目次
女性ホルモンを増やすことのメリット
バストアップをする効果がある
女性ホルモンには2種類あり、「エストロゲン」と「プロゲステロン」に分けられます。エストロゲンは、コラーゲンやヒアルロン酸を生成し、女性らしい身体をサポートするホルモンです。一方、プロゲステロンは、妊娠や出産をサポートし、基礎体温を上げる働きを持つホルモンです。どちらも身体にとっては必要なホルモンです。女性ホルモンのバランスは簡単に崩れてしまうため、体調不良の原因を引き起こします。バランスをしっかり保てるようにすることが大切です。
バストアップに必要なホルモンは、「エストロゲン」です。エストロゲンの分泌量は、増加すると乳腺が発達します。乳腺は発達すると乳腺を守ろうと周辺に脂肪がつくため、バストアップをすることができます。また、しっかりと栄養素を運ぶために、血液やリンパの流れをよくすることも大切です。ストレスや睡眠不足、運動不足などにより、血液やリンパの流れが滞ってしまうことがあります。そのため、エストロゲンを減らさないようにするために、プロゲステロンとのバランスを整え、不規則な生活や食事を改善することによって、バストアップ効果が期待できます。
髪や肌にツヤが生まれる
女性ホルモンは、年齢とともに減少します。排卵期に多く分泌される「エストロゲン」は、コラーゲンの生成を促すため、髪や肌にツヤが生まれます。髪の毛の成長期間を持続させる働きがあるため、美しい髪を保つことができます。
コラーゲン生成は、肌の弾力を保ち、髪を強く太くする働きがあります。エストロゲンは減少してしまうと、肌のハリやツヤが失われ、老け顔の原因になることもあります。また、毛の成長サイクルも乱れるため、抜け毛や薄毛などの原因にもつながります。
エストロゲンの減少は、ストレスや精神状態の不安定、血液の流れを悪くするなどして肌や髪に悪影響を及ぼします。そのため、女性ホルモンのバランスを調整し、エストロゲンを減少させないことが大切になります。
精神的な安定がもたらされる
女性ホルモンのエストロゲンは、精神の安定をもたらします。エストロゲンは、精神を安定させることに必要なセロトニンの分泌を促進し、活発にする働きがあります。セロトニンが分泌されることにより、精神状態が安定します。エストロゲンの分泌が不安定な時は、セロトニンも不足してしまうため、精神状態も不安定になります。そのため、体内のエストロゲンを増やすように心がけることが大切です。体内のエストロゲンと似た働きをもつ「大豆イソフラボン」の摂取やバランスのよい食事、規則正しい生活などを意識することで、エストロゲンの減少を防ぐことができます。
また、女性はうつ病などの精神疾患になりやすいといわれています。女性ホルモンは、周期的にバランスが変化するため、精神状態が不安定になりやすいので気をつけましょう。

女性ホルモンの上手な増やし方
恋をしてときめきを感じる
恋をすることで、幸せホルモンといわれれている「セロトニン」の分泌量が増加します。セロトニンの分泌量が増加することにより、精神状態を安定することができます。また、恋をすることで、恋愛ホルモン「フェニルエチルアミン」が分泌されます。恋愛ホルモンは増加すると、意欲やモチベーションのアップにつながります。
恋愛は、エストロゲンの分泌を増やすことはないといわれています。ただし、恋愛をすることによって、身体によい、その他のホルモンが分泌されます。そのため、身体全体や精神状態によい影響があるといわれています。
有酸素運動を行う
ウォーキングやランニングなどの有酸素運動を行うことで、女性ホルモンのバランスを整える働きがあります。運動不足は、血行不良や自律神経の乱れを引き起こします。リンパの流れも悪くなるため、体内に余分な水分や老廃物が排出されず、むくみの原因になります。
運動をすることで血行が促進されると、食べ物から摂取した栄養分が身体の隅々まで行き届き、肌の生まれ変わりである細胞の再生力も高くなります。身体や肌の健康を守るために、有酸素運動を取り入れてみましょう。
骨盤を正しい位置にする
女性は、妊娠や出産、姿勢の悪化などの影響で、骨盤の位置にズレが生じたり、歪みを引き起こしたりします。骨盤の位置が正しい位置でないと、血液の流れを悪化させ、内臓機能を低下させてしまう原因になります。また、女性ホルモンの分泌量も減少します。骨盤体操やストレッチを取り入れることで、骨盤の位置を正しい位置へと戻すことができ、女性ホルモンの活性化につながります。そのため、上手に身体のすみずみにまで女性ホルモンを行き渡らせることができます。
毎日十分な睡眠をとる
睡眠不足や睡眠の質が悪いと、自律神経が乱れ、女性ホルモンの働きが低下してしまいます。睡眠時に分泌される「成長ホルモン」の分泌量も低下します。成長ホルモンは、代謝を促すため脂肪燃焼をサポートしたり、身体の疲れを取り除き、病気への抵抗力をつけるなど、さまざまな働きがあります。女性ホルモンのバランスを整えるためには、毎日質のよい睡眠をとることが大切です。
そのため、就寝前の携帯やパソコンなどのブルーライトを控え、部屋を暗くし、リラックスした状態で就寝しましょう。また、香辛料などの刺激物や、覚醒作用があるカフェインの摂取を控えるなど、睡眠の妨げとならないように気をつけなければいけません。早寝早起きの習慣をつけ、日中は外の光を浴びるなどして自律神経のバランスも維持できるようにしましょう。
女性ホルモンを増やしてくれる食べ物
ビタミンのなかでも、女性ホルモン分泌に働きかける栄養素は「ビタミンB6」です。皮膚や髪に必要なたんぱく質の代謝を促したり、エストロゲンの代謝を促進します。また、ホルモンバランスの乱れを改善してくれる働きがあります。ビタミンB6が多く含まれている食品は、魚や肉などの動物性食品です。
そのほか、女性ホルモンを整える効果がある食べ物は「キャベツ」です。キャベツに含まれている「ボロン」という栄養素は、エストロゲンを活性化する効果があります。しかし、ボロンは熱に弱いため、できるだけ生のまま食べるようにしましょう。
卵巣の若返りをしてくれる食べ物
女性ホルモンであるエストロゲンは、卵巣から分泌されます。卵巣の機能が衰えてしまうと、エストロゲンが上手に働かず、女性ホルモンの分泌量も低下してしまいます。卵巣を若返らせる栄養素は、たんぱく質やビタミン類です。たんぱく質は、女性ホルモンの生成に必要なコレステロールを増やします。コレステロールを多く含む食べ物は、卵や牛乳、ヨーグルト、チーズです。そのほか、たんぱく質は豚肉や大豆製品、青魚に含まれているため、積極的に摂りましょう。
また、ビタミン類が豊富な食べ物は、ビタミンの種類にもよりますが、主に緑黄色野菜や果物、青魚などです。血液の流れをよくし、血液を増やします。身体の粘膜の保護や老化を防ぐ効果があります。バランスよく摂取しましょう。
アロマオイルを利用する
アロマオイルは、リラックス効果や自律神経を整える効果、女性ホルモンを増やす効果などが期待できます。香りは、身体の生理機能をコントロールしている脳の視床下部に届きます。身体を調節するさまざまな機能に影響させることができます。アロマオイルの種類によって、それぞれ効果は違ってきます。アロマオイルは、女性ホルモンであるエストロゲンの作用に似ている成分が含まれている精油もあります。身体の調節機能に働きかけ、心身ともによい影響を与えるため、利用をおすすめします。
女性ホルモンの分泌を促すツボを押す
身体には約361個のツボがあり、女性ホルモンの分泌を増加させるツボも多くあります。ツボを押す刺激により、女性ホルモンが分泌されます。日頃から継続して行うことで代謝を促進させることができるため、美容や健康面の改善につながります。ツボ押しのタイミングは、身体が温まっている入浴後がおすすめです。血行が促進されるため、新陳代謝が高まります。
ツボ押しの効果的な方法は、ゆっくり呼吸をしながら行います。息を吐きながらツボを押し、息を吸いながら3秒間程度力を抜きましょう。これらを繰り返すことで、血行促進や代謝アップにつながります。
サプリメントを利用する
女性ホルモンを増やすサプリメントは多くありますが、どのような成分を選んだらいいのか悩みます。「マカ」という成分は、女性ホルモンを増やし、バストアップ効果の期待ができます。「プエラリア・ミリフィカ」という成分は、女性ホルモンと似た働きをします。そのほか、「大豆イソフラボン」も女性ホルモンと似た働きをします。このようなサプリメントの成分で女性ホルモンを増やすサポートをすることも大切です。しかし、過剰摂取はエストロゲンの分泌量も増えるため、乳がんなどの発症率を高めます。難しいことですが、バランスを整えることが大切です。
漢方薬で女性ホルモンを整える
漢方薬を使用することで女性ホルモンの減少を抑えることができます。また、さまざまな身体の不調を改善する効果も期待できるため、自分にあった漢方薬を選びましょう。ホルモンバランスを改善する効果がある漢方薬は、下記以外にもあります。
加味逍遥散(かみしょうようさん)
身体の中からゆっくり症状に作用する漢方薬です。血行をよくし、ホルモンバランスを整える効果が期待できます。血液や肝臓の働きをよくする効果があるといわれています。疲れやすい方やイライラする方の精神状態を安定させます。生理不順や更年期障害などの女性特有の症状をやわらげる働きがあります。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
身体を温め、月経不順や産前産後の身体の不調を助けてくれます。また、肩こりや耳鳴り、頭が重いなどの不快な症状を緩和します。冷え性や貧血の方、体力がない方におすすめします。
?四物湯(しもつとう)
血液の循環をよくし、ホルモンバランスを整えます。貧血や冷え性などの症状を緩和し、身体を温めてくれる効果があります。病後や産後の疲労回復にも効果があるといわれています。また、乾燥やシミなどを改善する美容効果も期待できます。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
血行をよくし、冷え性やのぼせを改善します。子宮の炎症を緩和し、ホルモンバランスを整えます。体格がいい方に使用をおすすめすることが多いようです。
女神散(にょしんさん)
血行を改善し、精神状態を安定する効果が期待できます。生理不順などの女性のトラブルを緩和します。しかし、のぼせや湿疹などの副作用もあることから、体力のない方は使用を控えましょう。
温清飲(うんせいいん)
皮膚の疾患がある方や乾燥が気になる方におすすめです。湿疹やアトピー性皮膚炎などの疾患を改善する効果が期待できます。

ときめきを利用して女性ホルモンを増やす方法
恋愛小説を読んだり恋愛映画を見る
恋愛ホルモンとよばれる「PEA」は、身体の不調を緩和し、恋愛したいという感情を高めます。さらに、快感ホルモンである「ドーパミン」も分泌されます。恋愛小説や恋愛映画を見ることによって、精神状態の安定やストレス解消効果が期待できます。ときめきを感じることで、女性ホルモンの分泌量を増やすことができます。
憧れの芸能人に会いに行く
好きな芸能人に会いに行くなどの行動は、脳に刺激を与えドーパミンが分泌されます。ドーパミンが分泌されると、脳が快感を覚え、恋愛状態になります。幸せな気持ちになることで、女性ホルモンが多く分泌されます。女性にとって嬉しい美肌効果やムダ毛抑制効果、口臭予防効果などが期待できます。
恋愛アプリで疑似恋愛を楽しむ
疑似恋愛を楽しむことは、女性ホルモンを増やします。美容ホルモンとよばれている「フェニルエアチミン」や「エストロゲン」が分泌されます。女性らしい身体をつくり、バストアップ効果や肌にハリやツヤを与えます。また、現実から逃避できるため、快楽感は増し、一時的にストレスから解消される効果もあります。

女性ホルモンを増やしてくれる食べ物
イソフラボンの豊富な豆乳
豆乳は、カロリーが低く、栄養価が豊富なため、美容や健康によい飲み物です。大豆たんぱくやイソフラボン、サポニン、レシチンなど、生活習慣病を予防してくれる成分が豊富に含まれています。
イソフラボンは、女性ホルモンである「エストロゲン」と構造や働き方が似ています。エストロゲンは、身体の機能を整える働きをもち、年齢とともに減少することで、さまざまな身体の不調を引き起こすといわれています。イソフラボンを摂取することで、エストロゲンの代わりができるというわけです。そのため、イソフラボンが豊富に含まれている豆乳を摂取することで、生活習慣病や更年期障害などの改善効果が期待できます。
たんぱく質の豊富な卵
卵には、1個およそ6グラムとたんぱく質が豊富な食材です。そのほか、食物繊維やビタミンなどの栄養素も豊富に含まれています。
女性ホルモンに働きかけるためには、たんぱく質が必要です。たんぱく質は、身体の細胞を作り、女性ホルモンの分泌を促進します。動物性たんぱく質と植物性たんぱく質をバランスよく摂取することで、女性ホルモンのバランスを安定させることができます。
亜鉛の豊富なチーズ
チーズに含まれている亜鉛は、必須ミネラルの一種です。女性ホルモンの分泌を促進し、バストアップ効果など様々な効果を期待できます。しかし、亜鉛は体内で作られることができないため、食材やサプリメントから摂取する必要があります。不足すると、肌荒れや抜け毛、精神状態が不安定になるなど、身体の様々な部分に影響を及ぼします。一日の摂取量目安は、およそ6ミリグラムです。亜鉛は長期間の過剰摂取をすることで、腹痛や下痢、がん細胞をつくるなどの副作用をおこします。
カルシウムの豊富な小松菜
女性ホルモンであるエストロゲンには、カルシウム量を調整する働きがあります。また、骨からカルシウムが溶け出すことを防ぐ働きもあります。年齢とともに女性ホルモンの分泌量が減少するとともに、カルシウム量も減少するため、骨密度も低下します。骨密度が低下することにより、骨粗しょう症の危険性が高くなります。
一日に必要なカルシウムの摂取量は、650~800ミリグラムです。小松菜と他のカルシウムが含まれている食材と組み合わせて摂取することで、より効果を得られます。とくに、小松菜としらすの組み合わせは、カルシウムを豊富に摂取できるため、おすすめです。
カリウムの豊富なほうれん草
カリウムは、ミネラルの一種で血液や細胞の中に含まれています。ナトリウムとバランスを整えながら、体内の細胞や血圧の浸透圧を正常に維持する役割があります。血圧上昇を抑えたり、老廃物を排出したり、筋肉の収縮を促すなどの機能があります。とくに、女性ホルモンが減少する生理前は、体内の水分の排泄が悪化しやすく、便秘やむくみなどの影響がでやすくなります。そのため、カリウムが豊富な食材を摂取することで、便秘やむくみ予防に効果が期待できます。
カリウムは、多くの食品に含まれています。とくにカリウムが豊富な食品は、ほうれん草です。しかし、カリウムは、熱に弱いため、なるべく生で摂取する調理方法をおすすめします。
マグネシウムの豊富なアーモンド
マグネシウムはミネラルの一種に含まれ、不足すると疲れやすく感じることがあります。便秘やむくみ解消、筋肉の収縮抑制、低血糖の予防、ストレス解消などの働きがあります。また、生理前に不快な症状が現れる病気「PMS」を改善してくれる効果も期待できます。アーモンドなどのナッツ類や海藻類に多く含まれているので、積極的に摂るとよいでしょう。

女性ホルモンを増やすアロマの香り
スクラレオールが豊富なクラリセージ
クラリセージは、花と葉から抽出されます。髪のパサつきやPMS、シワ、たるみなどの悩みを改善する効果が期待出ます。女性ホルモンの乱れは、脳からの刺激によって引き起こされます。そのため、アロマの香りを利用し脳に刺激を与えることで、ホルモンバランスを整えることができます。
アロマの「クラリセージ」は、ホルモンバランスの調整に高い効果があるといわれています。クラリセージには、「スクラレオール」という成分が含まれています。女性ホルモンのエストロゲンに働き方が似ています。精神を安定させる効果があるため、心を落ち着かせたいときにおすすめな香りです。生理痛、月経不順、更年期障害などを緩和したり、頭痛や肩こりなどの鎮痛作用もあるといわれています。また、肌への効果は、皮脂分泌バランスをコントロールする働きがあるため、皮脂が気になる方にはおすすめです。
イライラを抑えるネロリ
ネロリは、花から抽出されます。主に肌の悩みの改善に効果的です。肌のターンオーバーを促進し、シミやシワなどのアンチエイジングケアをサポートします。刺激が少ないため、敏感肌の方も使用できます。
また、ストレスを抱えているときや気持ちが不安定なときなど、精神を安定させる強いリラックス効果があります。ホルモンバランスの乱れからおきる、PMSなどの身体の不調を軽減してくれます。自律神経を調整し、食欲不振や便秘などの不調を改善する効果が期待できます。
心を落ち着かせるゼラニウム
ゼラニウムは、花と葉から抽出されます。身体の悩みや肌の悩み、女性特有のトラブルなど総合的に効果が期待できるアロマオイルです。ストレスが原因で引き起こされる自律神経のバランスを整えたり、ホルモンの分泌を調整する作用があるため、生理痛や更年期障害などの症状を緩和します。
また、利尿作用があるため、体内の余分な水分や老廃物を排出する働きもあります。また、皮脂バランスをコントロールしてくれるため、肌のうるおいを保つ効果があります。血行促進やエイジングケアに効果が期待されます。
子宮を強くするローズ
ローズは、花から抽出されます。リフレッシュ効果があり、精神状態が不安定なときにおすすめです。血流改善効果や女性ホルモンのバランスを整える働きがあるため、月経不順や月経痛などの症状を緩和し、子宮を強くします。また、肌を活性化させ、シミやシワ、ニキビケアに効果的です。スキンケア力があるため、美肌効果に期待できます。
気分を高揚させるイランイラン
イランイランは、花から抽出されます。髪のパサつきや手のトラブル、シワ、たるみ、PMSを改善する効果が期待できます。気分の高揚や幸福感をもたらす作用があります。リラックス効果があるため、精神状態の不安定なときにおすすめです。
生理痛や生理不順などの女性トラブルを緩和し、ホルモンバランスの乱れを改善します。また、皮脂バランスを整える効果も期待できます。肌のみではなく、頭皮の皮脂ケアや育毛ケアに効果を発揮できます。

女性ホルモンの分泌を助けるツボ
バストにハリをもたらす壇中
壇中(だんちゅう)は、左右の乳首の中間に位置するツボです。女性ホルモンの分泌を活性化することで、バストアップや美肌効果が期待できます。筋肉にダメージを与えないように、ゆっくり息を吐きながら指圧しましょう。両方の指で息を吐きながら5秒間程度軽く押し、数回繰り返しましょう。お風呂上がりなどの血行がよいときに行うことをおすすめします。仰向けに寝た状態でも可能です。壇中のツボ押しは、ストレス解消や疲労回復、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。
バストにボリュームをだす中院
中院(ちゅうかん)は、臍とみぞおちの中間に位置するツボです。臍からの場合は、指4本分ほど上に位置するツボです。女性ホルモンの分泌を促進し、肌やバストにハリを与えます。また、胃腸の調子を整えながら、血行を促進する効果があります。強く押しすぎないように、やさしく数回行いましょう。ダイエットに効果が期待できるツボでもあります。
バストの栄養を届ける渕腋
渕腋(えんえき)は、乳首から外側に向かって10センチ程にある脇の下辺りに位置するツボです。触ってみて少し痛みを感じるところです。
脇は、リンパが多く集まっている部分です。ツボ押しによる刺激で、リンパの流れをよくすることができ、血行がよくなります。そのため、バストアップに必要な栄養素や女性ホルモンがバストに行き届きやすくなります。両方の親指で左右同時に押しましょう。強めに5秒間程度押し、数回繰り返しましょう。
美しい髪を作る百会
百会(ひゃくえ)は、頭のてっぺんの真ん中に位置するツボです。ストレスや疲労などを引き起こす自律神経の不調を改善する効果があります。血行をよくする効果もあり、頭皮に栄養が行き渡るため、美しい髪を手に入れることができます。また、精神的なストレスを緩和したり、頭痛や髪の悩みを改善します。美容では、血行が促進されることにより、肌荒れやくすみを改善する効果があります。
新陳代謝を促す合谷
合谷(ごうこく)は、手をパーの状態にひらいて手の甲を自分に向け、親指と人差し指の境目に位置するくぼみの部分です。身体の痛みを解消し、内臓の不調まで改善する効果が高いツボです。また、ストレスを改善し、新陳代謝を活性化するため、肌荒れ防止にも効果的です。全身の不調を緩和する効果があるため、覚えておくとよいでしょう。
ストレスを軽減する労宮
労宮(ろうきゅう)は、手のひらの中央に位置するツボです。手の血液の流れが悪くなると、自律神経が乱れたり、心臓に負担をかけてしまいます。血行を改善することにより精神状態を安定させ、身体の不調が改善されます。労宮を中心に手のひら全体を強めに押してあげると気持ちよくなります。
生理痛をやわらげる三陰交
三陰交(さんいんこう)は、足の内側のくるぶしから指4本分上の部分に位置するツボです。女性ホルモンのアップや健康面の改善などの効果が期待できます。また、ストレスや疲労時にも緩和する効果をもちます。ほかには、冷え性や生理痛などの女性特有の症状をやわらげる効果があります。

女性ホルモンを増やすのにおすすめのサプリ
大塚製薬 エクエル
大豆を乳酸菌で発酵させた、大豆イソフラボン由来の成分「エクオール」が配合されています。大豆イソフラボンにより効果を発揮できます。大豆イソフラボンはエストロゲンと似た構造をもつといわれています。また、女性に多くみられる急な感情や体調の変化をサポートする働きがあります。エクエルは、合成や濃縮、抽出を行っていないため、安心で安全な食品です。体内に蓄積されることがなく、負担がないため手軽に摂取することができます。エクエルは、女性の健康と美容の手助けをしてくれるため、おすすめです。
ベルタ プエラリア
高品質なプエラリアを約300ミリグラム配合しています。大豆イソフラボン約570個分含まれているため、エストロゲンの作用も高くなります。そのため、身体のさまざまな不調の緩和に期待ができます。また、無添加なため、敏感肌の方も使用できます。バラの香りで、リフレッシュ成分を5種類配合しているため、高いリラックス効果を得ることができます。3種類のヒアルロン酸配合により保湿やうるおい、ハリなどの美肌効果にも期待できます。
DHC 濃縮プエラリアミリフィカ
エストロゲンと似た構造をもつイソフラボンを豊富に配合しています。イソフラボンの一種である「プエラリン」を97%含有したサプリメントです。女性ホルモンであるエストロゲンに働きかけ、バストアップ効果が期待できます。一日3粒を数回に分けて摂るとよいでしょう。女性らしい身体を維持したい方におすすめです。

上手に女性ホルモンを増やしてきれいになろう
女性ホルモンは、些細なことがきっかけでバランスが崩れてしまいます。精神状態や不規則な生活、食生活の乱れなど、さまざまなことが原因で起こります。また、女性ホルモンは、年齢とともに減少していきます。そのため、美容や健康に大きな影響を与えてしまいます。
女性ホルモンを減少させないために、毎日継続してケアをすることが大切です。また、新陳代謝のアップにもつながります。女性らしい魅力的な身体を作るために、食事やサプリメント、ツボ押し、アロマオイルなどを上手に取り入れて、女性ホルモンを増やしていきましょう。