目次
日焼けした当日のアフターケア
まずはしっかり冷やしてクールダウン
日焼けを完全に防ぐのはとても困難。日焼けをしてしまった時には、迅速な正しい対処が必要になります。
まずはすぐに冷やしましょう。日焼け後の肌はやけどを起こした状態のため、熱をもった部分の鎮静が最優先です。冷水で濡らしたタオル・保冷剤・氷・冷水シャワーなどを利用して火照った部分を冷やします。
日焼け後のアフターケアを迅速に行うことで、その後の経過に差が出ます。すぐに痛みを感じなくても、日焼けしてしまったと感じたら冷やすように習慣付けると良いでしょう。
▼さらに詳しい解説はこちら
日焼けによるヒリヒリから肌を守ろう。もう夏の外出も怖くない
念入りに保湿をし刺激を与えない
日焼け後の肌はダメージを受け、乾燥状態です。冷却ケアを行った後は、極力刺激になることを避け、たっぷりの水分で保湿しましょう。
化粧水を叩くようにつける・冷たいタオルでこするなどは刺激になるためNG。コットンも使用せずに、手で付けた方が刺激が少なく済みます。
また、敏感になった肌には、保湿に使用する化粧水が刺激になる場合もあります。日焼け後のケアに使用する化粧水は、無添加やオーガニックなどの低刺激なものがおすすめです。
肌にたっぷり水分を含ませたら、蒸発を防ぐために乳液やクリームなど、油分のあるものでフタをしましょう。
水分をいつもより多めにとる
日焼け後は肌だけでなく、体も水分不足です。水分を多くとるほど、肌の水分量はアップします。化粧水で外から水分補給するとともに、体の中からも水分を補給しましょう。
お茶やコーヒーなどカフェインを含むものは、利尿作用によって水分を排出させてしまうため、日焼け後はNG。
全身が乾いている日焼け直後には、塩分やミネラルも一緒に補給できるスポーツドリンクを飲用し、その後は常温の水をこまめに摂るのがおすすめです。
日焼け後に気をつけること
紫外線対策をし日焼けをしない
日焼けのダメージは、なかったことにできません。赤みが引き、ほてりがおさまっても、肌の中ではシミの原因となるメラニンが大量に生成されています。
また、紫外線によって活性酸素が発生し、細胞が傷付く・コラーゲンの繊維が破壊されるなどしてシミやシワのもとになります。
肌表面は元に戻っても、肌の内部にはダメージが蓄積しているのです。日焼け後はこれまで以上に紫外線対策をしっかり行って、日焼けを防ぐことが大切です。
タンパク質やビタミンを積極的にとる
日焼け後は、ダメージを受けた肌の修復に役立つ栄養素を積極的に摂りましょう。
タンパク質
血や肉を作るタンパク質は、皮膚の生成と維持のために必要な栄養素です。肉類・大豆・豆製品・卵・サケ・カツオなどに多く含まれます。
ビタミンC
シミの原因であるメラニンの生成を抑え、すでに発生したメラニンにも働きかけるビタミンC。活性酸素も除去するため、シミ予防の効果があるとも言われています。緑黄色野菜や酸味のあるフルーツに多く含まれています。
ビタミンA
汗腺や皮脂腺の働きを保つことで紫外線から肌を守るビタミンA。レバー・うなぎ・ニンジン・トマト・パプリカなどに多く含まれます。
ビタミンE
アンチエイジングで注目されているビタミンEは、ビタミンCと一緒に摂ることで抗酸化作用の相乗効果が得られます。アーモンド・ヘーゼルナッツ・すじこ・たらこなどに多く含まれます。
ビタミンB2・B6
肌の新陳代謝をサポートし、すこやかに保つ働きをしています。ビタミンB2は海藻類・葉物野菜・レバー・うなぎ・卵などに多く含まれ、ビタミンB6は肉類・バナナ・カツオ・マグロなどに多く含まれます。
-
0
日焼けは、火傷と同じ状態ですので、早い段階で流水により熱を冷ましましょう。 氷で直接冷やすよりも、流水やアイスノン等で冷やすのがオススメです。 患部が触れると、ヒリヒリ感や傷の治りが遅くなりますので、ガーゼ等で直接触れない様にすると、より良いと思われます。 腫れや赤みがひいたら、アルコールフリーの化粧水や、乳液、クリームなどで保湿をしてあげると、治りが早くなります。 日焼けした患部の処置が終わったら、体の内側からターンオーバーを進めて、健全な肌に戻していく事が大切です。 夏野菜は、ビタミン類が豊富に含まれているので、私自身もパプリカや果物を毎日取り入れています。 ビタミンは、体外への排出が早い為、市販である「ビタミンB2・B6」のサプリメントを摂取すると、より良いと思います。
日焼け後のおすすめなケアとは。症状別に見る人気化粧水と有効成分さんを0人が応援しています!
SNSでシェアすることで、モデルの表示順位がアップします。
重ねて日焼けをしない(小見出し変更しました)
日焼け後にはより徹底した日焼け対策が必要。日焼け後の肌はとてもデリケートな状態のため、新たに紫外線を浴びて肌がダメージを受けることは避けるべきです。
日焼け止めの使用も方法の一つではありますが、日焼け後のデリケートな肌にとくにおすすめなのは「肌を日光に当てない」方法です。帽子・上着・マスク・日傘などを活用して日光から肌をカバーしましょう。
肌自体を覆ってしまえば照り返しによる日焼けの心配もなく、うっかり焼けの防止にもつながります。
肌を刺激しない(小見出し追加しました)
ひどい日焼けの場合は、症状が落ち着くまでに数日~一週間程度の時間がかかります。何をしても火照って熱い・痛いなどの場合には、どうにかしようと焦って無茶なケアをしてしまう場合もあります。
しかし、とてもデリケートな日焼け後の肌に無茶は禁物。肌への刺激を極力避けた生活を心掛けましょう。
熱いお風呂
日焼け後の肌に40℃以上のお湯は熱すぎます。いつもなら気持ち良い温度でも、日焼けでダメージを受けた肌にとっては刺激になります。
湯船もシャワーも40℃以下のぬるま湯を使用して、シャワーの水圧もいつもよりは弱めに。火照りの強い部分は冷水のシャワーで冷やすのも良いでしょう。
シャンプー・ボディーソープの刺激
シャンプーやボディーソープが刺激になる場合もあります。シャンプーやリンスの洗浄成分・すすぎ残しは肌に強い刺激になります。日焼け部分にかからないように注意し、肌に残らないようよくすすぎましょう。
また、体を洗う時に刺激の強いナイロンタオルの使用はNG。手でやさしく洗い、ボディーソープも低刺激のものを使用するか、日焼けの状態が落ち着くまでは使用しないのも一つの方法です。
衣類によるこすれ
衣類の素材や形状によっては、日焼け後の肌に刺激となる場合があります。タイトな服は脱着時の摩擦が強く、肌に刺激を与えます。また、着古して生地が硬くなった服なども刺激になります。
日焼け後には前開きで襟ぐりの広い、ゆったりとしたシルエットの服を着用すると、脱着が楽に行えて刺激を軽減できます。肌触りのやさしい生地を使用しているとなお良しです。
あまりに日焼けが強く、服の縫い目も痛い場合には、服の裏表を逆にして着る方法もあります。
日焼け止め自体の刺激
日焼け止め自体が肌への負担になる場合があります。重ねて焼けることを防ぐために日焼け止めを使用する際は、低刺激の日焼け止めを選びましょう。
「紫外線吸収剤」を使用している日焼け止めは、敏感肌には刺激が強く、肌荒れを起こす場合が多くあるため「紫外線吸収剤不使用」と明記されたものがおすすめです。
また、SPFが高すぎる・アルコール使用・専用クレンジングが必要のものなども、日焼け後の肌には負担が大きいと言えます。
普段使いであればベビー用でも十分。汗やこすれで落ちやすいため、2~3時間おきの塗りなおしは忘れずに行いましょう。
▼さらに詳しい解説はこちら
紫外線吸収剤が肌を乾燥させる原因に?日焼け止めの失敗しない選び方
睡眠をしっかりとりターンオーバーを促す
日焼け後の肌の修復は眠っている間に行われます。質の良い睡眠をとるとターンオーバーが促され、肌の回復力が高まるので効率よくケアすることができます。
また、日光をたっぷり浴びて日焼けをした日は、肌だけでなく全身が消耗しています。体をいたわって極力早く眠るよう心掛けましょう。
日焼けのタイプ
肌が赤くなるサンバーンタイプ
皮膚が赤くなり、熱をもってヒリヒリするのが「サンバーン」の状態です。紫外線によって皮膚が「やけど」を起こした状態で、重症になると水ぶくれになる場合もあります。
紫外線B波(UVB)によって引き起こされており、日光を浴びて約半日後から赤くなり始め、ピークは24時間後。日焼け止め表示の「SPF」が、サンバーンの原因となる紫外線B波に対する防御指数です。
肌が黒くなるサンタンタイプ
サンバーンが落ち着くと、肌の色が黒く変色する「サンタン」の状態になります。紫外線によるダメージから肌を守るため、色素細胞がメラニンを生成し、皮膚全体に色素沈着が起こるためです。
しかし「サンタン」はサンバーンが起こっていない状態でも発生します。サンタンを起こす紫外線はA波(UVA)で、サンバーンの紫外線B波よりも波長が長く、肌の奥まで届きやすいのです。
日光の弱い日やガラス越しでも肌に影響を与えるため、車の運転時などの少量の紫外線でも、積み重なって肌が黒くなる現象が起こるのです。日焼け止めの防御指数は「PA」で表示されています。
サンバーンタイプにおすすめの成分
抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウム
サンバーンの状態では、炎症を鎮めることが優先されます。抗炎症作用のあるグリチルリチン酸ジカリウムは、漢方の原料である甘草の根に含まれる成分。
アレルギーやニキビケア用品にも使用されていて、炎症を鎮める効果があるとされています。
消炎成分のあるアラントイン
肌荒れや傷に効果的とされるアラントイン。皮膚組織の修復を促す働きに加え、肌荒れを予防する抗刺激作用・炎症を鎮める消炎鎮静作用もあります。
肌にやさしく副作用もないため、敏感肌でも使用できる成分です。ダメージを受けたデリケートな日焼け後の肌にうれしい成分であると言えます。
保湿効果の高いセラミド
日焼けによって水分が蒸発した肌は、バリア機能が低下しています。肌細胞の隙間を満たすように存在するセラミドを補給すると、肌の水分保持機能が向上し、肌がうるおいます。
肌の乾燥はさまざまなトラブルのもとです。敏感肌に傾きやすい日焼け時におすすめな成分と言えます。
サンバーンタイプにおすすめの化粧水
Moonyu(モーニュ) ナチュラル エッセンス ローション 120ml
少量で肌にうるおいを与え、肌荒れを防ぎ、肌のキメを整えます。とろみのある化粧水は、しっとりとして伸びが良く、肌にスーッとなじみます。
無香料・無着色・無鉱物油・界面活性剤フリー・合成ポリマーフリーで肌にやさしく、日焼け後の肌にうれしいグリチルリチン酸ジカリウム・アラントイン・セラミド配合。
「天然成分使用の無添加に好感が持てる。とろみのあるテクスチャーのわりに浸透がよく、サラリとしてお肌がふっくらするように感じる」などの高評価を出している方が多く見られます。
Moonyu(モーニュ) ナチュラル エッセンス ローション 120ml
ナリスアップ コスメティックス ネイチャーコンク 薬用 クリアローション 120ml
多機能ふきとり化粧水。1本で朝の洗顔代わり・化粧水・美白・ひきしめ・肌荒れ防止・ふきとり化粧水の6つの機能があります。日焼け後にうれしい消炎有効成分グリチルリチン酸ジカリウムのほか、植物由来の保湿成分を配合。
「拭き取り後にコットンに汚れがつくので目に見えて楽しい。拭き取り後に化粧水としても使用しています。さっぱりしているので夏用におすすめ」との声も。
ナリスアップ コスメティックス ネイチャーコンク 薬用 クリアローション 120ml
ファンケル 無添加FDR 乾燥敏感肌ケア 化粧液 30ml
乾燥から肌を守る皮膚保護化粧液。バリア機能が低下した乾燥敏感肌の角層まで、しっかりうるおいを届けます。無添加で肌にやさしく、日焼け後にうれしいグリチルリチン酸ジカリウム配合。
リピーターが多く「乾燥している時に使用している」という声も多く見られました。「とろみがあるため肌に密着して多少べたつくものの、浸透させるとしっとりします」との体験談も。
ファンケル 無添加FDR 乾燥敏感肌ケア 化粧液 30ml
大人のナチュラルオリーブ化粧品 ナチュラル化粧水 150ml
肌に弾力を与える卵殻膜エキスと人型セラミド配合。もともと肌が持っている成分に近いもので作り、角層のすみずみまで瞬時に水分を届けます。
日焼け後におすすめのグリチルリチン酸ジカリウムとアラントイン配合の化粧水。「オリーブオイルのべたつきを想像していたら、意外に浸透が良い。香りも無香料でナチュラルな使い心地です」との体験談がありました。
大人のナチュラルオリーブ化粧品 ナチュラル化粧水 150ml
セザンヌ スキンコンディショナー高保湿 500ml
日焼け後のカサカサ肌に500mlでたっぷり使えるセラミド化粧水。セラミド・トリプルヒアルロン酸・コラーゲンの相乗効果によるモイストバリア処方でうるおいを逃がしません。
「あっさりしていて少し物足りないけれど、重ね付けで解決できます。大容量でリーズナブルなのでコスパが良い」との声も。
サンタンタイプにおすすめの成分
メラニンの色素沈着を防ぐビタミンC
シミ予防に効果的なビタミンC。メラニンの色素沈着を促進する活性酸素を除去する「抗酸化作用」により、メラニンの生成とすでに作られたメラニンを薄くするため、サンタンの予防にもなります。
食品やサプリメントで積極的に取り入れるのはもちろん、ビタミンC誘導体配合の化粧水を使用すると、より効果的です。
抗酸化作用のあるビタミンE
ビタミンEには強い抗酸化作用があります。同じく抗酸化作用をもつビタミンCと一緒に摂取することで相乗効果となり、日焼け後の肌の回復を早めます。
ビタミンEが不足するとメラニンの生成と色素沈着が促進され、シミやそばかすなど肌の老化につながる点から、老化予防の面でも注目されています。
美白効果のあるハイドロキノン
高い美白効果により、シミ消しにも使用される成分です。効果が強い反面、皮膚が敏感な方や誤った使用法によって炎症・白斑などの副作用が出る場合があります。
正しい使用法を守れば、過去に色素沈着を起こしたシミにも働きかけ「レーザーいらず」と言われるほどの効果を持っています。
サンタンタイプにおすすめの化粧水
イデアアクト モイスチャーリポリッチクリアローション 100ml
乾燥によるくすみに着目した、無添加処方の肌にやさしい美白ローション。敏感肌・アレルギー肌の方にも。
サンタン肌におすすめのビタミンC誘導体・ハイドロキノンを始め、厳選された7種類の高機能美白成分を配合しています。
「水のようにバシャバシャ使えてさっぱりしているのにしっとり。」との感想が多く見られます。
イデアアクト モイスチャーリポリッチクリアローション 100ml
マッシュアップ JFエッセンスS.Aローション 200ml
細胞の供給工場とも言える「幹細胞」をケアします。サンタン肌におすすめのハイドロキノン配合。肌に活力を与えてハリと弾力をもたらし、若々しい肌をサポートします。
お試しセットからのリピーターが多く「ライン使いしています。ローションはべたつかず、肌になじんでさっぱりしています」との声も。
マッシュアップ JFエッセンスS.Aローション 200ml
アンプルール ラグジュアリーホワイト ローションAO II 120ml
新安定型ハイドロキノン・トリプルセラミドなどのリッチな美容成分を配合。美容成分が肌の奥まで浸透し、肌のバリア機能を高めます。
「とろみがあるのでしっかり顔全体に密着します。その割にべつかずにサラッとしてしっとり。バシャバシャ使用しなくても潤っていると思う」との感想が見られます。
アンプルール ラグジュアリーホワイト ローションAO II 120ml
シャルレ クリアホワイトローション 150ml
独自開発の新成分「ハイドロキノンEx」があこがれの肌へと導きます。さらりとした心地よい使用感で1年中快適に使えます。
「サラサラの使用感で、ぐんぐん浸透して使用後はさっぱり。日焼け後にもおすすめです。乾燥時は少し物足りなく感じますが、うるおいがしっかり入り込んでいるのかなと感じています」との体験談も。
シャルレ クリアホワイトローション 150ml
デルミサ スキンフェイドローション 10ml
純度99%のハイドロキノン配合。メラニンの生成を抑える新成分ASP配合でメラニンをブロック。日焼け後のサンタン肌にもおすすめ。潤い成分もたっぷり配合し、日本人の肌に合わせた処方です。
「うっすら黄色味がかった透明の液体で、使い心地はさっぱりしています。配合成分の割にはリーズナブル」との声も。
デルミサ スキンフェイドローション 10ml
重ねて日焼けしないことが大切
日焼け後の肌はとてもデリケート。「いっそのこともっと焼いてしまおうか」と思う場合もあるかもしれませんが、重ねて日焼けするのはNGです。
傷ついた肌にさらに紫外線のダメージが加わると、肌の回復を妨げて色素沈着を促し、ダメージの蓄積により肌の老化を早めます。
日焼け後には紫外線対策に一層気を遣い、日光をシャットアウトすることで、肌の色戻りも早められます。生活の中に紫外線対策を取り入れて、憧れの美肌を目指しましょう。