目次
正しい洗顔に必要な物
髪の毛をまとめるヘアバンドやゴム
洗顔するとき、顔全体を洗う、髪の毛の生え際まできちんと洗うことが大切です。そのためには、髪の毛をまとめるゴム、生え際まで洗うのにヘアバンドはとても役立つアイテムです。
生え際、おでこは、汗をかいたり、特に思春期にきびは皮脂の分泌が多いのでにきびになりやすく、顔全体をきれいに洗えないとアクネ菌などの細菌が増え、にきびも増えてしまいます。
洗顔料を泡立てるネット
正しい洗顔方法とは、泡で洗っていきます。フワフワで濃密な泡が必要になってくるのですが、泡立ネットがあれば簡単にフワフワで濃密な泡が作ることができます。
洗顔料を直接、顔の上で泡立てたり、そのまま手のひらや指でゴシゴシと直接触れて洗うと、肌を傷つけたりと負担が大きくなってきますが、フワフワで濃密な泡は、皮脂や汚れを吸収してくれる、そしてクッションのような役割にもありるので、肌に負担をかけないで汚れだけ落としてくれるのです。
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洗顔ネットで作る濃密な泡。あなたの肌を美肌へと導くカギ
にきびを改善させるための洗顔方法
基本的に洗顔は朝晩の2回
にきびができると、脂性肌だから、清潔にしないと、ベタベタする感じがするなどと思い、何回も洗いたくなります。
ゴシゴシと洗顔する度に、にきびを傷つけて炎症させてしまったり、必要な皮脂を取ってしまったりと過剰な皮脂の分泌を招いたり、肌のコンディションを悪くしてしまうのです。
肌には、必要な皮脂と余分な皮脂があるので、洗顔は基本的に朝と晩の2回だけで十分に汚れも落ちているので過度な洗顔は控えましょう。
テカリやすくニキビも出来やすかったため自分は脂性肌だと思い込んでいたのですが、コスメカウンターで肌の測定をしたところなんと結果は乾燥肌。どちらの原因も実はインナードライでした。
ニキビが気になるとこまめに洗顔して油分を取り除きさっぱりさせたくなりがちですが、肌の内側が乾燥しているために余分な皮脂が分泌されてテカリやニキビが発生しやすくなっていた様で、洗顔料を使っての洗顔の回数を減らし乾燥対策(特に保湿補水)をしっかり意識し始めたところ、だいぶニキビが出来にくくなりました。 間違った洗顔方法はニキビの原因に?正しい洗い方で肌トラブル改善さんを0人が応援しています! SNSでシェアすることで、モデルの表示順位がアップします。
手を清潔にして素洗いする
手には目に見えない細菌がたくさんあります。細菌のついた手で顔を触れば、顔に細菌がついてしまいます。その細菌が、にきびを作る原因になるので、手についた汚れ、細菌は洗顔の前に石鹸などできれいに落としておきましょう。
洗顔する際は、ぬるま湯で顔を洗います。洗顔料を付ける前に素洗いをすることにより、毛穴を開くことができます。にきびは、毛穴につまった皮脂、汚れ、そこにアクネ菌も手伝ってできてしまうのです。まず毛穴を開き汚れを浮かせて汚れを落としやすい状況をつくりましょう。
さらに毛穴を効果的に開かせる方法は、お風呂に15分くらいつかる、もしくは蒸しタオルを顔に乗せて、肌を温めることです。この方法で毛穴をしっかり開き、にきびの原因となる汚れや細菌を追い出しましょう。
34度~35度のぬるま湯で
洗顔の際、少し熱めのお湯で洗いたくなりますが、肌にはあまり良くありません。なぜなら、肌に必要な皮脂まで落としてしまい、余計に皮脂の分泌を過剰にしたり、乾燥肌、肌のターンオーバーが乱れる原因になってしまうからです。
洗顔する際は、34度~35度のぬるま湯がベスト。かなりぬるいと感じる温度ですが、人の皮脂は、34度から溶けていくという特性があります。そのため、34度~35度のぬるま湯で余分な皮脂を落とせるのです。
洗顔料をしっかり泡立て洗顔する
洗顔料で泡を作るとき、弾力があり、きめ細かい濃密な泡がいいです。泡は、肌の皮脂や汚れを吸収するだけでなく、手のひらと顔の肌との間で、負担を与えないようクッションとしての働きもあるのです。
肌に負担を与えないように、濃密な泡を顔に乗せて、直接は肌に触れないように優しく軽く円を描くように洗っていきます。
皮脂分泌の多い額や鼻のTゾーンから洗う
洗う順番は、皮脂の分泌が多いTゾーンや額、鼻から。小鼻のような泡で軽く円を描くように洗えない場所は、指先で軽くこするように洗ってください。最後に頬や残りの場所を洗っていきます。肌に負担をかけないために、洗顔にかける時間を短くするとなお良いです。
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洗顔料「泡立て方」のコツ。正しい方法でキメの細かい綺麗肌を目指す
毛穴に洗顔料が残らないようにすすぐ
せっかくきれいに皮脂や汚れを落としても、洗顔料がきちんと落ちていないと肌あれ、毛穴に汚れが詰まりにきびの原因になります。きちんと洗顔料を落とすには、なんと30回くらいが望ましいと言われています。それくらい「すすぎ」は大切です。
肌の刺激にならないようタオルで水気をふき取る
泡で汚れを落とし、十分なすすぎをしたあとに、タオルで適当にゴシゴシと水分を拭くのは避けてください。にきびを傷つけて、悪化させてしまうことになります。洗いたての清潔なタオルで、ポンポンと軽く押さえるだけで十分です。
また、いちど顔を拭いたタオルには、細菌が付着して、その細菌がタオルに繁殖しています。せっかくきれいに洗顔しても、タオルから細菌をもらうことになるので、洗いたてのタオルを使いましょう。
洗顔で特に気をつけるポイント
お風呂に入るとき最後に洗顔を行う
お風呂に入るとき、顔はいつ洗いますか?最初にクレンジングし、そのままの流れで顔を洗う方が多いと思いますが、それは正しい洗顔方法とは言えません。
髪の毛をシャンプーで洗ってから流しますが、そのシャンプーが顔に残ってしまうことがあります。入浴中は、毛穴も開いている状態なので、毛穴の中にシャンプーが入り込んでしまうのです。髪の毛、身体と洗終わってから、最後に顔についてしまったシャンプーも含めて、汚れを落としてあげれば、肌に何もついていない清潔な状態になります。
お風呂で顔を洗うとき、気をつけたいのが、すすぎです。お風呂なので、シャワーですすぎがしたくなりますが、面倒でも手のひらですすいでください。シャワーは、水圧、温度と高いのでにきびに刺激、負担を与えてしまうからです。
小見出し;2分以上かけて洗顔しない
洗顔のために、弾力のあるふわふわの泡を作って、にきびに負担がないように軽く、優しく洗いますが、時間をかけて洗えばよいということではありません。
肌に泡を乗せたままにすると、必要な皮脂まで吸収してしまうのです。そうなると皮膚が乾燥してしまい、皮膚は頑張って皮脂をどんどん分泌してしまうので、またにきびの原因を作ってしまうことになります。
洗顔は2分以内を目安に、肌に負担をかけないように優しく洗うことが大切なのです。
にきびの種類で洗顔料を選ぶ
大人にきびには毛穴の奥まで洗い流せる洗浄力が強いものを
大人にきびにはメイクの汚れが毛穴に詰まったり、不規則な生活、ストレスなどにより肌のターンオーバーが乱れてしまいます。そうなると、毛穴に角質が溜まった状態で、やがて角栓となって毛穴にふたをしてしまうのです。
肌のターンオーバーを正常化をするためにも、毛穴の奥まで洗い流せるタイプの洗浄力が強いもので、しっかり毛穴のいらないものを取り除いていきましょう。
思春期にきびは皮脂の分泌を抑えてくれるもの
思春期の場合、成長過程において、ホルモンのバランスが変化していきます。そうすると皮脂の分泌が増えていきます。思春期の場合、T-ゾーンはもちろんですが、おでこ、髪の毛の生え際も皮脂の分泌が多く、にきびがでいやすい場所です。
ホルモンが原因での皮脂の分泌なので、洗顔料は、皮脂の分泌を抑えてくれるものがよいでしょう。皮脂の分泌を抑えてあげれば、にきびを作るアクネ菌の繁殖も抑えられます。
大人にきびにおすすめの洗顔料
オルビス 薬用クリアウォッシュ 120g
にきび・肌荒れ防止薬用成分、肌コンディションを整える整肌成分、肌にうるおいを与えふっくら整える保湿成分、植物性保湿成分など配合されていて、バウンドリッチ処方で作る弾力のある泡で、にきびの根本原因に優しく肌にアプローチをしてくれる低刺激のアミノ系洗浄成分の洗顔料です。
ロゼット ロゼット洗顔パスタアクネクリア 120g
海泥&ガスール(清浄成分)のWクレイと消炎作用のあるグリチルレチン酸ステアリル、3種の和漢植物のうるおい成分で、にきびを改善していきます。
きめ細かいクレイパウダーを含んだ泡が、毛穴の皮脂、汚れ、古い余分な角質を清々しいグリーンハーブの香りと共に取り除いてくれる洗顔料です。
肌質に合わせて洗顔料を選ぶ
脂性肌はしっかりと洗い流せる洗浄力の強いもの
脂性肌は、過剰に分泌してしまった皮脂を取ることが優先的になってきます。洗浄力を求めてしまいますが、強いもの、肌に刺激が強いものは、
肌に負担を与えてしまいます。
必要以上に皮脂を洗い流さないこと、肌に負担をかけない、だけど毛穴の汚れを取るなら、クレイ(泥)を配合した洗顔料がいいです。クレイは粒子がとても細かいので、毛穴の奥まできれいに洗い流してくれます。
乾燥肌は潤いのあるしっとりタイプ
乾燥肌は、日常生活や洗顔、スキンケアの方法で乾燥肌になってしまっていることがあります。乾燥肌は肌のバリア機能が低いので、刺激や負担にとても敏感になっています。
肌に負担をかけずに、余分な皮脂と汚れを落とすには、低刺激のアミノ酸系の洗顔料がいいです。乾燥肌の場合は、ぬるま湯の温度を34度以下にさげてあげると、肌に必要な皮脂を残してあげられます。
敏感肌は無添加のもの
敏感肌には、肌に負担、刺激を与えないように洗わなければいけないので、無添加、自然成分由来、石油系合成界面活性剤といった余計なものが入っていないシンプルな石鹸がいいいいです。
赤ちゃんでも使える石鹸から敏感肌用と様々な石鹸がありますが、敏感肌の場合は、肌にあった石鹸で洗うようにしてください。
にきびに有効な成分が配合された洗顔料を使う
にきびを改善するために、洗顔がとても大事なポイントになってきますが、その洗顔料、やはりにきびに有効な成分が配合されているものがいいのです。
アクネ菌を抑える、皮脂の分泌を抑える働きがあるもので、にきび改善を助けてくれます。にきびに有効な成分て何があるのでしょか。有効成分3つを紹介します。
にきびの悪化を抑える抗炎症効果があるグリチルリチン酸
グリチルリチン酸って何?って思いますよね。これは漢方にも使われている甘草の根に含まれている成分なんです。
抗炎症作用があるので、にきびだけでははなく、口内炎、喉の炎症などの炎症も抑ええてくれるのです。炎症で赤くなってしまったにきびには、グリチルリチン酸の抗炎症作用が効果的に働いてくれます。
殺菌消毒効果にすぐれているティーツリー油
ティーツリー油は、アロマで使われてりるオイルという印象があると思いますが、ティーツリー油は、殺菌作用、抗菌作用があるので肌にとって要らない雑菌を殺菌してくれるのです。
ティーツリー油の特性として、皮膚常在菌は殺菌しないので、皮脂バランスをうまくとって皮膚を清潔な状態にしてくれるのです。
乾燥などでざらついた肌をなめらかに整えるフルーツ酸
フルーツ酸は、アルファヒドロキシ酸(AHA)の総称で、フルーツに多く含まれているからフルーツ酸と呼ばれているそうです。
肌のピーリング作用があるので、余分な角質を取りのぞいてくれます。毛穴に詰まった角質、角栓を取り除かないと、肌のターンオーバーがうまくいかなかったり、毛穴に角栓が詰まったままだと、アクネ菌が繁殖してにきびが作られてしまうのです。
肌が乾燥してザラザラしている状態は、角質が硬くなって、厚くなっているのです。それを取りのぞして、にきびができにくいフルーツ酸の力で肌環境を作っていきます。
正しい洗顔でにきびのできにくい肌を手にいれましょう
良い肌のコンディションとは、ターンオーバーが正常化して肌のバリア機能がちゃんと働いていること、皮脂の過剰分泌がないことです。良い肌のコンディションなら、毛穴の皮脂や汚れが詰まるとことがなくなり、にきびができるという根本的な原因を作らないのです。正しい洗顔で、肌が持つ本来の力を引き出して、良いコンディションの肌を作ってあげれば、にきびができにくい肌になってくれるのです。
ただ、思春期のにきびの場合は、成長期におけるホルモンバランスにより、過剰な皮脂の分泌は仕方ないと思うので、にきび用の洗顔料で正しい洗顔をすればにきびのできにくい肌になってくれます。