朝洗顔はする?しない?肌タイプ別の洗顔方法と美肌ケアのコツ

2017.05.30

朝洗顔はする?しない?肌タイプ別の洗顔方法と美肌ケアのコツ

スキンケア

NADECICA編集部
NADECICA編集部

寝ている間の汗や皮脂を落とすために必要な朝洗顔。乾燥肌やオイリー肌など人それぞれの肌タイプによって朝洗顔の方法は変わってきます。自分の肌タイプにあった朝の洗顔でみずみずしい弾力のある肌から1日をスタートさせましょう。

INDEX

目次

    朝、実は肌が汚れている

    寝ている間に汗をかいている

    人は一晩で約コップ1杯ほどの汗をかくと言われています。普段はあまり汗をかかないという人も、意外に寝汗は多く出ているものです。汗は寝ている間に蒸発しているので気づきにくいのですが、朝起きてすぐのタイミングは、汗の成分が皮膚に残ったままの状態です。さらに、寝ている間に付着する空気中のホコリや、布団の繊維などの汚れも顔の皮膚についています。

    朝の肌は汗や皮脂で汚れている

    朝の洗顔を行わず汗や汚れをそのままの状態にしていると、汗と皮脂・汚れが反応して、雑菌が繁殖しやすくなります。嫌な臭いを発生させたりニキビなどの肌荒れの原因となってしまいますので、こうしたトラブルを防ぐためにも、正しい朝の洗顔は大切だということがわかります。

    汚れたままでいると毛穴詰まりの原因に

    まずは、毛穴詰まりの原因を知る

    毛穴詰まりは、ニキビに大敵です。悪化すると、ニキビはもちろん、ニキビ痕やくすみ・化粧崩れの原因にもなります。寝ている間に考えられる毛穴が詰まってしまう原因は複数ありますが、その中でも代表的なものがこちら。

     

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    ターンオーバーによる毛穴詰まり

    ターンオーバーとは、肌の新陳代謝のことです。通常、夜22時~2時の睡眠中に行われ、正常な人なら28日間で肌が生まれ変わるといわれています。美しい肌をキープするためには、このターンオーバーの正常なサイクルが必要不可欠です。しかし、せっかく正常なターンオーバーが行われていても、皮脂や古い角質が肌に残ったままの状態では意味がありません。角質が残ったままの肌は、ザラザラ肌の原因。肌のくすみや乾燥、毛穴詰まりを引き起こして、ニキビの原因になってしまいます。

     

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    乾燥による毛穴詰まり

    エアコンの効いた室内や、かさつきが気になる季節は、寝ている間にも肌が乾燥していきます。乾燥は古い角質がたまりやすくなるため、シワやくすみ・毛穴詰まりの原因となります。

     

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    毛穴詰まりを防ぐ朝洗顔

    このように夜寝ているだけのようにみえて、毛穴詰まりが起こり肌トラブルの原因になります。朝にしっかり洗顔することで、トラブルを防ぎます。

    過剰分泌に分泌された皮脂を洗い流す

    夜しっかり洗顔に朝洗顔もプラスする

    皮脂はそもそも、肌を保護するための身体のバリア機能のひとつです。決して悪さばかりするものではないのですが、皮脂の分泌量が多くなると、毛穴も詰まりやすくなってしまいます。皮脂の分泌が多くなる原因としては、ストレスや偏った食生活・ホルモンバランスの乱れ等があげられます。

    過剰に分泌されてしまった皮脂の汚れは、洗顔で予防するのが一番。とはいっても、ゴシゴシ洗いや洗いすぎは厳禁。皮脂本来の働きは肌を保護です。必要な皮脂まで洗い流してしまっては、乾燥を引き起こしてしまいます。夜に加え、朝も洗顔を行うことで適度に皮脂量のコントロールができます。多くても少なくても肌トラブルを招きますので、気をつけましょう。

    他にも皮脂の過剰分泌を予防する4つの方法

    余分は皮脂は洗顔によって洗い流すことができますが、生活の中でできるだけ過剰な皮脂分泌を防ぐ努力も大切。4つの方法を紹介します。

    1.栄養バランスの摂れた食事

    肉類を多く食べるという方は、動物性脂肪分の摂取量が増えるため、高カロリーな栄養に偏りがち。ダイエット中の人や、好き嫌いが多いという人も注意が必要です。

    また、お菓子やインスタント食品・ファーストフード・外食などは、糖分や脂質が多いため皮脂の過剰分泌につながりやすい肌をつくってしまいます。

    皮脂の過剰分泌を予防し、毛穴詰まりを防ぐためには、魚や野菜中心の和食メニューがおすすめ。美容や健康にもよいとされている、良質なタンパク質とビタミン・ミネラルを積極的に摂るようにしましょう。

    2.適度な運動

    ストレスを感じた身体は、交感神経が刺激され、男性ホルモンの活動が活発になります。男性ホルモンは、皮脂の生成を促す働きがあるので、皮脂の過剰分泌につながってしまいます。正常なホルモンバランスを維持するためにも、適度な運動は必要です。無理のかからない程度に身体を動かして、上手にストレス解消していきましょう。

    3.十分な睡眠

    睡眠不足はストレスの原因になるばかりか、ターンオーバーの働きを阻害し、肌の乾燥やニキビなどの肌トラブルを引き起こします。皮脂の過剰分泌もそのひとつ。睡眠不足は美容の大敵です。毎日十分な睡眠を心がけましょう。

    4.夏と冬のスキンケアを使い分け

    皮脂が分泌しやすい夏には、さっぱりタイプのスキンケアアイテム、乾燥しがちな冬場には、しっとりとコクのあるスキンケアを使い分けるなど、肌タイプと季節に合わせたスキンケアが必要です。自分の肌タイプを理解して、上手に使い分けましょう。

    化粧水の浸透率が向上

    スキンケアの効果を引き出す

    朝の洗顔で汗や汚れ、皮脂や角質などをきれいに洗い流した素肌は、化粧水の浸透率が上がアップし、モチモチ感が違います。肌の健康を維持するためにも朝洗顔がとても大切なのがわかりますね。みずみずしい弾力のある素肌で一日をスタートしましょう。

    洗顔料は使ったほうがいいの?

    【乾燥肌・敏感肌】ぬるま湯だけ洗顔

    肌が薄くて洗顔後に肌がつっぱる・かさつきが気になるという乾燥肌タイプの方は、ぬるま湯だけの朝洗顔がおすすめです。肌についた汗や汚れ、ターンオーバーによって表皮についている古い角質は、ぬるま湯で落とせます。ゴシゴシこする必要はありません。肌に直接触れないように、パシャパシャと洗い流しましょう。

    【オイリー肌】洗顔フォームを使う洗顔

    オイリー肌タイプの方は、皮脂分泌が活発なため、ぬるま湯だけでは皮脂を落としきれずにベタベタ感が残ってしまいます。肌に合った洗顔料で朝洗顔しましょう。

    【混合肌】脂っぽい部分を洗顔料で洗う

    Tゾーンが脂っぽいのに頬は乾燥しがち、といった混合肌タイプの方は、おでこやTゾーン、口周りなど脂っぽい部分だけ洗顔料で洗うようにしましょう。ニキビのできやすい脂っぽい部分はべたつきも残りがちです。部位別に合わせたお手入れを取り入れると美肌に一歩近づきます。

    人気は「夜しっかり朝ぬるま湯」のシンプル洗顔

    乾燥肌タイプのみ、朝のぬるま湯洗顔で良い

    今注目を集めているのは「夜はクレンジングを洗顔料で洗い流すしっかり洗顔」という方法。「朝はぬるま湯のみ」。しかし、肌タイプによって使い分けが必要です。

    朝のぬるま湯洗顔をおすすめするのは乾燥肌タイプの人だけです。乾燥肌の方は、洗顔料が刺激となって、乾燥を悪化させてしまう可能性があります。また、洗顔料が肌に合わず、肌トラブルを引き起こしてしまうケースも避けたいところです。オイリー肌や混合肌タイプの方は、汗や皮脂をしっかり落として、べたつき感を洗い流すことが大切。肌に合った洗顔フォームで優しく洗いましょう。

    • 朝洗顔はする?しない?肌タイプ別の洗顔方法と美肌ケアのコツ
      朝洗顔はする?しない?肌タイプ別の洗顔方法と美肌ケアのコツ
      179-1:人気は 夜しっかり朝ぬるま湯洗顔

      子供を産んでから朝の時間が特に忙しく、自分の洗顔にきちんと時間をかけられない事も多く、一時期、拭き取り化粧水だけで済ませてしまっていた時もありました。記事にあるように余分な皮脂などが落とし切れていなかった様で、その時は普段出来ないニキビなども出来てしまったりトラブルが続いていました。乾燥肌なので、忙しい朝はぬるま湯できちんと汚れを洗い流し、夜には洗顔料でしっかりと、は私にとっても理想的な洗顔方法です。

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    シンプル洗顔を真似てニキビが治った人も

    朝の洗顔に洗顔料を使っていますか?その洗顔料は、あなたの肌に合っていますか?どんなに朝の洗顔を続けていても、肌に合わせた洗顔方法でなければ、逆効果。自分の肌タイプにあった洗顔を行いましょう。乾燥によるニキビが気になっていた場合など、シンプル洗顔を続けることで、「乾燥が改善され、ニキビが治ってきた」と感じている人も多いようです。

    夜しっかり朝ぬるま湯洗顔のやり方は?

    【夜しっかり洗顔1.】時間をかけてクレンジング

    メイクにかけた時間の分、クレンジングにもきちんと時間をかけましょう。まずは、目元口元のメイクを落とします。メイクオフ時に使うコットンや綿棒は、肌への摩擦を少なくするため、水にぬらして軽く絞って使いましょう。

    目元

    1.アイシャドウやアイラインのメイクを落とします。コットンに500円玉くらいのアイメイク用クレンジングをしみこませ、まぶたの下にコットンを添えて、まぶたの上から下に向かって優しくなでるようにメイクオフ。このとき、強い力でゴシゴシこすったり、上下を往復したりするのは厳禁です。目元の皮膚はとても薄いので、肌を傷つけたり、シワの原因になってしまいます。

    2.マスカラを落とします。まつげについたマスカラは、まぶたの下にコットンを添えたまま、クレンジングを含ませた綿棒で生え際から外へ向かって優しく落とします。1.と同様、ゴシゴシこすったりするのはやめましょう。

    3.下まぶたのメイクを目尻から目頭に向かって優しく拭き取るようにクレンジング。この時、こめかみを片手で押さえておくと拭き取りやすくなります。1.と同様、強い力でのゴシゴシは必要ありません。内側から外側へ、一方向に拭き取るのがポイントです。

    口元

    1.クレンジング剤を含ませたコットンを使って中心から口の際へ向かって優しくクレンジング。片手で片方の口角をもちあげるようにおさえておくと拭き取りやすいです。片方ずつゆっくり優しく行うのがポイントです。

    2.くちびるについている口紅やグロスも優しくたたくようにコットンでクレンジングします。

    顔全体

    肌に合ったクレンジングを顔全体に伸ばし、ファンデーションをしっかりと落とします。ゴシゴシとこするのではなく、クレンジング剤を転がすようにクルクルと円を描きながらマッサージするよう手を動かしてください。シワやたるみを防ぐため、クレンジングの順番にも気をつけましょう。基本は内側から外側へ、一方向へ行います。

    1.おでこの中心から外側へ向かってクルクルと円を描きながらこめかみまで、指を滑らせながら優しくクレンジングします。
    2.鼻筋をクルクルと下から上へ。上から下へ指を滑らせ、そのまま小鼻の周りをクレンジングします。
    3.頬は中心から外側へ。面積が広いので、上から順番に少しずつ行いましょう。目の周りは、皮膚が薄いので、優しくなでるようにゆっくりと行いましょう。
    4.あごから輪郭を通って耳の下までクルクルと円を描きながらクレンジングを行います。

    【夜しっかり洗顔2.】洗顔料を使った正しい洗顔

    顔全体をぬらしたら、泡立てネットなどで十分に泡立てた洗顔料を顔全体にのせます。顔にのせた泡を転がすように優しく顔を包み込んで洗い流しましょう。すすぎは優しく丁寧に。ぬるま湯でおでこやこめかみ、小鼻周りや口周りなどすすぎ残しのないように20回を目安に、きちんと洗い流すことが大切です。

    【朝ぬるま湯洗顔1.】肌より少し低めの温度で

    肌の表皮は、約32℃が一般的といわれています。朝のぬるま湯洗顔は、それより少し低い28℃程度がおすすめ。やや冷たいようにも感じますが、熱めのお湯は必要な皮脂も洗い流してしまい、乾燥の原因になってしまいます。

    【朝ぬるま湯洗顔?】20回ほどしっかりすすぐ

    朝のぬるま湯洗顔は、顔についた皮脂や汗、古い角質をしっかり落とす必要があります。20回を目安にしっかりとすすぎましょう。

    【夜・朝共通】清潔なタオルを使い優しく拭き取る

    朝のぬるま湯洗顔も夜のしっかり洗顔にも共通するのが、洗顔後の水分を拭き取るためのタオル。タオルは直接素肌に触れるもの。毎回、必ず清潔なタオルを使いましょう。また、水分を拭き取るときは、ゴシゴシこすることは厳禁です。タオルを優しく押し当てて吸い取らせるように拭き取りましょう。

    洗顔後の保湿は?美肌のためのワンステップ

    洗顔後の温冷ケアで肌が活性化

    きれいに洗顔した後は、化粧水の前に少しだけ手間をかけてあげましょう。温冷ケアは肌の健康を維持する効果があると言われています。ミトンやスプーンなどを使って行うという人もいるようですが、清潔なタオルを利用するのがおすすめです。

    温冷ケアの準備

    清潔なタオルを2枚用意し、どちらも水で濡らして絞ります。1枚をクルクルと棒状にまとめてサランラップで軽く包みましょう。電子レンジで30~1分加熱したら温タオル完成です。やけどをしないよう、タオルの取り扱いには十分注意してください。冷タオルは冷蔵庫に入れるだけでOKです。冷却タオルを使用すると、冷やす時間が掛かりませんよ。

    ■クールコアタオル
    たとえば、クールコアタオルのようなものがあります。

    スーパークーリングタオル
    クールコアタオル
    850円

    温冷ケアの手順

    1.ホカホカの蒸しタオルは、熱すぎるとヤケドの可能性があるため、一度開いて丁度良い温度に調整しましょう。顔に触れた時、少し熱いかなと感じるくらいが良いでしょう。
    2.蒸しタオルを顔全体にのせたまま1~2分。その後、冷やしておいたコールドタオルを同じように顔全体にのせて1~2分。
    3.温冷ケアの後は、肌が乾燥しないように化粧水などでしっかりと肌の水分補給をしてください。

    温冷ケアは代謝を促進させる

    温冷ケアは、血流やリンパの流れがよくなり、代謝が促進される効果があります。血行がよくなることで、クマやくすみが気にならなくなり、肌色が明るくなると実感する人も多いようです。じっくりと毛穴が開き、毛穴の奥の汚れも排出しやすくため、ニキビ予防にも効果があると言われています。毎日少しでも時間に余裕をもって、朝のメイク前や夜、入浴中に温冷ケアを習慣にしたいものですね。

    ローションパックで肌がぷるぷるに

    コットンと化粧水があれば、すぐにできる手軽なローションパック。肌へ水分をじっくりと浸透させることで、弾力のある・ぷるぷるの肌になれると話題です。ローションパックは、肌への水分補給が目的。決して高価な化粧水を使う必要はありません。使う化粧水は、たっぷり使っても惜しくない、コスパのよいもので十分です。

    方法

    1.水に濡らして絞った大きめのコットンに化粧水をしみこませます。
    2.化粧水を含ませたコットンを、首から上に順番に顔にのせていきます。この時、リフトアップするような感覚で軽く持ち上げながら貼っていきましょう。
    3.顔全体にコットンをのせたら、そのまま3分。あまり時間をかけても効果は変わりません。ローションパックが終わったら、水分を閉じ込めるために、乳液やクリームでフタをしましょう。
    4.ローションパックの後に残ったコットンは、そのまま首周りや背中、ひじやひざなどを拭き取りましょう!体全体の角質を除去して、全身ピカピカ素肌になる効果があります。

    朝洗顔は面倒くさいという人にもおすすめ

    どんな肌タイプでも朝の洗顔は美肌の基本です。睡眠中についたホコリや汚れ・古い角質を落とすために、朝の洗顔は毎日行いましょう。ぬるま湯だけで済ませる「夜しっかり朝ぬるま湯洗顔」は、めんどくさがり屋さんにもおすすめの洗顔方法。ニキビや乾燥などの肌トラブルを防ぐためにも、正しい朝洗顔の方法をきちんと理解して、毎日の習慣にしたいですね。

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