紫外線は肌の敵。光老化を知っていますか?正しく知って予防とケアを

紫外線は肌の敵。光老化を知っていますか?正しく知って予防とケアを

2017.09.28 / すべて

NADECICA編集部
NADECICA編集部

紫外線は肌に大きなダメージを与えます。実際にどのようなダメージを受けるのか、紫外線を浴び続けることによって肌にどのようなことが起こるのかなど、「光老化」について正しく知って、適切なケアを行いましょう。そして、若々しく健康な肌を保ちましょう。

光老化とはどんなものなのか

紫外線を浴び続けることで顔が老化すること

「光老化」とは、簡潔に「紫外線を無防備に長年浴びるとたるみ、シワ、シミが出来てしまうこと」です。紫外線は、肌へ悪い影響を与えます。

年齢を重ねるとシミやシワが出来てしまったり、肌がたるみ、更にはイボも出来てしまう可能性があります。しかし、その原因は自然に加齢によって現れるのは約20%程度であり、残りの約80%は紫外線による影響だといわれています。

顔の表面の皮膚が乾燥してゴワゴワしてくること

肌の老化は、個人差がありますが20代半ばから進行が加速します。肌は異物の侵入や体内の水分を蒸発させないように「バリア機能」が備わっています。バリア機能は表皮の外側で外界と接している角層で、大きく分けて3つあります。

1つ目は肌の1番外側を覆う「皮脂膜」

こちらは肌の水分の蒸発を防ぐ役割があります。洗顔によって皮脂を落としすぎてしまうと、肌が乾燥しやすくなってしまいます。

2つ目は角質の細胞内にある「天然保湿因子(NMF)」

こちらは角質の水分を守り保持する役割があります。天然保湿因子(NMF)は加齢によって減少するため、天然保湿因子(NMF)が配合されている化粧品を使い、外から補うことが必要です。

3つ目は角質層の細胞と細胞の隙間を埋める「角質細胞間脂質(セラミド)」

角質層は角質細胞が何層も重なってできています。その角質細胞の層の隙間を埋め接着しているのが水分と油分を抱えた角質細胞間脂質(セラミド)です。角質細胞間脂質(セラミド)も、加齢や環境、気候の変化などにより量が減ってしまいます。肌の新陳代謝(ターンオーバー)の過程で肌の中で作られるものなので、体内で作るためには規則正しい生活リズムを整えることが大切です。また、角質細胞間脂質(セラミド)が配合されている化粧品やサプリメントで補給することで肌のバリア機能が高まります。

この3つのバリア機能がバランスよく整っていると、うるおいのある肌を作ることができます。しかしバリア機能は紫外線や外気の乾燥、肌を強くこすったり掻いたりして物理的ダメージを受けることにより低下してしまいます。紫外線などによりバリア機能が低下すると肌が乾燥し新陳代謝(ターンオーバー)が乱れてしまうと、角質を肥大させてしまいくすみの原因になります。

光老化の原因である紫外線には二種類ある

じわじわと老化を進めるUV-A

UV-A(紫外線A波)はエネルギーの強いUV-B(紫外線B波)と比べ、肌に当たってすぐに黒くなるというような急激な作用はありませんが、じわじわと知らず知らずのうちに光老化を促進させます。UV-Aは紫外線の中で一番波長が長くUV-Bよりも20倍以上も地上に降り注いでおり、雲やガラスを通り抜け、そして肌の角質層や表皮の更に奥にある真皮にまで到達するため、曇りの日や家の中でも対策が必要です。

そして真皮にある肌のハリを保っているコラーゲンとエラスチンという繊維を壊す酸素を増やし、コラーゲンは小さく切断され、エラスチンは変性されてしまいます。肌のハリがUV-Aによって失われ、皮膚の弾力が失われると肌がたるみ、シワの原因になります。

肌のハリを失わせるUV-B

短時間で肌が赤く焼けてしまったり、水膨れができる日焼けの原因はUV-Bにあります。UV-Bはエネルギーが強いため、表皮の細胞を傷つけ炎症を起こすので皮膚ガンやシミの原因になります。

波長が短いため、オゾン層や雲に阻まれ地上に到達する量は全ての紫外線量の約10%で少量です。日傘をさしたり、出来るだけ直射日光を浴びないように心掛けるだけである程度防御することができます。そして肌の真皮にまでは直接到達しませんが、コラーゲンを壊すコラゲナーゼという酸素の働きを高め、肌のハリが失われ、間接的にシワの原因になります。

普段の生活から光老化を防ぐ方法

紫外線が強い日中に出歩くことを避ける

紫外線が強いのは夏だけではなく、日差しが強くなっていく5月から紫外線も強くなっていくので注意が必要です。その理由として、太陽の高度が高くなり太陽の距離が近くなることや、オゾン層が秋にかけて薄くなっていくことがあります。そして、紫外線の量は1日の中でも違い、日中が一番強いのです。特にUV-Aは朝7時ごろから急激に上昇していくので注意が必要です。

日傘を持ち歩く

紫外線の遮光率、UV機能の高い日傘を選びましょう。そして、紫外線は地面からの照り返しや空気中のチリ、ホコリに反射しています。白色は光を反射し、黒色は光を吸収します。傘の内側を白色にすると、地面からの照り返しが傘の内側で反射し顔に向かってくるので逆効果になってしまいますので傘の内側は黒がおすすめです。また外側からも内側からも紫外線を吸収すると熱くなってしまうので、傘の外側は白色のものを選びましょう。

つばの広い帽子をかぶる

つばが地面と平行のもので16?以上あるものを選ぶと紫外線を約90%カットできます。また生地にもよりますが、帽子の色も選ぶことが大切です。

黒色の紫外線透過率が約10%、ということは約90%紫外線カットできるのに対し白色の紫外線透過率は約65%なので約35%しか紫外線をカットできません。黒を筆頭に赤や青、紺色など色が濃いほど紫外線をカットしてくれるので、色の濃い帽子を選びましょう。

サングラスで紫外線から瞳を守る

UVカット製品には「UVカット加工製品」と「UVカット素材製品」の2種類があります。UVカット素材製品はUVカット効果のある物質を素材に練りこんで出来ているので壊れたり破れたりしない限りは効果が持続するのに対し、UVカット加工製品は素材の表面にUVカット加工がされたもので、寿命があります。

サングラスはUVカット加工製品なので取り扱いに注意が必要です。UVカットコーティングされていれば効果はありますが、ケースに入れずに持ち歩いたりレンズを下にして机などに置いてしまうとコーティングが剥がれてしまう可能性があります。また紫外線を吸収する限界が5年ほどであり、使用頻度によって大きく変わるので古いものは新しく買い換えることがおすすめです。

最近のメガネ販売店ではUVカット率を調べられる機器が普及していますので、その機器が設置されているメガネ販売店なら自分のサングラスがまだUVカット機能があるのか調べることが出来ます。それにより、買い替え時かまだ使えるのか判断することも出来ます。

サングラスのレンズの色が濃いと、瞳孔に届く光が少なくなるので瞳が大きく開きます。そのため紫外線を取り込みやすくなってしまうので、UVカット機能がついていてレンズの色も薄いものを選びましょう。またUVカット機能のついたサングラスは紫外線透過率の数値が表示されています。紫外線をどのくらい通すかという数値なので、低ければ低いほどカット率が高くなります。例えば「紫外線透過率が1.0以下」という表示の場合、紫外線カット率は99%以上ということになります。

顔だけでなく首や手の甲にも日焼け止め

首や手の甲は一番年齢が出やすいといわれており、顔だけではなくシミやシワが出来やすいのでしっかりと日焼け止めを塗りましょう。また、夏だけではなく年中紫外線は降り注いでおり対策をしていないと日焼けしてしまうので、年中日焼け止めを塗るように心がけましょう。

内側からケアをする日焼け止めサプリを飲む

塗る日焼け止めはこまめに塗りなおしたり、落とすときにクレンジングが必要なものもあり、また塗った後にべたつきが気になるものもあります。日焼け止めサプリは紫外線によるメラニンを抑制する成分が配合されており、飲むだけで紫外線対策ができるのでとても手軽です。

また、塗る日焼け止めでは対応できない日焼けを軽減し、メラニンを抑制、肌の酸化を防ぐ働きがあります。日焼け止めサプリは内側から紫外線を防いでくれますが、塗る日焼け止めを併用しながら外側からも対策すると、とても効果的です。

日焼け止めを選ぶポイント

自分に合ったSPFとPAの数値のものを選ぶ

SPFは「Sun Protection Factor」の略称で、短時間で肌が赤く焼けてしまうUV-Bの防止効果を表しているサンケア指数です。SPFの数値が高いほどUV-Bを防いでくれる効果が高いことを表しています。最高の数値は、SPF50+です。

PAは「Protection Grade of UVA」の略称で、UV-Aの防止効果の度合いを4段階に分け、+の個数で表しています。+の表示が多いほどUV-Aの防止効果が高いことを表しています。

SPFとPAの数値が高いと、同時に肌への負担も大きくなります。そのため、SPFとPAの数値が高いものをいつも使うといいわけではなく、肌に負担をかけないように日焼け止め対策をするにはシーンによって使い分けることが大切です。レジャーならSPFやPA値の高いものを選ぶ必要がありますが、それ以外の日常生活では必要ありません。

炎天下でのレジャーや海へ行く場合はSPF30~50+、PA++~++++がおすすめです。屋外での軽いスポーツやレジャーなどではSPF10~30、PA++~+++が、散歩やお買い物などの日常生活ではSPF20まで、PA++までのものがおすすめです。自分のライフスタイルや肌に合った数値のものを選ぶようにしましょう。

肌が弱い人は成分に気をつけて選ぶ

紫外線吸収剤には、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルや、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルという合成成分が含まれています。伸びが良く、白浮きしにくい、そしてさらっとしているというメリットがありますが、紫外線を皮膚に取込み化学反応を起こさせ、熱に変えて外に放出する働きがあります。この働きが肌にとって負担をかけるといわれているので、肌が弱い方はとくに注意が必要です。

一方で、酸化チタン、酸化亜鉛という天然成分で出来ている紫外線散乱剤は肌に優しいといわれています。しかし、肌への負担は少ないですが白浮きしやすく、落ちやすいというデメリットがあるので丁寧に塗ったりこまめに塗りなおす必要があります。

日焼け止めを使う際の注意点

日焼け止めは年中使うこと

UV-Bは5月頃から強くなり、6~8月にピークを迎えます。一方でUV-Aは4月~8月がピークで5月が一番多いといわれています。また冬でも紫外線は降り注いでおり、UV-Bはピーク時の5分の1程度の量ですが、UV-Aはピーク時の半分以上もあるため、日焼け止めは年中使いましょう。夏と冬でUV効果の強さを使い分けるとよいでしょう。

夏場はこまめな塗り直しをすること

日焼け止めは汗や皮脂で落ちてしまいます。また、化粧崩れによっても落ちてしまいます。仕事で室内にいることが多い場合は1回、仕事でも休日でも外出することが多い場合は2時間おきに塗りなおしましょう。

化粧をしているときの日焼け止めの塗り方

塗る日焼け止めは化粧の上から塗ってもムラになったり、よれやすくなってしまいますので、一度ファンデーションをクレンジングで落として乳液で保湿してから日焼け止めを塗りましょう。乳液でクレンジングをすると、ファンデーションを落としつつ保湿でき、日焼け止めを塗り直す時間の短縮ができます。

また、日焼け止め効果のあるUVパウダーを使っても便利です。UVパウダーの場合は、あぶらとり紙かティッシュで押さえるように皮脂や汗を拭きとってから、UVパウダーをぽんぽんと押さえるように塗りましょう。

使用期限を守ること

使う日焼け止めによって防腐剤が入っているかどうかや、保存状態によっても使用期限は変わりますが、基本として開封後は3か月~1年を目安に使い切るようにしましょう。1年前のものでも、分離や変色、異臭などがなく保存状態がよい場合は使っても問題はないですが、やはり顔に直接塗るものなので、新しく買い換えたほうが安心して使用できます。

普段使いにおすすめの日焼け止め

ポーラ B.Aプロテクター 45g

SPF50、PA++++

紫外線と近赤外線をカットする成分を配合した、日中用スキンケアクリームです。なめらかなクリームがしっかりと肌に密着し、紫外線や近赤外線による角質層へのダメージから守りながらケアしてくれます。しっかりうるおうことによる艶感で透明感のある立体的な肌へと導いてくれます。

シャネル サブリマージュ ラ プロテクシオン UV50 30ml

SPF50、PA++++

乳液タイプで、紫外線だけではなく乾燥の外的要因からも肌を守ってくれます。マダガスカル産バニラから抽出した「バニラ プラニフォリア濃縮ウォーター」が高いスキンケア効果をもち、しっかりと保湿してくれます。伸びが良く、皮膜感や乾燥といった日焼け止めの不快感がなく、ストレスフリーに使用できます。

Lapis Lazuli LL Sun Screen 30g

SPF40、PA+++

ウォータープルーフですがクレンジング不要で石鹸で洗い落とせる日焼け止めです。紫外線吸収剤不使用なのに白浮きせず、カサつきも気になりません。3種類の国産植物エキスが配合されており、静岡県産白ビワ葉エキスが肌荒れ防止効果をしてくれ、京都府産賀茂ナスエキスには還元作用があり、秋田県産コメヌカ発酵液が肌のリズムを整えてくれる働きが期待できます。また、酸化しにくい容器が衛生的に使え、安心です。

レジャーの際におすすめの日焼け止め

ホワイティシモ UVブロック シールドホワイト 50ml

SPF50、PA++++

美白とスキンケアをしてくれる薬用UV美白美容液です。そしてウォータープルーフタイプなのにクレンジング不要で石鹸で洗い落とせます。ナチュラルハーブの香りがよく、日焼け止め特有のにおいが気になりません。

ホメオバウ UVヴェールEX 35g

SPF50、PA++++

美容液成分が配合された日焼け止めです。アーチチョーク葉エキスが光老化全般を防止してくれ、更に暑い時期に特に気になる毛穴の開きを縮小してくれる効果もあります。また、リピジュアという保湿成分が洗い流してもうるおいを持続させてくれるので、乾燥が気になりません。

ノブ UVミルクEX 35g

SPF32、PA+++

ミルクタイプの日焼け止めで、低刺激性で肌への負担が少なくお湯で洗い落とせるのでクレンジングを使わない男性や肌が敏感な赤ちゃんでも安心して使えます。紫外線吸収剤不使用なのになめらか、軽い付け心地でジェルタイプのようなみずみずしいテクスチャ―です。

敏感肌の方におすすめの日焼け止め

ホワイティシモ UVブロック ミルキーフルイド 50g

SPF30、PA+++

紫外線吸収剤不使用で、クレンジング不要なので2歳以上の子どもでも使えるので、肌が敏感な方でも安心して使えます。アルニカエキス成分が配合されており日焼けによる炎症を抑え、保湿成分にローヤルゼリーエキスが配合されているので肌の潤いを長時間保ってくれます。

d プログラム アレルバリア エッセンス 40ml

SPF40、PA+++

ファンデーションののりをよくする化粧下地効果のある日焼け止め美容液で、空気中の花粉やちり、ほこりなどの微粒子から肌を守ってくれます。紫外線吸収剤不使用、アルコールフリー、防腐剤(パラベン)フリー、鉱物油フリーで敏感肌の方の協力によるパッチテストも行っているので、敏感肌の方でも安心して使えます。クレンジング不要なので小さな子どもでも使えます。

デリエ マイルドサンスクリーン 30ml

SPF43、PA+++

紫外線吸収剤不使用で肌への負担が少なく、機能性アミノ酸という保湿成分が紫外線により奪われがちな肌のうるおいを補給し、みずみずしい潤いを保ってくれます。

 

光老化を防ぐためには紫外線対策をすること

いつまでも若々しい肌を保つために、光老化についてよく知り自分に合った紫外線対策を継続しましょう。光老化によるシミやシワ、たるみはすぐに表れるものではないので、症状が出ていないと安心しがちです。光老化はじわじわと進行していくので、しっかり対策をしましょう。

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