保湿力の高い化粧下地で乾燥レスへ。化粧下地の効果や選び方

2017.09.29

保湿力の高い化粧下地で乾燥レスへ。化粧下地の効果や選び方

NADECICA編集部
NADECICA編集部

メイクをする際に、肌がカサカサだと仕上がりが台無しに。普段のスキンケアだけではなく高保湿の化粧下地を使うことでうるおいのある肌へ、そしてメイクノリもよくなる肌へと導くことができます。化粧下地の効果や選び方を知って乾燥知らずになりましょう。

INDEX

目次

    メイク崩れを防ぐ方法

    保湿力の高い下地を使う

    メイク崩れは、肌とメイクが馴染まないことが主な原因。これは肌の保湿が十分にされておらずカサカサに乾燥している場合に起こりやすいといえます。肌表面は潤って見えているけど肌内部が乾燥している「インナードライ」の場合も、同じく保湿が足りずメイク崩れが起こりがちに。

    日頃のスキンケアでしっかりと保湿を行うことも大事ですが、それだけでは補えないこともあります。メイクしてある肌でも、室内のエアコンなどで乾燥は加速。メイクのポイントとなる化粧下地は、保湿力の高いものを選ぶとファンデーションなどが馴染みやすくなり、崩れにくくなります。

    保湿中心のスキンケアをする

    保湿は日頃から習慣的に行うことが大事。毎日のスキンケアで肌をいたわってあげることで内側からハリとツヤのある潤った肌をキープすることができます。

    スクラブ入りの洗顔料や頻繁なピーリングは避け、うるい成分が配合されている洗顔料を選びましょう。そして洗顔後は肌が乾燥を招きやすい状態になっているので、すぐに化粧水・乳液をたっぷりつけましょう。手が肌に吸い付くくらい浸透させると効果的です。保湿クリームやパックなどもおすすめ。

    また、細胞間脂質の主成分であるセラミド入りのスキンケア用品は、肌の水分量をアップするのに最適。セラミドは角層に存在する保湿成分で肌が自ら作り出すことができる成分でもありますが、加齢などのさまざまな要因によって不足しがちに。スキンケア用品で補ってあげることで、肌の保湿効果が高まります。

    メイク後は肌水などで水分を与える

    メイク後は時間が経つにつれ、だんだん肌が乾燥していきます。そんなときは肌水などメイクの上からでも使える保湿化粧水を活用してうるおいを与えるようにしましょう。

    肌水は100パーセント天然水で作られており低刺激。さらに体のどの部位でも使えるので、乾燥する肌にはマストアイテム。シュッと吹きかけるだけで肌に水分補給をさせることができますよ。

    また、乳液はメイク後の水分補給にもメイク直しにもおすすめ。水分量と油分がバランスよく配合されているため、メイク後の肌にうるおいを与えることができます。メイク直しの際は、綿棒とコットンを使ってメイクをオフし乳液を適度塗り込むことで乾燥を防ぐことが可能です。

    こまめに保湿クリームを塗る

    化粧水は肌の一時的な水分補給なので、時間が経つとまた乾燥しやすい状態に。肌水などでうるおいを与えたあとは保湿クリームをたっぷりと塗り、水分の蒸発を防ぐためしっかりフタをするようにしましょう。

    朝や夜のスキンケアだけでなく、普段何気なく過ごしているときも肌は乾燥します。特に湿度が低くなる季節やエアコンの効いた室内などは要注意。保湿クリームをこまめに塗り、日常的に肌を保湿することでメイク崩れを防ぐ近道に繋がります。

    ファンデーションはリキッドタイプを使う

    パウダーファンデーションだと、付け心地はサラッとしていて快適ですが崩れやすいのが難点。リキッドファンデーションは水分と油分がちょうどよく混ざっているため肌に密着しやすく崩れにくいので、メイク崩れを避けたいのであればリキッドタイプがベスト。肌にフィットするので保湿効果も期待できます。

    そしてパフや筆を使わずに手で塗り込むことで、さらに肌との密着度がアップ。手の温度によってうまく肌と馴染みます。

    化粧下地の効果

    紫外線対策をしてくれる

    紫外線は日差しが強い夏にダメージを受けるというイメージが多いですが、実は一年中降り注いでいます。つまり、紫外線対策は夏のみではなくどの季節でもケアをするのが基本です。

    市販の化粧下地は、紫外線を長時間カットするSPFやPAが含まれているものが多く販売されています。化粧下地はメイクをする場合ほとんどの方が使うはずなので、自然と一年中紫外線対策ができているといえますね。

    メイクの崩れを防いでくれる

    化粧下地を使わずにファンデーションを塗りたくるのはNG。肌への密着度が低く、すぐに白浮きしたり崩れてしまいます。化粧下地はメイクの崩れを防ぐのに重要な役割をします。

    化粧下地は、肌の毛穴をカバーし肌の凹凸を滑らかにする効果があります。化粧下地の上からファンデーションなどのメイクをすることで、肌への馴染みがよくなりメイクが長持ちし、崩れにくくなるのです。

    ファンデーションのノリを良くする

    ファンデーションのノリをよくするには肌のキメが整っていることが大切。キメが整っていると陶器肌といわれるつるんとした肌に見えます。ベースメイクといわれる、いわば土台作りである化粧下地は、肌の凸凹をなめらかにしキメが整った肌に見せてくれるのでとても重要です。

    そこに上からファンデーションを重ねることによって、肌への密着度が増しさらに美しい仕上がりを作ってくれます。

    メイク料のクッションの役割

    化粧下地は、肌をメイクから守る役割もあります。肌に直接ファンデーションなどが塗り込まれると、毛穴の奥に入ってしまい落としづらく、肌にダメージを与えてしまうのです。毛穴の奥に入ったまま落とせずにいると毛穴が詰まり、汚れが溜まってニキビや炎症の原因に。

    化粧下地には肌の保護作用があるため、メイクの前に塗ることでメイクによるダメージをクッションのように防ぐことができます。

    肌色を補正してくれる

    化粧下地にはいくつかカラーが分かれており、目的別に使うとより肌をキレイに見せてくれます。これをコントロールカラーといいます。コントロールカラーは人や部位によっておすすめの色があるので、自分の肌と相談しながら選びましょう。

    くすみがちに見えたり血色が悪い顔の人は、ピンクやオレンジがおすすめ。顔色をぐっとよくし、華やかで健康的な顔に。鼻のキワや口角の部分などの赤みが気になる部分はグリーン。肌に透明感やツヤっぽさを出したい人はブルーやパープルを使いましょう。

    コントロールカラーは間違った使い方をすると、顔色を悪く見せてしまったり浮いて見えるなど逆効果になってしまうので慎重に。

    肌のツヤをキレイに演出してくれる

    ツヤがありなめらかな肌は女性の理想。ファンデーションがよれてヒビ割れたり、カサカサな肌は見た目も触り心地もよくありません。

    化粧下地はパールやラメが入ったものが多く、肌のトーンをアップし内側からツヤを感じさせる肌に仕上げてくれます。光に反射するようにキレイに見えるので、魅力的で立体感のある顔を演出することができるのです。

    化粧下地の選び方

    敏感肌は界面活性剤フリーを選ぶ

    敏感肌は肌が弱く、化粧品でヒリヒリと感じるなど炎症を起こしやすいといえます。そんなときは肌にやさしい成分で作られた化粧下地を選ぶのがポイント。

    特に界面活性剤(乳化剤)などの刺激の強い成分が配合された製品は、肌荒れを引き起こす原因になってしまうので、成分表をしっかりと確認しましょう。オーガニック製品や、天然成分が入ったものを選ぶと肌に余計な負担をかけずやさしい仕上がりに。

    保湿成分配合のものを選ぶ

    肌の保湿はとても大切。肌の水分量は年を重ねるにつれだんだん減っていくので、スキンケアだけではなくメイク用品も保湿成分配合のものを選ぶともっちりとした肌を目指せます。

    ベースメイクでしっとりとした肌が出来上がっていると、メイクのノリもずっとよくなります。特に乾燥肌の人は保湿成分の入った化粧下地やBBクリームを選ぶようにしましょう。

    主に知られている保湿成分は、コラーゲン、グリセリン、ヒアルロン酸など。保湿成分と聞くとべたつきが気になるかもしれませんが、さらっとした作りになっているものが多く販売されているので、試供品などでテクスチャーを試してみるとよいでしょう。

    カバー力の高いものを選ぶ

    化粧下地はメイクのベースとなる、いわば土台作り。土台がしっかりしているかしていないかで、その後の出来は変わってきますよね。化粧下地は肌のくすみや色ムラ、毛穴をしっかりとカバーしてくれるものを選ぶと日中のメイク崩れを防ぎやすくしてくれますよ。

    目元や口元などの気になるくすみや赤みをカバーしてくれる部分用のタイプもあるので、隠したいところは部分用の化粧下地を使ってポイントメイクをすることで、さらに美肌に導いてくれます。

    紫外線対策できるものがおすすめ

    紫外線防止効果は、SPF50+・PA++++が最高値とされ、数値が高く+の数が多いほど長時間紫外線をカットしてくれる役割を持ちます。

    夏だけではなく一年中紫外線を浴びているので、日焼け止めを塗らなくとも化粧下地で紫外線対策を行うのが理想的です。化粧下地の役割をしっかりと持ちながらUVカット効果も期待できる商品はたくさんあるので、自分の肌質に合った商品を探してみてくださいね。

    メイク崩れを防ぐ効果のあるものがおすすめ

    ベースメイクが崩れてしまうと、重ねたメイクも水の泡。土台がしっかり作れていれば仕上がりもキレイに持続することができます。

    化粧下地の中には、皮脂や汗をかかえこむ耐皮脂性処方のものや、皮脂を吸い取る皮脂吸着成分などが配合された、メイク崩れをしっかり防止してくれる製品も。季節や自分の肌質によって使い分けるのがベストです。

    化粧下地を綺麗に塗る方法

    洗顔をして余分な皮脂や汚れを落とす

    日常生活を過ごしているだけでも、顔の皮脂や汚れは自然と出てくるもの。メイクする前にしっかりと洗顔して余分な皮脂や汚れを落とすことで、化粧下地の肌への密着度が増しキレイに塗れるので、毛穴レスのなめらかな肌に見せてくれます。また、メイクのノリやもちもぐんとよくなり、化粧崩れしにくくなる効果も。

    保湿などのスキンケアを行う

    メイク崩れの対策として重要なのが肌の保湿。カサカサの乾燥した肌では、いくら高いメイク用品を使っていても浮いてしまったりノリが悪くなったり、崩れを招いてしまうなどの原因に。

    洗顔後のスキンケアは入念に行うことが大切です。洗顔後は特に乾燥しやすい状態なので、顔の水滴をタオルでオフしたらすぐに化粧水をハンドプレスで馴染ませましょう。化粧水が馴染んだら乳液で水分にフタを。

    冷たい化粧水で毛穴は引き締めておく

    冷蔵庫で冷やした化粧水や、肌の引き締める「吸れん」効果のある化粧水などを使うと、毛穴がキュッと引き締まります。毛穴を引き締めることで皮脂が出にくくなり、清潔な状態の肌に化粧下地を塗れるのでメイク崩れを防止することができます。毛穴を引き締めてくれる効果と同時に保湿効果のある化粧水がマスト。

    スポンジやパフで均一に塗る

    化粧下地は少量を薄く伸ばすことが、その後のメイクノリのカギを握る重要ポイント。その少量を肌に均一に塗ることで、肌をキレイに見せる効果が高まります。

    化粧下地を塗るときはスポンジやパフを使うことで肌への密着度が増し、毛穴の凸凹をなめらかにしてくれるので、指で塗るよりも均一に塗ることができ、肌の色ムラなども気にならなくなります。

    化粧下地は化粧水の後すぐ塗る

    保湿成分がたっぷり配合された化粧下地であれば、化粧水のすぐ後にメイクを開始することもできます。化粧下地にはコラーゲンやヒアルロン酸などのうるおいを与えてくれる保湿成分が配合されたものが多くあります。

    また、乳液効果から美容液・クリーム・日焼け止め・化粧下地までのベースとなる工程を一気に仕上げてくれる優れものも。化粧水のあとに化粧下地を塗ることで、保湿もしっかりとしてくれてベースメイクも完了できる時短メイクが叶います。

    1000円以下で買える化粧下地

    セザンヌ 皮脂テカリ防止下地

    SPF28・PA++で紫外線予防。皮脂テカリ抑制成分配合で、べたつかずさらさらに仕上がりファンデーションが長持ちします。うれしいうるおい成分配合。顔色がさりげなくトーンアップし明るい印象に。

    ランコム UV エクスペール BB

    SPF50・PA++++で、独自のUVフィルターにより紫外線や大気中の汚れた微粒子などをブロックし肌を守ります。多種類のミネラルピグメントが配合され、みずみずしく軽い付け心地。肌の色ムラをカバーし均一感のある仕上がりに。

    セザンヌ UVウルトラフィットベースN

    毛穴や色ムラをカバーし、自然なツヤ感を出してくれる肌色補正効果で使いやすさ抜群。紫外線吸収剤不使用で肌にやさしい作りで、なめらかに肌にフィットしてファンデーションの馴染みをよくします。

    ちふれ BB クリーム

    SPF27・PA++配合。肌のうるおいを逃がさない保湿成分でしっとり感が長続き。美容液、乳液、保湿クリーム、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションの六種類の役割を持つ万能BBクリームです。

    ベビーピンク BBクリーム

    一本で乳液・美容液・クリーム・UVケア・化粧下地・ファンデーション・コンシーラー・フェイスパウダーの役割を果たしてくれる優秀アイテム。美容液成分が配合された、崩れないラスティング処方。SPF35・PA++、ノンケミカル処方で毛穴知らずの赤ちゃん肌に。

    保湿力の高い化粧下地

    ソフィーナ プリマヴィスタ 皮脂くずれ防止化粧下地

    皮脂をかかえこみ広げない耐皮脂処方で、テカリや崩れが目立たずキレイなメイクの状態をキープします。保湿成分カミツレエキス配合。SPF20・PA++で紫外線カット。

    SK-II アトモスフィア CC クリーム

    SPF50・PA++++で有害な紫外線から肌をしっかりガード。さらに肌の気になる部分をカバーし、輝き、うるおい、明るさを与えるアトモスフィア シールド コンプレックス Uを配合。輝くようなオーラ肌へ。

    ポール & ジョー ボーテ モイスチュアライジング ファンデーション プライマー S

    透明感のあるツヤ肌にしてくれる、高いトリートメント効果のあるうるおい美容成分配合。さらに天然植物成分や三種のヒアルロン酸が入っており、ナチュラルな仕上がりにしてくれるクリームです。

    メイベリン ニューヨーク SP BB モイストマット

    毛穴レスなマット肌に仕上げてくれるムースタイプのBBクリーム。さらにモイストエッセンスで内側からしっとり肌に。SPF24・PA++。

    ポール & ジョー ボーテ プロテクティング ファンデーション プライマー S

    化粧下地ながらSPF42・PA+++でしっかりUVカット。3種のヒアルロン酸でみずみずしくリッチなうるおい肌に仕上がります。ファンデーションの仕上がりもきちんと高めてくれる優秀アイテム。

    保湿力の高い下地でメイク崩れを防ごう

    メイクをするうえで大事なのは肌の保湿。保湿は毎日続けることで肌の内側からみずみずしいうるおいを保つことができます。しっかりと水分を含んだ肌はメイクのノリがよくなり、崩れやヨレも目立たなくなってくるので褒められ肌に一直線。すっぴんでも自信を持てるようになれますよ。

    スキンケアに加え化粧下地でも保湿すると、ファンデーションのひび割れなども気にならなくなり乾燥知らずの肌に導いてくれるので、保湿力の高い化粧下地を使って、メイク崩れを防止しキレイなメイクしたての肌をキープましょう。

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