商品です。
ニベア リフレッシュプラス ホワイトニング ボディミルク 150ml
安定型のビタミンC配合で、メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防いでくれるボディミルク。ニベア リフレッシュプラス ホワイトニング ボディミルクは、ユキノシタエキスやアボガド油などのうるおい成分も配合。乾燥などの紫外線ダメージから肌を守り、透明感のある素肌へ整えてくれます。オレンジ・ベルガモットティーの香りとコスパのよさが人気の商品です。
ニベア リフレッシュプラス ホワイトニング ボディミルク 150ml
べっぴんボディ マジックホワイトモイスチャージェル 100g
濃密なのにべたつかない質感のよさが人気のべっぴんボディ マジックホワイトモイスチャージェル。国産プラセンタ100%配合で、シミやくすみ、そばかすに働きかけてくれます。コラーゲンやヒアルロン酸配合で、高い保湿効果も期待でき、本体価格1,000円のコスパのよさから人気の高い商品です。
べっぴんボディ マジックホワイトモイスチャージェル 100g
ラブアンドピースパルファム マジック トゥ ラブ ホワイトラバーズ 薬用 ホワイトニング フレグランス ハンド&ボディクリーム 150g
薬用 ホワイトニング フレグランス ハンド&ボディクリームは、プラセンタエキス配合で美白ケアをしながら、弾力やハリのある素肌へと導いてくれます。美容成分である、ヒアルロン酸とコラーゲン、そしてセラミドが肌の潤いをしっかりキープします。本体価格1,100円のコスパのよさが魅力の商品です。
ラブアンドピースパルファム マジック トゥ ラブ ホワイトラバーズ 薬用 ホワイトニング フレグランス ハンド&ボディクリーム 150g
ファンケル ボディミルク 美白&エイジングケア 150g
ファンケル ボディミルク 美白&エイジングケアは、本体価格1,200円とコスパのよさが人気の美白ボディミルクです。配合されている美容成分、黒大豆エキスが肌の弾力とハリのあるなめらかな素肌へと導いてくれます。また、トラネキサム酸PT配合で、摩擦ダメージによるメラニンの生成を抑制し、シミやそばかすのない透明感のある素肌へと整えてくれます。
オルビス ボディホワイトニングジェル 180ml
無油分なのにスーッと伸びる付け心地がよいと話題の、オルビス ボディホワイトニングジェル。美白有効成分、持続性ビタミンC誘導体配合で、シミやそばかすの原因であるメラニンの生成を抑制します。また、抗炎症効果のあるグリチルリチン酸ジカリウムが、日焼けでほてった肌を沈め、優しくケアしてくれます。本体価格1,400円とコスパもよい人気の商品です。
ジョンソンボディケア ジョンソンボディケア バイブラント ラディアンス プレミアム ローション200g
ジョンソンボディケア バイブラント ラディアンス プレミアム ローションは、独自の美容成分モイストミルクエッセンス、美白有効成分ビタミンC誘導体のほか、ビタミンE誘導体配合。1日中うるおいのあるツヤツヤ肌をキープしながら、透明感のあるクリアな素肌へ整えてくれるボディミルクローションです。
スーッと伸びる心地よい肌なじみのよさと、ほのかに香るスズランとジャスミンの香りも人気の商品です。
ジョンソンボディケア ジョンソンボディケア バイブラント ラディアンス プレミアム ローション200g
美白ボディクリームを使う時のポイント
ボディ用クリームはお風呂の後につけるのがベスト
美白ボディ用クリームは、夜つけるのが効果的。血行がよくなり、代謝も高まっているお風呂上りがベストです。毛穴の汚れもクリアになっているため、浸透率もアップしています。肌に浸透したクリームの美白美容成分が、ターンオーバーの働きをしっかりとサポートしてくれます。
乾燥が気になった時は何回つけてもOK
エアコンのきいた室内や乾燥しがちな季節には、肌のかさつきも気になります。乾燥は色素沈着を促進してしまう可能性があります。美白ボディクリームは、肌がしっとりとうるおいを持続するまで、何回つけてもOKです。
美白クリームの後に必ず日焼け止めを塗る
朝、外出するまえに美白クリームを塗ったときには、その後に日焼け止めを塗っておきましょう。美白クリームは、シミやそばかすを予防する効果はありますが、UVカットの効果はありません。美白ケアを行うとともに、紫外線対策も行う必要があるのです。
ハイドロキノン入りのものは朝の使用を控える
ハイドロキノンは非常に強い効果を持つ成分です。そのため、日本でも市販されるようになったのは近年のこと。ハイドロキノンを使用する際は、正しい知識を持って使い方を守ることが必要なのです。
ハイドロキノンは、肌への刺激が強く、塗ったときに肌がピリピリすることがあります。ハイドロキノンを使用する際は、シミやそばかす、にきび跡や肝斑など、肌の気になるポイントだけに綿棒を使って塗るようにしましょう。また、1日の使用回数は1回。
使用するタイミングは、夜、スキンケアを全て終えたあとの清潔な肌に塗るようにしましょう。これは、ハイドロキノンを塗った状態の肌は、紫外線を吸収しやすくなってしまうためです。通常よりも紫外線によるダメージが大きくなってしまうため、かえってシミを濃くしたり、メラニンの生成を促してしまうことになってしまいます。
ハイドロキノン入りの美白クリームは、夜寝る前につけるのがおすすめです。外出前の使用は控えるようにしましょう。
夏だけではなく一年中使い続ける
紫外線は、一年を通して届いています。日焼け対策はもちろん、美白のためのボディクリームも一年中使い続けることが必要です。毎日のスキンケアは、顔やデコルテだけでなく、全身にもきちんと行ってあげましょう。
最低でも3カ月継続しないと効果はない
美白ボディクリームは、即効性のあるものではありません。できてしまったシミやそばかすが薄くなったと実感するためには、最低でも3カ月は毎日継続することが必要です。日焼け予防とともに、毎日きちんとお手入れしましょう。
クリームと合わせて行うボディの紫外線対策
紫外線の強い時間帯は外出を控える
全身の紫外線対策なら、紫外線の強い時間帯の外出を控えるのが効果的といえるでしょう。1日のうち、午後0時から14時の間は、最も紫外線量が多くなる時間帯です。日焼け止めクリームだけでは、防ぎきれない可能性もあるため、なるべく外出は控えるのがよいでしょう。
アームカバーや長袖を着る
効果的な紫外線対策には、日焼け止めのほかにUVカットの日焼け対策アイテムを使うのがおすすめです。つばが広めの帽子や日傘で顔やデコルテ部分の紫外線対策を行いましょう。また、腕の紫外線防止には、アームカバーや長袖を着るのがおすすめ。腕や手の甲などもシミができやすい部位です。手のひらまでしっかりガードできるアームカバーや、薄めのカーディガンを羽織るなど、徹底した日焼け対策を行いましょう。
日焼け止めはこまめに塗りなおす
朝の外出前に塗った日焼け止めは、汗で流れてしまいます。運動後や暑い季節などには、こまめに日焼け止めを塗りなおすことが必要です。仕事中での移動時などにも必ず日焼け対策を行いましょう。
夏の暑い季節は、肩や腕・首回りなどの露出が多くなります。塗り残しのないよう、しっかりと均等に塗るようにしましょう。
屋外ではなるべく日陰ですごす
屋外では、紫外線の当たる日向よりも日陰で過ごすようにしましょう。また、屋内でも紫外線は窓を通過してしまいます。屋内でも日当たりのよい場所にいると日焼けをしてしまいますので、注意が必要です。ちなみに、日陰での紫外線の量は、日向に比べるとおよそ50%ほどになります。少しの時間でも日陰を選ぶようにするのがよいでしょう。
UV対策は一年中行う
紫外線は、夏にだけ降り注いでいるというわけではありません。6月~8月は、一年のうちもっとも紫外線の量が増える季節ではありますが、11月や12月でも紫外線は私たちに届いているのです。また、曇りや雨の日でも紫外線量が少し減少する程度なので、日焼け対策は必須となります。一年を通して、毎日UV対策を行うことが、もっとも美白予防に効果的といえるでしょう。
顔だけでなく体の美白ケアも徹底しよう
毎日の紫外線対策や顔のスキンケアはきちんとしているけれど、全身の美白ケアをしているという人は意外に少ないものです。紫外線対策だけでなく、日に当たった後の美白ケアをきちんと行うことで、シミやそばかすの予防をより効果的なものにすることができます。
さらに、美白に有効な成分が配合された美白クリームを使用し続けることで、すでにできてしまったシミやそばかすなども、少しずつ改善することが可能なのですね。あきらめず毎日のお手入れを継続し、透明感のあるなめらかな素肌を手に入れましょう!