目次
ふられた後の状態
とにかく泣く
ふられた後はとてもつらいもの。なにをしてても勝手に涙が出てくる…という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実は、失恋直後に思い切り泣くことは立ち直るためにも欠かせない行為。失恋は心に大きなダメージを与えますが、涙まで我慢していると余計にストレスがかかってしまいます。
行き場のないストレスを開放させるためにも、思い切り泣いて発散させることが重要なのです。失恋直後であれば大声を出して泣いて構いません。気持ちがすっきりするまで涙を流せば、きっと笑顔に戻れるでしょう。泣くことを我慢せず、たまった感情を吐き出してしまいましょう。
胸が締め付けられる気持ち
ふられた後は、胸がキューっと締め付けられるような気持ちになります。場合によっては胸のあたりが苦しくなったり、痛くなることもあるかもしれません。
食事も喉を通らず、なかなか寝付けない。これらはふられた後にやってくるつらさ。それほどまでに相手への気持ちが大切だったのでしょう。
胸が締め付けられるような気持ちをすぐに解消することはできません。しかし、ずっと永遠に続くこともありません。失恋後のつらい気持ちは、時間がたつにつれて少しずつ薄れていくのです。ふられた直後は勝手に涙がでたり、苦しくつらい時間となりますが「ずっと続くわけじゃない」と信じて乗り越えましょう。
ふれらた理由の模索
失恋後には「どうしてふられたの?」「なにがいけなかったの?」とふられた理由を模索してしまうでしょう。自信があった場合はとくに理由を考え込んでしまいます。
ふられた理由を模索するのは必ずしも悪いことではありませんが、メンタルの回復を考えたときにあまりよろしくありません。というのも、理由を模索するということは「ふられた事実を受け止めきれてない」ということなのです。
つらい気持ちからできるだけ早く立ち直るためには、まずはふられたことを受け止めましょう。ふられた理由を考えすぎず、感情を思い切り吐き出すことが大切です。
ふられた後の関係
友人に戻る
相手のほうから「元の関係に戻ろう」といわれたり、重大な確執がなかった場合は友人に戻ることがあります。
といっても、ふられた相手と友人関係に戻るのは難しいもの。しばらくのうちは割り切れないかもしれません。もし「友人に戻ろう」といわれた場合は、一度本当に友人に戻りたいのか考えてみてください。
もし、あなたが相手と友人関係でいることがつらいようであれば距離を置くのも一つの手段です。必ずしも友人に戻らなければいけないわけではありません。ふられたことを機に、相手とのこれからの関係性について考えてみましょう。
疎遠になる
相手もあなたも関わるのがつらいようであれば、自然と距離が生まれます。「ふられた直後は連絡をとっていたけど、次第に取らなくなった…」というパターンも多いようです。
ふられた相手との関係は気まずいもの。お互いに別々の道を歩んでいくのであれば、疎遠になっていくのは自然なこと。距離が生まれても悲しむ必要はないのです。
また、疎遠になることで相手への気持ちを少しずつ忘れることができるでしょう。「関わるのがつらい」という気持ちがあるのなら、少しずつ連絡をとる頻度を減らしていくことをおすすめします。
絶縁する
相手やあなたが「どうしても元のように接することができない」という場合、絶縁という形になることもあるでしょう。この場合どちらかが相手に嫌悪感を抱いていたり、ふられたことで関係が破綻してしまったというケースが多いです。
絶縁となると、顔を合わせることはもちろん連絡を取ることもなくなります。最初はとてもつらいかもしれませんが、相手を早く忘れるためには「全く関わらない」というのがとても有効。
相手との関係が全くなくなれば、次第に相手がいない日常に慣れていきます。「つらいのは今だけ」と言い聞かせ、つらい期間をのりこえましょう。「とにかく相手を忘れたい」というときは、思い切って絶縁するのもありです。
友達以上恋人未満の関係
ふられた相手と仲がよかった場合、友達以上恋人未満の関係になることがあります。性別をこえた親友のような、家族のような関係性ですね。
この関係は双方が納得していれば問題ありませんが、どちらかがつらいようであれば解消する必要があります。友達以上の関係はどうしても相手に「情」をもってしまうのです。友達以上恋人未満の関係になってしまったゆえに、いつまでたっても恋愛感情を捨てきれない…という事態にもなりかねません。
どちらかにまだ恋愛感情がある場合、中途半端な関係性はNG。きっぱり関係を切るか元の友人に戻ったほうがよいでしょう。
ふられてもチャンス
連絡手段がまだある
ふられても関係性を切られていなければ、チャンスはまだあります。相手との連絡手段はどうでしょうか?メールやSNSなど、つながりがあれば恋人になれる可能性は0ではないのです。
もちろんふられた直後に「なんでダメだったの?」「付き合いたい」としつこくしてはいけません。しかし、日常的な世間話などであれば問題ないでしょう。
相手からのリアクションをチェックして、嫌がっている素振りがないのであれば定期的に連絡するのもありですね。ふられてしばらくたった後に、何気ない会話を持ちかけてみてはいかがでしょうか。
自分の気持ちを伝えただけ
相手はあなたと「絶対に付き合えない」と思っているわけではなく、自分の気持ちを伝えたかっただけかもしれません。それが「恋人にはなれない」という結論に至ってしまっただけで、あなたになにかしらの改善を求めている可能性があるのです。
ふられたときに具体的な理由はありましたか?もし、あなたに対しての不満や憤りを伝えられたのであれば、「なおしてほしい」「改善してほしい」と思っているのかもしれません。
恋人関係への発展を望むのであればいったん距離を置き、相手から指摘された点を改善していくところからはじめましょう。「やっぱり付き合いたい」と相手が思い直してくれることもあります。
嫌われてはいない
ふられたからといって、必ずしも相手に嫌われているとは限りません。ふられた理由があなたではなく、相手にある可能性があるのです。
たとえば、相手に自信がない場合。「自分には恋愛できる余裕がない」と考えているかもしれません。また、仕事が忙しくあなたとの時間を確保することが難しいため、付き合わないことを選んだのかもしれません。
嫌われていないのであればチャンスはまだまだあります。相手の気持ちが落ち着くまで距離を置き、再度アプローチしてみましょう。相手に余裕ができれば、恋人関係に発展することもあるでしょう。
ふられた後にとるべき行動
いつも通りの日常的な行動
ふられた後も、できるだけいつも通りの生活を崩さないようにしましょう。失恋でつらいからといって、いつまでも引きこもっていると暗い気持ちに拍車がかかってしまうだけ。
できるだけ早く立ち直るためには、いつも通りの日常的な行動を積極的に行ってください。朝起きて歯を磨いて仕事に行く…というなんの変哲もないルーチンで構いません。
日常的な行動をとることで、徐々に心も落ち着いてくるでしょう。ふられた直後はなにも手につかないかもしれませんが、徐々に普段のライフスタイルへと戻していってくださいね。
周囲にも平静な態度
失恋後はどうしても明るい気持ちになれず、暗い気持ちが全面に出てしまいがち。しかし、周りにそういった態度を察知されると変に気を使われてしまう可能性があります。
触れずにいて欲しい話題についてふられたり「大丈夫?」「つらくない?」という言葉が余計に暗い気分にさせてしまうことも。
信頼できる友人の前で愚痴をこぼしたり、悲しい気持ちを聞いてもらうのはもちろん構いません。しかし、仕事先など大勢の人の前ではいつも通り平静な態度を心がけましょう。
ふられた相手にも明るくする
ふられた相手に気まずい態度をとっていると、いつまでも元通りの関係に戻ることができません。失恋直後は難しいかもしれませんが、余裕ができたらできるだけ相手にも明るく接しましょう。
ふった側は、あなたにどう接していいのか思い悩んでいる可能性があります。これからも相手との関係を良好にするためには、あなたから明るく接することが大切なのです。
ふられる前のように自然体で接していけば、少しずつ元のような関係性に戻れるでしょう。またお互いの気持ちを打ち明けたとこで、前よりもっと距離が近くなるかもしれません。
好きなことをする
ふられた直後はなにも手につかないかもしれませんが、立ち直るためには自分の好きなことに打ち込むのが効果的。
趣味やスポーツなど「楽しい」と思えることを積極的に行っていきましょう。好きなことをすれば気持ちのリフレッシュにもなりますし、なにより一時的に「失恋のつらさ」を忘れることができます。
つらいからといって相手のことばかり考えていても立ち直ることはできません。少しでも前向き、好きなことを行いメンタルを回復させていきましょう。「告白して頑張った自分へのご褒美」にショッピングやエステを受けるのもよいでしょう。
自分磨きをする
ふられた後は、自分磨きを行う絶好のチャンス。「相手を見返してやろう」「ふったことを後悔させてやろう」くらいの気持ちで自分磨きを行いましょう。
メイクや美容、ダイエットなど外見を磨くのもよし。読書やいろいろな経験を通して、内面を磨くのもよし。
自分磨きをすることで、より自信が持てるようになりポジティブな気持ちになれるでしょう。前向きな自分磨きは人を輝かせます。外見・内面どちらもしっかり磨いて自分自身の魅力をアップさせてくださいね。きっと今より自分を好きになれるはずです。
冷却期間から再度告白
相手のことをどうしても諦められない場合は、再度告白するのも一つの手段。冷却期間をおいて、再びアプローチをしましょう。
といっても、ふられた直後に告白するのは逆効果。相手に自分のことを考える時間を与えるためにも、最低3カ月程度は冷却期間をおきましょう。
1回目の告白であなたのことを考えるようになり、2回目の告白で「付き合おう」と思ってくれるかもしれません。冷却期間の間には、自分磨きをしたり相手に好きになってもらう努力を忘れずに。努力が相手に伝われば、あなたのことを見直してくれるかも。
ふられた後にしてはいけない行動
ふられた理由を聞き出す
「どうしてわたしじゃだめなの?」「なにがいけないの?」とついつい相手にふられた理由を問い詰めてしまうかもしれません。しかし、これは絶対にNG。
ふられた理由を相手に問う目的はなんでしょうか。ほとんどの方は「自分が納得したいため」ではありませんか?自分本位な考えは、相手の負担になってしまいます。
ふられた理由を聞きたくなってしまうのは仕方のないことですが、相手を思うのであればぐっと我慢しましょう。理由を聞かないことで、今後の相手との関係性を良好にできるでしょう。
しつこく関係を迫る
絶対にしてはいけないのが、しつこく関係を迫ること。もともと相手と仲がよいほど「1回だけでいいから付き合って」「とりあえずデートしてみよう」など無茶なお願いをしやすいです。
しかし、ふられた時点で相手はあなたと恋人関係になることを拒んでいるのです。相手の気持ちを考えず、関係を迫れば嫌われてしまうことも。
ふられた時点で、しっかりと「恋人になれない」という事実を受け止めましょう。ふられた直後の対応は今後の関係性にも影響するため、十分注意が必要です。
自分の悲しみアピール
失恋後は悲しみのどん底。「この世で一番自分がつらい」と悲劇のヒロインぶってしまうことも多いです。自分の悲しみをアピールするのは、少なからず「同情していほしい」「気持ちをわかってほしい」という思いがあるため。
しかし、周囲の同情を得てなんの意味があるのでしょうか。悲しみをアピールすればするだけ、周囲の人を困らせてしまいます。ふられた直後はとてもつらいものですが、いつまでも悲しみをアピールしていると前に進めません。
少しずつステップアップして立ち直るためにも、悲劇のヒロインぶるのはやめて物事を前向きに考えましょう。
感情的になる
ふられた後は感情的になり、涙を流してしまうこともあるでしょう。もちろん、感情を開放して思い切り泣くのはよいことです。
しかし、周りの人や相手に対して感情的になってしまうのはNG。感情を開放するのは、一人のときや親しい友人の前だけにしましょう。
周りの人にまで感情的になってしまうと、今まで培ってきたあなたへの信頼が損なわれてしまう恐れがあります。失恋後はとてもつらいものですが、ぐっと堪えて冷静さを保ってください。毎日我慢するのは心に負担がかかるため、好きなことや趣味でストレスを発散するのもお忘れなく。
あきらめずに出来る限りのことをしてみる
ふられたからといって、必ずしも「恋人になれない」というわけではありません。冷却期間をおき、再度告白して成功することも多いのです。
大切なのは、ふられた後の過ごし方。思い切り泣いて、すっきりしたあとは相手を振り向かせるために自分磨きを行いましょう。努力を重ねていけば相手もきっとあなたのことを見直してくれるでしょう。