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好きじゃない人と付き合う女性の心理
誰でもいいから彼氏がほしい
友達が楽しそうに彼氏の話をしているときや、結婚するという報告を受けたときに「私も彼氏が欲しい」と強く思うことがあるでしょう。また、一人取り残されてしまったという寂しさや孤独を感じてしまい、側に彼氏がいてくれたらと願ってしまうのではないでしょうか。
誰でもいいから彼氏がほしいという心理
・寂しさや孤独感からくる単純に誰かと一緒にいたい
・女性同士のプライド
・彼氏のいる友達の会話についていきたい
・彼氏がいるというステイタスが欲しい
このように、恋や恋愛をしたいという気持ちよりも、「彼氏」という存在がほしくなってしまう方が多いようです。恋や恋愛をすることよりも、「彼氏」という存在があれば、心を満たしてくれるものと考えてしまう女性は、孤独をいつも感じていて、寂しがり屋でプライドが高いのかもしれません。
寂しさを紛らわせたい
仕事で失敗したとき、友達に食事の誘いを断られたとき、お祭りやイベントに誘う相手がいないと気がづいたとき。ふと「ひとり」でいる自分に気がつき、どん底にいるような寂しさや孤独を感じてしまうことはないでしょうか。
そんなときに寂しさを紛らわせようとお酒を飲んでしまうと、無性に彼氏という存在が欲しくなるものです。一緒に寂しい時間を過ごしてくれる男性を求めてしまい、今この寂しさを紛らわせて欲しいと願ってしまうものです。
寂しさを紛らせすこと、耐えることは、とても難しく辛いことです。ただ一緒にいられるだけで、そのときは十分だと思ってしまうのでしょう。でも安易な気持ちで始めた付き合いは、暇つぶしにはなりますが、寂しさや孤独感は残ったままです。
相手の情熱に負けてしまった
押しに弱い、もしくは断るのが苦手という女性は、相手が何度も何度も交際を申し込んできたり、自分のことを好きだという「相手の気持ちに受け答えをしてあげないといけないのでは?」と思ってしまうのです。
こんな私を好きになってくれた。という気持ちで、相手の好意を真剣に受け止めようとすると、その情熱に負けてしまうことがあります。全ての人を受け入れられるわけではなく、きっと、少しは好きかも。と思える要素が少しはあるから、受け入れてしまうのでしょう。
押しに弱く断ることが苦手な女性は、気持ちを伝えることが苦手だから、平気で小さな嘘をつくことが多い。受け身で、優しすぎる。という傾向があります。付き合ったとしても、小さな嘘の繰り返して、気づいたときは、大きな嘘のかたまりになって相手を傷つけてしまうことに…。そして自分も傷ついて疲れてしまうのです。
断る理由が見当たらなかった
好きでもなく、そんなに興味もない男性から交際を申し込まれたら、嬉しいけど交際をお断りしたほうがいいと考える人の方が多いのではないでしょうか。
交際の申し込みを断れない女性の特徴
・相手の気持ちを真剣に受け止めてしまう
・傷つけたくない
・はっきり気持ちを伝えるのが苦手
このように、「断る理由が明確にない」と真剣に考えてしまう方が多いようです。そして「付き合ってもいいかな」と少しでも思う気持ちがあると、交際を受けてしまうことがあります。もしくは断るというエネルギーが面倒になり、自分を楽ほうへと流してしまうこともあるでしょう。
普段から頼まれると断わることができない、少し優柔不断なところがあると思います。臆病で対人関係に遠慮してしまい、うまく気持ちを伝えるのが苦手です。そして八方美人なところがあるので、いい加減、信用できないという印象を与えてしまったり、誤解を生じてしまうこともあるでしょう。
結婚相手としては申し分なかった
結婚を願望がある女性なら、交際を申し込んだ男性の将来に期待できると感じたら、男性のことは好きではなくても、その男性が背負っている将来を好きになり付き合ってしまうことがあります。
女性は、不思議な力があるのか、結婚して子供を育てる環境、経済力、社会的地位といった未来図を見つけ出す嗅覚があるのかもしれません。将来の自分の姿を、もうこの時点できちんと想像して、幸せな未来つくりを貪欲に始められるのでしょう。将来のある男性は、親や友達に紹介しやすく、さらに自慢もできるメリットもあります。
特別に好きな人がいない状況で、結婚相手として申し分がなければ、男性を自分のものにしたいと思えるのです。恋愛と結婚は別のものとわけて考えられる、しっかりした女性でもあるのです。
好きじゃない人と付き合うことのメリット
余裕のある付き合いができる
恋は盲目といいますが、好きな人に対しては全てよく見えてしまう傾向があります。好きな人の性格が悪くても、意地悪されても嬉しく思ってしまうのでしょう。きちんと物事が判断できなくなることは多いのではないでしょうか。
好きじゃない人と付き合える女性は、優しすぎて対人関係に遠慮しがちです。好きな人とつきあうと、誰しもがそうですがよく思われたいと頑張ると思います。頼まれて付き合っているというちょっとした優越感が、相手に対してよく思われたいと頑張ることなく、自然に友達と話すような感じになりやすいのです。
気持ちを伝えることが苦手な女性は、余裕のある付き合い、無理をしない関係のほうが居心地がよく、自然と心が開いけるのではないでしょうか。
愛されることの喜びを感じられる
男性から愛される喜びは、女性にとって至福なことではないでしょうか。愛してくれる男性の前なら、ワガママを言っても大丈夫、ちょっと意地悪をしても受け止めてくれる包容力、そしていつも側にいてくれるという安心感を持てるのです。
優しすぎて甘えん坊な女性には、居心地がよく一緒にいることが気持ちいい関係になってくるでしょう。何をしても嫌われないという安定した気持ちが、本当の姿を引き出してくれるのです。
ただ、相手に愛されているという気持ちに甘えてばかりいてはいけません。愛してくれる相手に敬意を持って愛せるよう気持ちを相手に向けてあげましょう。愛情の割合が、男性が6割、女性が4割だと、恋愛や結婚がうまくいくともいわれています。
相手のことを知っていく楽しみがある
好きじゃない人と付き合うと、まずマイナスからのスタートになります。付き合い始めは、相手の嫌なところが目につくものです。話し方、食べ方、癖、歩き方、仕草など。「どうして付き合ったのかな?」と自問自答してみたり、不思議な始まり方になるのです。
マイナスがさらにマイナスになる場合もあるかもしれませんが、一緒にいられるレベルなら右肩上がりとプラスのイメージへとなっていくでしょう。ちょっとした優しさ、頑張っている仕草が素敵かもと少しずつ相手のことを知ることが面白くなってくるものです。
好きじゃない相手のことですから、ほとんど予想していないことがあったりします。実は高学歴、バイリンガル、大手会社に勤務、実家がお金持ちなど結婚してもいいのかなと考えさせられたりするかもしれません。
出身地が同じ、遊んでいるゲームが一緒だったとか、同じアーティストが好きで、それも同じコンサート会場にいったことがあるといった共通点が次から次へとでてくるかもしれません。マイナスからお付き合いが「運命なのかも?」と思えるような展開になるかもしれません。
飾らない自分でいられる
好きな人と一緒にいると、手汗がすごくて何を話したかわからない、記憶はないってことあると思います。デートをするときは、洋服選びに時間がかかり、少しでもきれいに見てもらいたいから、いつもより化粧が濃くなったりと失敗したこともあるのではないでしょうか。変な力のいれ方をして、自分のバランスを思いっきり崩してしまうのです。
相手に少しでもよくみられたいという気持ちがない分、友達のような感覚と男性と一緒にいる感覚が混じった関係なのかもしれません。緊張する恋愛関係もいですが、リラックスして飾らない自分のまま一緒に過ごすのもいい関係になるでしょう。
交際を申し込んだ相手にとっても、女性の包み隠さない本来の女性の魅力を知ることができるというメリットがあるのかもしれません。
恋人のイベントなどに参加できる
恋人のイベントは、やはり恋人同士ではないと参加できません。男性によってはイベントに参加したくない人もいますが、ほぼ高い確率で、相手は一緒に参加してくれると思います。
お願いすれば、時間を作って喜ばせようと頑張ってくれるかもしれません。そして一緒に時間を共有する喜びを感じながら、愛を育てていければ幸せな恋愛に展開していくことでしょう。
バレンタインデーは、チョコを作ってあげるのもいいですが、おしゃれなレストランに一緒に食べにいったり、一泊旅行を計画するのも楽しそうな感じがします。クリスマスは、王道な感じで過ごしてはどうでしょうか。レストランを予約しておいてもいいですが、家で二人だけの理想のクリスマスパーティーをすることもいいかもしれません。
恋人のイベントであるバレンタインやクリスマスは、女性にとっては必須ではないでしょうか。してみたかったことを思いっきり楽しめて、自慢できる恋人のイベントとして楽しい思い出を一緒につくっていけるでしょう。
好きじゃない人と付き合う時の注意点
誰かを忘れるために利用しない
交際を申し込んだ相手は、あなたのことが好きで申し込んだのです。この人と付き合ったら好きな人を忘れられるという理油で付き合うのなら、勇気を持って断りましょう。
もし断ることなくお付き合いを始めるのなら、好きな人を忘れたいといった本当の気持ちをきちんと話しておくべきです。真面目な気持ちで接している相手に対して、人として敬意を払うことが女性としてではなく、人として大切なことなのです。もし逆の立場だったらどう思うかということまで考えましょう。
相手が利用されても付き合いたいと思うのなら、好きな人を忘れるために利用して、相手のことを好きになるように努力をしていきましょう。
キスができない時は待ってもらう
女性は、自分の気持ちに正直です。付き合っても、気持ちが追いついていないとキスをするのは辛いと思います。体の関係ならなおさらだと思います。
キスをしたいと思えるまで待って欲しいという気持ちを伝えるといいでしょう。相手は、理解して付き合っているはずです。言いづらいでしょうが、正直に伝えることで、相手に対して真剣に向き合っているということが、相手に伝わるのです。だからキスをしたいと思えるまで、待ってくれるものです。
真面目に考える気持ちが、誠実で素敵な女性という証ではないでしょうか。そして、キスをしたくなったら、言葉で伝えてもいいですが、積極的にキスをしてあげてもいいかもしれません。待っていてくれた相手にサプライズとしてかわいいキスのプレゼントしてみてはどうでしょう。
好きになれた時は言葉で伝える
好きじゃない相手との付き合いは、マイナスからのスタートです。相手もわかっているはずです。本心では、好きになってもらえたらと待ち望んでいるものです。
一緒に時間を過ごしているうちに、もっと一緒にいたい、好きになったかもと思い始めたら、自分の気持ちを素直にそのまま受け入れていきましょう。最初は優越感があったり、相手に対して少し見下した感があることもあります。だから、なかなか相手を好きになったという気持ちを素直に認められないかもしれません。
好きになったときは、言葉で相手にきちんと伝えてあげましょう。一緒に愛を育んできた二人の関係なら、とても素敵な関係が築けると思います。「好きになった」と気持ちを伝えられた相手もまた、幸せな気持ちで包まれ、もっともっと愛してくれるのではないでしょうか。
無理だと感じた場合は早めに別れる
付き合ってみたものの、一緒にいるのが苦痛と感じたのなら、なるべく限界がくる前に相手に伝えていきましょう。好きではない人と付き合う女性は、気持ちを伝えるのが苦手の人が多い傾向があります。
自分や相手に嘘をついて、無理を重ねてしまうのです。自分の感情が爆発する前に、そして相手を傷つける前に勇気を持って「別れ」を伝えましょう。きっと態度にも表れているので、気づかれていることが多いと思いますが、「別れ」は、メールや手紙といった文字ではなく、相手に直接会って伝えていきましょう。
無理に付き合うと、お互いが憎しみの感情を抱えることになります。傷が深くなればなるほど苦しむ時間が長くなるものです。いい友達関係が築けたかもしれないのに、憎しみあう関係になってしまうかもしれないのです。
別れを伝えることは、とても辛くて嫌なものです。そしてものすごくエネルギーを必要とします。逃げないで、大人として頑張って「別れ」を告げましょう。早期解決がお互いのためになります。
相手を傷つけない恋愛を心がけよう
好きじゃない人と付き合ってしまうことはあると思います。彼氏が欲しい、誰かと一緒に寂しさを紛らわせたからと理由は様々です。でも、相手は感情のある人で、都合のいい人ではないのです。好きになってもらったことに対して感謝と敬意を持ち、付き合っていくことが大事です。
どのような恋愛もそうですが、相手の気持ちを考えてあげることが一番大切なことだと思います。