目次
彼氏と喧嘩する原因
生活習慣の違い
生活習慣の違いは喧嘩の原因となります。もともと違った環境で成長してきたのですから、生活習慣に違いがあるのは当然のことです。しかし、最初は、気にすることもなかったことが徐々に気になるようになり、腹立たしく思えることもあります。これは、自分の生活の中に違ったものが入ってくることで、理想と違ってくるためです。
よくあるのがトイレの蓋です。トイレの蓋をしめておくことが習慣になっている人から見ると、蓋が開けたままにされていることに違和感を覚えます。ちょっとしたことですが、回数が重なるにつれてイライラしてきて、何らかのきっかけで爆発することになります。
生活習慣のちょっとした違いは、感覚の大きなズレにつながることもあり、喧嘩の原因としても多くなっています。
お金のトラブル
お金のトラブルはとても厄介です。例えば外食で、いつもどちらかが支払をしている場合など、1回は大きな額ではなくても、回数が増えれば大きな負担となってきます。また、ちょっとお金が足りないからとお金を借りて、そのままになってしまったということなども喧嘩の原因となります。
借りた方はちょっと借りた程度に思って、今度でいいかと思っていても、貸した方はいつ返してくれるのだろうという気持ちになることも。この期間が長くなればなるほど、お金にだらしのない相手だと考えてしまうことにもつながります。
嫉妬や束縛の行き過ぎ
嫉妬や束縛は、相手のことが好きだからこそ起こることですが、どちらかが強い嫉妬や束縛をしてしまうことで喧嘩の原因となります。好きだからこそ、嫉妬してしまうのも束縛してしまうのも当然のこと。でも、相手は好きだからこそ信頼してほしい。こういった気持ちのすれ違いが喧嘩の原因になります。
また、嫉妬や束縛をしたとき、それを非難されることでさらに相手に不信感を抱いてしまうことも。こうなるとお互いの気持ちに大きなずれができ、喧嘩も頻繁になってしまいます。
連絡をしてくれない
連絡をしてくれないというのは、思い込みが原因ともいえます。というのも、連絡の頻度、考え方というのは人によってかなり差があります。例えば、毎日連絡を取り合いたい、他愛ないメールのやり取りを永遠としていたいと考える人もいれば、毎日連絡しなくても、必要な時だけきちんと連絡が取れればいいと考える人もいます。
また、連絡をする必要がないと考えていることもあります。こういった習慣や考え方は人それぞれ違ってきます。自分の価値観で相手を責めてしまったりすると、悪いことをしている意識がないだけに、一方的に責められている理不尽さを感じ、喧嘩になってしまう可能性は高くなります。
浮気をしたから
浮気をしたから喧嘩になった、これは当然といえば当然でしょう。ただし喧嘩になるということは、浮気をした方も反論しているということ。浮気をしたことに対して、何らかの言い訳があるということになります。この場合、喧嘩からそのまま別れてしまう可能性も高くなります。
浮気が原因で喧嘩をしても、別れる気はないという場合は特に気を付けましょう。喧嘩を始めると、お互いに言わなくてもよいことを口にしてしまうことも多くなります。売り言葉に買い言葉で、もともとの喧嘩の原因でないところまでお互いを責めてしまうことにもつながります。
本心から出た言葉でなかったとしても、言ってしまった言葉は取り消せません。関係の修繕が難しくなる可能性は十分にあります。
彼氏と喧嘩した時の仲直り法
素直に謝る
彼氏と喧嘩をした時に仲直りするには、何よりも素直に謝ることが一番です。自分は悪くないから謝らないということをしていると、仲直りをすることができません。また相手が謝ってきたときには、素直に自分の悪いところも認めて謝るようにしましょう。
彼氏との喧嘩は、ちょっとしたことが原因ということも多いのですが、そのちょっとしたことが大きなトラブルになる可能性もあります。喧嘩の原因が、誰から見ても一方が悪いということであれば別でしょうが、多くの場合で、お互いに反省するべき点があります。
相手を責めるだけでなく、自分のことも反省しましょう。素直な気持ちで謝ることが、何よりも仲直りの近道となります。
距離を置く
彼氏と喧嘩をしてすぐに仲直りができれば問題ありませんが、なかなか気持ちが落ち着かないようであれば、一度距離を置いてみることも必要です。距離を置くことで、お互いに冷静になる時間を作ることができます。また、距離をおくことで、相手に対する気持ちもはっきりします。
時には、距離をおくことで別れを考えることもありますが、一度距離をおくことで、お互いの大切さを実感できる可能性もあります。
なによりも、一度お互いに冷静になることで喧嘩の原因がどの程度のもので、自分に反省するべき点があるのかなどを冷静に考えることができます。
とことん話し合う
喧嘩をした後で、お互いに冷静になったところでしっかり話しをすることも仲直りには必要です。なぜ喧嘩になったのか、その原因を考え、自分の考えを伝えることはとても大切ですが、ここで最も大切なのが話し合いであるということです。
話し合いですから、あくまでも落ち着いた状態で、自分の気持ちだけでなく相手の気持ちもきちんと聞くことが必要ですし、相手の気持ちを理解しようと努力することも必要です。しっかり話しをすればお互いの誤解を解消することができます。
冷静に原因を理解して反省する
喧嘩をした時には、知らず知らずに興奮してしまい、自分の気持ちをぶつけることだけに一生懸命になってしまいます。なぜ自分の言っていることを聞いてくれないのか、理解してくれないのか、興奮している状態では相手のことまで考えることは難しくなります。
だからこそ、喧嘩の後に、その原因を考えて、自分に悪かったところはないのか考え、反省することが大切です。反省しないままでは仲直りすることも難しくなります。彼氏との喧嘩の場合には、お互い様の部分も多くなります。お互いが反省することが大切です。
彼が大事だということを伝える
仲直りで一番大切なのは、彼のことを大切に思っていると伝えることです。喧嘩をしても好きであること、大事だから仲直りしたいという素直な気持ちを伝えることが、何よりも大切なことになります。
喧嘩の原因についても、その気持ちを大事にしながら、付き合っていく上でお互いに直した方がよい部分をきちんと話すようにしましょう。もちろん、自分の意見だけを言ってはダメです。きちんと彼の話しも聞き、彼の意見も尊重することが大切です。
仲が良いカップルであっても、お互いに育った環境も違えば考え方も違っているのは当然のことです。考え方の違いから喧嘩になるのも仕方のないこと。彼を大切に思っているからこそ、その違いを乗り越えて関係を続けていきたいという気持ちを伝えましょう。
喧嘩中にしてはいけない行動
ボディータッチを拒否する
喧嘩している相手はついつい彼に対して反抗的な態度をとってしまったりします。しかし、彼がボディータッチしてきたのに拒否するようなことはやめましょう。一度拒否されると、その後、また拒否されるのではないかという気持ちが生まれてしまいます。
ボディータッチをすることで、なんとなくでも、喧嘩中の状態を改善しようとしていると考えることもできます。それをいきなり拒否してしまうのは、仲直りをするつもりがないと言っているのと同じことになります。
腹を立てている時には、ついついやってしまいそうな行動ではあるのですが、彼も勇気を出しているのは確かです。一度彼の気持ちを受け入れてから、もう少し気持ちが落ち着くまで時間がほしいことを伝えるなどの対処をしましょう。
彼を理解する気がない言動
喧嘩をして、興奮している状態のときには、相手の話しはなかなか頭に入ってきません。頭の中は彼に対する不満でいっぱいになってしまいます。これは、自分のことしか考えていないとも言えます。気持ちが落ち着かないことには相手の気持ちを考えることができないでしょう。
とはいっても、彼に対して自分の気持ちばかりをぶつけてしまっては、彼にしてみれば、自分の気持ちは考えてもらうことができないのだと考えてしまいます。こうなると、彼も謝っても無駄だろうという思いが生まれてしまいます。どうしても喧嘩の興奮を引きずってしまっているようであれば、一度時間を置くことを考えましょう。
気持ちが落ち着いて、平常心で考えることができるようになるまで待ってほしいことを伝えれば、彼も自分の話しを聞いてくれようとしていることを理解してくれるでしょう。
一緒にいることが苦痛という態度
喧嘩中は、何かと彼の行動などに腹立たしさを覚えるものです。喧嘩をしていると気持ちが高ぶっている状態なので、なかなか冷静になれないことも。彼が部屋にいることにも腹を立てて、ため息をついてしまったり、嫌味を言ってしまったりするのは、決してよいことではありません。
冷静になって思い返せば、頭にきている時にとった行動に自分自身も後悔する気持ちになるでしょう。彼にしてみれば喧嘩中とはいえ、邪魔者にされればその場にいることに抵抗を感じます。その場が耐えられない場となってしまします。
こうなると仲直りが難しくなってしまう可能性があります。一緒にいることすら苦痛であるような態度を取るのは、どんなに頭にきていてもやめましょう。取り返しがつかなくなることもあります。
外で話し合いをする
喧嘩中、仲直りをするために外で話し合いをすることは、得策ではありません。外であれば周囲の目もありますから、お互いに落ち着いて話ができそうですが、逆に言えば、お互いに言いたいことを言えない状況での話し合いになる可能性があります。
また、周囲が気になってしまって、彼の話しに集中できないということも考えられます。話し合いをするのであれば、周囲を気にすることなく、落ち着いて自分の気持ちを話すことができる場所を選びましょう。
すべて相手のせいにする
喧嘩中に最もしてはいけないのが、すべてを相手のせいにすることです。これだと一方的に彼を責めてしまうことになります。喧嘩は、彼だけに原因があるということはほとんどありません。もちろん彼女だけに原因があるということもありません。お互いのちょっとのズレであったり、考え方の違いが喧嘩に発展します。
喧嘩中であっても相手を一方的に攻めるようなことはせず、相手の言い分も聞くことが大切です。お互いに反省しなければ関係も発展しません。一方的に責められるだけの喧嘩は、つらいだけです。
すべて相手のせいにしないで、自分のこともしっかり反省しましょう。
ことあるごとに突っかかる
喧嘩中には、よくあることですが、何かと突っかかってしまいます。喧嘩の原因とは全く関係ないことでも嫌味を言ってしまったりすることも。日ごろの不満が爆発するということもありますが、これでは彼は、たまったものではありません。
何をしても突っかかってくるようでは、何もすることができなくなります。また、謝ることを考えていてもなぜ、そんなに突っかかれなければならないのか、謝ることもできない状態になってしまいます。
喧嘩をしていても、彼のことが大事であるなら、自分の気持ちに流されてしまうのではなく相手の気持ちを考えた行動をとることも大切です。
必要以上にわざとらしく落ち込む
喧嘩中にこれでもかというように落ち込むのは、彼からしてみれば、面倒な相手に思えてしまいます。落ち込むのもしかたのないことですが、必要以上に落ち込む必要はやめましょう。
男の人は、面倒だと感じることを避けることが多いため、必要以上に落ち込んだ姿をみても、悪かったなと感じるよりも、面倒な奴だなと感じてしまう可能性があります。
完全に無視する
無視するというのも女性がよく行ってしまう行動の1つです。喧嘩中とはいっても、何を言っても無視されてしまうと、彼もどうせ何言っても無視されるだけだと考えてしまいます。ある程度、喧嘩は喧嘩と割り切ることも必要です。
いつまでも無視を続けるようなことになれば、彼の方は謝る気持ちよりも、そんなに嫌ならもういいやという気持ちになる可能性もあります。少なくとも彼が話しかけてきたりするのは、話をする気持ちがあるということです。そこで無視してしまうことは喧嘩を悪化させることにつながります。
喧嘩をしやすい時期
仕事が忙しい時
仕事が忙しい時には、多くの人が自分のことだけでいっぱいになってしまい、なかなか彼のことまで気遣うことができなくなってしまいます。忙しいことで、なぜ自分だけがこんなに苦労しなければならないのかという気持ちも出てしまい、彼はのんきでいいなといった気持ちになってしまうことも。
こうなると彼のやることがすべて気に入らなくなってしまい、八つ当たりのように喧嘩をしてしまうことになります。また、逆に彼の仕事が忙しい時には、仕事仕事で自分のことを見てくれないという寂しさから、喧嘩になることもあります。
いずれにしても、お互いの気持ちや状況を考えられていない状態です。仕事が忙しい時こそ、彼の気持ちを考えることが大切です。
会えない日が続いた時
会えない日が続くと、その寂しさが大きくなり、会えないことへの不満につながります。冷静に考えれば、会えないことにも理由があるということに気づきますが、それを考えることができないと、不満がつのって喧嘩のきっかけとなってしまいます。
会えない日が続けば、そのぶん会えた時にはうれしいはずです。その気持ちを大切にしましょう。久しぶりに会えたのに喧嘩になってしまっては、さらに不満を募らせることにもなりかねません。会えないことで喧嘩になる前に、会えないことが寂しいということを素直に伝えるようにしましょう。
マンネリ化したとき
マンネリ化してくるのはお互いに慣れてきてしまっているということです。相手がいることが当たり前になっていて生活の一部になっている状態でしょう。生活の一部であるからこそ、自分の思うようにならないことがあるとついつい喧嘩になってしまいます。
付き合い始めた頃は、相手のことばかり考えていたのが、マンネリ化することで自分のことが優先されてしまいます。もちろん、お互い様ということも多いのですが、それまで気にならなかったようなことに腹が立つようになってきたら、気を付けた方がよいでしょう。
お互い慣れてきて素が出た時
人間慣れてくると、どうしても素になってしまうのは無理のないことでしょう。素を出せるということは、それだけ相手に安心感を持っているということでもあります。しかし、あまり素を出し過ぎてしまうのも喧嘩の原因となります。
まだ、お互いに慣れないうちは相手によい自分の姿を見てほしい、相手に喜んでほしいと、気遣いながら付き合いますが、慣れてくるとそのたびに気を遣うことに疲れてしまいます。
素を出すことは、お互いにとって決して悪いことではありませんが、出し過ぎてしまうこともよくありません。どれだけ慣れた相手であっても、相手のことを考えたうえで行動することが大切です。また、素を出すことができるほど慣れてきたのですから、その関係を大切にすることも必要です。
親しき中にも礼儀あり。素を出してだらけるのではなく、素を出してもメリハリをつけることが大切です。
片方の生活だけが変わったとき
これまでと生活が変わるということは、何かとストレスが溜まります。結婚など二人でまとめて生活が変わればお互いの気持ちを理解することもできるのですが、片方だけの生活が変わるときは要注意です。
生活が変わった方は、生活になれるために必死の状態になってしまうので、なかなか相手のことを思いやることができません。生活が変わらない方にしてみれば、自分だけが置いて行かれるような不安や寂しさを感じることになり、ストレスを溜めることにあります。
お互いにストレスが溜まる状態の中では、ちょっとしたことでも喧嘩の原因になっていまいます。片方だけ生活が変わる場合には、お互いの状況を思いやるようにすることが大切です。
素直な心を忘れず相手を尊重する
喧嘩をしないカップルや夫婦はあまりいないでしょう。それだけ喧嘩をするきっかけも多いのですが、多くの場合、喧嘩の原因は些細なことです。お互いの気持ちを考えることができずに、自分の思いだけで不満をぶつけてしまうことから喧嘩が始まります。
喧嘩はしてはいけないものではありません。喧嘩をしてもお互いを大切だという気持ちがあるのなら、素直な気持ちを表現することが大切です。お互いの気持ちを思いやることができれば、喧嘩をしてもそのままになることなく仲直りすることができます。
あまりかたくなにならずに、自分の気持ちだけでなくお互いの気持ちを思いやるようにしましょう。