目次
顔の日焼けはどういう状態か
「ヤケド」状態で赤くヒリヒリしている
この状態を「サンバーン」といいます。サンバーンは日光によって肌がヤケド(炎症)している状態で、痛みを伴います。
皮膚癌のリスクなど含めて、とても危険な日焼けです。一般的にサンバーンは、紫外線を浴びた4~5時間後から肌が赤くなり始め、24時間後頃にはもっとも赤みや痛みが強くなると言われています。
▼さらに詳しい解説はこちら
日焼けによるヒリヒリから肌を守ろう。もう夏の外出も怖くない
「日焼け」状態ですぐに黒くなった
この状態のことを「サンタン」といいます。赤みや痛みなどを伴わない日焼けで、メラニン色素の沈着によって肌の色が小麦色になります。
サンバーンの後、もしくは浴びた紫外線の量が多くない場合に起こるものです。小麦肌の元ともいえるメラニン色素が皮膚の細胞を紫外線から守ってくれますが、しみやそばかすの原因になりやすいとされているので、やはりこちらも注意が必要です。
「ひどいヤケド」状態で体が熱く火照っている
サンバーン状態がひどくなると、水ぶくれやむくみ、ときに痛みやほてりをともなう場合もあります。
慢性的に紫外線を浴びた場合は、一部の色素細胞がメラニンを合成し続けるようになりシミの原因に、さらにこの状態が続くと皮膚の弾力性が失われシワの原因ともなるのです。
日焼け後すぐのアフターケアがポイント
シャワーなどで冷やす
日焼けはやけどの一種と考えられているため、まずは皮膚を冷やし、ほてりを鎮めることが大切です。冷たいシャワーなどで冷やしてあげましょう。全身に日焼けをしたときは、水風呂につかるのも効果的です。
皮膚をこすったり叩いたりして皮膚に負担をかけないよう、また弱めの圧力で浴びるようにしましょう。拭くときもタオルで優しく押すようにポンポンと水滴を拭き取ります。
肌が乾燥しているので保湿する
日焼けした肌は水分不足なので、顔も身体もいつもより多めに化粧水をつけるようにしましょう。日焼けした肌はデリケートな状態です。普段はコットンでつけるという方もこのときは手のひらでやさしい力加減でなじませて、負担をかけないようにしましょう。
また、化粧水を塗った後はクリームなどを塗りますが、美白成分のある乳液などの使用は刺激が強いため、避けた方が良いでしょう。敏感肌用を選ぶようにしましょう。
ターンオーバー活性化のため十分に睡眠をとる
ダメージを受けた肌が再生復されるのは夜寝ている間です。日中は脳にとられていた酸素や栄養が肌にもまわってくるのでダメージの修復が行われます。日焼けした後の3日間はとにかく睡眠を確保するように努めましょう。
とくにゴールデンタイムである22時〜2時に成長ホルモンが分泌されて肌の代謝が高まるといわれていますので、早い就寝を心がけましょう。
▼さらに詳しい解説はこちら
美肌のもとは「ターンオーバー」。肌の再生機能を助けるケア方法
食事でビタミンを摂る
日焼けした肌のダメージを回復させる食べ物の栄養としていわれているのが、「ビタミンACE(エース)」です。
まずビタミンA(β-カロテン)は皮膚や粘膜を保護する働きがあり、また抗酸化作用によって老化を予防するといわれています。多く含まれる食品はかぼちゃ・にんじん・トマト・しそなどの緑黄色野菜です。
そしてビタミンCはメラニン色素の過剰生成を抑制し、シミ・そばかす・くすみなどを予防します。さらに、肌のハリのもとになるコラーゲンの生成を助けます。多く含まれる食品はブロッコリー・ピーマン・えんどうなどの緑黄色野菜、グレープフルーツ・オレンジなどの柑橘系、キウイフルーツ・いちごなどです。
最後のビタミンEは血流が良くなることで、肌の新陳代謝を高めます。多く含まれる食品はアボガド・大豆・ごま・ナッツなどです。
▼さらに詳しい解説はこちら
ビタミン摂取で日焼け対策。体の内側から予防してきれいになろう
ワセリンかオロナインで炎症を抑える
ワセリンには保湿するだけではなく、自然治癒力を助けてくれる働きがあります。その為日焼けなどによる角質層の損傷が再生されやすいので、日焼け後の肌に薄くのばして使用すると良いでしょう。
また、オロナインの効能の中に「軽いやけど」があります。日焼けはやけどの症状に入るので、日焼け後のケアとしてオロナインが有効です。日焼け後、肌の火照りが収まってからシワやシミを防ぎたい部分に塗りましょう。
アロエパックまたはアロエ化粧水の日焼け後すぐの肌にはおすすめ
アロエには日焼け後の肌の炎症を鎮める抗炎症効果、シミ・ソバカスを防ぐメラニン抑制効果、日焼けで乾燥した肌に潤いを与える保湿効果があります。
そこで有効的なのがアロエパックです。アロエの皮を剥ぎ、果肉をすり鉢で潰し、そこにはちみつを入れたものをコットンにアロエを塗ってお肌にのせるだけでできる簡単なパックです。終わったあとはぬるま湯で洗い流します。
アロエパックは少し手間がかかるので、アロエ成分を含むシートマスクを購入するのも良いでしょう。
たっぷり水分を摂る
日焼けの後はだるかったり疲労感を感じるように、想像以上に体力も消耗しています。日焼けをしたということは長時間日差しを浴びたということなので、気づかないうちに脱水症状になっている場合もあります。速やかに水分補給を行いましょう。
また、体の内側からの水分補給は肌の保湿を補ってくれる効果もあるので、水分補給は身体の内側からもしておきましょう。特にビタミンCを豊富に含んでいる飲み物を取ると、お肌への水分補給としてもベストです。
-
0
私も子育てする前は一年中日傘と日焼け止めで日焼け対策を徹底していました。出産し、子供が活発な男の子なので、外で遊ぶ事も増え、出掛ける時も優雅に身支度などしていられなくなり日に日に日焼け対策も疎かになり気付いたら腕や足の甲など子供と同じ位真っ黒だった、、、なんて事も。。。シミやソバカスなど肌トラブルも勿論ですが、私自身、肌の色が変わるとファッションが楽しめなくなるのが嫌でこれではいけないと今年からまた徹底を心掛けています。日焼け止めと眼からの日焼けも実は侮れないので、必ずサングラス持参しています。また記事にもあるように、沢山太陽を浴びた日はたっぷりの保湿と、水分も多く摂るようにしています。また記事には日焼け対策に効果的な栄養素や、生活リズムに関しても細かく記載がありとても参考になります。まだまだ紫外線の強い時期は続くので早速試してみようと思います。
顔の日焼けは肌トラブルのもと。正しいケアで白い肌を取り戻そうさんを0人が応援しています!
SNSでシェアすることで、モデルの表示順位がアップします。
日焼けした美白ケアはどうする
赤くヒリヒリした状態が落ち着いてから
日焼けをしてしまうと、早く元の肌に戻したいがためにすぐ美白化粧品を使いたい!と思ってしまうかもしれません。
しかし、美白成分は炎症を起こしている肌には刺激が強く、肌をさらにヒリヒリさせる可能性があります。後々のためにも、まずは冷やして炎症を落ち着かせることを優先しましょう。
日傘や手袋など日焼け対策を入念にする
日焼けした肌は非常にデリケートです。できるだけ新たな日焼けをしてしまわないように気を使いましょう。
日焼け止めを塗ることも重要ですが、肌を直接日光に当てないことが重要です。外出時は上着を羽織り、帽子や日傘を使って肌を隠すようにしましょう。
▼さらに詳しい解説はこちら
日焼け止めが冬でも必要な理由とは?紫外線対策している方は必見。
週1回スクラブをする
日焼けした表皮細胞は、肌のターンオーバーによって少しずつ押し出され、最終的には垢となって剥がれ落ちます。
スクラブは表皮の一番上にある古い角質を剥いで新しい皮膚を出すことで、そのターンオーバー(皮膚の生まれ変わり)を促進する方法です。日焼け後において、メラニンを含んだ黒い角質を除去して新しい白いお肌を取り戻してくれます。
日焼けした日から2週間~1週間ほど、日焼けした肌がある程度落ち着いてから行うようにしましょう。
ストレスを溜めない
日焼けした肌はターンオーバーによって白く戻ると説明しましたが、過度なストレスによる自律神経の乱れは、ターンオーバーの周期を乱します。
仕事や人間関係で常にストレスを抱えていると、交感神経が優位な状態が続き、交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかなくなってしまいます。その結果ストレスによりターンオーバーが遅乱れてしまうのです。
ストレスを感じたときは、深呼吸をしてリフレッシュしたり、ストレス発散法を見つけて、ため込まないようにしましょう。
日焼け後におすすめ化粧水3つ
ディオール スノーブライトニングエッセンスローション 200ml
鎮静効果・抗酸化効果を持つビタミンEをマイクロカプセルに閉じ込めて、フレッシュな状態で肌に届けます。日焼けの後の顔のほてりを防いでくれます。
潤いをしっかりと肌に与えて透明感あふれる肌へ導いてくれるディオール スノーブライトニングエッセンスローション。ジェル状のテクスチャーで、べたつかずに肌に潤いを与えてくれます。
ディオール スノーブライトニングエッセンスローション 200ml
### プルル うるおい美容ムース 120g
炭酸入りのムースになっていて、肌に素早く浸透します。保湿成分である13の植物エキス配合、3つのヒアルロン酸、コラーゲンが配合されており、肌に潤いを与えます。
1本で化粧水、乳液、クリーム、美容液、化粧下地、パック、マッサージの効果を持つという優れたオールインワン美容液です。
ナチュリエ ハトムギ化粧水 500ml
非常にコスパが良いため、顔だけでなく全身にも惜しみなくたっぷり使うことができます。保湿成分として天然植物成分であるハトムギエキスを配合。
ナチュリエ ハトムギ化粧水 500mlひんやりと肌をクールダウンさせてくれるたで、日焼け後のほてった肌にもおすすめ。
おすすめ日焼け止めで予防もしよう
ランコム UVエクスペールBB 30ml
ランコム独自のUVフィルターにより、紫外線による日焼けのみでなく大気中の微粒子の肌への付着からも肌を守ってくれます。また植物モリンガに含まれる保護・整肌成分配合によってさらに保護力アップ。
軽やかでするするとしなやかなテクスチャーで、艶やかな肌に導いてくれます。キャップがフリップトップ仕様で開け閉めで回さないでいいのも使い易い日焼け止めです。
ランコム UVエクスペールBB 30ml
アクセーヌ スーパーサンシールドEX 22g
紫外線吸収剤を含まないノンケミカルタイプでありながら、アクセーヌ史上最高のUVカット効果を持つ優れもの。
さらに、肌に直接触れないようにコーティングを施した「UVカット粒子」をはじめ独自の保護膜技術を追求したているため、肌にとっても優しい日焼け止め。
2つの特殊パウダー効果で毛穴をカバーし、くすみの目立たない美しい肌に仕上げます。またエモリエントXモイストの二層ヴェール構造が、ファンデーションのつき・もちを高めてくれます。
アクセーヌ スーパーサンシールドEX 22g
ポイントマジックPRO プレストパウダーUV 6.3g
カラーは3色あり、毛穴をカバーしながら素肌のように仕上げてくれるパウダーです。
ボタニカル・うるおい成分を92%配合しているため、紫外線をしっかり防ぎながら潤いのある肌に。敏感肌の方にもお使いいただけます。
ポイントマジックPRO プレストパウダーUV 6.3g
日焼け予防も日焼け後も肌に合う正しいケアをしよう
日焼けは肌に非常に強いダメージを与えてしまうものです。とくに顔の日焼けは女性の大敵である「しみ」「しわ」を作り出してしまう一番の原因でもありますよね…。顔を日焼けしてしまった後はケアを徹底して行うようにしましょう。
また、紫外線の強い季節は日焼け止めだけでなく日傘やサングラスも使い、できるだけ日焼けをしないよう意識して過ごしましょう。