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他の化粧品を使わない化粧水だけのケア
確かに、朝には洗顔、化粧水、美容液、乳液、クリーム、化粧下地、ファンデーション。
そして夜にはクレンジング、洗顔、化粧水、美容液、乳液、クリーム。
人の肌には本来、自然治癒力や保湿力が備わっています。元気な肌には、余計な栄養分を補わなくても潤い、美肌を維持する能力があるのです。それを、過保護にすることで肌も逆に能力低下してしまう場合もあります。
ただし、それは肌が正確に機能している人に対してのアドバイス。残念ながら、充分に補っているつもりでも栄養不足を起しているお肌は多いのです。
化粧水だけのスキンケア、それがあなたのお肌に適しているのかどうか。化粧水が何のために必要なのか、化粧水の役割といろいろに使い分けなければならないそれぞれの化粧品の役割についておさらいし、スキンケアについて考えてみましょう。
化粧水は、その後の保湿効果を高める役割
保湿とは、肌の水分を維持することをいいます。当たり前のように思うかもしれませんが、「維持する」を化粧水でできるかどうかを考えれば、化粧水には「維持する」ための成分を含んだものは少ないのです。
化粧水には水溶性の栄養成分が含まれています。そして、化粧水の大きな役割のひとつは、その後の美容液や乳液の浸透効果を高めることです。また、グリセリンやエタノールという成分には角質層の結合を緩める働きがあり、その後の美容成分の浸透につなげます。
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私は化粧水の前には必ず収れん化粧水を使用しています。 収れん化粧水をしてお肌の毛穴を引き締めると、化粧崩れしにくくなりオススメです。特に私は脂性肌なので、毎日のスキンケアに収れん化粧水はかかせなくなりました。 乳液はミルクタイプの乳液よりも、ジェルタイプの乳液を選んでいます。仕上がりがしっとりよりもさっぱりの方が私は心地よいです。
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基本は乳液・クリームなど他の化粧品も併用すること
乳液とクリームの違いは、油分と水分の配合率の違い。クリームには乳液よりも油分が多く含まれています。これは肌に必要な栄養成分は水溶性と油性の性質をもつものに分かれるためです。化粧水、乳液、クリームと、水性から油性のものへステップを踏んで浸透させてゆきます。最後のクリームで皮脂膜を強化し、保湿、水分維持をはかります。
保湿ケアのおさらい
保湿を考えるためには、肌の構造を理解する必要があります。肌の最先端には角質層という層があります。これは死んだ細胞が折り重なってできた層、肌を外的な影響、紫外線や雑菌、温度変化などからお肌を守っています。しかし、悪いものもこの角質層から侵入できませんが、良いもの、栄養成分のほとんどがこの角質層で遮断されているのです。
保湿に必要なのは水分と油分
角質層を構成するのは「角質細胞」(いわゆる死んだ細胞のかたまりです)と、そしてそれを取り巻く「細胞間脂質」(セラミドやNMF天然保湿因子で構成され、肌の水分を維持しています)。この「細胞間脂質」が厚くしっかりと結合することが角質層の役割を強化します。そのために必要なのが厚みを増すための水分。
そして、一番最先端を守るのが皮脂膜。油性の膜です。油性だから、内部の水分の蒸発も防ぎます。その強化に必要なのが油分です。
▼さらに詳しい解説はこちら
肌の水分量はどのくらいが理想的?保湿をしてくれる皮膚のしくみとは
化粧水だけでは水分の維持はできない
化粧水は水溶性の栄養分を補い、角質層の厚みを増し、保湿強化の役割も果たしています。しかし、化粧水は水性。水は蒸発して気化してしまいます。肌にせっかくの水分を補っても、その蒸発を止める何かの機能は必要です。それが皮脂膜、油性の乳液やクリームの役割です。
乳液や美容液、クリームだけはOKなの?
肌が敏感な状態で化粧水がしみる場合は、化粧水に含まれる栄養成分が今の肌状態に負担や刺激となっていることも考えられます。その場合はクリームの塗布だけで、化粧水の使用を控えたほうが無難です。化粧水を付けない、化粧水なしで美容液やクリームだけのスキンケアも検討してみましょう。
そこで、最近注目されているのがホホバオイル。
ホホバという植物から採取される天然オイルで、不要な角質を取り除くピーリング効果、豊富な栄養成分でハリと潤い、保湿効果にも優れ、ニキビや毛穴ケア、さまざまなトラブルの改善にも効果を発揮すると考えられています。
天然オイルなので、クリームの前の使用が一般的。けれど、ホホバオイルのみの使用でも効果的だと評判を呼んでいます。
基本、肌能力に自信のある方に必要以上のスキンケアは逆効果になる場合もあります。
肌は本来理想的な状態を維持する能力は持っているのです。化粧水だけのスキンケア、試してみる価値はあります。
ます、
ゴシゴシ洗いをしない、肌への刺激を与えない、お肌の為になる洗顔。
洗顔後はすぐに化粧水。適量を手で肌温に温めて塗布。一度に多くはつけ過ぎない、塗布したあとはしばらく手で肌を覆い、肌温で温めてください。これを2~3回に分けて行うことでお肌に適した水分と栄養分を補うことが出来ます。
化粧水ケアで注意すること
何気なく付けている化粧水も、付け方ひとつで効果は変わってきます。お肌のためになるスキンケアをしているつもりが、逆にお肌を痛める結果になっている場合もあります。
朝や夜の洗顔の後水分をしっかり取りすぐつける
洗顔後の水分は清潔なタオルで吸収させるようにふき取ってください。水道水に含まれる塩素はお肌に刺激になるほか、保湿力を低下させ、炎症を悪化させる原因にもなる場合もあります。
洗顔後の化粧水は10分以内に付けるようにしてください。角質層は洗顔後結合も緩み、美容成分の浸透効果も上がりますが、10分程度でまた元の状態に戻ってしまいます。
化粧水はつけ過ぎない
化粧水のつけ過ぎはお肌には逆効果。角質層をふやけさせてしまいます。バリア機能も低下して、赤みやかゆみ、ニキビの悪化など、さまざまなトラブルの原因になります。また、肌の水分も蒸発させて、逆に乾燥肌の原因になったり、それが慢性化すればしみやしわの原因にもなります。化粧水は3回に分けて塗布、肌が手に吸い付く感じが適量です。
叩いたりせずハンドプレスで優しくつける
手で付ける場合は肌温で温めて塗布すると浸透効果も上がります。コットンで付ける場合は、強く叩きすぎないように注意してください。逆のお肌の負担になります。そして、手でもコットンでも仕上げはハンドプレス。しばらくお顔を手で覆い、肌温で温めてください。少しのいたわりでも浸透効果はあがります。
【肌タイプ別】おすすめの化粧水
脂性肌
オルビスアクアフォース
肌の調子の良さを決める肌表面から0.02mmにある角質層の水分量に着目した化粧水。新配合のうるおいマグネットAQは乾燥ポイントにぐんぐん浸透し、さらに逃げやすいクリームをクリーム並みに逃さない構造。
角層の水分量にアプローチするスキンケアで乾燥、インナードライ肌にも対応し、肌の中をうるおいでヒタヒタに貯水してくれます。
エトヴォス セラミド モイスチャライジングローション
保湿力に優れたオイルや、保湿作用の高い成分が配合された保湿乳液で、油分と水分をバランスよく補給することができます。『洗顔から保湿を考える』という発想で誕生し、少ないステップのシンプルケアで、肌のバリア機能を守ります。
乳液状のコクのあるテクスチャーで、ベタつかずしっとりとした使い心地。乾燥で敏感になっている敏感肌でも安心して使うことができ、大容量で全身に使うこともできます。手足やかかとなどの乾燥が気になる人にオススメです。
b.glen QuSomeローション
ビーグレンは上質な素材にこだわり薬学博士が開発したものです。独自の方法で有効成分を角層部分まで浸透させることができる技術がキューソムです。この技術により肌の本来の力をよみがえらせます。
エンリッチローション(サイクルプラス)
過剰な皮脂を抑える効果を持つ両性ビタミンC誘導体配合。ヒアルロン酸オリゴペプチドなどの保湿成分が肌に弾力を与え、滑らかな美肌に導きます。
朝のふくだけ化粧水 さっぱりタイプ
コットンに付けてふくだけで、洗顔と化粧水までができる、洗い流し不要の洗顔・化粧水。皮脂や汚れを浮かしてふき取り、浸透型ヒアルロン酸など3種の美容成分が保湿、ハマメリス葉エキスが肌を引き締め、みずみずしい美肌に整えます。
スキンコントロールローション(さつぱりタイプ)
口コミで評判。ニキビの改善にも効果的。7種の保湿成分、10種の薬草エキス配合。テカリを防ぎ、さわやかな感触で優しく肌を引き締め、潤いを与えます。
乾燥肌
アヤナスローションコンセントレート
極小・高保湿なヒト型ナノセラミド配合。角質層を潤い、お肌を外的な影響から守ります。アルコール・香料無使用で敏感肌でも安心。乾燥肌が原因の表情しわ、小じわ対策におすすめです。
ヒフミドエッセンスローション
角質層への浸透効果も高いヒト型セラミド1、2、.3を配合。肌をしっかりと潤い、ハリと弾力のあるお肌へと導きます。もっちり、しっとりとした使用感です。
コラージュ 薬用保湿 化粧水 とってもしっとり
アミノセラミドや水溶性コラーゲン配合。潤い成分でかさつく肌もしっとり。もっちりした使用感。低刺激で敏感な状態のお肌も安心使用。
Drウイラード・ウォーター
生命に必要なミネラル50種類以上も含まれたリグナイトを独自の製法で利用。
肌の健康維持の決め手として全ての肌タイプにおすすめできる化粧水です。
大高酵素ヘーラールーノ
植物酵素とミネラルがあふれる化粧水。植物の生命を天然乳酸菌で発酵、熟成。
添加物不使用。全ての肌タイプにおすすめ。口コミでも注目のひと品です。
オルナオーガニック化粧水
コラーゲン3種、ヒアルロン酸4種、セラミド配合。敏感肌にも安心の9種の添加物を無配合。22種のオーガニック天然成分、12種の美容成分配合。リピーター率90%以上。
敏感肌
薬用ユースキンSローション
優しい使い心地のミルキージェルがしっとりお肌に浸透。水分と油分を同時に補います。
バリア機能の低下したカサカサ乾燥肌もしっとり、優しくいたわります。
肌をうるおす保湿浸透水ライトタイプ
敏感肌にも可能な限り穏やかに作用するように刺激成分は不使用。保湿アイテムのすべてに5種類の必須セラミドを配合。大豆由来成分と組み合わせることで、相乗的に保湿力を発揮、敏感なお肌を潤します。
キュレル皮脂トラブルケア化粧水
乾燥だけでなく、過剰な皮脂でも肌荒れを繰り返す敏感な肌に。
「セラミド」ケアと「皮脂対策」で滑らかな潤い肌に整えます。
の肌と相談。正しい方法で美肌を目指そう
化粧水だけのスキンケア、効果的かどうかは個人の肌の状態によってそれぞれです。ただもし、今のスキンケアが過剰であるように思うなら試してみるべき。
肌も加齢や生活習慣によって変わってきます。そして、その日の肌状態も毎日少しずつ違っています。今、必要な栄養成分、そして、今日必要な栄養成分を見極められたら、美肌は実現可能です。