目次
Dカップの胸について
トップとアンダーの差が約17.5cm
女性の胸のふくらみをあらわす単位として「カップ」が使用されています。主にブラジャーに使用されている単位で、Aカップからアルファベット順に大きくなります。サイズの大きい人ではFカップ、Gカップの人もいます。
カップの計測方法は、バストトップとアンダーバストの胸囲の差ではかります。Dカップの場合は、トップとアンダーの差が約17.5cmになります。
重さはグレープフルーツ2個分
Dカップのバストの重さはグレープフルーツ2個分くらいです。しっかりと支えてあげないと、肩や胸に負担をかけそうな重さですね。胸の重さを支えるブラを着けて、しっかりとホールドしてあげましょう。
装着時も、胸がきちんとブラに収まるように、正しく装着しましょう。そうすることで、胸が垂れて形が崩れるのを防いでくれます。
日本人の平均より大きい
Dカップは、日本人の平均よりも大きいバストサイズです。日本人の平均的なバストサイズは、BカップからCカップの間くらいといわれていますので、Dカップのバストはやや大きい方に入ります。
大きいといってもDカップであれば、ブラジャーを買う際にサイズがないということはなく、好きなデザインを選ぶことができるサイズです。女性が憧れ、目指すサイズとしてもあげられるサイズがDカップです。
Dカップのファッションコーデ
Dカップはどんなファッションでも合わせやすい、胸のサイズです。女性らしいラインを作ることができ、太って見えないサイズ感です。
胸のあいた服を着るときも、胸が大きすぎないので、スタイリッシュに着こなすことができます。また、タートルネックを着ても、胸が悪目立ちしない程度のちょうどよい大きさです。Dカップは、着こなしの幅が広がる、ちょうどよい大きさなのです。
なぜDカップでも小さく見えるのか
日本人特有のモンゴル体型
Dカップの胸はバストサイズとしては大きい方ですが、Dカップでも胸が小さく見えることがあります。それは、日本人特有のモンゴル体型によるものです。
モンゴル体型は、欧米人の体型に比べて、メリハリがなくて体の厚みが薄く、扁平に見えやすい傾向があります。ですから、たとえDカップあったとしても、くびれなどが少なく、胸のボリュームも少なく見えやすいのです。
クーパー靭帯が伸びている
胸にはクーパー靭帯というものがあり、クーパー靭帯によって、胸は支えられています。この、クーパー靭帯が伸びていると、垂れ胸、離れ胸の原因となり、胸の形が綺麗に見えなくなります。
さらに、胸が下垂することで、胸が小さく見えてしまうこともあります。クーパー靭帯を伸ばさないように気を付けることは、バストケアでは、非常に重要です。
脇や背中の脂肪が多い
脇や背中の脂肪が多いと、胸が大きく見えない場合があります。脂肪によって、胸が埋もれてしまうので、せっかくのバストが目立たなくなるためです。
特に脇の脂肪が多いと、バストの形が崩れて見えますし、服を着たときのラインも美しく見えません。バスト周辺の脂肪はできるだけ落して、すっきりさせておきたいですね。筋肉をつけて引き締める方法も有効です。
アンダーバストの差で大きさが変わる
カップは、アンダーバストとの差で大きさが変わります。そのため、胸自体の大きさが変わっていなくても、アンダーバストに脂肪がつくなどして、アンダーバストのサイズが大きくなると、カップのサイズは下がることになります。
カップのサイズを上げるためには、胸の大きさを増すだけでなく、アンダーバストのサイズを小さくする方法もあるということです。
小さいサイズのブラジャーを着けている
バストが大きく見えない理由のひとつとして、ブラのサイズが合っていないことが考えられます。本来のサイズよりも小さいサイズのブラを着けていると、胸が小さく見えるだけでなく、胸がつぶれてしまい、形が崩れる原因となってしまいます。
ブラは、自分のサイズに合ったものを着けるようにし、定期的にサイズをはかって、今のサイズにしっかり合わせるようにしましょう。装着の際に、胸をつぶさないように装着することも非常に重要です。
バストサイズの測り方
トップを測るときはお辞儀をして測る
バストサイズを正確に把握することが、ブラ選びの第一歩です。まずは、バストサイズの正しい測り方を知りましょう。トップバストを測るときは、お辞儀をして、胸を下に垂らさないようにして測るようにしましょう。
乳首の先端部分をぐるっと一周し、胸をつぶさないようにして測ります。ギュッと締めすぎると、サイズが本来よりも小さくなってしまうので、注意しましょう。
アンダーはトップバストを持ち上げて測る
アンダーバストは、バストのふくらみの下部分をメジャーで一周して計測します。アンダーバストをはかるときは、トップバスト部分のふくらみを持ち上げて測るようにしましょう。
トップバスト、アンダーバストともに太ったり痩せたりすることで、サイズが変わることがありますので、定期的に測りなおすようにしましょう。
専門店で測ってもらうのがおすすめ
バストのサイズは、下着の専門店で測ってもらう方法もあります。下着の専門店では、バストを測るのに適したメジャーを使用し、正確に計測してもらえるため、自分で測るよりも正しい数字が出やすいです。
計測してもらう専門店は、なるべくブラを豊富に取り揃えているところにするとよいでしょう。サイズやタイプの違うブラを選ぶ際に、計測したサイズをうまく参考にすることができます。
きちんとDカップに見せるブラジャーの選び方
正しいサイズのブラジャーを選ぶ
Dカップの胸をきちんとDカップに見えるようにするためには、ブラジャー選びが重要となってきます。まずは、正しいサイズのブラジャーを選ぶことが大切です。
ブラジャーのサイズを正しく合わせることで、Dカップを正しくDカップに見せることができ、さらに胸元をふっくらと見せることができるようにもなります。胸をつぶしてしまうこともなくなるため、正しいサイズのブラジャーを装着することは、大切な基本といえるでしょう。
ストラップがあるものを選ぶ
ブラジャーは特別な事情のある場合以外は、ストラップのあるものを選ぶようにしましょう。ストラップのあるブラは、胸をしっかりと上に持ち上げてくれます。
胸が垂れて型崩れするのを防いでくれますので、ストラップは必須のアイテムです。ブラトップの服を着るときなどは、ストラップのないものを選んでもよいですが、その場合はしっかりと胸を持ち上げる、ホールド力のあるものを選ぶようにしましょう。
アンダーベルトが太めのものを選ぶ
ブラを選ぶときは、アンダーベルトが太めのものを選ぶとよいです。アンダーベルトが太いタイプは、ホールド力が高く、胸を安定させてくれる力が強いです。
アンダーベルトが細いと、背中の肉が段になりやすいというデメリットもありますので、こういった点でも太いものの方がよいでしょう。脇までしっかりとホールドしてくれるものが理想的です。
3/4カップのブラジャーを選ぶ
ブラジャーのカップは、4分の3カップのものを選ぶようにするとよいでしょう。ハーフカップのブラに比べて、胸をしっかりと包み込んでくれますので、バストを固定する力が強くなります。
左右から肉を寄せて、固定する力も強いので、胸が広がって離れてしまうことを防ぐことができます。胸をしっかりとホールドしたいのであれば、4分の3カップのブラジャーがおすすめです。
寄せてあげるブラ
バストを中央に寄せ、上にあげる作用が強い、寄せてあげるブラを使用する方法もあります。寄せてあげるブラをつけることで、バストを中央に寄せ、デコルテ部分にふっくらとした柔らかさを出すことができるようになります。
また、下垂したバストを上に持ちあげる力も強いため、バストが垂れてきてしまった人には非常におすすめです。胸を正しい位置にキープすることができますので、下垂を防ぐこともできます。また、谷間を作るためにもおすすめです。
正しいブラジャーの付け方
ストラップの長さを調整する
ブラのストラップは、基本的には調整することが可能となっています。ブラをつけて、少し緩いと感じたら、ストラップを短くすることで調整しましょう。
もし、下着の専門店でブラを購入する際には、店員さんに調整してもらうとよいでしょう。ストラップを調整することで、ブラをより自分の胸に合わせることができるようになりますので、ストラップの調整は必ず行うようにしましょう。
前かがみで乳房をカップに入れホックをとめる
ブラを着けるときは、前かがみになり、乳房をすべてブラのカップの中に入れるようにしましょう。しっかりと乳房をブラに入れ込んだのちに、ホックを止めるようにします。
左右に流れた肉や、アンダーバスト部分の肉、背中の肉もしっかりとカップの中に入れるように、注意しながら行うとよいです。この過程は、ブラジャー着ける際に非常に重要なので、省略しないようにしましょう。
脇腹や背中に流れた胸を寄せる
ブラのホックをしたら前を向き、細かい部分のお肉をしっかりとカップの中に入れるようにしましょう。まずは、アンダーバスト部分の肉を手でカップの中に押し入れるようにします。しっかりと持ち上げて入れ込みましょう。
さらに、わき腹や背中の肉を寄せてきて、できるかぎりカップの中に入れ込むようにします。バストの上部分がふっくらとするように、丁寧に胸に肉を集めてきましょう。
胸を美しく保つためには
エクササイズで大胸筋を鍛える
胸を美しく保つためには、エクササイズも必要です。胸の筋肉を鍛えることで胸を支え、胸が垂れるのを防ぎます。大胸筋を鍛えるには、腕立て伏せがおすすめです。
腕立て伏せを行う際のポイントは、手を開きすぎずに行い、胸の上部分をしっかりと鍛えることを意識して行うことです。腕立て伏せがきついと感じるときは、膝をついて行ってもかまいません。できる範囲で行うようにしましょう。
マッサージで血流を改善する
マッサージを行うことで、血流を改善する方法も有効です。血流が改善されることによって、バストにハリとツヤがでますので、ふっくらと大きく見せることができるようになります。血色がよくなることで、見た目もよくなります。
さらに、バストマッサージの際に、背中や脇から肉を寄せてきて、中央にもってくるようにすると、胸の中央にお肉が集まりやすくなり、谷間を作りやすくなります。よりバストアップ効果も高まりますので、おすすめの方法です。
アンダーバストが小さい場合は脂肪をつける
痩せ型で、全体的に肉付きがよくない場合は、脂肪をつけることも重要です。ただ単に太ってしまわないように、マッサージと併用して行うようにしましょう。
体脂肪率を上げることになりますが、スナック菓子やファーストフードのようなもので太るのではなく、良質なたんぱく質をとるなどして、バストに肉をつけていきましょう。
姿勢を良くする
バストアップには、姿勢も非常に重要です。姿勢が良くなることで胸が上向きになり、ハリが良くなる効果が期待できます。猫背にならないように、普段から注意するようにしましょう。
歩くときや、長時間座るときなどは、意識して姿勢を正すようにしましょう。逆に姿勢が悪いと、胸が垂れやすくなり、形も崩れやすくなりますので、注意が必要です。簡単なことですが、非常に効果がある方法です。
睡眠をとってホルモン分泌
睡眠をしっかりとることで、成長ホルモンが分泌しやすくなります。成長ホルモンは美容に効果があり、バストアップ効果も期待できますので、しっかりと寝て、成長ホルモンの分泌を促しましょう。
特に成長ホルモンが出やすいとされている22時から2時の間は、ゴールデンタイムとされていますので、この時間帯はしっかりと睡眠をとるようにしましょう。
就寝時はナイトブラを使用する
就寝時もブラをすることで、寝ている間の型崩れを防ぐことができます。寝るときに使用する、ナイトブラがありますので、これを使用するとよいでしょう。ナイトブラは着け心地がよく、寝るときに着けていても締め付け感が少ないのが特徴です。
きちんと胸を中央に寄せ集めて、ホールドしてくれますので、寝ている間に胸が横に流れてしまうことを防いでくれます。各ブランドからいろいろなタイプが出ていますので、自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。
バストアップ効果のある栄養素
女性ホルモンと似た構造のイソフラボン
イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをする成分です。大豆食品に含まれており、バストアップ効果や、ホルモンを調整する効果が期待できます。
イソフラボンを摂取するには大豆食品を食べるとよいですが、手軽な方法として、豆乳を飲む方法がおすすめです。また、サプリメントも販売されていますので、こちらも試してみるとよいでしょう。
ふっくらとしたバストになるビタミンB
ビタミンBには、女性ホルモンの代謝に関わり、ふっくらとしたバストを作る効果が期待できる、ビタミンB6があります。
たんぱく質の生成を助ける作用もあるため、肌つやなどをよくしてくれることもあり、積極的に摂っていきたいビタミンです。バストアップ効果を期待するのであれば、サプリメントなどで補給するとよいでしょう。
ハリのあるバストになるビタミンE
ビタミンEは美容によい効果が多く期待でき、若返りのためのビタミンなどと呼ばれることもあります。肌つやなどをよくしてくれますので、バストのはりをアップさせるためには、積極的に摂るとよいビタミンです。
アボカドやアーモンドに多く含まれており、サプリメントも多く販売されています。自分に合った方法で、取り入れていくとよいでしょう。
エストロゲンを増やすボロン
バストアップのためには、女性ホルモンの分泌を高める方法が有効です。エストロゲンの分泌を高める物質にボロンがあります。
ボロンはリンゴ、ナシ、モモ、ワカメ、アーモンドなどさまざまな食物に含まれており、日常の食事の中でも取り入れることが可能です。サプリメントで補給する方法もありますので、取り入れやすい方を選ぶとよいでしょう。
ホルモンの分泌を促すタンパク質
たんぱく質は肌や髪、筋肉を作るもととなる物質ですので、不足しないように摂取していくことが大切です。ホルモンの分泌を促す作用もあるため、ハリのあるバストを作るためにも積極的に摂っていきましょう。
大胸筋のエクササイズを行う場合も、タンパク質を摂ることによって効果が高まりますので、ぜひ日々の食事で摂っていくようにしましょう。
しっかりケアをしてきれいなバストに
せっかくのDカップですので、しっかりとケアをして、魅力的できれいなバストにしていきましょう。合わないブラを使用して形を崩してしまったり、つぶしてしまうのはもったいないです。
美胸にとって、一番大切なのはやっぱりブラですので、ブラはきちんとサイズを測って、試着をしてから購入するようにしましょう。また、定期的にサイズを測り直し、ブラの形やタイプも今の自分にあったものに、更新していくことが大切です。
しっかりケアをして、ふっくらとして魅力的な、きれいなバストを手に入れましょう。