肌を綺麗にするための正しいスキンケア法。肌荒れにサヨナラを

なぜ肌が汚くなるのか

汚れの原因は皮脂や老廃物

くすみや黒ずみ・ざらつきやニキビなどの肌荒れは、毛穴や表皮についた汚れが原因です。この汚れの元となっているのが、汗や皮脂・古い角質などの老廃物です。

肌は28日周期で新しい細胞へと生まれ変わります。この働きのことを一般的に「新陳代謝＝ターンオーバー」といいます。せっかくターンオーバーが正常に行われていても、皮脂や古い角質が肌に残ったままでは、毛穴詰まりによるニキビや乾燥・くすみやざらつきなどの肌荒れを引き起こしてしまいます。

お手入れ不足による肌荒れ

こうした肌の汚れは朝晩の洗顔で綺麗に洗い落とし、化粧水で水分補給を行い、乳液や美容液・クリームで保湿を行います。基本的なスキンケア方法ではありますが、このお手入れをさぼってしまうと、汚れが毛穴や表皮に残ってしまい、肌荒れを引き起こす原因となるのです。

毛穴汚れはニキビにもつながる

毛穴に汗や皮脂・角質などが増えてくると、たまった汚れが毛穴を塞いでしまいます。白くぷつっとしたコメドができたり、黒いポツポツなどのニキビから始まり、ニキビの原因菌であるアクネ菌が繁殖したりしてしまうと、ニキビが炎症を引き起こしてしまうこともあるのです。一度できてしまったニキビは、完全に治るまで適切なケアが必要になりますし、ニキビ跡が残ってしまうことも考えられます。

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毛穴の汚れ取りに最適な方法とは？おすすめ＆NGなケアをチェック

ケア不足はシミの原因にも

日焼けやニキビなどが原因で、メラニン色素が過剰に分泌されてしまうことがあります。正しいケアを行っていなければ、そのまま色素沈着を起こし、シミの原因になることもあります。

お肌の正しいケアと注意点

就寝前のケアは重要

肌の生まれ変わりの働きであるターンオーバーは、夜22時～2時の間が最も活発に行われています。その時間に合わせて 肌のお手入れが正しく済ませておけば、次の日の朝は、見違えるような肌になることでしょう。

就寝時間が遅い人でも、寝ている間のターンオーバーは行われています。そのため、就寝前のスキンケアは、綺麗な素肌作りは欠かすことができません。

洗顔前に蒸しタオルで毛穴の汚れを浮かせよう

洗顔前には、蒸しタオルで顔全体を温めておくのがおすすめです。蒸しタオルで温められた皮膚の毛穴が開き、毛穴の奥の汚れを浮かせてくれる効果があります。汚れをクリアにすることが、綺麗な素肌への第一歩なのです。

洗顔はゴシゴシ洗い厳禁

顔を洗うとき、ゴシゴシこすってはいませんか？摩擦は肌への負担を大きくするだけでなく、乾燥やニキビなどの肌トラブルを引き起こす可能性があります。

たっぷりと泡立てたきめ細かな洗顔料を顔全体に伸ばし、泡を転がすように優しく包み込んで洗うのが正しい洗顔方法です。

クリームでうるおいを閉じこめよう

洗顔のあとは、かならず化粧水で水分を補給してあげましょう。化粧水には、弾力のあるみずみずしい、なめらかな肌に整える効果があります。さらに、化粧水の水分が外へ逃げないように、保湿クリームでしっかりと潤いを閉じ込めてあげましょう。

保湿クリームや乳液には油分が入っているため、肌に浸透した水分を逃がさない効果があります。また、空気中のホコリや雑菌から肌を守ってくれる効果もあるため、スキンケアには欠かすことができません。

美容家電も取り入れる価値あり

現在の家電量販店には、小顔ローラーや音波洗顔器・エイジングケア用のレーザー・スチーマーなど、さまざまな美容家電が販売されています。こうした美顔器は、手軽に購入が可能で、毎日のスキンケアにも効果的。忙しい人なら、週1回のスペシャルケアとして使用するのも良いでしょう。

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美顔器の効果はいかに？エステをしたような肌になれるのかを徹底解明！

保湿やピーリング用途に合わせた家電選び

美容家電を選ぶ際には、自分の肌トラブルの悩み合わせたものを選びましょう。乾燥が気になる人なら、スチーマーや美顔保湿機・ピーリングなどの美容家電がよいでしょう。皮脂分泌が多く、ニキビに悩んでいる人には、毛穴吸引器やクレンジングブラシ・美顔器などがおすすめです。

よい生活習慣で肌を綺麗に

偏った食生活による肌荒れ

綺麗な肌を手に入れるためには、生活習慣も重要なポイントです。特に食生活は、体への栄養素によって肌の調子が変化しやすく、バランスの取れた食生活が必要となります。

外食やインスタント・肉類の多い食事ばかりでは、ビタミンやミネラルが不足し、肌荒れやニキビを引き起こしやすい体質を作ってしまいます。

ビタミン群やタンパク質・ミネラルや鉄分など、美肌のために必要な栄養素は、野菜や魚介類・果物などに多く含まれています。バランスの取れた食事を1日3食きちんと食べる習慣を身につけましょう。

できない場合はサプリでカバー

仕事をしていると、時間に振り回されてしまい、自炊も難しいこともあるでしょう。そんなときは、サプリメントを活用するのがおススメ。コンビニやドラッグストアで手軽に購入することができます。不足している栄養素がきちんと配合されている、よいサプリメントを上手に利用しましょう。

充分な睡眠時間を取ろう

睡眠不足は美容の大敵。毎日の睡眠は8時間が理想とされています。特に夜22時～2時の間には、ターンオーバーの働きが活発になるため、熟睡していることが必要です。

しかし、繁忙期が続いたりして、睡眠時間を削らざるを得ないこともあるでしょう。よい睡眠は、時間の長さではありません。しっかりと熟睡できる質のよい睡眠がとれていれば、8時間寝ていなくとも問題はありません。ゆっくりリラックスして、深い眠りにつける環境づくりを心がけましょう。

運動やストレッチで代謝アップ

適度に体を動かすことは、血行促進や代謝をあげる効果があります。運動やストレッチをすると、体がポカポカと温まってきますよね。汗をかくことで毛穴が開き、新陳代謝の働きが活発になります。体の内側から肌本来の働きを高めてくれるのですね。

運動する時間がなかなかとれない！という人は、休憩中やテレビを見ながらの軽いストレッチだけでもよいでしょう。また、いつもは電車を利用している通勤や移動の際、ウォーキングをかねて歩いてみるのもおススメです。

体を温めることも代謝アップに

毎日の入浴は、シャワーだけで済ませるのではなく、湯船につかるほうが断然おススメです。お風呂は、リラックス効果も高く代謝アップにとても効果的。ゆったりと湯船につかって1日の疲れをほぐしてあげましょう。

また、入浴中のマッサージやパックなども、綺麗な肌のためにはとても効果があります。毛穴が開ききっているリラックスした入浴タイムを上手に活用しましょう。

化粧水は目的に合ったものを

ニキビケアにはビタミンC配合

ビタミンCには、皮脂の過剰分泌を抑制してくれる効果があります。また、美白効果によってにきび跡などの色素沈着を防ぎ、なめらかで美しい肌にする効果がもあります。しかし、ビタミンCがそのまま配合されていても、あまり肌への浸透を期待することができません。

そこでおすすめなのが、ビタミンC誘導体。ビタミンCの肌浸透率をあげるために作られた成分で、通常のビタミンCよりも成分が壊れにくく、肌に浸透しやすいという特徴があります。ビタミンC誘導体は、肌へ浸透したあと、ビタミンCへと変化し肌を内側から改善する効果が高いため、ニキビケアには最適な美容成分といえるでしょう。

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ニキビ改善にはビタミンCが効果的。効率良く摂取する方法とは？

乾燥肌にはコラーゲン配合

カサつきが気になる乾燥肌タイプの方には、コラーゲン配合の化粧品がオススメです。コラーゲンは、肌の保湿を維持するための重要な美容成分。年齢を重ねるとともに少しずつその量は減少し、日焼けや乾燥によって、ダメージを受けることも多いのが特徴です。

コラーゲンには、動物性コラーゲンと海洋性コラーゲンがあります。浸透率のよさで比較すると、鶏や豚などから取れる動物性コラーゲンよりも魚などから抽出される海洋性コラーゲンの方が、浸透性がいい・肌への刺激が少ないという点からも乾燥肌には最適といえるでしょう。

毛穴ケアには収れん化粧水

毛穴を引き締める効果の高い収れん化粧水。肌を引き締め、皮脂分泌を抑えてくれる効果があるので、毛穴の開きや、Tゾーンのテカリがきになるという人にオススメです。収れん化粧水を使うタイミングは、洗顔後、化粧水と乳液・クリームで保湿したあと。コットンに500円玉大の収れん化粧水をたっぷり含ませ、毛穴やテカリが気になる部分をパッティングします。

オススメの配合成分は、肌を綺麗に整えてくれるビタミンC誘導体・毛穴を引き締める有機酸・清涼感のあるアルコール成分などが良いでしょう。最近では、コラーゲンやセラミドなどの保湿成分が配合されているものや、アルコールフリーなどのものもあります。肌タイプに合わせて、最適なものを選びましょう。

美白にはセラミド配合

セラミドは、肌の表面に存在している肌細胞のひとつです。細胞と細胞の間をふさぐための脂質成分で、うるおいを保ち、外部からの刺激を軽減する役割があります。美白効果をアップさせるためには、この角質層に存在するセラミドの働きがとても重要になります。保湿でうるおった土台が健康であれば色素沈着を抑制し、美白にも効果的なのです。

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美肌を保つために欠かせないセラミド。効果的な美容液の選び方は？

毛穴すっきり泡洗顔料

毛穴をすっきりさせるための洗顔料について詳しく見てみましょう。ここでは、濃密な泡が出てくる泡ポンプの洗顔料を集めてみました。プチプラで手軽に使い続けられるものばかりです。

ビフェスタ 泡洗顔 ブライトアップ

濃密な泡が、毛穴の汚れをすっきり落としてくれるビフェスタ泡洗顔ブライトアップ。ワンプッシュで濃密な泡が出てくる時短にぴったりの洗顔料です。脂性肌や普通肌・敏感肌タイプにあわせて3つの種類があります。無香料・無着色だから肌にも安心です。
ビフェスタ 泡洗顔 ブライトアップ

セリジエ ホワイト泡洗顔

濃厚なクリームのような泡が古い角質を優しく落とし、明るくうるおいのある素肌に洗い上げてくれます。眠たい朝も、これがあればスッキリ洗顔。アレルギーテスト済みなので、敏感肌タイプにもオススメの洗顔料です。
セリジエ ホワイト泡洗顔

ステラシード エンジェルレシピ リッチモイスト 泡洗顔

2種類の洗浄成分が毛穴の奥の汚れをスッキリ落とし、クリアな素肌へと導いてくれるステラシード エンジェルレシピリッチモイスト泡洗顔。洗浄力はもちろんですが、3種類のコラーゲンとハチミツ・コエンザイムQ10などの美容成分もたっぷり配合され、洗い上がりはしっとりモチモチです。混合肌や普通肌・敏感肌タイプの人にオススメの洗顔料です。

ステラシード エンジェルレシピ リッチモイスト 泡洗顔

保湿力の高いクリーム

肌のうるおいをキープしてくれる保湿クリームは、どんな肌タイプの人にも必要なスキンケア用品です。ここでは、アットコスメランキングで上位の高保湿クリームを集めてみました。

無印良品 エイジングケア高保湿クリーム

乾燥や小じわが気になる人にオススメの無印良品　エイジングケア高保湿クリーム。ノンアルコールで肌にも優しく、コクのあるクリームが乾燥してカサついた肌をしっとりなめらかに仕上げてくれます。岩手県釜石市の天然水を使用した、天然成分たっぷりの保湿クリームです。
無印良品 エイジングケア高保湿クリーム

コスメテックジャパン マイハニー 高保湿クリーム

栄養たっぷりのハチミツをたっぷりと使用した、コスメテックジャパン マイハニー高保湿クリーム。コクのある濃密なクリームには、ハチミツの他にもハチ由来成分やヒアルロン酸が配合され、しっとりとなめらかな素肌に整えてくれる効果があります。顔はもちろん、背中や腕・足など全身に使えるととても人気です。
コスメテックジャパン マイハニー 高保湿クリーム

肌ラボ es 高保湿クリーム

うるおい成分ヒアルロン酸がしっかり配合されたプチプラが魅力の肌ラボes高保湿クリーム。無香料・無着色・アルコールや防腐剤、鉱物油も使っていない低刺激タイプだから、敏感肌や乾燥肌の方にオススメです。さらっとしたつけ心地としっとりうるおう肌の質感がとても人気のクリームです。
肌ラボ es 高保湿クリーム

スペシャルケアで綺麗な肌に

毎日のスキンケアのほかに、週に1度などの定期的なスペシャルケアで綺麗な肌を手に入れましょう。ここでは、手軽に使えるスペシャルケア用品を集めてみました。アレルギーテスト済みで、敏感肌の方にも安心して使うことができます。

エリクシール エリクシール ホワイト スリーピングクリアパック Ｃ

毎晩のスキンケアが終わったあと、塗って寝るだけで高い保湿力を実感できると話題のエリクシールのエリクシールホワイトスリーピングクリアパックです。高弾力なジェルが、うるおいとハリのある、なめらかな素肌へ導いてくれる効果があります。トラネキサム酸配合で、メラニンの生成をおさえ、シミやそばかすに効果的に働きかけてくれます。
エリクシール エリクシール ホワイト スリーピングクリアパック Ｃ

ミノン アミノモイスト ぷるぷるリペアジェルパック

ミノンのアミノモイストぷるぷるリペアジェルパックは、いつものスキンケア後に塗るだけの時短ケア。朝なら、これ一本でオールインワンでもOK、夜はナイトパックとして、朝までうるおいを閉じ込めてくれます。無香料・無着色で乾燥が気になる人におススメのジェルパックです。
ミノン アミノモイスト ぷるぷるリペアジェルパック

one oneオールインワンクリーム

高配合のうるおい成分「エモリエント」をナノサイズにまで小さく加工し、肌への浸透率もアップした、保湿クリーム。美白効果の高いビタミンCや、肌にうるおいを与えるヒアルロン酸がたっぷりと配合されています。化粧水や乳液・美容液・化粧下地やアイクリームなどのあらゆるスキンケアが、このクリームに凝縮されています。まさに、忙しい女性のために作られた、one oneオールインワンクリームです。
one oneオールインワンクリーム

陥りがちな誤りスキンケア

肌に合わないものを使う

間違ったスキンケアは、肌トラブルの元です。陥りがちなスキンケアの特徴について詳しく見てみましょう。

まずは、使っているスキンケア用品について。どんなに高価で信頼できるブランドのものを使っていても、肌にあっていなければ意味がありません。肌を綺麗にするつもりが、まったくの逆効果となってしまう可能性だってあるのです。

スキンケア用品は、高いから良い・安いから悪いというものではありません。自分の肌にぴったりのこだわりのスキンケア用品を見つけることが、綺麗な肌には大切なのです。

肌の汚れはある程度残しておこう

皮脂や角質は、本来は肌を保護する働きをしています。洗顔のし過ぎや過剰なスキンケアで、すべて取り除いてしまっては、乾燥や赤みなどの肌トラブルを引き起こす原因にもなってしまいます。肌本来の働きを取り戻すためにも、洗いすぎや行き過ぎたスキンケアには、十分気をつけましょう。

化粧水だけのシンプルケアはNG

洗顔後のスキンケアとして化粧水は使っているけれど、クリームや乳液のべたつきが嫌で使っていない。という人もいるのではないでしょうか。しかし、化粧水のみでケアを済ませてしまうと、化粧水の水分がほとんど蒸発してしまい、つっぱり感や乾燥を引き起こしてしまう可能性があります。化粧水で水分を補給したら、うるおいを逃がさないようにするためにも、油分の入った乳液やクリームでしっかりと保湿してあげましょう。

面倒でもケアの最後には保湿クリーム

先述したとおり、保湿クリームには化粧水のうるおいを閉じ込める効果があります。また、空気中のホコリや雑菌が肌に直接つくのを防ぐ効果もあり、肌への栄養を十分に補ってくれるのです。特に夜に行われるターンオーバーの働きをサポートしてくれる効果も高いので、ニキビ肌や脂性肌タイプの人もきちんと保湿することが必要なのです。

セルフケアだけじゃない皮膚科で肌を綺麗に

ニキビやシミはケミカルピーリングで綺麗に

悪化したニキビやニキビ跡・気になるシミなどは、自分のケアだけでは難しいと感じることもあるでしょう。そんなときにおススメなのが皮膚科を受診すること。一般的な皮膚科でもケミカルピーリングを行っているところは多くあります。経験豊富な医師の元で、安全にピーリングを受けることができます。

処方薬でニキビケアも可能

なかなか治らないニキビには、病院の処方薬がオススメです。ニキビの症状に合わせた塗り薬を処方してもらえるので、安心ですね。専門医の指示に沿った適切なケアを行ってあげましょう。

何をやっても効果がない人は皮膚科へ

どんなにスキンケアをがんばっていても、ニキビや肌荒れが治らない！という人は、皮膚科を受診することをオススメします。スキンケアや生活習慣だけが肌荒れの原因でない可能性もあるからです。塗り薬や飲み薬を適切に利用してみるのも一つの方法です。

肌を綺麗にするのは自分自身

肌を綺麗にするための方法やスキンケア用品をご紹介してきましたが、食生活や生活習慣・ストレスなども美肌に大きな影響を与える要素です。お手入れはもちろんのこと、健康的な生活を送ることが綺麗な肌を手に入れるための一番の近道となるのかもしれません。

毎日のスキンケアや生活習慣は自分が決めること。つまり、肌を綺麗にするのは自分自身の努力でもあるわけです。この機会にぜひ自分のスキンケアを見直して、健康的で綺麗な肌を手に入れましょう！