唇にしわができるのはなぜ？原因を知ってしっとり潤う口元へ

唇のしわの原因

皮脂腺が少ないので皮脂が分泌されず潤わない

唇は皮膚という認識を持ってしまいがちですが、実は唇は皮膚ではなく身体の中では粘膜に分類されます。

皮膚ならば乾燥から肌を守るために、皮脂腺から皮脂を分泌しますが、粘膜には皮膚のように皮脂腺はありません。皮脂腺がないので、唇は乾燥しやすくなっています。乾燥することでしわになりやすくなってしまいます。

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口呼吸で唇が乾燥する

口呼吸をすると、口が乾燥してドライマウスの状態になります。ドライマウスになると、虫歯が増えやすかったり、口臭が強くなったりと、唇以外のお口のトラブルも起こりやすくなります。

また、鼻で呼吸するよりも浅い呼吸となってしまい、体内に十分な酸素が行きわたりにくくなり、新陳代謝も悪くなってしまいます。新陳代謝が良くないと、肌や唇のターンオーバーにも影響が出やすくなってしまいます。

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年を重ねるとコラーゲンやエラスチンの量が減る

年齢を重ねると、コラーゲン・エラスチンの量が減少します。コラーゲンやエラスチンは潤い成分であり、肌のハリや弾力をもたらす働きがあります。唇のコラーゲンやエラスチンが減少してしまった結果、潤いが減りハリや弾力が減少してしまい、しわになりやすくなります。

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角質層が薄いので紫外線の影響を受けやすい

唇は角質層が薄いため、他の皮膚の部分よりもバリア機能が弱いといわれています。バリア機能が弱いということは、紫外線をあびたときにメラニンも生成されにくくなります。

メラニンは紫外線などの刺激を受けた際に、細胞が傷つくのを防ぐために生成されているのです。紫外線は肌の細胞を攻撃し、コラーゲンにも影響を与えてしまいます。コラーゲンを失うことで、潤い、ハリや弾力が減少し、しわになってしまいます。

唇のしわを改善する方法

唇を舐めたり皮を剥かない

舐めてしまうと、余計に唇が乾燥してしまいます。肌のお手入れでは、保湿のためには化粧水のあとに必ず乳液やクリームなどの油分を塗るようにしましょう。

肌上の水分は蒸発する際に、肌内部の水分も一緒に蒸発させてしまう可能性があるので油分で蓋をすることが必要です。したがって、唇を舐めてしまうと、乾燥した唇はさらに水分を奪われて余計に乾燥してしまうのです。

また、唇の角質層は薄くデリケートなので、舐めることで刺激になる可能性があります。気になるからと剥いてしまうと、逆に唇に傷をつけてしまうことになるので気をつけましょう。

唇もしっかりクレンジングする

唇のメイクをしっかり落とさないとしわの原因になります。また、色素沈着をおこすとくすみやシミの原因にもなります。クレンジングの際に刺激を与えてしまうと、メラニン色素を生成してしまうので、擦らずやさしく落とすようにしましょう。

シュガースクラブで古い角質をオフ

市販の製品もありますし、自宅で砂糖ティースプーン1杯とオリーブオイルをティースプーン3分の1程度を混ぜて、簡単に手作りのシュガースクラブができます。食品原料の為、口に入ってしまっても安心。また砂糖は水にも溶けやすいので、唇に刺激になりにくく、比較的やさしく角質除去できます。

使い方としては、蒸しタオルで唇をふやかしてから行うか、お風呂あがりなどで角質が柔らかくなったタイミングで行います。次にシュガースクラブを手に取り唇に塗布し、やさしくくるくるとマッサージするように動かします。最後にティッシュで拭き取るか、ぬるま湯でやさしく洗い流します。スクラブ後にはリップクリームで保湿しましょう。

ワセリンパックで潤いをキープ

ワセリンは原油から精製して作られた単一成分の油分です。このため肌に塗っても皮膚から吸収されることがなく、副作用が極めて少ないと言われています。ですから、皮膚の保護を目的として使われることが多いクリームです。

特に敏感肌に方などは、直接日焼け対策用のローションやクリームなどを塗布してしまうと、成分の刺激が強く逆に肌荒れを起こしてしまう可能性があるため、下地としての使用も有効といわれています。

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皮膚を正常に保つ「ビタミンB2」を摂取

ビタミンB2は皮膚、粘膜、髪、爪などの再生や、子供の成長にも重要な役割を果たす為「発育のビタミン」とも言われます。そのため不足すると口内炎や肌荒れを起こしやすくなったり、ニキビができやすくなったりします。

水溶性ビタミンなので、過剰摂取の心配はありませんが、毎日こまめに摂取する必要があります。さまざまな食物に含まれるため摂取しやすい成分ですが、脂質の多い食べ物やアルコールの摂り過ぎ、激しい運動や抗生物質、精神安定剤の長期服用などで大量に消費されるため、該当する場合は積極的に摂取することがおすすめです。

唇専用の美容液でスペシャルケア

メーカーによって呼び方は、リップ美容液、リッププランパー、リップエッセンスなどとさまざまです。種類も無色のもの以外にも、色付き、パール入り、スティックタイプなどがあります。唇専用の美容液には保湿成分が多く含まれているため、唇に潤いやツヤを与えふっくらとした印象に導きます。

就寝前に使用することで、翌朝うるおった唇であることが期待できます。またリップの下地として使用したり、色付きやパール入りのものはグロスとして使用することもできます。

リップクリームの正しい使い方

リップクリームは温めてから使う

特にスティックの場合ですが、リップクリームが冷えていると、硬くなってしまう事で、塗る際に滑りが悪くなり、摩擦を生んでしまいます。手のひらで握ったりして、温めてから使いましょう。

リップクリームは縦方向に塗る

しわの向きと同じ、縦方向に塗りましょう。そうすることで、しわの奥にまで美容成分が塗りこめるため、より効果が期待できます。横塗りをしてしまうと唇に対する摩擦も強くなってしまい、荒れや皮剥けの原因となります。

また、口角や輪郭も忘れずに塗りましょう。そうする事で、唇全体が潤い、縦じわも目立たなくなります。

昼間はUVケア用のリップを使う

角質層が薄く、紫外線の影響を受けやすいので、昼間はUVカットのリップクリームを使いましょう。紫外線にさらされてしまうと、唇の水分が奪われて乾燥しやすくなったり、コラーゲンにも影響を与えてしまいます。コラーゲンが減少してしまうと、ハリや弾力げなくなり、しわの原因となります。

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夜は低刺激タイプのリップクリームを使う

UVケア用のリップに含まれる紫外線吸収剤は、唇にとって刺激となる場合もあります。日中は紫外線から唇を守るためにUVカット成分が必要でしたが、夜間は紫外線による影響は心配なくなります。

自宅に帰ってからや、夜間はUVカットではない、低刺激タイプのものを使うようにしましょう。

唇が荒れているときは医薬品リップを使う

リップクリームには、化粧品に属するもの、医薬部外品に属するもの、一般医薬品に属するものと、大きく分けて3つの種類があります。普段使いには、化粧品、医薬部外品に属されるもので問題ありませんが、荒れてしまっている場合は医薬品に属するものを使用しましょう。

普段使う化粧品に属するリップクリームはあくまでも荒れを予防するためのものだと認識しておくようにしましょう。

唇のしわに効果的なおすすめリップ美容液

フィッツ　フィッシマリップスティック 3.8g

普通・脂性・混合・乾燥・エイジングの全ての肌タイプに対応。乾燥で荒れがちな唇の方におすすめされています。オーガニックコスメ認証「コスメビオ」取得。100％天然由来成分使用。パーム油・ヒマワリ油・シア脂・キャンディリラロウがしっかりと乾燥から守り、唇を保護してくれます。
フィッツ フィッシマリップスティック 3.8g

オーブクチュール　美容液ルージュ 5.5g

「つけてるほうが荒れにくい」美容液ルージュです。皮剥けや縦じわをカバーし、ふっくらうるおった唇に仕上げます。美容液成分、セラミドケア成分、モイストケア成分配合の為、保湿に効果的です。ハーモナイズパール（ゴールド）配合でどんな肌色にも色と質感を調和させてくれる特徴があります。
オーブクチュール 美容液ルージュ 5.5g

ボリカ リッププランパー エクストラプラス 7g

バストアップクリームにも含まれるボルフィリンと、塗るボトックスと言われるアルジレリン配合で弾力感のある魅力的な唇に。3Dヒアルロン酸もプラスされ、長時間しっとりと潤いをキープ。アルコール、石油系活性剤、合成着色料不使用の日本製です。
ボリカ リッププランパー エクストラプラス 7g

エルシア ふっくら唇美容液 10g

しっとり明るい印象の唇を叶える唇用美容液。明るさ＆血色アップパール配合で、顔色を明るく見せます。うるおい美容成分、ヒアルロン酸配合で水分蒸発を防ぎ、うるおいのある唇へ導きます。潤うのにべたつかない使い心地です。
エルシア ふっくら唇美容液 10g

クラランス コンフォートリップオイル 7ml

オイルのエキスパート、クラランスが開発した、植物の恵み豊かなリップオイル。トリートメント効果とメイク機能をあわせもっています。ツヤと弾力感を与える「オーセンティックプラントシードオイル」を配合。ツヤ・うるおい。輝きを手に入れるオイルリップ美容液です。

クラランス コンフォートリップオイル 7ml

唇のしわを解消して口紅やグロスを楽しむ

唇にしわがあると、口紅やグロスを塗ってもなんだかしっくりこないことはなかったですか？しわの原因を理解して、お手入れすることで、しわのないしっとりと潤う唇を手に入れましょう。そしていつものメイクに口紅やグロスをプラスして、プルプルつやつやなリップメイクを楽しみましょう。