目次
まつげの基本情報
日本人のまつげの平均
日本人女性のまつげの長さは平均的に6.8mm程度、量は約100本程度です。欧米女性のまつげの平均は約8mmなので、日本人女性との差は約1mmもあります。そして、密度も濃く、伸びるスピードも日本人の2倍なのだとか。このように生え方が違うのでこのような差がでてきてしまうのですね。
たった1mmの差ですが、欧米女性と日本人女性では、目の印象が全く違う事がわかりますよね。まつげは1mm長いだけで、こんなにも印象が大きく変わってきます。
まつげの生え変わり周期
人の毛には毛周期というものがあります。髪の毛はもちろんですが、まつげや眉毛も同じように毛周期があります。毛周期は人それぞれ違いますが、短い人で大体1ヶ月、長い人で3ヶ月で一周するようになっています。
毛周期によって、生えたまつげがまた抜け落ちてしまうので、フサフサな時期と、歯抜けのようにスカスカな時期があります。髪の毛のように3年~6年とどんどん伸び続ける事がなく、まつげはすぐに抜けてしまいます。
短いまつげに悩む人の特徴
短いまつげに悩む人の特徴として、奥二重や一重の人が最も多いようです。二重まぶたの人とは違い、上にかぶさったまぶたでまつげが隠れて根元から見えなくなってしまいますまつげが長かったとしても、被さった部分は見えませんから、短く感じてしまうのも仕方ないでしょう。
短いまつげの悩み
マスカラのノリが悪い
マスカラのノリが悪いと感じている人も多いでしょう。短いまつげは長いまつげと違って、マスカラを塗る事ができるまつげの部分が少ないので、ノリが悪くなります。塗りすぎてもだまになり、ひじきのようなまつげになってしまいますよね。
ノリが悪いというよりも、マスカラを塗る部分が少ないので、マスカラ本来の機能を発揮しにくいということになります。
カールが持続しない
カールが維持しないのも一つの悩み。メイクをする際、パッチリきれいな目元にするためにビューラーを使う女性も少なくないでしょう。しかし、まつげが短い女性はカールを維持させる事が難しいのです。
それは、まつげが短いので根元からまつげをしっかりとカールさせる事ができないからです。短いまつげだと、根元からまつげを持ち上げる事が難しくなります。というわけでカールが維持できなくなってしまうのですね。
まつげが短くなる原因
まつげの傷み
まつげが短くなる原因として、まつげの痛みがあげられます。痛む理由は人それぞれですが、間違ったアイメイクをしていたりすると、まつげを痛める原因になります。例えばビューラーでまつげを強く引っ張りすぎてしまったりするとまつげ自体に負担がかかるので、まつげは確実に傷んでしまいます。
つけまつげも使い方によってはまつげを痛める原因になります。つけまつげは強力なのりを使ってつけるので、アイメイクを落とす際に無理やり引っ張ったりすればまつげは痛んでしまいます。
他にも、アイメイクを落とすときに目をこすりすぎたりするのもよくありません。クレンジングだけではなく、普段からこすり癖がある人は、摩擦によってまつげにダメージを与えるので、まつげは痛んでしまいます。
疲れやストレス
まつげを痛める原因として疲れやストレスもよくありません。生活習慣が悪く、寝不足や栄養不足になると、成長ホルモンが分泌されなくなり、健康なまつげがはえてこなくなります。ストレスが続く事で毛周期によって抜けた部分も生えてこなかったり、まばらになってしまうのです。
毛周期に関わらず、睡眠不足や、栄養不足などの生活習慣がよくないと、抜け毛の原因にもなります。髪の毛だけではなく、まつげもバランスの良い食事や、規則正しい生活を心がける事がとても大切なのです。
歳をとる
まつげが短い原因の一つには加齢によるものもあります。今までのメイクの積み重ねが原因で、アイメイクを落としたり、塗ったりを繰り返すため、摩擦により皮膚やまつげが傷みます。これはダメージの蓄積によるもの。
また、加齢とともにまつげの生え変わりの周期が遅くなります。加齢によってまつげ早々に抜けてしまうと、次生えてくるまでに時間がかかります。生えそろうまでの間は、歯抜けのような状態になってしまうのです。
健康なまつげが生えてくるようにするためには、皮膚の血行が良くないといけません。頭皮と同様に、加齢に伴って血行不良が起これば、健康なまつげは生えてこなくなります。
遺伝
そして可能性としてあげられるのが両親からの遺伝。例えば、母親がまつげが短くて父親がまつげが長いとします。遺伝としては長くも短くもなる可能性はあります。どちらかの親がまつげが短い場合はその遺伝のために、短いまつげになる事があるでしょう。
短いほうが遺伝性が強いというわけではなく、どちらかが短かったり、両親とものまつげが短かったりする場合は、遺伝でまつげが短くなってしまうという事が考えられます。もちろん、まつげが長い遺伝を受け継いでいれば、まつげが長い子供が生まれる可能性も多くなります。
まつげを長くする方法
まつげケアして伸ばそう
まつげを長くする方法として、まつげ専用の美容液を使ってケアしていく方法があります。美容液といってもいろんなメーカーのいろんな物がありますが、全ての美容液が全ての人に合うとは限りません。
まつげ美容液には、保湿成分や、まつげにハリやコシを与える成分が入っています。まつげの根元に直接塗るものから、まぶたに塗るものなど、使用方法もさまざまです。いろんな物を試してみると、自分に合った美容液を見つける事ができるのではないでしょうか。
▼さらに詳しい解説はこちら
自まつげ美人を目指そう。気になる「まつげ美容液」の効果は?
メイクで長く見せる
短いまつげを長く見せる方法として、メイクがあります。アイメイクはやり方一つでまつげを長く見せる事ができます。逆に短く見せてしまっている事もあるので、コツを掴んで、まつげが長く見せるようにするといいでしょう。
アイシャドウは濃いものは控え、アイラインはまつげの際に塗るように、まつげの間を埋める程度にできるだけ細く引くといいでしょう。ポイントはビューラーです。ビューラーを使っても根元からあがっていないと意味がありません。むしろ返って短く見えてしまうので、正しく使いましょう。
コツとして上まぶたを持ち上げ、まつげの根元にビューラーを当てます。そうする事で、まぶたをはさまず根元からまつげをはさむ事ができるので、まつげを長く見せる事ができます。
まつげエクステで伸ばす
まつげエクステで伸ばすという方法もあります。まつげによってつけられる本数や太さも変わってきますが、まつげエクステなら美容液で伸ばしたり、ビューラーを使用しなくても、簡単にまつげを伸ばす事ができます。
ポイントとしては、まつげエクステをしていても、つけまつげのようにバサバサになってしまうと不自然です。自分のまつげや、顔に合わせてナチュラルな仕上がりになるようにするといいでしょう。初めての人でもお店の人に聞けば親切に教えてくれるので、勇気を出して聞いて見るといいですね。
まつげ美容液の使い方とポイント
使用時の注意点
まつげ美容液にはさまざまなメーカーのいろんな種類の美容液があります。全ての人に合うとは限りません。そして塗ればいいというわけではなく、使い方もさまざまです。いくら美容液を使っていても正しい使い方をしないと、効果はでません。
まつげに沿って塗るタイプの物は細い筆が付いています。目の際に沿ってアイラインを引くような感覚で塗っていきましょう。この時注意するのは、美容液が目の中や目の粘膜に入らないように注意すること。目の中に入ってしまうと、充血してり、かゆくなったりと、トラブルのもとです。使う際は説明書をしっかり読んで、正しい使い方をしましょうね。
始める前のポイント
美容液を付ける前に気をつけておく事があります。美容液をただ塗るだけではいけません。塗る際は、まず目元を清潔にしておきましょう。アイメイクが落としきれていなかったり、まつげが濡れていたりするのもよくありません。
メイクが落ちきっていないのに、その上に美容液を塗ってしまうと、美容液の成分が浸透しにくくなり効果が出にくくなります。そして、色素沈着の原因にもなるので注意しましょう。美容液を塗る際は、洗顔などで顔を清潔にしてから塗るようにしましょうね。
使用時のポイント
使用時のポイントとしては、まつげの際につける事。アイラインを引くような感覚と同じで、まつげと1本1本の間を埋めていくようにつけていきましょう。もちろん目の中や粘膜に入らないように注意しましょう。一番大切なポイントは、まつげの根元からしっかりとつけていく事です。
まつげ美容液をつける際は化粧水などをつける前の、一番最初に美容液をつけるとより効果が期待できます。余計な成分を吸い込んだ後では、美容液の成分が浸透しにくいので、こちらも意識してみるといいでしょう。
チップの付け方
チップタイプの美容液の場合は、まつげの根元にチップを当て、目頭から目じりの方向に向かってまつげ1本1本の間を埋めていくようにつけていきましょう。続いて、まつげの根元からマスカラを塗るようにまつげ全体にのばしていきます。これで完了です。細い筆タイプと違ってチップで塗る時は、まつげの間を埋めるように意識して塗っていくと良いでしょう。
マスカラタイプの付け方
マスカラタイプの美容液の場合は、マスカラを塗るように、まつげ全体に根元からつけていきましょう。コツとしては、ただ全体にのばすだけではなく、根元からブラシを左右にゴシゴシこするような感じで伸ばしていくといいでしょう。
目頭や目じりのような細かい部分はブラシを縦に使って塗っていくようにしましょう。1本1本にしっかりとつけていくような感覚で塗るようにするのがポイントです。
おすすめのまつげ美容液
ビューティーラッシュセンシティブ
URL:http://www.cosme.net/product/product_id/10087281/top
こちらは低刺激処方になっているため、まつげが劇的に伸びたりするというよりも、配合されている美容成分によって、まつげにハリやコシを与え、本来のまつげを生き生きとさせる修復効果が期待できます。まつげを健康に保つ事ができそうですね。
リバイブラッシュ
URL:http://www.cosme.net/product/product_id/10088340/top
こちらは、低刺激ケア成分配合のまつげ美容液です。なので敏感な目元でも、ヒリヒリしたり、目にしみにくい美容液です。アレルギー肌の人や、敏感肌の人にもおすすめです。まつげにハリやコシを与え、しなやかで健康なまつげを作り上げます。
スカルプDのまつげ美容液がおすすめです。毎日ビューラーをするため目頭のまつげが抜けてスカスカになっていたのですが、スカルプDのまつげ美容液を毎日寝る前に使用したところ、およそ二週間程で生えてきました。また、細い毛質のまつげも太くてコシのある毛質に変わりました。使用を続ければ長くてコシのあるまつげになることが期待出来ます。
おすすめのビューラー
SUQQU アイラッシュ カーラー
こちらは業務用でまぶたの厚さは関係なく使える優れものです。一重や奥二重の人はまつげの根元にピッタリフィットさせるのが難しいですよね。ことらは、どんなまぶたにもフィットするように作られているので、根元からしっかりとまつげをアップさせる事ができます。
Panasonic まつげくるん ナチュラルカール EH-SE10P
こちらはホットビューラーですが、ダブルヒーター搭載なので、まつげをしっかりとカールし、持続力の高いビューラーです。長時間カールをキープしてくれます。ビューラーはカールの持続力がとても大切ですね。
Panasonic まつげくるん ナチュラルカール EH-SE10P
まつけのパーマとエクステ
まつげパーマのメリット
まつげパーマのメリットはメイクの際にビューラーを使う必要がないので、負担軽減ができる事です。ビューラーを毎日使えば、まつげは痛みます。パーマをすることで常にカール状態が維持できているので負担軽減できます。
そして、もう一つは自然なカールを維持できるという事。ビューラーでまつげをあげる場合は、カールを一日中維持する事はできませんよね。まつげパーマではまつげが下がってくる心配がないので、自然なカールを維持できるところもメリットといえるでしょう。
まつげパーマのデメリット
デメリットとしては、薬剤使用による目のトラブルです。肌が弱い人や、敏感な人は目元にトラブルが起きる可能性があります。目元はとてもデリケートな部分なので、十分に注意して施術を受ける必要があるでしょう。
まつげエクステのメリット
まつげエクステのメリットは、自由な長さが選べるので、自分の好みの目元を作る事ができることです。まつエクをつけることによって目力もアップし、マスカラ要らずなので、メイク時間もかなり短縮する事ができます。ノーメイクでも、メイクをしているような目元になるので、すっぴんでも綺麗に見せる事ができます。
まつげエクステのデメリット
まつげエクステのメリットとしては、まつげに対しての負担が大きいことです。まつげに対してグルーでエクステをつけていくので、まつげに負担がかかり、痛みやすくなるので、ケアが大変です。エクステずっと付いている状態なので、アイメイクがやりにくいのもデメリットです。
パーマとエクステを比べてみよう
まつげパーマにもまつげエクステにもメリット、デメリットはあります。メリット、デメリットを比較したうえで、まつげパーマは逆まつげや、ナチュラルに見せたい人におすめです。長さや量は変わらないので、ナチュラルな仕上がりになり、メイク時間も短縮できます。
まつげエクステは、目元にボリュームを出したい人におすすめです。好きな長さ、太さが選べるので、理想の目元に近づく事ができます。ですが、まつげパーマよりもメンテナンスやケアが大変です。
短いまつげはケアして基本を作ろう
短いまつげの理由はさまざまですが、まつげは手入れ次第で、綺麗で健康に保つ事ができます。美容液もいろんな種類があるので、自分に合ったものを探しましょう。
お手入れだけではなく、普段の食生活や、睡眠不足などの生活習慣にも気を遣う様にするとより健康なまつげを作る事ができます。毎日のケアを大切に、生き生きとした「まつげ」を手に入れましょう。