目次
化粧水パックが人気の理由
自宅で手軽にできるスキンケア
人気な理由は、主に3つ。1つ目は、化粧水とパックがあれば、簡単に取り組めるからです。美意識が高く、美容に関して知識がある方から、美容に関してあまり知識のない方まで幅広く、普段の生活に取り入れやすいのです。2つ目は、顔全体に均一にケアができるところ。ついつい手で付けてしまうと、目元や口周りなど、細かい部分に均一に塗れていないことが多いのです。3つ目は、時間がかからないところ。化粧水にコットンを染み込ませて、顔全体にのせるだけなので、手間要らずなのです。
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化粧水パックの効果は?
顔全体の肌が潤う
化粧水パックは、肌の角質層まで潤わすことができます。水分をたっぷりと含ませることによって、肌の角質層をしっかりと潤わせることができるのだとか。そして、化粧水パックを使用することで、手ではなかなか行き届いていない肌の隅々まで、化粧水に含まれている美容成分をしっかり行き届かせてくれるのです。
また、化粧水パックを使用することで、肌の柔軟性を整えてくれます。さらに、柔軟性にプラスして、肌のキメも整えてくれるのです。これが、次に使用するスキンケアアイテム(乳液・美容液など)の浸透を高めてくれますよ。
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肌の水分量はどのくらいが理想的?保湿をしてくれる皮膚のしくみとは
化粧水パックの良いところは、その日の肌の状態によって自分で肌に合った化粧水を選ぶことができること。
自分で自分に健康になるための薬を選んであげるような感覚ですね。
普段洗顔後に使用する化粧水を、しっかり肌にパックしてあげることで、化粧水の成分を肌に浸透させてあげることができます。
ただ、長時間すると肌の水分まで蒸発し乾燥する原因となるので、元々乾燥肌気味の方は5分程度がおすすめです。 化粧水パックのやり方。ひたひたコットンで肌に水分を補給するさんを0人が応援しています! SNSでシェアすることで、モデルの表示順位がアップします。
やり方を間違うと逆効果になる
しかし、肌を潤わせてくれる化粧水パックも、間違ったやり方をしていると肌に逆効果になってしまうということも覚えておきましょう。例えば、コットンに十分化粧水を浸透させないまま、肌にのせたり、長時間肌にのせていると、肌が乾燥する原因になります。肌を乾燥させないためにも、コットンにたっぷりと化粧水を含ませ、約10分程度、肌にコットンをのせることをおすすめします。
ニキビを作る原因になることもある
肌に吹き出物ができているときに、化粧水パックをしてしまうと、それが肌にとって刺激になってしまうのです。よって、ニキビができてしまう原因にも…。肌に吹き出物や、ニキビができているときはその箇所に化粧水パックを使用しないことをおすすめします。
正しい化粧水パックの方法
用意するもの
コットン:何枚かに裂けることができるコットンがおすすめ。これを使用することで、1枚のコットンで顔全体のパックができます。
水:はじめにコットンを湿らせて、化粧水を入れやすくさせるときに必要です。
化粧水:お好みの化粧水を使用して構わないのですが、そのときの肌悩みに合わせた化粧水を使用しましょう。
化粧水パックのやり方
1.使用するコットンに水をたっぷりと含ませましょう。ヒタヒタになるまで、しっかりと湿らせていきます。こうすることで、次に使用する化粧水を浸透しやすくさせるのです。洗面器やコップなどに水を入れ、コットンをくぐらせるといいでしょう。
2.コットンを手のひらでやさしく押さえていきます。こうすることで、コットンに染み込んだ水分を取り除きやすくさせるのです。このとき、ポイントなのが水分を「軽く」絞ることです。
3.水分を軽く絞ったコットンを広げていきいます。そして、お好みの化粧水を染み込ませていきましょう。使用する化粧水の量はたっぷりと。コットンがヒタヒタになるくらい、しっかり染み込ませていきます。
4.化粧水を含ませたコットンを5枚に裂きます。そして、両頬・おでこ・鼻・あごなど、気になる部分に貼り付けましょう。
化粧水パックをする上で注意すべきこと
長時間放置しない
せっかく化粧水パックをするのだからといって、ついつい長時間放置をしてしまう方も多いようです。確かに、化粧水パックの時間が長ければ長いほど、肌には効果的だと思う方もいるでしょう。しかし、化粧水パックを肌にのせている時間が長ければ長いほど、化粧水パックに含まれている化粧水も蒸発していきます。つまり、水分のない状態で、パックを行っているのと同じこと。そうならないためにも、理想は10分程度、化粧水パックを行うこと。こうすることで、肌への負担も少ない状態で、化粧水パックを行うことができます。
パック後の乳液やクリームは大切
化粧水パックを使用して、スキンケアが終わり…、というわけではありません。大切なのは、化粧水パック後の乳液やクリームを使用して「保湿」を行うことです。乳液やクリームは、「水分のある肌に蓋をする役目」というのがあるので、大事なのです。さらにここに、美容液を使用することで、よりぷるるんとした肌を実現させることができます。美容液を使用する順番は、化粧水の後が理想的です。
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化粧水パックをする頻度は守る
化粧水パックを行う理想の頻度は、「毎日」です。毎日行うことが、潤いのある肌へと導いてくれるでしょう。しかし中には、「毎日行うのが難しい…」という方もいるはず。そういう方は、「朝必ず行う」とか「夜のみ行う」という風に、自分でルールを決めるといいですよ。
化粧水パックに向いていない化粧水は使わない
化粧水にもさまざまな種類がありますが、化粧水パックに向いていない化粧水もあるのです。それは、「アルコール」または「エタノール」を配合した化粧水。これらの化粧水は、化粧水自体の蒸発が早く、逆に肌にある水分が奪われて乾燥してしまうのです。これらが含まれた化粧水も、スーッとした使い心地で気持ちがいいのですが、肌のためにも使用は控えましょう。これが潤いのある肌作りには欠かせないと言えるでしょう。
化粧水パックにおすすめな化粧水
1.ナチュリエ スキンコンディショナー
肌の角質層のすみずみにまで、潤いを与え、肌の調子をを整えてくれる化粧水です。保湿成分である「ハトムギエキス」を配合していますので、しっとりしているのにベタベタしない使用感が特徴。カサつきが気になる箇所に、馴染んでくれることでしょう。そして、コットンをヒタヒタにして使用することで、肌あれのないなめらかな素肌を実現してくれることでしょう。もちろん、全身にも使用することができる化粧水です。
ナチュリエ スキンコンディショナー
2.地の塩 どくだみ化粧水
日本人にとって、昔から馴染みのある身近な植物「どくだみ」を使用して作られた化粧水です。この植物は、生薬・解毒剤としてだけでなく、7月の開花時期に収穫して乾燥させ、お茶(どくだみ茶)としても利用されているのです。また、どくだみの葉は「湿疹」や「かぶれ」の改善に使用されることが多いと言われています。乾燥肌が気になる人にはおすすめな「どくだみエキス」を配合していますので、肌をしっかり潤わせてくれることでしょう。
地の塩 どくだみ化粧水
3.ジュジュ アクアモイスト 発酵ヒアルロン酸の化粧水
心地よいとろみのあるテクスチャーによって、肌の角質層まで浸透してくれることでしょう。これが、もっちりとした素肌に導いてくれます。「発酵ヒアルロン酸」を配合していることで、乾燥やストレス、生活サイクルの乱れに負けないような潤いのある肌に導いてくれることでしょう。
化粧水パックで手軽に潤いある肌を手に入れよう
化粧水パックを使用した、スキンケアを取り入れることでぷるぷるとした潤いのある肌を実現させることができるでしょう。
もちろん、化粧水を手で浸透させることもメリットはありますが、化粧水パックを使うことで、顔全体すみずみまで、潤いのある肌にしてくれるのです。これまで化粧水パックを行ったことがなかった人、そしていつも化粧水パックでケアをしていた人は、今回ご紹介した方法とおすすめのアイテムを参考にしてみてくださいね。