目次
こめかみにニキビができる理由
洗いすぎて肌が乾燥し皮脂が異常に分泌している
ニキビの原因に、肌の乾燥による皮脂の過剰分泌があげられますが、こめかみにできてしまうニキビも、乾燥によるものがあげられます。洗顔後に化粧水をつける際に、頬やおでこは十分に保湿ができています。しかし、こめかみ部分は化粧水が行き届いていないことがあるので、乾燥しがちになります。
また皮脂とのバランスが崩れてしまうと、ニキビができやすくなってしまいます。皮質のオイリーバランスが重要となってきますね。
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石鹸カスの落とし忘れ
顔を洗う際に、洗顔フォームをしっかり落としきれていない場合もニキビができてしまう原因となります。石鹸カスが残ってしまったままの状態にしておくと、皮膚に炎症ができて赤ニキビになることがあります。
髪の毛による刺激で肌がストレスを感じている
こめかみは、髪の毛が触れていることもあり、髪の毛の汚れや皮脂が皮膚につくことで、毛穴が詰まりやすくなります。汗をかくことでそのままにしておくと、ニキビができやすい環境になってしまうので、髪の毛は耳にかけたりピンで止めて、清潔にしておくと良いでしょう。
リンスのすすぎ残しで肌がダメージを受けている
シャンプーやリンスをしてあと、きれいにすすいだつもりでも、泡が残っていることがあります。シャンプーやリンスの成分がそのまま皮膚についたままになってしまうと、刺激となり炎症したニキビの原因になってしまいます。つい流し忘れてしまいがちなこめかみ部分ですが、意識してすすぐことでニキビを防ぐことができます。
こめかみにニキビができた場合は、リンスやトリートメントは、こめかみ部分に使うことを控えるほうが良いでしょう。
ストレスが溜まり体の免疫機能が落ちている
ニキビの原因の一つにストレスがありますが、こめかみのニキビにも同じことがいえます。こめかみや頭部、髪の毛の生え際は皮膚が薄い分、他の部分にくらべてストレスの影響を受けやすいとされています。
ストレスで自律神経が乱れると、新陳代謝にも影響をうけます。そうなると、免疫力も低下しますので、こめかみや髪のデリケートな部分が一番影響を受けやすくなります。
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いつの間にか、出来ているこめかみのニキビ!!奥にあって大きさもあるため、いつの間にか増えていることも、、、。私は、家でヘアーバンドなどで顔に髪が触れないようにすることと、枕にタオルを敷いて毎日、交換しています。記事でも書いてあった通り、ストレスや夜更かしも影響します。どうしても夜、起きていたり、疲れている時には漢方で補います。洗顔も丁寧にすすぎ残しがないよう撫でるようにしたら、出来にくくなりました
こめかみのニキビを治す方法
皮脂分泌を抑制するビタミンCを摂る
こめかみにできたニキビをケアするのには、まず乾燥しないように十分保湿し、美容液やクリームをつけておくことが大切です。そして、過剰な皮脂の分泌が原因のニキビには、皮脂を抑制する成分があるビタミンCを摂ることもおすすめです。ビタミンCは、食事やサプリメントから摂ることもできますが、皮膚に直接浸透する、化粧水などで補うことも良いでしょう。その場合、ビタミンC誘導体配合の化粧品を選ぶと、過剰な皮脂分泌を抑制をしたり、ニキビ跡にも有効な成分なのでおすすめです。
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糖質や脂質を摂りすぎない
こめかみのニキビは成長期の若い人や女性に多いといわれています。これは、デザートやお菓子などの糖質や、揚げ物や肉類などの脂質を多く含んた食事をとることが多い年齢だということもあげられます。ニキビができているときは、できるだけ糖質や脂質は控えるということも重要です。糖質や脂質のとりすぎで皮脂が過剰になると、肌の再生(ターンオーバー)にもうまくいかなくなります。また、ニキビが長引いたり、跡になって残るということもありえるからです。
睡眠をよくとって免疫力を高める
睡眠不足になると、体内のホルモンバランスが崩れやすくなります。特に思春期では、成長期でホルモンバランスも乱れやすくなりますが、睡眠不足のために自律神経の働きまで乱れてしまい、ニキビができやすい体質になってしまいます。良い睡眠時間は22時から夜中の2時の4時間の間とされていて、この時間にしっかり体を休めることで成長ホルモンが分泌されます。免疫力も高められ、皮膚もきれいになります。
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洗顔は朝と夜の2回のみで保湿を忘れない
ニキビができたときの洗顔は、しっかりと皮脂を落とすことが大切です。洗いすぎによって余分な皮脂を落としてしまうことで、乾燥した状態になり、ニキビができてしまう原因になります。適度な洗顔として、1日2回、朝と夜が理想的です。皮脂汚れを落とすだけではなく、洗うと同時に、炎症を沈めたり、古い角質を除去してくれるといった、ニキビ肌におすすめの成分が配合された、洗顔フォームを使うこともおすすめです。
こめかみにニキビを作らないための予防法
前髪がかからないように工夫する
前髪や横髪が顔やおでこにかかってしまうために、ニキビができてしまったり、なかなか治らなかったりする場合、やはり汗や皮脂、洗髪時のシャンプーやリンス、整髪料が原因であることが多いといわれます。できるだけ肌を清潔に保つためにも、いつも前髪を上げておいたり、横髪を耳にかけるなどの工夫をすると良いでしょう。ニキビを隠したいという気持ちはわかりますが、早く治すためには、髪型もケアもスキンケアの一つとして見直してみてください。
整髪料を使いすぎない
こめかみは髪の毛がふれていることが多いと思いますが、髪の毛につける整髪料。直接こめかみの肌の部分についてしまうことで、長時間たつと刺激となり、肌トラブルの原因になります。整髪料の成分もいろいろありますが、ニキビができている間は、ミネラルやアミノ酸系の整髪料にすることもおすすめです。
毎日清潔なタオルを使う
せっかくきれいに顔を洗っても、使いまわしたタオルでは雑菌がいっぱいだと、洗顔後のきれいな肌に雑菌を塗っているのと同じになってしまいます。洗顔後のきれいな肌には、きれいに洗ったタオルを使いましょう。顔を拭くタオルは、コットン100%などの肌に優しい素材のものを使い、軽く抑えて水気をとるくらいにすると良いでしょう。
おでこのツボ押しマッサージ
顔にはたくさんのツボやリンパがあります。このツボやリンパをマッサージをすることで、血行が促進され毒素が排出されます。むくみやシワにはもちろんですが、ニキビにも良いとされています。ニキビでマッサージをする場合の注意点としては、ニキビを直接刺激しないように、優しくマッサージすることと、ニキビに雑菌をつけて悪化させないためには、きれいな手で、洗顔後のきれいな肌の状態にマッサーにを行うことが良いでしょう。
特に入浴の際に行うと血行も良くなっているので、合わせてマッサージ効果が期待できるでしょう。
毎日のスキンケアでこめかみニキビができない肌に
こめかみのニキビは突然できてしまうことがあります。そのためにも、ニキビができてからではなく、予防をすることが大切です。予防のためには、毎日のスキンケアをきちんとしていくことが重要ですが、髪のケアやシャンプーや整髪料の見直し、ストレスや生活習慣など、内面からのケアもしていくと良いでしょう。
デリケートなこめかみ部分にいつもニキビができてしまう方は、特にこのストレスや疲れを溜め込まず、発散させていくことが大切です。日々の健やかな肌つくりには、心身ともに整えていくことも大切です。