思春期ニキビを化粧水で予防。悩みのないキレイなお肌を目指すコツ

思春期ニキビとは？

成長期はホルモンの関係により皮膚に脂分が過剰に分泌され、毛穴に古い角質や毎日の汚れがたまってしまいます。角質の溜まった汚れにアクネ菌が増殖し活発化するためニキビができてしまいます。

発生しやすい場所は、額から鼻にかけてのTゾーンやこめかみ、頬骨の皮脂腺の多い部分です。

原因は皮脂分泌の活発化

13歳から18歳の第二次成長期には男性ホルモンの分泌量が増えるとされています。この男性ホルモンが皮脂腺を刺激することにより皮脂の分泌が活性化することになります。

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思春期ニキビの原因とは？皮脂と生活習慣を整えて、美肌作りを

乾燥を防ぐために化粧水でケアを

洗顔後の保湿はどの肌質の人にも必要です。乾燥によって肌のターンオーバーが遅れ、肌のバリア機能が低下します。それによって角質や毛穴が詰まりやすくなりニキビの悪化につながります。

ドラッグストアで買える化粧水TOP5

1.クレアラシル 薬用モイスチャーローション

クレアラシル 薬用モイスチャーローション
肌荒れ、荒れ性などお肌を整え、お肌を健やかに保ちうるおいのある肌へと導きます。毛穴の奥のアクネ菌をしっかりと殺菌するサリチル酸配合。ニキビの赤み・炎症を抑えるグリチル酸ジカリウムがニキビを防ぐ効果があります。

またうるおいを与えるヒアルロン酸配合で、保湿成分にはアロエエキス・ハマメリスエキス・ローズマリーエキスなど植物エキスが配合されています。お肌への負担が少ない、無香料・無着色、オイルフリー、パラベンフリー処方です。

2.クレアラシル 薬用パウダーローション10x

クレアラシル 薬用パウダーローション10x
油性肌、肌トラブルなどからお肌を整えることができ、皮脂を吸着するミネラルパウダー入り化粧水です。毛穴の奥のアクネ菌をしっかりと殺菌するサリチル酸を10倍配合（クレアラシル薬用洗顔フォームマイルドとの比較）し、お肌をサラサラにする皮脂吸収・ミネラルパウダー入りです。

保湿成分として植物エキス配合（アロエエキス・ハマメリスエキス・ローズマリーエキス）。お肌への負担が少ない、無香料・無着色、オイルフリー、パラベンフリー処方です。

3.DHC 薬用アクネコントロール ローション

DHC 薬用アクネコントロール ローション
ニキビを予防しながらすこやかな肌へと整えていってくれるふきとり式化粧水です。
メントール誘導体によるさっぱりとした使用感。毛穴の奥のアクネ菌をしっかりと殺菌するサリチル酸配合でニキビのできにくいお肌へと導きます。

天然成分配合で肌に必要なうるおい成分をプラス、さらにフレッシュな使い心地です。お肌への負担がない、無香料・無着色、オイルフリー、パラベンフリー・アルコールフリー。ドクダミエキス・オウゴンエキス・シソエキス・ローヤルゼリーエキス・アロエエキス・チャエキスなどの天然成分配合です。

4.メンソレータムアクネス 薬用モイスチャー化粧水

メンソレータムアクネス 薬用モイスチャー化粧水

しっとりタイプの化粧水で、乾燥を防ぎながらニキビケアをしてくれます。ニキビのもとになるアクネ菌を毛穴の奥まで殺菌し炎症を抑えてニキビを防いでいく化粧水です。

イソプロピルメチルフェノール配合でアクネ菌を毛穴の奥まで殺菌してくれます。イプシロン-アミノカプロン酸配合でニキビの炎症を防ぎ、健やかな肌へと導きます。

5.メンソレータム アクネス 薬用パウダー化粧水

余分な皮脂を吸収してサラサラ素肌が持続するパウダーインタイプの化粧水です。
イソプロピルメチルフェノール配合でアクネ菌を毛穴の奥まで殺菌してくれます。イプシロン-アミノカプロン酸配合でニキビの炎症を防ぎ、お肌を健やかに保ちます。

正しい化粧水のつけ方

化粧水は洗顔後、すぐ付けるのが良い。

洗顔直後は皮脂が洗い流されているためすぐに乾燥してしまいます。化粧水を付けずに放置すると肌の乾燥が進み化粧水の浸透が悪くなる原因になります。そのため洗顔後なるべくすぐに化粧水をつけましょう。

化粧水を付ける注意点として、顔をしっかり拭いて化粧水をつけること。顔に水分が残ったままだと、せっかくの成分が薄められる可能性があります。洗顔後はやわらかいタオルなどで優しくふきとり、化粧水を付けましょう。

化粧水の量は、きちんと表記された量を守る。

化粧水の使用量はパッケージに記載されている通りに使用するのが良いようですが、肌質や季節によって使用量は変わります。1度にたくさんつけるよりも、何回かに分けて使用する方が効果的のようです。

また乾燥がひどい肌は、水分を吸収する力が弱っています。乾燥しているからと大量に使うと肌への負担になってしまいますので注意が必要です。手のひらに肌がもっちり吸い付いてくるような感じが出てきたと感じたら、肌への水分補給完了のサインです。

日頃から注意すべきポイント

睡眠はしっかりとろう

睡眠不足は「自律神経の乱れ」「肌の修復機能の低下」を招いてしまいます。自律神経が乱れてしまうと男性ホルモンが活性化してしまい、皮脂分泌の増加してしまいます。皮脂の過剰分泌によりニキビができやすい状態に。

肌の再生は睡眠している間に活性化されます。ただ睡眠をとるのではなく、意識して夜10時から2時までのお肌のゴールデンタイムと呼ばれる時間に睡眠をとるように心がけるようにしましょう。このゴールデンタイムに睡眠をとることで、傷んでしまったお肌の修復が進みやすくなります。

食事に気をつけよう

ニキビ予防には食事は欠かせません。野菜多めで和食中心の食事をおすすめします。ただしストレスもよくないので、甘い物や油分多めのものなどは、控えながらほどほどにしてください。

必要な栄養素

▪ビタミンA
皮膚や鼻など粘膜を強くし、免疫力を高める効果があります。肌の生まれ変わり周期を正常に戻す効果もあります。免疫力を高める事によりアクネ菌の増殖を防いでくれます。（緑黄色野菜・レバー）
▪ビタミンB群
皮脂の発育を促し、皮脂分泌を抑える。肌の生まれ変わりを助ける作用があるので、古い角質をためず毛穴を詰まらせるのを防ぎます。（豆製品・卵・魚・乳製品）
▪ビタミンC
人間の体内でコラーゲン合成するのに必要です。肌の生まれ変わりを円滑にして、毛穴の詰まりやニキビの軽い炎症を抑えます。コラーゲンが増える事により、肌再生を促しニキビ跡による肌の毛穴のデコボコを目立たなくする効果も期待できます。（果物・野菜）
▪ビタミンE
体内の脂質が酸化するのを防ぐ抗酸化作用があります。毛穴の黒ずみや、黒ニキビの原因になる活性酸素を防ぐ効果があります。（ゴマ・アボカド）
▪亜鉛
新陳代謝の活性化。新陳代謝を活発にする事で、古い角質が溜まりやすくなり、お肌の乾燥や、ニキビ肌荒れを防ぐ効果があります。（牡蠣・うなぎ・レバー）
▪食物繊維…腸内環境を整えることにより、血行を良くし、自律神経を整えることができます。健康な肌を保つためには腸内環境を整えることが必要です。（ゴボウ・納豆）

控えたい食品

▪糖質
糖質を摂りすぎることにより皮脂の主成分トリグリセリドが増加します。そのことにより皮脂が増加する恐れがあります。

糖質を摂ることにより、エネルギーに変換するため、皮脂の抑制に必要なビタミンが消費されます。そのため皮脂分泌量が増える原因になります。
▪刺激物
発汗するほどの刺激の強い香辛料は、汗腺と皮脂腺を刺激し活発化させます。そのことにより皮脂分泌が増えます。

また辛みは痛みとして脳が認識し、消化を早めようと胃腸の活動を活発化させます。そのため胃液が大量に分泌され胃よりも腸に大量に流れるため小腸があれ、胃腸への負担になり消化不良をおこし肌荒れの原因になります。
▪カフェイン
利尿作用があるため、必要なビタミンミネラルが排出されてしまいます。過剰に摂取することで胃酸の分泌が多くなり、胃や消化器官の調子を崩す原因になります。

泡洗顔をしよう

洗顔料の泡立ちが悪いまま洗顔してしまうと、手のひらや指で知らず知らずのうちに摩擦してしまい刺激を与えてしまい、ニキビを傷つけ悪化の原因にもなりかねません。

泡洗顔することで弾力のある泡が肌と手のクッションになってくれ、優しく洗い上げることができます。

▼さらに詳しい解説はこちら
洗顔料「泡立て方」のコツ。正しい方法でキメの細かい綺麗肌を目指す

朝・晩忘れず洗顔しよう

1日2回、朝・晩の洗顔は必ずしましょう。過剰に何回も洗顔をしすぎるとニキビの悪化につながるので注意が必要です。

朝は寝ている間の汗や皮脂を洗い流すように洗顔します。夜は日中のほこりなどさまざまな汚れが付着しているので洗顔が必要です。清潔な状態でケアしていくことがニキビ予防につながります。

最適な化粧水を見つけ、きれいな素肌を手に入れよう

思春期のころは特にニキビが気になる頃。早く治したいと思う気持ちはあると思いますが、なるべく焦らず自分に合う化粧水を見つけ、正しいスキンケアを行うことが重要です。

その他にも規則正しい生活、バランスのとれた食事を毎日続けることで、きれいな素肌を手に入れることができます。素肌美人を手に入れて素敵な毎日を送りましょう。