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唇の血色が悪くなる原因
触って摩擦を与える
唇の血色が悪くなると、疲れていたり、不健康そうに見えてしまいますよね。見た目の問題だけでなく、どこか体の調子が悪いのでは?と不安に感じることもあるでしょう。
いったいどうして唇の血色が悪くなるのでしょうか?まずはその原因をみていきましょう。
唇の色素沈着の原因として、ごしごしこすったりして摩擦を与えてしまっていることがあげられます。唇の皮むけが気になって、ごしごしとこすると、どうしても唇に余計な刺激を与えることになってしまいます。
唇の粘膜は皮膚よりも薄く、刺激に弱いため、皮むけが気になるときは無理にこすらず、専用のスクラブなどで丁寧にとるか、唇用の美容液をたっぷり塗ってケアしてください。
擦ると色素が沈着する
唇を擦ってしまうと、色素沈着が起きてしまうこともあります。唇は本当に刺激に弱いので、口紅を落すときなども擦らず、クレンジングで優しく落とすようにしましょう。
日焼けによる色素沈着
唇も皮膚と同様に紫外線による色素沈着が起こります。顔には日焼け止めをつけていても唇に関しては日焼け止め対策をしていない方も多いのではないでしょうか?
また、唇は日焼け止めをつけても落ちてしまいやすい部分でもあります。このため、日焼けによる色素沈着はとても起きやすい部分となっています。
▼さらに詳しい解説はこちら
唇が日焼けしたらどうすれば良い?対策とケア方法を伝授
体が冷えて血行不良が起こっている
唇の血色が悪くなる原因で一番多いのが、体が冷えることからくる血行不良です。血行不良が起こると唇まで血液がまわりにくくなり、唇の色が悪く見えることがあります。
この場合は何らかの体調不良が原因となっていることが考えられますので、長く改善しない場合は病院に行く必要もあるかもしれません。
鉄分が足りていない
鉄分不足からくる貧血で唇の色が悪くなっていることも考えられます。ひどい時は病院で鉄剤などを処方してもらう必要がある場合もあるため、注意が必要です。
唇の血色をセルフケアで改善
唇もクレンジングする
唇の色がくすんでいるとメイクののりも悪くなり、気分まで落ち込んでしまいますよね?
エステなどで改善する方法もありますが、手軽におうちでセルフケアできるとうれしいものです。それでは、おうちでできるセルフケアの方法を見ていきましょう。
まずは唇についた汚れやメイクをしっかりと落すことから始めましょう。毎晩のクレンジングのときに、目周りはしっかりとクレンジングされる方が多いと思います。ですが、唇はすでに口紅がはげかけていたりして、すでにメイクが落ちているのでは?と思い油断しがちな部分です。実は、落ちたように見えても口紅やグロスの残りがしっかりと残っていることが多いのです。
唇も、目周りと同様に、ポイントメイク用のクレンジングを使用して丁寧にしっかりとメイクを落とすようにしましょう。
蒸しタオルとマッサージで血行アップ
次に血行不良を改善する方法です。蒸しタオルをそっと唇にあてて、唇をあたためることで血行を良くすることができます。この時に蒸しタオルと、冷えたタオルを交互に使ったり、擦らないようにやさしくマッサージしたりすると、より効果的です。
マッサージは厚めにリップを塗った上から指の腹を使ってくるくると唇をなぞっていくなどするとよいでしょう。
私もとても血色が悪く、すぐに唇の色が紫や白になってしまうので、よく具合が悪そうに見られがちでます。
そんな私でもお風呂上がりには自然とピンク色の唇になるので、やはり体を温めて血行を良くする事はとても大切だと感じています。
朝はゆっくりお風呂に入る事が難しいので、代わりに蒸しタオルで血行を促進してから冷タオルで引き締め、顔のスイッチを入れる様にしています。
口周りのエクササイズを習慣に
時間があるときに口周りのエクササイズをしてみることも効果的です。口を閉じて、口の中で舌を大きくぐるぐるとまわすと、唇の血行が良くなるだけでなく、顔のコリもとれて、ほうれいせんの解消にも効果的です。
唇専用のパックで潤いを与える
唇専用のパックや美容液で潤いを与えるのも、即効性のあるおすすめの方法です。日常のケアにぜひ取り入れて、ふっくら柔らかな唇を目指しましょう。
はちみつでおいしいパック
唇の保湿のために、はちみつを唇に塗ってパックをするのもよいでしょう。このときに砂糖を少し混ぜると、砂糖の粒をスクラブとして使用することができます。
週に1回のリップスクラブで色素沈着を軽減
唇の色素沈着を防ぐために週に1回程度リップスクラブを行うとよいでしょう。前述のはちみつスクラブでもよいですし、リップスクラブはいろいろなメーカーから多数販売されています。
定期的にリップスクラブを行うことで、皮むけを綺麗にすることもでき、綺麗な唇をキープできるでしょう。
唇に効果的なリップクリームの使い方
リップクリームは縦塗りが基本
リップクリームを毎日つけている方は多いですが、ただ何となくつけていませんか?リップクリームの正しい使い方を知って、より、リップクリームの効果を高めていきましょう。
リップクリームを横に塗っている方をよく見かけますが、リップクリームは唇に対して縦に塗るのが正解です。唇の繊維は縦になっているため、横に塗ると唇の繊維がよれてしまい、余計な刺激を与えることになってしまいます。
このため、リップクリームは意識して縦に塗るようにしてください。リップクリームを正しく塗ることで唇を優しくいたわり、リップクリームの本来の力を発揮することが出来ます。
日中はUVケアできるリップ
前述のように唇も紫外線によって日焼けし、色素沈着を起こしてしまうことがあります。日中のリップケアは日焼け止め効果のあるリップクリームを使用し、こまめに塗りなおすようにしてください。
就寝前はリップ美容液かワセリン
就寝前は日中使用したような、日焼け止め効果のあるリップクリームをさけ、美容液効果の高いリップ美容液か、刺激の少ないワセリンを使用してください。日中用のリップを就寝中に使用することで、不要な成分を唇に長時間のせておかないように注意しましょう。
▼さらに詳しい解説はこちら
「ワセリン」でつるつるな唇へ。自宅で簡単にできるセルフケア
唇の血色をアップさせるおすすめのリップ美容液
おすすめ唇美容液5選
それでは、リップ美容液の中でもおすすめのものを紹介していきます。就寝中に使用するものから、グロス効果や日焼け止め効果があり、日中利用できるようものまであります。どれも美容成分がしっかりと配合されており、@cosmeなどのランキングでも上位にはいるものばかりですので、お気に入りのものを見つけてくださいね。
リサージ リサージ リップリペアセラム 18g
とろけて浸透し、唇をふっくらとやわらかに整えてくれる唇用美容液です。下地でもグロスでも使えるため、日中にも使用できます。@cosmeの口コミも非常に多く人気の高い商品です。
KIEHL’S SINCE 1851(キールズ) バタースティック リップ トリートメント 4g
高機能で、内側から血色感を与えてくれる色つきリップトリートメントです。色つきなので、日中のご使用をおすすめします。自然な色で本来の唇の色とよくなじんでくれながら、しっかりと唇をケアしてくれます。
肌にも優しく、非常に人気が高い商品です。
KIEHL’S SINCE 1851(キールズ) バタースティック リップ トリートメント 4g
アディクション リッププロテクター + エッセンス 10g
リップメイクの前に使える、リップ用サンプロテクターです。SPF18と日焼け止め効果もあり、紫外線対策もできるすぐれものです。高い保湿効果があり、乾燥を防いでくれます。また、精油の香りがさわやかで気持ちいいため、リフレッシュ効果も期待できます。
二中持ち歩いて使用したい商品です。
LITS(リッツ) リップエッセンス 10g
SPF20・PA++と日常使いに十分な日焼け止め効果があります。日焼け止め効果、乾燥対策、唇のエイジングケア、リップ下地、グロス効果と5役の多機能リップです。無添加である点もうれしいところですね。
ジルスチュアート ジルスチュアート リラックス メルティ リップバーム 7g
3種のはちみつを配合したとろける触感のリップバームです。ジルスチュアートらしいかわいらしいパッケージに気持ちも上がる商品ですね。お色は透明感のあるピンク色で、プレゼントにしても喜ばれることでしょう。香りもフルーティで全体的にかわいらしい女の子らしいリップバームです。
ジルスチュアート ジルスチュアート リラックス メルティ リップバーム 7g
唇の血色をアップさせるには生活習慣の改善も大切
粘膜強化に良いとされる「ビタミンA」「ビタミンB」を摂取
唇の血色をアップさせるには、外側からのケアだけでなく、内側からのケアも大切です。
そのためには生活習慣の改善が不可欠となります。
唇の表面は粘膜ですので、粘膜強化に良いとされる「ビタミンA」「ビタミンB」をしっかり摂取することがおすすめです。「ビタミンA」はレバーや卵、小松菜などの緑黄色野菜に多く含まれています。
一方、「ビタミンB」豚肉やあさりなどに多く含まれているため、これらの食品をうまく組み合わせて食べていくとよいでしょう。
サプリメントでとる方法も手軽でおすすめです。サプリメントでとる場合は、使用量をよく守って、過剰摂取を避けるよう心がけましょう。
免疫力を高める「ビフィズス菌」
また、免疫力を高めてくれる「ビフィズス菌」をとる習慣をつけるのもよいでしょう「ビフィズス菌」が含まれた飲料やヨーグルト、サプリメントなどが一般的に売られているので、比較的取り入れやすい習慣ですね。
毎日とることで、免疫力が高まるため、唇の血色以外にも健康効果が期待できそうです。
唇の血色がアップすればすっぴん唇も素敵に
唇の血色をアップさせる対策をいくつかご紹介いたしましたが、どれも比較的手軽にできるものですので、取り組みやすいところからトライしてみてくださいね。唇は顔の中でも目立つパーツですので、しっかりケアすることで、顔全体を華やかに見せ、かわいらしい印象にすることもできます。唇の血色をよくして、すっぴん唇も素敵を目指しましょう。