ストレスで肌あれトラブルが起こるのはどうして?気になる対処法

2017.06.22

ストレスで肌あれトラブルが起こるのはどうして?気になる対処法

スキンケア

NADECICA編集部
NADECICA編集部

ストレスというのはいつも身近にあるものですね。そのせいで肌トラブルになることも少なくありません。肌トラブルをどう回避するか、ストレスと上手に付き合っていくのか。悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

INDEX

目次

    ストレスの原因

    寒暖の差や騒音などの「外的要因」

    肌に与えるストレスの一因として外的ストレスというものがあります。特に顔やデコルテラインなどは洋服等に守られていないので、紫外線や風雨にさらされてしまいます.。寒暖の差などは肌にも大きなストレスを与えます。

    また、肌だけではない外的要因でストレスになりうることもあります。寒暖の差で肌だけでなく身体も疲れてしまったり、工事などの騒音でストレスが溜まる事もあります。

    睡眠不足や悩みなどの「内的要因」

    身体の中からくる内的要因のストレスは睡眠不足や悩み、人間関係なども挙げらます。他には食生活の乱れや、不規則な生活などもストレスの要因になります。習慣となっている生活の中や、普段いる環境の中での精神面でも知らないうちに身体にとってストレスになって、溜まっていたりするのですね。

    外的ストレスと内的ストレスの影響

    外的ストレスは細胞間脂質に影響

    脂肪間脂質というのは肌表面にある角質層の中にあり、角質細胞同士の間を埋める役割をしています。ストレスや紫外線、風雨などにより脂肪間脂質が傷ついたり、弱ったりすることがあります。脂肪間脂質は肌表面のバリアの様な役目も果たしているので、破損してしまうと、外からの刺激を跳ね返せず肌荒れの原因にもなってきます。

    内的ストレスは免疫力を低下させる

    ストレスによって緊張感できなくなることがあります。これが自律神経の乱れというもの。

    ストレスが続くとストレスホルモンが分泌され、いつも交感神経が張り巡らされ少なからず、緊張状態にあることになってしまいます。

    交感神経が張り巡らされ身体もいつも緊張状態に置かれてしまっていると、免疫力が低下して、身体だけでなく肌トラブルを引き起こす原因になります。

    ストレスによる肌荒れの状態

    角質層の中で炎症が起きる

    ストレスにより角質層に異常がでると、赤みやかゆみと言った症状が出る場合があります。角質の収縮や傷等によってバリアを超えて入ってきたものに対して、異物だと身体が判断してしまうんですね。そして炎症を起こしてしまう場合もあります。どんなにいい化粧品でもそういう状態の時は異物になってしまい、赤みやかゆみの原因になってしまいます。

    水分量が減少し皮脂分泌が過剰になる

    肌を健やかに保つためには水分量と皮脂のバランスがとても大事です。ストレス等により水分量が減ってしまうと、皮脂の方が多くなってしまい、肌トラブルがおきる可能性も出てきます。オイリー肌になったり乾燥肌になったりと、いつもとは違う肌状態になってしまいまうなどトラブルを招きやすくなります。

    古い角質が溜まって肌が硬くなる

    ストレスによる肌トラブルの一つに古い角質が溜まってしまうことがあります。

    本来なら垢となって自然に洗い流されていくものが、肌から剥がれ落ちなくなってしまいます。古い角質が溜まってしまうと、肌が本来の柔らかさを取り戻せず硬くなってしまいます。

    ストレスが引き起こす肌トラブル

    皮脂腺の働きが促進されニキビができる

    皮脂腺の働きが促進されると大人ニキビの原因になります。ストレスによる水分量の低下や、皮脂の異常分泌が原因と思われます。

    皮脂は肌のバリアになくてはならないものですが、分泌が多すぎると排出される量より多くなってしまい、結果皮脂が溜まりニキビの原因になってしまいます。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    ストレスニキビは治りにくい。ストレスフリーで美肌を目指そう

    バリア機能が低下してかゆくなる

    肌表面のバリア機能が低下してしまうとバリアを超えて化粧品や紫外線の刺激が、角質層にまで侵入してしまい、かゆみを引き起こすことがあります。

    かゆみがひどくなると肌を搔いてしまい、傷を作ってしまい、さらに肌トラブルを招いてしまう危険性があります。かゆみがひどい場合や炎症を伴ってきたら皮膚科に相談に行くことをおすすめします。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    肌のかゆみの原因を検証。まずは規則正しい生活と食事から

    メラニンが過剰につくられくすみの原因に

    通常でしたらある程度のメラニンは新しい肌が作られるとともに、垢となって皮膚から排出されます。

    ストレス等で肌が弱っている場合、その排出が上手くいかずメラニンも過剰につくられてしまい、皮膚表面に残ってしまいます。それがくすみとなり肌本来の透明感を奪ってしまう原因になります。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    メラニンを徹底解説。メラニンの構造を理解して、適切な対策をしよう

    ストレスが肌荒れを起こすメカニズム

    ストレスで心身のバランスが崩れる

    ストレスが続くと自律神経の働きが弱まり、心身のバランスを崩してしまうこともあります。

    自律神経の働きが弱まることで、抵抗力が落ちて風邪をひきやすくなったり、肌トラブルを起こしたりと、負の連鎖につながってしまいます。
    自律神経の働きが弱まることはリンパの流れを悪くし、循環器にも影響を及ぼすことにもなりかねません。

    循環器の働きが弱まると新陳代謝が悪くなり、肌にも少なからず影響を及ぼすことになります。

    栄養分や酵素が行き渡らなくなる

    リンパの流れが弱まるということは老廃物が十分に排出されないということで、身体全体の循環を悪くするということになります。

    体の内部の循環が悪くなるということは、十分な栄養素や酵素なども身体全体に行き渡らず、肌の老化が促進されたり抵抗力が弱まったりと色々不具合が出てきます。

    肌のターンオーバーが乱れる

    通常であれば肌のターンオーバーは6週間で完了しますが、ストレス等でホルモンバランスが乱れると、6週間より長くかかったり短くなってしまったりと乱れが出てきます。

    短くなってしまった場合、新陳代謝が早すぎてきちんと育っていない細胞が肌の表面に出てきます。それは肌のバリアに隙間ができるということにつながります。その結果ニキビや湿疹、くすみやしみなどの肌荒れが目立ってきます。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    美肌のもとは「ターンオーバー」。肌の再生機能を助けるケア方法

    脳の血管が収縮して全身の血流が悪くなる

    ホルモンバランスの乱れにより脳の血管が収縮してしまうことも起こります。その為全身の血流が悪くなってしまいます。

    血流が悪くなることによって、末端にまで新鮮な血液や酸素が届かなくなり冷え性になるなど、身体異常が出てくる可能性があります。もちろん新鮮な血液が届かないということは、肌のくすみやトラブルにもつながってきます。

    ストレスを解消して肌荒れを予防する

    質の良い睡眠がとれるよう環境を整える

    ストレスを解消するには質の良い睡眠が必要になります。人によって適切な睡眠の長さは多少違いますが、長すぎず短すぎず自分にあった睡眠時間を、きちんととるように心がけましょう。

    そしてリラックスして安眠することが大事になります。アロマオイルやキャンドル、ハーブを使ったりして、お気に入りの香りの中で眠ることもリラックスできるのでいいでしょう。

    他にはぐっすり眠れる自分に合った枕を使うなど安眠できる環境を整える工夫をしてみることをおすすめします。

    落ち込んだ気分を解消する「トリプトファン」を摂取

    「トリプトファン」は「必須アミノ酸」の一つで適量の摂取は精神・神経を落ち着かせる効果を持っていると言われています。

    くるみなどのナッツにも多く含まれ、不眠にも効果があるのでぜひ積極的に摂りたい食材です。「トリプトファン」の効果でリラックスし、安眠ができたらストレス解消に役立つでしょう。

    ウォーキングで「セロトニン」を分泌

    「セロトニン」は人間の神経に働きかける物質で「幸せホルモン」とも呼ばれています。「トリプトファン」が体内で変化し「セロトニン」になります。

    「セロトニン」を増やすには
    ■太陽の光を浴びる
    ■リズミカルに運動する
    ■継続する
    等の条件が必要になってきます。

    それらを簡単に満たすのは歩くのがいいのではないでしょうか。通勤の時にバス停一つ分、又は一駅分歩くなど歩く時間を作ってみましょう。明るい時間にお散歩をしたり、ウォーキングをしたりするのもいいですね。

    体を動かすことによって「セロトニン」も増え精神の安定、ストレス解消にもつながるでしょう。

    副交感神経を刺激する半身浴

    副交感神経を刺激することで心身共にリラックスする効果をもたらすことができます。日常的に簡単に取り入れられるのは、入浴タイムではないでしょうか。

    シャワーだけや熱いお湯につかるのではなく、のんびり半身浴をおすすめします。お湯の温度は38~41℃とぬるめで20~30分のんびりとつかるといいでしょう。入浴タイムで半身浴をして副交感神経を刺激し心身共にリラックスすれば、ぐっすりとリラックスして眠る事もできるでしょう。

    カルシウムやビタミンB群はストレス解消に良い

    ストレスが溜まったり疲れたりすると甘いものがほしくなったりすることは、よくあると思います。

    実はストレスが溜まるとビタミンやカルシウムを消費します。そしてビタミンやミネラル、カルシウムが不足するとイライラしたりと悪循環に陥ってしまいます。

    悪循環を断ち切るためにもカルシウムやビタミン等を積極的に取り入れるようにしましょう。手軽な食事では納豆やゴマ、卵などがビタミンB群とカルシウムを含んでいます。

    刺激の強い化粧品を避ける

    ストレスで肌が弱っているときに刺激の強い化粧品を使う事は肌トラブルを引き起こす原因になります。

    肌が弱ってるなと感じたり、トラブルが増えたなと思ったら、敏感肌用などの刺激の低い肌に優しい化粧品に変えてみるなど対策をとったほうがいいでしょう。

    思いきり泣いて笑って免疫力を上げる

    「笑う門には福きたる」ということわざがありますが、笑う事で免疫力がUPします。笑うだけではなく泣くことでも感情を吐き出すのでストレス解消には効果的です。

    お笑いの番組を見て思いきり笑ったり、映画を見て泣いたりすることで、感情を表に出し、ストレス解消をしましょう。

    • ストレスで肌あれトラブルが起こるのはどうして?気になる対処法
      ストレスで肌あれトラブルが起こるのはどうして?気になる対処法
      3065-1:思いきり泣いて笑って免疫力を上げる

      思いきり泣いて笑うことにも免疫力を上げる効果があるということにびっくりしました!思いきり泣くことってなかなかできることではないですが、涙活がオススメです。動画でも本でも、『涙活』と検索するとたくさん出てきますので、ぜひ見てみてください。笑うことに関しては、お笑いなどはもちろんのことですが、家族や友達とお話することでもたくさん効果が得られると思います!

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    ニキビや肌荒れに効く市販薬

    オロナイン オロナインH軟膏 (医薬品) 30g

    オロナインH軟膏は殺菌効果に優れたクロルヘキシジングルコン酸が配合された第2類医薬品です。

    殺菌効果に優れているのでニキビに効果があります。夜洗顔をしを清潔にした後、寝返り等で薬が落ちないように、絆創膏などに軟膏をつけ張って寝ることをおすすめします。

    オロナイン軟膏の上にメイクをするのはおすすめしません。
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    小林製薬 びふナイト 18g

    びふナイトは脂分を含まないニキビケア用クリームです。毛穴を広げニキビの原因菌アクネ菌を殺菌し、赤みやハレをしずめてくれます。

    びふ「ナイト」という名前の通り夜寝る時に使うのがいいようです。クリームの他にパッチタイプも出ているので、使いやすいタイプを選ぶことができます。
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    ペア ペアアクネクリームW 14g

    ペアアクネクリームはニキビ用の第2類医薬品のクリームです。炎症を沈めアクネ菌を殺菌してニキビを元から治療します。

    塗ると透明になり上からメイクをしても大丈夫なので、日中でも効果を発揮することができます。
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    ストレスをうまくコントロールして美肌を保つ

    美肌を保つためにはストレスをうまくコントロールすることが大切になってきます。ストレスをためすぎないように上手く発散する方法を見つけましょう。

    忙しくてもビタミン等の多い野菜を多くとるように心掛けたり、リラックスタイムを作るなどの工夫をすることをおすすめします。

    そして大事なのは無理なく続けられること。肌トラブルは一時的に治っても、ストレスをゼロにするのはむずかしいかもしれません。継続して続けないと一度は治った肌トラブルが復活してしまいます。

    無理なく継続して自分なりにストレスを発散していれば、自然と透明感のある美肌が取り戻せるでしょう。

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