クマができるのは寝不足だけじゃない?クマの原因と対処法

2017.09.27

クマができるのは寝不足だけじゃない?クマの原因と対処法

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

クマができると、元気がないように見えてしまい、見た目の印象が悪くなってしまいます。これを解消するには、血液の流れを促進させるのが鍵です。クマができる原因を知って根本から改善させ、元気で明るい肌を手に入れましょう。

INDEX

目次

    クマの出来る仕組み

    毛細血管の血行不良でできる「青クマ」

    青クマができる原因は、毛細血管の血行不良です。目の周りには、たくさんの毛細血管が張り巡らされており、その中で血液が酸素や栄養を体全体に運んでいます。

    不規則な生活やストレス、体の冷え、ホルモンバランスの乱れ、目の疲れなどで血行不良になり、目の下に血液が滞ってしまいます。この状態が、青クマと呼ばれているのです。

    薄い皮膚から血管が透けて見える

    薄い皮膚から血管が透けて見える状態の青クマは、体のさまざまな不調から目の下に血液が滞っている状態です。もともと目の下の皮膚が薄い人は、青クマになりやすいといわれています。

    青クマを解消するには、毎日の生活を見直すことが大切です。また、目を温めたり、マッサージをしたりして血液の流れをよくすることで、青クマが改善されやすくなります。

    青クマの出来る原因

    睡眠時間の不足

    睡眠時間が不足すると、青クマができやすくなってしまいます。寝ている間は、自律神経の副交感神経が動いていて、血管を拡張させて、血液の流れをスムーズにしてくれているのです。

    起きている時間が長いと、副交感神経の逆の性質を持つ交感神経が働いていて、血管を収縮してしまいます。血管が収縮されている状態が長いと、血行が悪くなって目の下に血液が滞り、皮膚から血管が透けて青クマができてしまうのです。

    パソコンやスマホの長時間使用

    普段、パソコンで動画やサイトを見たり、スマホで友人とメールのやり取りをしたりしている方は多いでしょう。パソコンやスマホの画面を長時間見過ぎるのは、青クマができる原因になります。画面を長時間見ていると、まばたきの回数が減少して、目の周りの血流を悪くしてしまうのです。

    また、まばたきは目の表面の汚れを落して角膜を清潔に保ち、乾燥を防ぐ役割を担っています。まばたきの回数が減ることで、血流が滞って青クマができ、目の健康が阻害されて、ドライアイなどの病気を引き起こす場合があります。

    過度なストレス

    血行不良が原因の青クマは、過度なストレスで体調不良を起こすことでもできやすくなります。私たちは、日々ストレスにさらされて生活をしています。ストレスを発散させずに放置していると、神経系に悪影響を及ぼすようになるのです。

    すると、肉体的にも精神的にも不調になりやすく、病気を引き起こしてしまう場合があります。しかも、体の機能が低下することで血行が悪くなり、青クマがより目立ってしまいます。

    喫煙する

    タバコに含まれているニコチンには、血管を収縮させて血液の流れを悪くしてしまう作用があります。体が血行不良を起こすと、もちろん目の周りの血の巡りも悪くなります。そのため、喫煙する人は青クマができやすくなるのです。

    ちなみに、ニコチンはビタミンCを破壊する作用もあります。体内のビタミンCが破壊されると、ハリやツヤのある肌が保てなくなってしまいます。青クマもなく、ハリやツヤのある肌にするためにも、タバコは禁煙するか、できるだけ本数を控えるようにしましょう。

    体の冷え

    体が冷えた状態だと、血行不良で青クマができてしまいます。体の冷えは、血液の巡りが悪くなることが原因です。不規則な生活や食生活の乱れ、運動不足になると代謝が低下し、体全体に血液が行き渡りづらくなります。

    しかも、酸素や栄養を運べなくなってしまいます。すると、体の機能が正常に機能しなくなり、血液が滞ってしまうのです。

    内臓疲労の可能性も

    規則正しい生活をしているけど青クマができる、という方は内臓が疲労している可能性があります。特に、腎臓や肝臓の機能が低下すると、血液がスムーズに流れなくなってしまうのです。

    腎臓と肝臓には、体内にたまった老廃物を排出する作用があります。老廃物が体外に出されないと、血液がドロドロになり滞ってしまうのです。

    これらの臓器は、油っこいものや甘いものの食べ過ぎ、お酒の飲み過ぎなどで、正常に機能しなくなるのです。もし、長期間の青クマが解消されない場合は、一度病院へ行き、検査を受けることをおすすめします。

    血行をよくして青クマを解消

    蒸しタオルで目を温める

    青クマを解消するには、目の周りの血行をよくすることが大切です。目を温めるお手軽温熱シートや、温冷タオルを使用すると、青クマを解消する効果が得られます。特に温冷タオルは、タオルがあればできるので手軽に行うことができておすすめです。

    電子レンジで1分加熱したタオルと、冷蔵庫で冷やしたタオルを交互に顔に乗せることで、顔全体の血行が促進されます。ちなみに、温めたタオルを顔に乗せるだけでもOKです。顔全体の血行がよくなることで、滞っていた血液がスムーズに流れるようになり、青クマを解消することができます。

    炭酸パックで血行を改善

    飲むだけで、ダイエットや美肌に効果があるとされている炭酸水は、パックとして使用すると青クマを解消させる効果を得ることができます。炭酸水には、二酸化酸素が豊富に含まれています。

    二酸化炭素は血行を促進させる作用があり、これを体内に取りいれると、血中の二酸化炭素濃度が高くなるのです。すると、体が酸素不足になったと判断して酸素を取り込もうとし、毛細血管が広がって血行が促進されます。

    炭酸水コットンパックの方法

    1. 平たい皿に厚めのコットンを2~3枚重ねて、その上からひたひたになるくらいに炭酸水をかけます。
    2. 炭酸水を浸したコットンをあまりしぼらず、目元に貼って10分待ちましょう。
    3. パック後は、乾燥を防ぐためにクリームなどでしっかりと保湿してください。

    炭酸水パックを行う際は、砂糖や甘味料、添加物が入っていない、無糖タイプのものを選んで使用してください。

    軽い運動で全身の血行を良くする

    ウォーキングなどの軽い運動をすると、全身の血行がよくなり、青クマを解消する効果が期待できます。体を動かすことで代謝が上がり、滞っていた血液が全身にスムーズに流れるようになるのです。しかも、体の代謝だけではなく、肌の新陳代謝も促進されて、肌を美しく健康に保つことができます。

    ぬるめの湯船につかり全身を温める

    青クマができるのは、体の血行が悪くなることが原因で、解消するには体を温めることが重要です。体全体を効率的に温める方法として、ぬるめの湯船につかることがあげられます。

    38度~40度の温度のお湯につかることで全身が温まり、血液の循環がよくなるのです。すると、顔の血行も促進されて、青クマの改善が可能になります。

    目の周りをほぐして青クマを解消

    目の周りを優しくマッサージ

    目の周りを優しくマッサージをすると、青クマを改善する効果が得られます。目の周りをほぐすことで、滞っていた血液がスムーズに流れるようになるのです。ただし、目の周りは皮膚が薄くデリケートなので、強く押したりこすったりすしないようにしましょう。

    青クマ解消マッサージ方法

    1. 両手の指の腹で、おでこの真ん中からこめかみに向かって、気持ちいい程度に押します。
    2. 両方の中指と薬指の腹を、左右それぞれの目尻に軽く当て、目頭まで目の下の骨のへりをなぞるように持っていきます。同様に今度は目の上の骨をなぞるようにして目尻に戻しましょう。
    3. 1と2を5回くらい繰り返してください。

    鎖骨を押してリンパを流す

    青クマを目立たせなくするには、鎖骨を押してリンパを流すことも効果的です。リンパは流れが悪くなると、不必要な水分や老廃物がたまってむくみを引き起こし、青クマを目立たせやすくしてしまいます。

    リンパは体全体に張り巡らされていますが、鎖骨は全身のリンパの入り口や出口の役割を担っている部分なのです。ここをマッサージすることで、リンパの流れをよくして、青クマを解消することができます。

    リンパマッサージ方法

    1. 手を左側の鎖骨の部分にあてて、上から下になでます。このとき、軽く指圧をかけながら動かすと、刺激があって気持ちがよいです。
    2. 右側も1同様にマッサージします。
    3. これを、左右各10セットずつ行いましょう。

    血行を良くするツボを刺激

    血行をよくするツボを刺激すると、青クマを短時間で解消する効果が期待できます。目の周りには、晴明(セイメイ)、承位(ショウキュウ)、瞳子リョウ(ドウシリョウ)というツボがあります。これらを押して刺激することで、目の下に滞っている血液がスムーズに流れるようになるのです。

    目の周りの筋肉をエクササイズでほぐす

    目の周りの筋肉は使わないと固まってしまい、血液の巡りが悪くなってしまいます。そのため、エクササイズで筋肉をほぐすことがおすすめです。筋肉をほぐして柔軟にすることで、血液の巡りがよくなり、青クマが目立たなくなります。

    目の周りの筋肉をほぐすエクササイズ方法

    1. まぶしいときの要領で、目を細めていきます。
    2. 目を閉じる寸前で止めて、15秒以上キープしましょう。
    3. ゆっくりと目を開けていきます。
    4. 1~3を1セットとして、1日3セット行ってください。

    良質な睡眠で青クマを解消

    睡眠のゴールデンタイムにたっぷり睡眠をとる

    青クマを解消するには、良質な睡眠をとることが大切です。特に、睡眠のゴールデンタイムと呼ばれている午後10時から午前2時に、たっぷりと睡眠をとることをおすすめします。

    この時間帯は成長ホルモンが増えて、体の機能を正常化し、血液の巡りがよくなります。また、寝不足を改善することで、自律神経の乱れを防ぎより血液の流れをよくし、より青クマを改善させる効果が期待できます。

    寝る2時間前から強い光には当たらないようにする

    眠りは、睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」という物質が関係しています。メラトニンは、夕方から分泌されて、夜になるとさらに増えて眠気を誘ってくれます。

    コンビニの照明や、スマホやパソコンの画面の強い光を見ると、メラトニンが阻害されて、寝つけにくくなってしまうのです。すると、睡眠時間が減り、睡眠不足を起こし、青クマができやすくなります。

    青クマを解消させるためにも、就寝の2時間前からコンビニへ行ったり、スマホやパソコンを使用したりするのは、控えるようにしましょう。

    枕の高さを調節して快眠へ

    枕の高さが合っていないと、肩と首の筋肉が張り続けている状態になります。すると、筋肉が緊張し、血液の巡りが悪くなってしまうのです。しかも、神経を圧迫するので、偏頭痛なども引き起こす可能性があります。そのため、枕は自分にあった高さに調節するようにしましょう。

    枕の理想的な高さは、あお向けになっているときに、頭部と頸部の間にできる空間が埋まっている状態がベストです。この状態で寝ることで自然な姿勢を保つことができ、血液の巡りがスムーズになり、青クマや偏頭痛を起こしにくくなります。

    日々の食事で青クマを改善

    ビタミンや鉄分の多い食事をとる

    青クマを改善するにはマッサージをすることや眠りの質も大事ですが、食事で摂取する栄養も重要です。βカロテン、鉄分、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCなどが多く含まれる食事を摂ることで、血液の質を向上させたり、流れをよくしたりする効果が得られます。

    これらが含まれている食材を、バランスよく料理に摂りいれて、目の下の青クマを改善しましょう。

    鉄分補給・鶏レバーの甘辛・生姜風味のレシピ

    必要な食材

    ・鶏レバー       ??  200g
    ・牛乳(下処理用)  1カップ程度
    ・生姜(千切り)     1かけ分
    ☆酒            大さじ2
    ☆砂糖          大さじ2
    ☆みりん         大さじ3
    ☆醤油          大さじ2

    作り方

    1. 鶏レバーは脂肪を取り除き一口大に切って、包丁の先を使って取り除いて流水で洗う。
    2. 1を牛乳に30分程漬けて臭みを取る。牛乳はひたひたの量でOK。
    3. 漬けこんでいる間、鍋に☆を煮立たせる。
    4. 2.をザルに上げて、水でサッと洗い流し水気を切っておく。このとき牛乳が残っていても可。
    5. 3が煮立ったら、生姜と鶏レバーを入れて再び煮立たせる。
    6. アクを取り弱火にして蓋をし、さらに5~6分ほど中に火が通るまで煮る。
    7. 器にレバーを盛りつけて、煮汁はとろみをつけるため煮詰める。
    8. 煮詰めた煮汁を、器に盛りつけたレバーにかければ出来上がり。

    作り方のポイント

    血の塊などは水で洗い流し、牛乳に浸すことで臭みが和らぎます。また、レバーは火を通し過ぎると固くなるので、一度取り出して煮汁だけを煮詰めてください。戻し入れて冷めるまでおくと、味が染みてよりおいしくなります。

    ほうれん草とひじきの鉄分強化サラダのレシピ

    必要な材料

    ・ほうれん草  1束
    ・芽ひじき(戻したもの)  大さじ4~5
    ・ツナ  1缶
    ・コーン  大さじ3~4
    ★マヨネーズ  大さじ3~4
    ★しょう油   小さじ1
    ★すり胡麻(白)  小さじ1
    ★砂糖   小さじ1/2

    作り方

    1. ほうれん草は茹でて(サラダほうれん草ならそのままで)3~4cm幅に切り、芽ひじきは水で戻しておく。
    2. ★の調味料をよく混ぜる。
    3. ボウルにほうれん草、ツナ、コーン、戻して水気をよく切った芽ひじきを入れ、2で畔田調味料を加えてよく混ぜ合わせたら出来上がり。

    作り方のポイント

    ほうれん草、芽ひじき、ツナは水分をよく切ってから混ぜ合わせましょう。また、芽ひじきやコーン、すり胡麻、調味料の量は、お好みで調整してください。

    サプリメントの力を借りる

    青クマを改善しようと食事には気をつけようと思っていても、毎日仕事で忙しくて料理をする時間がなくて、ファーストフードや簡単なもので、食事をすませることもあるでしょう。そんなときは、手軽に栄養素を摂取できるサプリメントがおすすめです。

    サプリメントを摂ることで、食事で摂取できなかった栄養を補うことができます。しかし、生の食材よりもサプリメントは、含まれている栄養素が少ないです。そのため、できるだけ生の食材を調理して食べるようにしてください。

    冷たい飲み物や食べ物は控える

    冷たい飲み物や食べ物は、体を冷やして代謝を低下させます。冷たい物を体内に取りいれると、体全体が冷えてしまい、代謝が低下してしまうのです。

    すると、体が血行不良を起こし、目の下にも影響を与え、青クマができやすくなってしまうのです。そのため、冷たいも食品は控えるようにしましょう。

    寝る前のカフェインやアルコールは控える

    寝る前に、カフェインやアルコールを摂取するのは控えるようにしてください。カフェインやアルコールには、脳を興奮させる作用があります。

    脳が興奮することで寝付きづらくなり、睡眠時間が短くなってしまいます。睡眠不足になると血行が悪くなるので、青クマができやすくなります。これらはできるだけ、寝る2~3時間前までに飲むようにしましょう。

    コンシーラーで青クマを隠すコツ

    オレンジ系のコンシーラーがおすすめ

    青クマを目立たなくさせるには、コンシーラーを使うとよいでしょう。コンシーラーは、シミやそばかす、目の下のクマなどを目立たせなくすることができます。用途により色を変えることで、肌の色ムラができにくくなります。

    青クマがある部分に塗る場合は、オレンジ系のコンシーラーを使用することがおすすめです。暖色のオレンジを使うことで、青クマの色を目立たせなくさせる効果が得られます。

    皮膚の薄い目元はリキッドや筆ペンタイプが塗りやすい

    コンシーラーで青クマを隠す際には、リキッドや筆ペンタイプのものを使用しましょう。これらは、皮膚の薄い目元に塗りやすくて、肌の色をムラなく均一に仕上げることができます。

    また、目元は皮膚が薄くてデリケートなため、摩擦が起こって色素沈着を起こす可能性があります。リキッドや筆ペンを使うことにより、刺激が軽減され、皮膚トラブルが防ぎやすくなるのです。

    クマのないすっきり目元を目指す

    見た目の印象を悪くする青クマは、血行不良によりできてしまいます。睡眠不足や目の疲れ、体の冷え、ストレスなどが原因です。これらを改善することで、青クマを解消することができます。

    また、目の周りのマッサージや、血行をよくするツボを押すことも効果的です。青クマの原因や対処方法を知ってケアを行い、スッキリとした目元を目指しましょう。

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