敏感肌でもニキビのない肌になろう。正しいスキンケアと対処法

2017.09.27

敏感肌でもニキビのない肌になろう。正しいスキンケアと対処法

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

敏感肌でニキビができやすい方でも、肌のケア方法や注意点を意識しておこなうとニキビができにくくなります。ニキビ予防や対処法を知るだけで、治りやすく、また跡にも残りにくくなります。正しいスキンケアで潤いのある美しい肌を保っていきましょう。

INDEX

目次

    敏感肌の人がニキビができやすい理由

    水分と油分が少なく油分が分泌されやすい

    敏感肌は、あらゆる刺激に弱くダメージをうけやすいとされています。洗顔方法を一つ間違えるだけで乾燥したり、肌に合わない化粧品やスキンケア方法を繰り返すと肌が敏感に反応し、肌トラブルの原因となってしまいます。

    その結果、肌に必要な水分と油分が少なくなり、肌を刺激から守ろうとし、油分が過剰に分泌されやすくなります。水分と油分のバランスを整えることが肌トラブルから肌を守るのです。

    過剰な手入れ

    毎日のスキンケアは美肌を保つためにはとても大切なことです。しかし、体調やホルモンバランスの影響により肌のコンディションは1日1日変わっていきます。肌の状態を見極め、そのときにあったスキンケアをしていかなければ肌トラブルに繋がります。

    肌の調子が悪いからといって過剰に手入れするのは逆効果になり、炎症やニキビを作り出す原因にもなります。やりすぎず、適度にスキンケアをおこなっていきましょう。

    合わない化粧水や乳液

    たくさんある化粧品の中で、肌に合わない成分が入っている可能性は十分に考えられます。肌に合わないと感じたときや肌に赤みや痒み、ヒリヒリとした感覚がある場合は、使用を中止した方が良いでしょう。肌トラブルを悪化させる原因となります。

    それでも症状が治まらな場合は皮膚科へ行ってみましょう。自身の肌に合わせて、成分内容の記載などをしっかりチェックすることが大切です。

    肌バリア機能の低下

    肌の表面の角質層は、水分や油分をバランスよく保ち外からの刺激から肌を守る役割を持っています。紫外線や、冷暖房、大気汚染やほこりなど細菌からも肌を守ってくれます。肌のバリア機能が低下すると、水分や油分のバランスが乱れ乾燥の原因や、皮脂の過剰分泌を引き起こし、外からの刺激に弱くなるため炎症やかゆみ、かぶれなどニキビをつくってしまう原因にもなってしまいます。

    ホルモンバランスの乱れ

    肌トラブルやニキビができやすくなる原因の一つ、ホルモンバランスの乱れは過剰な皮脂分泌の原因を引き起こしてしまいます。女性はストレスや食生活、生活習慣、生理周期によりホルモンバランスに大きく左右されます。

    さらに年齢を重ねるごとに対応する機能が衰えはじめ、さまざまな肌トラブルの原因を引き起こしてしまいます。日ごろから生活習慣や、食生活などから見直しホルモンバランスの乱れを整えることも大切です。

    肌の乾燥

    季節の変化や、冷暖房により肌の乾燥を引き起こしたり、もともと乾燥肌といった場合は、皮脂がとても少ない状態で油分とのバランスも乱れがちです。肌に必要な水分が足りず肌が固くなり、弾力性を失うためバリア機能の低下を引き起こします。

    肌が敏感になり汚れや細菌から肌を守ることができなくなり、乾燥によるニキビの原因となってしまうため、乾燥から肌を守るには水分補給たっぷりして肌に必要な水分量を保つことが必要です。

    毛穴のつまり

    ニキビが発生する原因は、過剰な皮脂がスムーズに排出されず毛穴の中に詰まり、角質などが皮脂の出口をふさいだ結果、毛穴の中で細菌が増えて炎症を起こしニキビとなります。これを溜め込んでしまうと毛穴に詰まった皮脂や汚れが酸化を起こし、角栓となり毛穴を大きくしてしまいます。

    皮脂が多くベタつきが気になる肌は、外からの刺激には強いですが、ニキビや吹き出物ができやすいといった特徴もあります。

    大人ニキビの特徴と改善方法

    跡が残りやすい

    ニキビ跡が残りやすくなる原因は、直接触れたり、むやみに潰したりと刺激を与えてしまうと跡に残りやすくなります。年齢を重ねるごとに、生活習慣の乱れや、ホルモンバランスの乱れ、外からの刺激に弱くなり、肌が新しく生まれ変わるターンオーバーも乱れてくるため治りが遅くなっていきます。

    そのため、ニキビができてからのケアがとても大切になってきます。ニキビには直接触れず、刺激を与えないこと。体の中から見直し食生活など環境を見直してみましょう。

    生活リズムの見直しとセラミドで改善を

    大人ニキビはとても治りにくく、肌のバリア機能の低下や、肌が新しく生まれ変わるターンオーバーも乱れてきます。まずは肌表面のケアだけではなく、体の内側のケアをしてみましょう。食生活や、生活習慣、生活のリズムを整えるだけで肌には大きく影響してきます。

    同時に、肌表面の角質層にあるセラミドのはたらきを良くすることです。セラミドは水分を保持しうるおいを与えながら、外からの刺激から肌を守ってくれる役割があります。肌本来の力も引き出しながらバリア機能の向上にもはたらくためニキビや、肌トラブルが起きにくくなります。

    夜は泡洗顔をする

    1日に溜まった皮脂やメイク汚れ、外から受けた汚れはしっかり泡を使い洗顔していきましょう。毛穴に皮脂や汚れがつまり、そのまま落としきれず溜め込んでしまうと毛穴が細菌によって炎症を起こし、アクネ菌を増殖させてしまいます。ニキビをつくりだす原因や、肌トラブルを招くことになるため夜はクレンジングをし、たっぷりの泡で洗顔することをおすすめします。

    泡で洗顔することで、肌に刺激や負担をかけず汚れをしっかり絡めて洗い流してくれます。毛穴に汚れを溜め込まないことが大切です。

    初期ニキビの特徴と改善法

    肉眼ではニキビはまだ確認できない

    ニキビになる初めの段階では、ニキビとして肉眼では確認はできません。毛穴が乾燥し炎症が起きはじめたころに、ようやく「ニキビ」として確認ができます。ニキビが炎症を起こし膿をもたないためにも、日ごろの肌へのケアをしっかりしておきましょう。

    できてしまったニキビも治りやすく、跡にも残りにくくなります。日頃から洗顔で毛穴の汚れをしっかり洗い流し、肌にたっぷりと保湿し水分保持をさせておくことがおすすめです。

    保湿重視の肌ケアを

    肌はあらゆる環境や、季節の変わりめなどで乾燥しやすく水分を失いがちです。他にも生活習慣や内側のケアを見落とすことで肌の環境は変わりやすく肌トラブルの原因になります。そこで、毎日のスキンケアで重視して頂きたいのが保湿重視のケア。

    肌に水分をしっかり保持することで、うるおいを持たせ外からの刺激を守ってくれます。バリア機能も高まり肌の免疫を向上してくれるので肌トラブルを起こしにくくします。

    白ニキビの特徴とケア方法

    肉眼でニキビが見える段階

    白ニキビは細菌や汚れなどで角栓ができ、毛穴に蓋をした状態で毛穴の中で皮脂が溜まっている状態になります。白ニキビは皮脂が白く溜まっているのが肉眼で確認できますが、この時点では毛穴が詰まっているだけなので、アクネ菌によって、炎症を起こしてはいません。

    そのため痛みを感じることもほとんどないでしょう。白ニキビができてしまったら、刺激を与えず肌を清潔な状態にし、乾燥から肌を守りましょう。

    白ニキビができやすい場所

    白ニキビは、毛穴に皮脂が溜まった状態で白く見えます。肌の中でできやすい場所は、額や口まわり、顎の部分になります。皮脂分泌が多いうえ、乾燥しがちな所にできやすく小さくできるのが特徴です。体にもできやすく、背中やヒップにもできる白ニキビは気づきにくいため、洋服などの摩擦により治りにくく、同じ所に繰り返しできるので早めにケアするように心がけましょう。

    この段階で集中ケア

    白ニキビは、比較的完治が早く跡に残りにくいとされていますが、刺激を与えたり、むやみに触れたりすると治りにくく、この段階で正しい集中ケアが必要になります。まずは、メイクの厚塗りや化粧で、肌に負担をかけ過ぎないこと。

    白ニキビは皮脂分泌が過剰にでた場合などにもできやすいため、化粧品などの油分が入り込むと悪化の原因になります。洗顔などで肌を清潔に保ち、抗酸化作用のある化粧水や美容液などを使いニキビから肌を守りましょう。

    赤ニキビの特徴とケア方法

    炎症を起こして赤くなった状態

    赤ニキビは、毛穴の中で炎症を起こし痛みや痒みを感じる状態です。毛穴に溜まった皮脂がアクネ菌の増加により炎症を起こし、赤くなります。1回できてしまうと治りにくく、治りかけの赤ニキビでも皮脂や油分が過剰に発生した場合炎症を繰り返すこともあり、とても厄介です。

    そのため、肌が過剰に皮脂分泌を起こさないように注意が必要で、油分を含むものはなるべく避けた方が良いとされています。食事も油っぽい物や揚げ物、添加物の多い物は避けましょう。

    赤ニキビができやすい場所

    赤ニキビは、毛穴に皮脂が溜まりアクネ菌が増殖・炎症を起こし赤みがでる状態のことです。顔の中で最もできやすい場所は、額や頬です。赤ニキビの炎症がひどく、アクネ菌の増殖が増すと額や頬全体にニキビが増殖し治りにくくなる厄介なニキビです。

    毎日のスキンケアも大切ですが、内側からのケアも必要になります。食生活や生活習慣、睡眠、ホルモンのバランスを整えるなど内面から見直していきましょう。

    放置すると跡になる

    ニキビは炎症が落ち着き痛みがなくなってくると、それだけで治ったと思い込んでしまう方は多いかと思います。ですが、そのままの状態でニキビに関係なく洗顔やスキンケアを続けると、触れる刺激によって跡として残る原因になります。

    赤ニキビの場合、炎症だけが治まり赤みだけが残る場合と、黒く色素沈着し色を変えて跡に残る場合とありますので、肌からしっかり消えるまでは放置は避け、正しいスキンケアをしていきましょう。

    敏感肌に合った手入れ方法

    メイクの厚塗りは避ける

    肌に負担をかけないためにも、メイクは薄塗りですませておきましょう。メイクの厚塗りをすることで、毛穴にメイクの油分や汚れが入り込み、クレンジングや洗顔をしっかりおこなわないと落としきれません。

    そのため、肌に負担をかけながら刺激を加える続けると、敏感肌はさらに乾燥を引き起こし、肌に必要な水分や油分のバランスも乱れていきます。バリア機能の低下を引き起こし、肌トラブルになってしまう前にメイクの厚塗りは控えておきましょう。

    メイク落としは必ずおこなう

    敏感肌でもそうでない方も、メイクをすれば必ずしっかり落とすことが大切です。メイクの汚れが残ったままの肌は毛穴の中に汚れを溜め込み、肌のキメまで入り込んだメイク汚れがニキビの原因になり、あらゆる肌トラブルを引き起こします。洗顔料だけでは落としきれないメイクの成分もあるため、敏感肌の方でも肌に合ったメイク落しをしっかりしていきましょう。

    メイク落としは水溶性のジェルかクリームタイプのものを

    クレンジング剤には、オイルクレンジングや、クリーム、ジェルタイプのものがあり肌に合わせて使い分けていくために選びやすく種類も豊富です。敏感肌の方におすすめのメイク落しは、肌に負担が少なく刺激の少ないものとして、水溶性のジェルかクリームタイプのものが良いとされています。

    肌にのせたときのテクスチャーが滑らかでメイクや汚れと馴染みやすく、肌に摩擦を加える負担も軽減されるため、敏感肌にはとてもダメージが少なくすっきり落とすことができます。

    外出のない日はメイクは避ける

    肌に負担をかけないこと、肌に必要な水分や油分のバランスを整えることが敏感肌には大切なことです。なるべく肌に負担がかかるメイク、メイクを落とすためのクレンジングや洗顔で肌への摩擦をかけなようにしましょう。

    日常、紫外線による外からの刺激や冷暖房による室内からの刺激にダメージを受けている肌を、外出のない日はメイクを避け肌を休めてあげることも必要です。

    朝だけ水洗顔

    敏感肌の方は水分と油分が少なく肌のバリア機能が低下しやすいのが特徴です。乾燥が原因でニキビができやすかったり、紫外線による肌トラブルを起こしやすいためしっかり肌に潤いを残しておくといいでしょう。潤いを残しておくためには、朝だけ水洗顔をおすすめします。

    朝は汚れは少なく、敏感肌で乾燥しがちの方は油分も少ないので、洗顔をすることで肌に必要な油分を落とすことなく外からの刺激を守ってくれます。

    ニキビ部分は擦らない

    肌にニキビができると、思わず触れてしまいがちですがニキビができている部分は触ったり、擦ったりしてはいけません。ニキビの部分は、アクネ菌や細菌が増殖し毛穴が炎症して赤みが出ている状態です。そこに外的刺激を加えることで、ニキビの炎症を悪化させ、膿をもってしまい治りにくくなります。何度も同じことを繰り返すと跡に残ってしまいますので、ニキビ部分には触れず、擦らないようにしましょう。

    化粧水は何回かに分けてじっくりつける

    敏感肌の方は、肌表面の水分がとても少なく乾燥しやすいため水分補給はしっかりしましょう。水分をたっぷり肌に浸透させることで、肌はやわらかくなり弾力性を持ちます。化粧水は一度に1回ではなく、一度に2回~3回に分けてじっくりつけていきましょう。

    乾燥を防ぎ肌に潤いを与え、キメも細かくツヤのある肌に仕上げます。化粧水を数回つけた後、肌が潤ってきたことを確認し、美容液、クリームをしっかりつけていきましょう。

    乳液・クリームは抗酸化作用のあるものを

    ニキビ対策のおすすめは、乳液やクリームに抗酸化作用のあるものを使うと効果的です。ニキビの原因となるアクネ菌や細菌の増殖を抑え、ストレスやホルモンバランスの乱れから起きる肌トラブルも抗酸化作用で肌へのダメージを軽減してくれます。

    ニキビができた後も、治りやすくしニキビ跡を残りにくくしてくれます。抗酸化作用のある乳液やクリームを使い、ニキビをつくりにくくするのでおすすめです。

    ニキビ部分に美容液をつけない

    肌全体に美容液をしっかりつけ毎日のスキンケアに役立たせたいですが、ニキビができている部分には美容液をつけるのは避けましょう。毛穴が炎症を起こし、膿が溜まったところに美容液を浸透させるとニキビに油分や栄養を与えてしまい、皮脂が過剰に出てしまう原因となります。

    アクネ菌は毛穴につまった皮脂が多いほどできやすいため、その上から美容液をのせると、余計に油分や栄養が原因でニキビの悪化につながります。

    紫外線対策は念入りに

    肌トラブルから避けたいのが紫外線。紫外線は肌の乾燥、ニキビやシワ、シミやたるみの老化現象を引き起こす天敵です。敏感肌の方はバリア機能が弱いため、特に紫外線対策を念入りにおこなわないといけません。

    肌を水分でしっかり満たし、乳液やクリームで保護したあと、日焼け止めを肌全体に塗りましょう。肌に直接紫外線が当たらないように帽子やサングラスのアイテムを使うことをおすすめします。

    敏感肌ニキビにおすすめのニキビケアアイテム

    プライマリー ノンエー石鹸

    甘草成分(消炎剤)、ダイズエキス(皮脂の抑制)を配合した薬品ニキビ専用石鹸。カリ含有石ケン素地を使用しており、通常の石鹸素地に比べ、約4倍の弾力があり、キメ細やかで均一な泡立ちが特徴です。

    ノンエーには医薬品の多くにも使用されている抗炎症成分のグリチルリチン酸2k配合、ニキビの炎症を抑える効果があります。無添加なので肌に刺激も少なく安心して使用できます。

    プロアクティブ リペアリングトリートメント

    肌を清潔に保ち、新しいニキビができるのを予防する有効成分サリチル酸配合の薬用クリーム。サリチル酸が肌を殺菌し、ニキビを防ぎながら、なめらかな肌へと整えます。

    肌本来の活性力も大切にし、デリケートであれやすい肌にも潤いを補給します。日中でもしっかりニキビ予防ができ、クリアな素肌をさらにサポートするため有効成分をたっぷり使用しています。

    ビーグレン クレイウォッシュ

    天然のクレイ「モンモリロナイト」を採用した、泡立て不要の洗顔料。クレイの吸着力で毛穴汚れや古い角質を引き寄せて落とします。大切な潤いと必要な皮脂はしっかり落とすので、しっとりスベスベの洗い上がりです。5種類の美容液成分が贅沢に配合されたゲルのようなやさしいテクスチャーは年齢を重ねた肌はもちろん、大人ニキビ肌にも使えます。

    ニキビは症状・肌質に合ったケアで改善

    敏感肌の方は、使用する洗顔料から化粧品に気をつけながら、肌に合ったものを選ばなければなりません。外からの刺激や体の内側からの原因でニキビができた場合、症状にあわせたケアをすることも必要です。バリア機能の向上とニキビ予防のためには、肌を乾燥から防ぎ、水分を保持できるように、化粧水は数回にわけてじっくり浸透させていきましょう。抗酸化作用のある乳液・クリームを使用するのも改善方法として効果的です。

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